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 デジタルモンスターCOLOR Ver.1進化表 

幼年期 成長期 成熟期 完全体 究極体 究極体+
       
 
 
   
   
 
   

・進化表のデジモンをクリックすると該当のデジモンの項目にジャンプします。
・デジモンのドットにカーソルを当てる(ケータイの場合は長押し)と名前が出ます。
・データは自分で調べたものの他、公式サイトやこちらのサイトを参考にしています。
初代デジタルモンスター攻略に登場したデジモンに関しては、設定的なコメントはほとんど省いています。


ボタモン スライム型 属性なし
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
幼年期Ⅰ 5g - 約10分 約3分 - - -
必殺技 酸の泡
◇ 誕生条件 ◇
デジタマの孵化開始から8秒経過
◆ 進化先 ◆
コロモン
 Ver.1を買った人にとっては記念すべき初育成のフルカラー16ドットとなる…が、元デザインの都合上あまり印象が変わらない。 ペンデュラムZで登場していたばかりでもあるし、特にありがたみもない。そんなだからか、デジタマからわずか8秒で爆誕しては、わずか10分で進化してしまう生き急ぎっぷり。  さておき、かつての初代ギアではこの形態で約1時間を過ごし、その間に爆速で腹を空かせたりウンチをしたり急に寝たりとお世話が忙しかったものだが、 今回は誕生してすぐにエサとプロテインを食わせまくれば、パラメータサイクルがまわって呼び出されるよりも早く進化時間を迎えるため、ウンチを3つするだけであまり手がかからない。 ただ初代と違い、この形態でもエサやプロテインの摂取で体重が増加する仕様になっている様子。

 なお、初代ギアでは体の左右端の段差は1ドットだったが、今回は2段仕様。この差異はかなり古くからあるもので、なんならPSのデジモンワールドの時点で既に2段。 まぁ2段の方が自然というか、重力で潰れ気味なやわらかボディなのが分かりやすいとは思う。  それにしても、攻撃待機中の横向きの状態はすごく体が縮こまっている。

コロモン レッサー型 属性なし
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
幼年期Ⅱ 10g PM 8:00 約12時間 約30分 - 1回 -
必殺技 酸の泡
◇ 進化条件 ◇
ボタモン:条件なし
◆ 進化先 ◆
アグモン ベタモン
 薄ピンクボディが再現され、特徴的な長い耳がカットされたこのドットでも、ちゃんとコロモンなのが認識しやすくなった。 攻撃時などに見せる灰色の小さな牙は背景によっては溶け込んでしまい、俺は初育成時がラボだったので「またドットミスか?」と思わされたりもした。 ところで当時に比べて体高が縮んでいるが、これまた初代デジワーの時点でこうらしい。カラードットの先輩として参考にしていたのだろうか。

 なお、今作は久々に幼年期Ⅱはバトル不可の仕様に戻っているため、狩りに怯えずのんびりと幼少期を過ごすコトができる。 しかし全体的に当時のギアよりパラメータサイクルが早め(当時のコロモンは約57分)なので、不意のお世話ミスには注意。

アグモン 爬虫類型 ワクチン種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成長期 20g PM 8:00 約24時間 約48分 20 2回 30
必殺技 ベビーフレイム
◇ 進化条件 ◇
コロモン:育成ミス3回以下
◆ 進化先 ◆
グレイモン ティラノモン デビモン メラモン ヌメモン 
 カラー化によって魅惑のチキンナゲットボディをいつでも堪能できるようになった。 この頃のアグモンは公式デザインより口が先細っているので、なんとなく大人しく控えめな印象を受ける(規則的成長期というコトもあって、当時の攻略本では優等生的キャラ付けが多かったのもある)。さすが後の超メジャーデジモンだからか初代準拠でもアクションが表情豊かで、イヤイヤアクションなんか本当にイヤそう。ちなみにお布団カラーは青。

進化アドバイス
 条件は規則的(育成ミス3回以下)育成というだけなので、当時のギア同様にむしろ進化は簡単。なんなら、ひたすら寝かせておくだけでもいい。

ベタモン 両生類型 ウィルス種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成長期 20g PM 9:00 約24時間 約38分 20 2回 25
必殺技 電撃ビリリン
◇ 進化条件 ◇
コロモン:育成ミス4回以上
◆ 進化先 ◆
デビモン メラモン エアドラモン シードラモン ヌメモン 
 トレードマークのトサカがオレンジに着色されてなんとも鮮やか。思いのほか目のハイライトが強く、なんだかカービィのキャラっぽさもある。  ベタモンと言えば元祖・不規則系のサボリキャラでもあるが、当然のようにアグモンよりはちょっと弱めの設定にされてしまうのが分かっていても悲しい。

進化アドバイス
 当時とは「育成ミス」の仕様が変わり、放置するだけでペナルティとしてカウントされるようになってだいぶラクになった。  放置しすぎてデジモンを死なせては元も子もないが、12時間しか活動できない幼年期Ⅱを放置で死なせてしまうコトもそうそうないだろう。 逆に、12時間の内にちゃんと育成ミスを稼げるよう、デジモンが起きている時間を多めにとっておくのも大事だ。

グレイモン 恐竜型 ワクチン種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 30g PM 9:00 約36時間 約59分 30 1回 50
必殺技 メガフレイム
◇ 進化条件 ◇
アグモン:育成ミス3回以下 トレーニング32回以上
◆ 進化先 ◆
メタルグレイモン
 当時の攻略本ですら「犬に似てる」だの「サイ」だのと揶揄されるほどに獣感あふれるドットだったが、カラーでグレイモン最大の特徴である兜が表現され、主役デジモンに恥じないカッコよさを手に入れた。 まぁ、「色さえつけば化ける」というのは初代デジワーどころかそれより前のVer.Sから分かっていたコトだったし、白黒ドットにしても最初からペンデュラム版 みたいにしてくれていれば、とも思うが…。  何はともあれ、唯一の欠点だった兜脱げてる問題が解消されたおかげで、元々備わっていたアクションの表情豊かさも一気に活きてくる。ちなみにお布団カラーはアグモンとほぼ同じ青。

進化アドバイス
 初代同様に、32回以上ものトレーニングを要求してくる。回数的にはVer.2よりマシだが、トレーニング内容を思えばこちらの方がかなり面倒。 進化までの時間的余裕もないし、できるだけすぐに稼ぎきっておこう。「どりょく」はトレーニング回数を16回までしか視認できない役立たず要素なので、 アグモンを50gちょっとまで太らせてから、最低体重になるまでひたすらトレーニングを繰り返そう。後はせっかく満たした条件を無駄にしないように、ひたすら寝かせておけば安全だ。

ティラノモン 恐竜型 データ種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 20g PM 10:00 約36時間 約59分 30 2回 45
必殺技 ファイアーブレス
◇ 進化条件 ◇
アグモン:育成ミス4回以上 トレーニング5~15回 満腹3回以上 睡眠妨害4~5回
◆ 進化先 ◆
マメモン
 初代に引き続きVer.1の看板キャラを担当。その割に進化的には尊重されていないのも初代通りで、せっかく恐竜なのにマメモン一択はやはり寂しい。マスターティラノモン実装はいつの日か。
 看板キャラだけあって?元々16ドットはグレイモン以上にイカしていたが、カラー化のおかげで赤い体と緑の背びれの鮮やかな対比が表現された。背びれは主線部分が黒でなく濃い緑色になっているので、エネルギー状っぽくもあってカッコいい。ただ、淡いぶん印象が控えめで背景に埋もれたりもするので、白黒の時よりなんだか細身に見える時も。 なんとなく笑顔に見えがちだったこのタイプの目つきも、瞳が表現されたコトで印象を変えている。 お布団は背びれと同じ緑色の柄で、コーディネートにも気を遣っているようだ。

 余談だが、実はティラノモンは白黒ドットの段階だと一番右下の爪部分が「欠けているのが正解」なのだが、今作のカラードットでは知ってか知らずか普通にシッカリと足をついている。 ついでに言うと、ドットミスの宝庫だった「ver.20th」同様に左腕根本のドットが欠けているのだが、一応影として濃いめに塗られている部分なのでそう目立ちはしない。

進化アドバイス
 かつては初代シリーズでもエアドラモン、シードラモンと並び特に進化が難しいとされていた1体。しかし今回は育成ミスの仕様がシンプルになっているのもあって、そう難しいものでもない。トレーニングの必要条件が妙に少ない上に狭いのが特徴的。 なお、初代とは違って「睡眠妨害が必要になっている」変更点に注意。こちらの条件も範囲が狭く、睡眠妨害が0~3回でも、あるいは6回以上でもヌメモンになってしまう。

デビモン 堕天使型 ウィルス種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 40g PM 11:00 約36時間 約48分 30 1回 50
必殺技 デスクロウ
◇ 進化条件 ◇
アグモン:育成ミス3回以下 トレーニング31回以下
ベタモン:育成ミス3回以下 トレーニング48回以上
◆ 進化先 ◆
メタルグレイモン
 カラー化によって元デザイン通りに全身が真っ黒になった。 目や胸部の赤が効果的なアクセントで、左肩や右足のドクロが白いワンポイントで表現されていたりと、見る目を飽きさせない緻密な仕上がり。  お布団カラーは紫で、白い部分も淡く紫がかっていて闇を思わせるこだわりのコーデ。 なお、初代準拠なので必殺技はやはり「デスクロウ」と言いつつパンチンググローブを飛ばしてしまうが、 ちょうどこのドットが赤いので「敵を貫いて血まみれになった拳を飛ばしている」と補完できそう。 細身の印象がある割に意外と体重は重いのも初代準拠。まぁドットだとけっこうずんぐりむっくりしてるもんな…。

進化アドバイス
 アグモンからの進化は実にラクチンなのに、ベタモンからの進化はグレイモン以上の苦行。単にデビモンを育てたいだけなら、素直にアグモンからにしておこう。

メラモン 火炎型 データ種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 30g PM 12:00 約36時間 約48分 30 2回 45
必殺技 バーニングフィスト
◇ 進化条件 ◇
アグモン:育成ミス4回以上 トレーニング16回以上 満腹3回以上 睡眠妨害6回以上
ベタモン:育成ミス3回以下 トレーニング47回以下
◆ 進化先 ◆
マメモン
 フルカラーになった燃えるマグマのファイヤーマン。この頃はデビモン同様に基本ドットが左右対称の正面向きなのが特徴的だが、左右反転時には塗りも反転するため、 メラモンの場合はそれが炎の揺らぎのように見えてイイカンジ。初代メラモンを語る上では外せない、イヤイヤアクション時のファイヤーダンスも健在だ。 お布団カラーは意外と地味な灰色。当時の公式イラストで、メラモンが布団で寝ていると火が燃え移ってしまう…というものがあったが、カラーになった状態で改めて寝姿を見ると、火事が心配になってくる。
 瞳の塗り分けでちょっとコワくなってしまったメラモンスマイル

進化アドバイス
 ベタモンからなら適当に寝かせておくだけでOKなので楽。 アグモンからでも別に難しくはないが少し面倒。また、初代と違い睡眠妨害が必要な点にも注意。

エアドラモン 幻獣型 ワクチン種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 30g PM 11:00 約36時間 約38分 30 1回 50
必殺技 スピニングニードル
◇ 進化条件 ◇
ベタモン:育成ミス4回以上 トレーニング8~31回 満腹3回以下 睡眠妨害9回以上
◆ 進化先 ◆
メタルグレイモン
 元ドットは真っ白でパーツの区切りすらほぼなかったくせに、メチャクチャ鮮やかに塗り分けてもらっている。公式絵で目立つ「歯茎」も赤いラインでシッカリ再現されているのが芸コマ。 公式設定でも希少種のデジモンではあるが、「Ver.1成熟期の中で唯一正統進化どころか亜種すらいない」という擦りネタが今なお通じ続けてしまう悲しいヤツ。ついでに言えば、16ドットでの育成ギア登場も「初代Ver.1絡み」だけでメチャクチャ少ない(一応、ヴァイスドットではプログレス1にも出ている)。今回もその希少な機会なので、その雄姿を目に焼き付けておこう。改めて見ると、笑顔のかわいさと怒り顔の怖さのギャップがすごいし、どうせならエサは笑顔で食べてほしい。 お布団カラーは白地にハデなイエロー模様。シードラモン同様、ヘビみたいな体のくせに布団で寝るのがなんとも意外だが、やはり幼少のベタモン時代を野晒しで過ごしていたために、フトンへの憧れが強かったのだろうか。

進化アドバイス
 相変わらず妙に執拗な睡眠妨害を求められるデジモン。早めにトレーニングを8回こなしておき、あとは空腹をメインに育成ミスを稼ぎながら睡眠妨害を重ねていこう。睡眠妨害そのものは育成ミスにならない点に注意。

シードラモン 水棲型 データ種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 20g PM 11:00 約36時間 約38分 30 2回 45
必殺技 アイスアロー
◇ 進化条件 ◇
ベタモン:育成ミス4回以上 トレーニング8~31回 満腹4回以上 睡眠妨害8回以下
◆ 進化先 ◆
マメモン
 白黒だと同僚のエアドラモンより羽がないぶんなんだか損した感があったが、色のパワーで差別化が補強された。青い体に走る赤い縞模様がキレイだし、目の塗り方もなんとなく他のデジモンよりも深みを感じさせる。お布団カラーが全体的に青みがかっているのも、流石水系デジモンの代表格といった感じだ。 しかし、シードラモン種と言えば後に進化形態が色々と充実した種族なので、マメモンにしかなれない初代環境に改めて放り込まれると物足りなさが否めない。ティラノモンとの兼用進化でブラキモンあたりも出してほしかったな。 なお、初代では「8時に起きて10時に寝る」というコトで活動時間が最長級なのが地味に特徴的だったが、今作だと11時就寝となってスコアはさらに伸びた。…まぁ、12時組がいるので最長クラスではなくなってしまったのだけれども。

進化アドバイス
 パッと見大変そうだが、不規則の仕様が変わったのもあってけっこう簡単。まずはトレーニングを8回済ませ(この回数域なら「どりょく」が回数チェックに使える)、あとはエサだけしっかりと与えて満腹回数は稼ぎながら、同時に筋力放置で育成ミスを稼いでいけばいい。

ヌメモン 軟体型 ウィルス種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 10g PM 12:00 約36時間 約28分 30 3回 40
必殺技 ウンチ
◇ 進化条件 ◇
アグモン:育成ミス4回以上と、下記のどれかを満たす
・「トレーニング4回以下」 ・「満腹回数2回以下」
・「トレ5~15回、満腹3回以上、睡眠妨害3回以下または6回以上」
・「トレ8~31回、満腹4回以上、睡眠妨害3回以下または6回以上」
・「トレ16回以上、満腹3回以上、睡眠妨害5回以下」

ベタモン:育成ミス4回以上と、下記のどれかを満たす
・「トレーニング7回以下または32回以上」
・「トレ8~31回、満腹4回以上、睡眠妨害9回以上」
・「トレ8~31回、満腹3回以下、睡眠妨害8回以下」
◆ 進化先 ◆
もんざえモン
 ハズレデジモン界の重鎮。今作は一部の進化条件が本家から地味に大きく変わっていたのもあって、このヌメモンのハズレ枠っぷりを今一度味わったテイマーも少なくないのではないだろうか。  カラー化して赤い瞳が特徴的になったせいか、なんとなく以前よりも表情が凛々しく見える。

進化アドバイス
 いわゆる「他の成熟期の条件を満たしていない時」に進化する。ただ、育成ミス4回以上というのは絶対で、ひたすら寝かせているだけだとアグモンはデビモンになり、ベタモンはメラモンになる。まぁ不規則かつトレーニングをしないだけでOKなので、半日ほど放置して育成ミスを稼ぎきったら、後は死なない程度にエサやプロテインを食わせておくのが手っ取り早いだろう。

メタルグレイモン サイボーグ型 ウィルス種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 40g PM 8:00 約48時間 約59分 40 1回 100
必殺技 ギガデストロイヤー
◇ 進化条件 ◇
グレイモンデビモンエアドラモン:完全体条件を満たす
◆ 進化先 ◆
ブリッツグレイモン
 青くて腐っててウィルス種な方のメタルグレイモン。元々黄色い方とはドットも差別化されていたが、フルカラーとなってより分かりやすくなった。 白黒の時点でも十分に完成されていたドットは、カラー化のおかげで体色以外にも、頭部メットや胸部ハッチ、左腕のトライデントアームといった機械部分が表現され、より素晴らしいものになった。 ただ、個人的には後頭部と羽の隙間が「空白」扱いなのが気になるので、ここは赤く塗って髪にしとけば良いのにと思うのだが、初期の頃からカラードットのメタルグレイモンはこの部分が空白という公式解釈であるようだ。 お布団カラーは紫で、今作では妙に寝るのが早いのも意外な特徴。まぁ25年も経てばトシとるよな…。 なお、初代では完全体中最弱クラスだったが、今回はしれっともんざえモン系と同格に並び立っている。

マメモン 突然変異型 データ種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 5g PM 11:00 約48時間 約59分 40 1回 85
必殺技 スマイリーボム
◇ 進化条件 ◇
ティラノモンメラモンシードラモン:完全体条件を満たす
◆ 進化先 ◆
バンチョーマメモン
 完全体でありながら、幼年期や技ドットと同じ8×8に収まってしまうミニマムさは健在。 銀色ボディや赤いグローブなどでちゃんとマメモンらしくなっているものの、如何せんドットの描画範囲がなさすぎて、あまりデザイン再現度が上がってないのはご愛敬。 なんなら、技ドットの爆弾の方が導火線が細かく描写されて見違えているような気もする。実は  を飛ばしてくれた方が公式再現度がずっと高いというのは秘密。  なお、ここの掲載ドット(一応、公式宣材を参考に塗っている)だとなんか顔がわかり辛いように見えるかもしれないが、実機だと発色がいいので特に問題ない。むしろ淡すぎて、足先や開いた口などの灰色がすぐ背景に溶け込んでしまう。

 初代に比べると就寝時間が妙に遅くなっているがそれよりも、完全体では中堅クラスだった強さが、今作でしれっと最弱クラスに格下げされてしまったのがショック。 どうせ究極体が追加されているのだから完全体のパワーバランスに今更あまり意味はないとはいえ、差は僅かでもいいから順列はやっぱ「もんざえ系>マメ系>メタグレ系」のままでいてほしかった気持ち。成熟期の強さ関係は変わってないので尚更。

もんざえモン パペット型 ワクチン種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 40g PM 9:00 約48時間 約48分 40 1回 100
必殺技 ラブリーアタック
◇ 進化条件 ◇
ヌメモン:完全体条件を満たす
◆ 進化先 ◆
しんもんざえモン
 サイボーグ恐竜よりも強いマメ粒野郎よりもさらに強いクマのぬいぐるみとして、かつてVer.1最強の座に君臨していた謎のデジモン。とはいえそれも大昔の話で、完全体を超える「究極体」が出てきてからは流石に分が悪く、さらに「ヘンなヤツ」よりも「カッコいいヤツ」の方が普通に強いバランスにされてしまってからも久しい。かくいう今作でも、メタルグレイモンがいやに力をつけてもんざえモンと同レベルにまでのし上がっているのは、過去の最強ぶりを知っているとやはり受け入れ難いような、横並びでも完全体トップを維持できただけマシだったような…。  さておきドットに色がついて、シンプルな公式デザインをほぼ完全再現するレベルにまで至っている。白黒時代では普通に穏やかだった表情に、赤く怪しい眼光が垣間見えるのがイイカンジだ。
 寝姿のお人形さんっぷりもパワーアップ。初代同様に寝るのも早い。

ブリッツグレイモン サイボーグ型 ウィルス種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 50g PM 11:00 - 約59分 50 1回 170
必殺技 プラズマステーク
◇ 進化条件 ◇
メタルグレイモン:育成ミス1回以下 完全体条件を再度満たす
◆ 進化先 ◆
オメガモンAlter-S
 電流火器を豊富に備えた真っ赤な装甲で全身を包む、ウォーグレイモンの亜種。 格闘戦を得意とし、強固な防御力を持つ相手であっても、両腕の武装から放つ必殺電流「プラズマステーク」で敵を内側から破壊してしまう。 他にもプラズマ粒子を散布して構成するバリア「エレックガード」や、雷撃を放出して推進器にも砲撃にも使える背面の装備「サンダーバーニア」など、電気を自在に操って戦う。

 「デジタルモンスターver.20th」で初登場したデジモンで、20th同様に今回も「メタルグレイモン青の進化先」として登場。 しかし、ウィルス種の機械系グレイモンとそれなりにルーツはあるものの、今更「これがメタグレ青の進化です!」とお出しされてもイマイチ納得しきれない所がある。赤すぎるせいだろうか。  アニメ「デジモンアドベンチャー:」にも少しだけ登場したが、そこでは黄色いメタルグレイモンからの特殊進化であったため、ますます青い方とのルーツが弱まってしまった感。今後の作品に期待したいところ。

 ドットとしては元々見た目は整っていて、さらに着色ブーストがかかり一見かなり良さげに見える……のだが、いざ育ててみるととにかくアクションが単調。 一応表情は変わりはするが後は手足が僅かにズレるくらいで、基本状態からポーズが全然変わり映えしてくれない。なんとケガをしたり睡眠中であっても立ちっぱなしなのだから恐れ入る。立ち上がれ!勇者は僕の中にいる(~赤い衝撃~)

バンチョーマメモン 突然変異型 データ種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 5g PM 11:00 - 約59分 50 1回 150
必殺技 護王流伝羅守(ごーるでんらっしゅ)
◇ 進化条件 ◇
マメモン:育成ミス1回以下 完全体条件を再度満たす
◆ 進化先 ◆
-
 デジタルワールドに5体存在するという「バンチョー」の称号を持つ1体。 世界の規律に馴染めず、それに抗うように世を捨てた暮らしを送っていたが、同様にあぶれたデジモン達に手を差し伸べていく内に、「豆門連合」と呼ばれる一大勢力を築くに至った。 規律に背く違法集団である豆門連合の元へは、更生のためにと立ちはだかる敵が幾度となく現れたが、バンチョーマメモンは持ち前の漢気で、仲間を失うことなく敵を退けてきた。 背に羽織った「GAKU-RAN」はバンチョーレオモンの物と同様に物理攻撃をほぼ無力化する高い防御性能を誇り、これにより自分以上に仲間の窮地を救ってきたとされる。  必殺技は、両腕に持つ愛用の棍棒「黄金罰斗(おうごんばっと)」の猛撃により敵を叩きのめす「護王流伝羅守(ごーるでんらっしゅ)」。また、周囲に漂う野球ボールのような舎弟「ブラックヒッキーズ」を打ち飛ばす「千本爆砕(せんぼんどっかーん)」、全身の鎖を利用して自身を弾丸として突撃する「特攻漢弾(ぶっこみおとこだま)」など、喧嘩スタイルに特化した高い戦闘力を持つ。

 2005年に登場したバンチョーレオモンに続き、2014年にようやく現れた2体目のバンチョー。マメモン族の究極体としては既にプリンスマメモンやトノサママメモンがいたのでその点でも遅いのだが、前者2体がイロモノすぎたせいか、マメモン究極体としてはバンチョーの支持が一番高いように思う。 マメモン族は爆弾使いなのに究極体3体がいずれも爆弾を使わないのは未だに引っかかるが、その点でもバンチョーは比較的マシかな…。  育成ギアにはブリッツグレイモン同様、「ver.20th」の追加組。ドットはマメモン族らしく体が小さめで、最低限の特徴だけ追加されているのは面白い…ものの、ブリッツ同様アクションが地味。両腕には常にお箸…いやドラムスティック…いや黄金罰斗を持ち続けているのが特徴で、ダウン時にちょっと傾く以外はひたすら上に向けたままなのがどうにも単調。せめて寝る時はしまえ。攻撃時なんか勢いよく振り降ろしてくれればいいのに、折ったチューペットを片方分けてあげるかのような地味すぎアクションが炸裂する。そんなところで優しさを出すな。 一応カラー化の恩恵で、元ドットが抱えていた「学帽と顔がぐちゃぐちゃでどうなってんだか分からん問題」が解消されたりしたが、やっぱりできればアクションにも手直しがほしかった。  一方、技ドットは20thの頃から個性的…というか、なんだか見慣れないものが使用されている。実はこれ、「ペンデュラムプログレス」の汎用技ドットだったりする。懐かしい気分に浸れたが、ずいぶん変わったところから引っ張ってきたもんだと思う。

 ちなみに今作だとマメモン系は完全体中最弱だが、バンチョーマメ系もまた究極体中最弱にされてしまっているようだ。挫けずに己を貫き、世界の規律に抗い続けろ、バンチョーマメモン!

しんもんざえモン パペット型 ワクチン種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 40g PM 11:00 - 約48分 50 2回 170
必殺技 スイートラブリーアタック
◇ 進化条件 ◇
もんざえモン:育成ミス1回以下 完全体条件を再度満たす
◆ 進化先 ◆
-
 もんざえモンが「悪夢」のデータを取り込み進化した究極体デジモン。部分的にはテディベアの形状を維持しているが、実態はスライム状とも雲状ともつかない不定形のエネルギー体へと変貌している。特に背中からは体の一部が翼のように大きく膨張しており、食事の時はこれで対象を包み込んで吸収してしまう。 性格は幼稚な気分屋で、シンプルで可愛らしいものを好んで取り込もうとする習性を持つ。そのため成長期以下の幼いデジモンをターゲットにして行動するが、逆に成長が進んだデジモンは激しく嫌悪している。 必殺技は、左目から放つレーザーで敵のデジコアを撃ち抜く「スイートラブリーアタック」。その他にも、エネルギー体を飛散させて敵の意識を奪う「ナイトメアレイン」や、右腕を巨大なハンマーへと変形させて敵を叩きのめす「ファンシーファンタジスタ」を持つ。

 ついに登場した「もんざえモン究極体」。新もんざえモンなのか真もんざえモンなのかシン・もんざえモンなのかは不明。 初登場は今作より少し前の「バイタルブレスBE デジタルモンスター25thアニバーサリーセット」となるが、まぁ今作への登場も織り込み済みのキャラクターだろう。公式からは明言されていないが実質上の「25周年記念デジモン」だと言えそう。 その見た目はもんざえモン、ワルもんざえモン、もんざえモンXの3体を足して割ったような雰囲気(開発時期的に偶然だろうが、スプラトゥーン3のラスボスにもかなり似ている)。 個人的には正直「別にベルフェモンスリープモードでよくない?」って感じであまりピンと来ていないが、以前のように「ヌメモン→もんざえモン→プラチナヌメモン」と進化を乗っ取られる流れが定番化するよりは、ちゃんともんざえモンとしての究極体が出てきたのは良かったかな、とも思う。 必殺技のスイートラブリーアタックが急にレーザーになっているのは、超初期のアラカルトやPSP版デジモンアドベンチャーに「目から光線を放つもんざえモン」があり、その要素を拾ったものだと思われる。ラブリーではないだろ。

 16ドットは白黒だとどう見ても「カイジ」に出てくる班長としか言いようがなかったが、色のおかげで左右非対称っぷりも強調され、だいぶ見栄えが良くなった。  モーション自体は可もなく不可もなく、技ドットがもんざえモンから変わらないのが残念だったりはするものの、バイタルブレスの時とは違って睡眠時にお布団(柄は紫色)を使うようになったりと、見所はある。なお、設定でわざわざ「翼を使って食事をする」とある割に、ドットでは普通に手掴みで食べる。 ちなみに、元最強キャラのもんざえモンが進化したのだから今度こそ最強!……とはいかず、ブリッツグレイモン系と同ランクだし、さらに上には合体究極体が存在してしまうのがちょっと残念。

 「ニカッ!」って感じの笑顔が素敵。

オメガモンAlter-S 聖騎士型 ウィルス種
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体+ 40g PM 11:00 - 約66分 50 1回 200
必殺技 グレイキャノン
◇ 進化条件 ◇
ブリッツグレイモン:Ver.2のクーレスガルルモンと通信対戦後、勝敗に関わらず進化
◆ 進化先 ◆
-
 ブリッツグレイモンとクーレスガルルモン、2体の究極体が融合して生まれた聖騎士型デジモン。ウィルス種である点や、ロイヤルナイツに所属していないなどの違いはあるが、 その基本的な戦闘力はオメガモンと同等であるとされる。善を望む人々の意思に応えて生まれたオメガモンに対して、Alter-Sの誕生した経緯は謎に包まれている。  必殺技は、ブリッツグレイモンの頭部を模した左腕から出現した大砲から放つプラズマ弾「グレイキャノン」。また、右腕のクーレスガルルヘッドからは「ガルルソード」が出現し、音叉のように分かれた2つの刀身の中央にチャージされたエネルギー量によって破壊力が増幅されていく。

 ver.20thでブリッツ・クーレスと同時に初登場。「Alter」は「変更する」意の単語なので(短縮形で実際は「alternative=別」かも)、「アナザーオメガモン」的なネーミングだと思われる。Fateで見たヤツ! 「じゃあSってなんだよ」という話になってくるが、同様の亜種に「オメガモンAlter-B」が存在し、あちらはブラックでこちらはシルバーという説があるものの、詳細は不明。 そしてAlter-B同様に、合体元2体の特性を反映してソード・キャノンがオメガモンとは反転しているのが特徴。ゆうて「剣と銃」が「銃と剣」になっても大して変わらんやろというハナシでもあるが、この点はアニメ「デジモンアドベンチャー:」がイイ感じに活かしてくれた。 一応ネクオダでラスボスをやったAlter-Bはともかく、こっちはどういう意図で出したキャラなのかは今なおよく分からないが、よく分からないなりにちょくちょく出番はもらっている。  そんなワケで今作でも、バージョンをまたぐ合体でようやく拝める隠し兼最強キャラとして登場。クエストモードでも当然ラスボスだし、強さだけでなくパラメータサイクルも地味に最長。まぁオメガモン族が最強隠しキャラである点に文句はないが、20thで既にいたコイツ1体だけがそのポジションなのはちょっとどうなの感もある。

 16ドットはオメガモンから一部が改変されたモノ。オメガモンはペンデュラム期のドットだけあって非常にアクションが表情豊かで、Alter-Sも良くも悪くもほぼコピペなおかげでその恩恵にあやかっている。着色によって細やかな情報量がアップし、特に両腕の左右非対称っぷりが強調されたのは非常に大きく、見栄えは各段に良くなっている。Alter-Sの特徴として、赤く発光している頭部のツノもいいアクセントになっている。

 攻撃時には一応グレイキャノンの砲身も出ている…のだろうか?

進化アドバイス
 合体素体となる2体の究極体を揃えるのが課題。とはいえ、コールド機能があるので無理に同時育成を狙わずともタイミングは合わせられる。 対戦後は2体とも強制的に究極合体デジモンへの融合が果たされてしまう点に注意。



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