デジモンコラム オメガモン編
オメガミサイルを推測せよ!


 言わずと知れた「オメガモン」。
そんなオメガモンの公式設定には、このような表記がある。

---
ウォーグレイモンの形をした左腕には盾と剣が、そしてメタルガルルモンの形をした右腕には大砲やミサイルが装備されている。
---


 左腕の盾と剣というのは、肩のブレイブシールドを模した小型の盾と、「グレイソード」を指しているのだと分かる。
当然、右腕の大砲は「ガルルキャノン」のコトだが、では「ミサイル」とは一体何なのだろうか?

 まず最初に言っておくと、全メディアにおいてオメガモンが「肩からミサイルを撃ったコト」はない
そして俺はこれを、「オメガモンの右肩のトゲは、メタルガルルモンでいう肩のミサイルポッドが変化したもの」だと解釈していた。

 なので、オメガミサイル(仮)と言うのはこの「トゲを発射するもの」だと思い、サイトにも何度かそういう記述をしていた。
同じデジモンアドベンチャーの主役デジモンで言えば、イッカクモンの「ハープーンバルカン」のようなイメージだ。

 だが先日、「アニキ…それは違うよ」との指摘をいただき、
話を聞いてナルホドそっちの方が信憑性あるなぁと思い直したので、その解釈をまとめておこうと思った次第。


 まず、これ自体は俺も知っていた(無知じゃないアピール)コトだが、
よく見るとオメガモンの最初の公式絵は、両肩の形状が左右非対称になっている。
アニメ版以降、ほぼ全てのメディアで「球体の肩に、左にはシールド、右にはトゲ」というデザインになっているため、
最初の公式絵に関しても「ただ歪んでただけだったんかな?」程度に思っていたが、意識してみると、やはり明らかに形状が違う。


 ただ「形状が左右で異なる」というだけではなく、
並べて見るとそれぞれ素材となったウォーグレイモン、メタルガルルモンの肩パーツの形状に準じているのが分かる。

 つまりこの「公式絵の段階」だと、左肩には盾に隠れているが穴があいていて、
ブレイブシールドも、「肩から伸びるツノに刺さる」という形で構成されていた可能性が高い。

 さておきこちらが本題なのだが、メタルガルルモンの肩にはミサイルが搭載されている件だ。

 
トゲのついたパーツが前面に垂れたその中にミサイル発射口があり、肩の側面からも小型のミサイルランチャーが展開

 となれば、「肩のトゲが飛んでいく」なんて改めて考えてみると相当マヌケなミサイルではなく、
(そもそも公式絵段階では肩のトゲは青いので、メタルガルルモン的にトゲそのものにミサイルギミックなんてものはない)
肩パーツが展開して現れるミサイルランチャー」こそが真・オメガミサイルだと考えるべきなのだろう。


オメガミサイル(仮)展開想像図



 そしてこのランチャーが収納されていた肩パーツだが、先述の通りアニメ版デザインの段階から変更されている
公式絵も「右肩がメタルガルルモンっぽくなっている」と確認できるのは最初のそれぐらいで、
他のメディアにおいても右肩はせいぜい名残の分割線が入っているコトがあるぐらいで、とてもランチャーを仕込む余地はない。

 つまりもし「オメガモンのミサイル=肩のミサイルランチャー」である解釈が正解だとすれば、
肩の機能がなくなった今ではもう、撃ちたくても撃てない死に設定という状況のはず。
なるほど、どおりで全然ミサイルを撃たないワケだ。とりあえずトゲミサイルとして採用されなくて良かった

 ちなみに、バトルターミナルからデコードまでの長きにわたっていて使われていたこのオメガモンVer.Ka(makiri)では、
右肩にオメガミサイルランチャー?と思わしき謎のパーツが追加されている。
しかし初期デザインにしたって、右肩を正面から見たらメタルガルルモン同様に隆起はないはずなので、謎のアレンジだ


 その「ミサイル」の名残を残したポリゴンもサイバースルゥースでカッコよく新調され、その際に肩はアニメ同様に球体となってしまったので、
恐らくこれからも、オメガモンがミサイルを撃つコトはないだろう。公式がなんかまた変な新解釈でも始めない限りは


変な新解釈の一例
「鎧のパネルが開いてミサイルとして発射されるプラズマシュート」(デジアド02・21話、セイバーズ・40話)


 実際の所、その可能性も否定できない。
オメガモンの設定には、「右腕には大砲やミサイルが装備されている」としか書いていないため、条件はかなりユルい。

 もしかすると、いつしか本当に「肩のトゲをミサイルとして撃つオメガモン」や、
「ガルルキャノンからミサイルを撃つオメガモン」や「ガルルランチャーを右腕から出現させるオメガモン」が現れるかもしれない。
それこそ、肩が球体になってもお構いなしに、肩からミサイルランチャーを出現させてくる可能性だってあり得る。


 改めてまとめると、「メタルガルルモンの肩にはミサイル発射機構があり、オメガモンにはそれを模した能力があった」
「デザイン変更に伴い、右腕のミサイル機能はデザインごとなかったコトになった」というのが新解釈の見解だが、
如何せん、本当に今まで1回もオメガモンがミサイルを撃ったコトはないので、結局、真実は闇の中なのだった。


コラムトップに戻る
サイトトップに戻る