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 デジタルモンスターCOLORゴジラ70th Edition進化表 

幼年期 成長期 成熟期 完全体 究極体 究極体+
         
   
       
   
     
     
     
     
     
   
 

・進化表のデジモンをクリックすると該当のデジモンの項目にジャンプします。
・デジモンのドットにカーソルを当てる(ケータイの場合は長押し)と名前が出ます。
・データは自分で調べたものの他、公式サイトやこちらのサイトを参考にしています。

【項目未完成リスト】
ちびゴジラ ちびメカゴジラ ゴジラジュニア メタルグレイモンG GODZILLA(98)
ゴジラ(94) ゴジラ(99) デストロイア バーニングゴジラ


ボタモン
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
幼年期Ⅰ 5g - 約10分 約3分 - - -
必殺技 酸性のアワ
◇ 孵化条件 ◇
デジタマから8秒経過
進化先 コロモン
 全身が黒い産毛に覆われたスライム型デジモン。まだ生まれたてなので戦闘能力は持たず、口から吐く「酸性のアワ」で敵を威嚇する。
 毎度お馴染みの幼年期で、今回採用されたのは「アグモン系の幼年期だから」以外に理由はないだろうが、見た目的には割とゴジラ的な素質を感じさせる。 ドットはデジモンCOLORと同じな一方で、意外とカットインはペンデュラムZの頃とはベツモノ。

 余談というか小ネタだが、今作では幼年期Ⅰの体重が不動ではなく、食べたぶんだけ増加していく。

コロモン
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
幼年期Ⅱ 10g PM 8:00 約12時間 約30分 - 1回 -
必殺技 酸性のアワ
◇ 進化条件 ◇
ボタモン:条件なし
進化先 ベビーゴジラ
アグモン
モノドラモン
 ボタモンの産毛が抜け落ち、体が一回り大きく成長したレッサー型デジモン。以前よりも活発に動き回れるようになったが、やはりまだ戦うほどの力はないため、ピンチが迫ると「酸性のアワ」を吐き出して抵抗する。
 全身が一気に白くなり、ゴジラ要素がだいぶ薄れてしまった。特徴である長い耳も、今作のメンツではモスラくらいにしか活かせない。 ちなみにこのページに載せているドットは過去作準拠で画面中央の方に位置しているが、今作では2列下が基本位置らしい(面倒なので対応画像は用意していない)。

ゴジラの子供 ベビーゴジラ 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成長期 20g PM 9:00 約24時間 約38分 20 1回 30
必殺技 - 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
G細胞のカケラから蘇った個体は無条件で進化
コロモン
・育成ミス1回以下 Gゲージ青5以上
【S-7未クリア】育成ミス2~4回 Gゲージ青10以上
【S-7クリア後】育成ミス2回以上 Gゲージ青10以上
進化先 リトルゴジラ
ゴジラザウルス
ビオランテ
モスラ
ラドン
ちびゴジラ
ちびメカゴジラ
 1993年公開の「ゴジラVSメカゴジラ」で登場した、ゴジラザウルスの幼体。 ベーリング海に浮かぶアドノア島にて、翼竜のものと思わしき巣から巨大な卵を回収したところ、研究所内で孵化した。なぜ翼竜の巣から産まれたかについては「托卵だったのではないか」と考えられている。生まれたばかりにして人間の大人ほどの背丈はあり、全長は3mを越える。 孵化の際に身近にいた女性研究員・五条梓を母親のように認識して懐いており、「ベビー」という呼称も彼女によるもの。雑食性らしく、与えられた花やハンバーガーを喜んで食べていた。他の人間に対しても大人しい怪獣ではあったが、恐怖や不安を感じるとテレパシーのような信号を発し、「仲間が捉えられている」と知ったゴジラやラドンを呼び寄せるコトから、戦いに巻き込まれてしまう。
 ゴジラザウルスの赤ちゃんなのでベビーゴジラだが、別に映画に登場するゴジラの子供ではないらしい。 劇中では「翼竜の卵」としてニュースにもなり、それを聞きつけたプテラノドンの熱狂的なファンにしてこの映画の主人公・青木からは、生まれたそばから「プテラノドンじゃない…!?翼竜の赤ちゃんなんかじゃない!!」と無駄に強く当たられてしまった。しかしそんな青木がすぐに手のひらをかえす程度には、見た目も仕草もかわいらしい怪獣。操演も素晴らしく、特に目の動きなんかは本当に生きているとしか思えなかった。

 育成ギア的には、今作で唯一の成長期怪獣となる。名実ともにベビーなのだから幼年期扱いでもおかしくなかったが、流石にこの図体に幼年期を名乗られてしまうとアグモンたちも困ってしまうだろう。 顔つきは幼いながらも図体はゴツめという点で、16ドットの原作再現度は中々高いかもしれない。カットインのおかげで、本当はどういう顔なのかも分かりやすい。 ちなみに今作では何やら爪で攻撃を繰り出すが、作中では本当に大人しく、せいぜい柵に体当たりくらいしかしていない。 

 ベビーが戦車をブッ壊す、五条さんが見たら卒倒しそうな絵面。

進化アドバイス
 G細胞のカケラ産なら何も言うコトはないが、デジモンの身からゴジラ道へと転身するなら熱心にG細胞を活性化させる必要がある。トレーニングでM.O.G.E.R.A.を倒しまくって人類への脅威になろう。

アグモン 【ワクチン】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成長期 20g PM 8:00 約24時間 約48分 20 2回 25
必殺技 ベビーフレイム 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
G細胞のカケラから蘇った個体は進化不可
コロモン:・育成ミス1回以下 Gゲージ青4以下
【S-7未クリア】育成ミス2回以上 Gゲージ青9以下
【S-7クリア後】育成ミス2~4回 Gゲージ青5~9
進化先 グレイモン
ゴジラザウルス
レアモン
ガイガン
ラドン
 二足歩行の小さな恐竜のような姿へと進化した爬虫類型デジモン。まだ子供なので力は弱いが、性格はかなり獰猛。 手足には硬く鋭い爪を持ち、口から吐き出す火炎弾「ベビーフレイム」が必殺技。
 あらゆる作品で主役級の扱いを受けるエリートデジモンが、やはり今作にも登場。恐竜系の子供なので進化ルートにも馴染んでいるといえば馴染んでいるが、ベビーゴジラとモロ被りしているといえばモロ被りしている。しかし、「力ある偉大なデジモンへの進化を予測させる存在」であると公式設定で言われてはいたが、まさかゴジラに進化する時が来るとは…。

 空気を読んで、今回は寝る時のお布団は持参していない(グレイモンも同様)。

モノドラモン 【ワクチン】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成長期 40g PM 10:00 約24時間 約48分 20 2回 22
必殺技 ビートナックル 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
G細胞のカケラから蘇った個体は進化不可
コロモン:・育成ミス2~4回 Gゲージ青4以下
・育成ミス5回以上
進化先 グレイモン
レアモン
ガイガン
キングギドラ
ラドン
モスラ
 飛ぶコトはできないが、両腕に蝙蝠のような翼をもつ小竜型デジモン。ワクチン種ながら乱暴な性格で、しょっちゅうケンカ騒ぎを起こしている。必殺技は、物凄い勢いで突撃し腕の爪で殴りかかる「ビートナックル」。
 サイバードラモン系の成長期にあたるモノドラモンが、ゴジモンに単身で殴り込み。16ドットでの登場はペンデュラムZ以来であるため、今作に登場する純デジモンの中で唯一「初のカラー化」となる。特徴的な紫色のボディが再現されたのはいいが、どうにも目の下段が埋もれて常に虚ろな表情に見えてしまう。一方でカットインは着色&微修正のおかげでメチャクチャ良くなっている。 しかし、どうしてまたモノドラモンをゴジモンに出したんだろう?と思っていたら、いざフタをあけてみれば「ガイガンとキングギドラとラドンの進化前をこなす小竜」で、メチャクチャ妥当な人選だった。

 プレイ開始時点では進化ロックがかかっており、クエストのステージ7をクリアするコトでモノドラモン他、一部怪獣への進化が解禁となる。隠し枠の割に進化条件はグータラ系で、バトルでは普通に最弱クラス。さらに最低体重がやたら重くなっていたり、就寝時間も成長期の割に遅かったりと妙な点は多い。

 ちゃんと早く寝ないからこんな表情なんじゃないか。

ゴジラの子供 リトルゴジラ 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 40g PM 10:00 約36時間 約48分 30 1回 52
必殺技 放射熱線 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
G細胞のカケラから蘇った個体は進化不可
ベビーゴジラ:育成ミス1回以下 Gゲージ青14以上
進化先 ゴジラジュニア
メタルグレイモンG
GODZILLA(1998)
3式機龍
 1994年の「ゴジラVSスペースゴジラ」に登場。前作にあたる「ゴジラVSメカゴジラ」でうまれたベビーゴジラが成長した姿で、南太平洋に浮かぶ「バース島」に生息している。体は30メートルにまで巨大化し、恐竜的だった姿はゴジラにかなり近くなっているが、ベビー時代同様に人懐っこい性格。ゴジラへ復讐するため島に滞在している男・結城に懐いてしまったり、島に襲来したスペースゴジラを仲間だと勘違いして近づき、攻撃された挙句に囚われの身になってしまう。 ゴジラのように「放射熱線」を吐く能力が備わりつつあるが、まだまだ威力は低くシャボン玉状になっている。
 作中では「チビゴジ」と呼ばれていたものの、あくまで80~100メートルあるゴジラと比較しての話なので、全然リトルでもチビでもない。ベビー時代から20倍近い巨体となった割に、顔つきは以前よりもだいぶコミカルな感じで認識がバグる怪獣。今作では「成熟期」というのがまたギャップに拍車をかけるが、まぁ全長30メートルならそりゃ成熟もしてるか…。 マズルの短さに加えて緑みの強い体色が特徴的で、ドットがフルカラーなおかげで見分けやすいポイントの一つになっている。 

 普段よりもこの時の方が瞳の表現が秀逸だと思う。

グレイモン 【ワクチン】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 30g PM 11:00 約36時間 約59分 30 1回 50
必殺技 メガフレイム 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
アグモン:・育成ミス1回以下 Gゲージ青13以下
・育成ミス2~4回 Gゲージ青14以上
モノドラモン:育成ミス1回以下 Gゲージ青14以上
進化先 メタルグレイモンG
メタルグレイモン
スカルグレイモンG
 頭部の皮膚が発達し、甲虫のような殻に覆われた恐竜型デジモン。巨大な角に鋭い爪など、全身が戦闘に特化した攻撃的なデジモンだが、高い知性も持ち合わせている。 必殺技は、口から吐きだす超高熱火炎「メガフレイム」。
 二足歩行の怪獣スタイルなので、ゴジラキャラとの親和性が高い。ゆうてまぁアグモンの進化系として参戦しただけで、G侵食モードでもないただのグレイモン…と思いきや、育ててみると違和感に気付いた。左向きの時はいつものドットだが、反対を向くと目が黄色く変化しているのだ。

  右向きは各アクションやカットインでも目が黄色い。

 今作において「黄色い目」はゴジラを示唆する要素。つまり公式からアナウンスはないが、これは「グレイモンの段階で既にG細胞の影響が出始めている」という演出なのだろう。見慣れたドットに変化を加えつつ、今作ならではの芸コマな仕様に唸らされる。それはそれとして進化先が身内まみれすぎるので、恐竜要素を活かしてせめてエメゴジにはなってほしかった。 成熟期にしてはやたら就寝時間が遅いのも、G細胞による影響なのだろうか。

バイオ怪獣 ビオランテ 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 40g PM 9:00 約36時間 約48分 30 1回 40
必殺技 強酸性の樹液 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
G細胞のカケラから蘇った個体は進化不可
ベビーゴジラ
【S-7未クリア】育成ミス2~4回 Gゲージ青13以下
【S-7未クリア】育成ミス5回以上
【S-7クリア後】育成ミス2~4回 Gゲージ青10~13
【S-7クリア後】育成ミス5回以上 Gゲージ青14以上
進化先 スペースゴジラ
GODZILLA(1998)
 1989年の「ゴジラVSビオランテ」に登場。 G細胞を巡るテロで愛娘を失った生物学者・白神博士は、娘が愛した「薔薇」に遺伝子を組み込み、せめて植物として生き永らえさせようと計画する。研究のため特別にG細胞の扱いを任されていた博士は、その高い自己再生能力に目を付け、無断でG細胞を融合させてしまう。驚異的な細胞分裂を始めた愛しの薔薇は、博士の目指した「永遠の命をもつ植物」ではなく、恐ろしい怪獣へと変貌していくのだった。

 巨大化と共に本能的な自我を獲得したビオランテは、手始めに研究所への侵入者を絞殺し、自らも研究所から失踪。その数日後に神奈川県芦名湖で、ツタが絡まりあった塊に巨大な薔薇の花を咲かせた「花獣形態」となって発見される。体長は85メートルにもなり、蛇のようなツタを何本も伸ばし、巻き付いたり噛み付いたり「強酸性の樹液」を吐き出して攻撃する。その場へ現れたゴジラと争うが、植物だけあって炎や高熱に弱いビオランテは不利を受け、輝く胞子となって空へ消えてしまう。 その後もゴジラと人類の苦しい闘いが繰り広げられる中、消えていった胞子が再集結。ゴジラから受けた放射熱線で細胞分裂がさらに加速し、巨大な爬虫類のような頭部を持ち、自ら移動も可能となった「植獣形態」へと進化を遂げてビオランテが復活。体長120メートル、体重20万トンにまで生長し、頭部による噛みつきや樹液の放射、さらにツタをドリルのように回転させた鋭い一撃を繰り出し、ゴジラを自らの体内に取り込もうと再び戦いに臨む。
 れっきとした植物怪獣でありながら、ドドンと竜のような顔があって男の子ウケもバッチリなデザインが秀逸な怪獣。自分も長らく「デジモンにもビオランテみたいな植物竜がほしいなぁ」と嘆いていたものだが、気付けばその点はかなり充実していた。

 16ドットは特徴を的確に落とし込んであり、頭がデカいので表情の変化も分かりやすい。ヒョロかわいいツタは端っこだけでなく、体に重なっているのもあって地味に2本ある。カラーリングもま緑ボディの中にオレンジ色の核が網の目の奥で光る感じが上手く再現されている。普段は植獣形態で動き回るが、就寝時には花獣形態に変身してくれるというのも嬉しいポイント。カットインも牙まみれの大口がシッカリ再現されていて迫力満点だし、さすが花だけあって見る楽しみに優れている。 なお、原作ではゴジラ細胞を取り込んで生まれた怪獣だったが、今作ではむしろG細胞産は進化できない形に処理されている。まぁ進化元がベビーゴジラしかいないので、ゴジラ濃度が高くなりすぎるともう薔薇や娘さんの入り込む余地がなくなってしまうのだろう。 一方で進化先は原作的にもルーツのあるスペースゴジラと、ゴジラっぽいけどゴジラじゃないっぽいGODZILLAの2択で、中々妥当なチョイス。ただ個人的には、「体の隙間から心臓が覗く」共通点からスカルグレイモンGにも進化できてほしかったかも。

 余談だが、「博士の娘が組み込まれている=女性の側面を持つ」ので、ビオランテを女性に捉えるファンもいる様子。公式でも「ちびゴジラの逆襲」に登場するちびビオランテはスナックを経営するママになっているので、つまり今作もモスラとビオランテによるダブルヒロイン体制だと言えるやん?

 ツタを腕のようにしてエサを食べる。ベジーモン究極体って感じ。
 鮮やかな花獣形態に変身。ビオランテファンにはたまらないギミック。

恐竜王 ゴジラザウルス 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 20g PM 10:00 約36時間 約38分 30 1回 46
必殺技 - 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
ベビーゴジラ:・【G細胞】育成ミス4回以下
【G細胞産】 Gゲージ青13以下
・育成ミス1回以下 Gゲージ青13以下
・育成ミス2~4回 Gゲージ青14以上
アグモン:育成ミス1回以下 Gゲージ青14以上
進化先 ゴジラジュニア
ゴジラ(1954)
GODZILLA(1998)
 1991年の「ゴジラVSキングギドラ」に登場した、後にゴジラとなる恐竜。外観はティラノサウルスに近く、身長12メートル、体重60トン。1944年2月の太平洋戦争末期に、マーシャル諸島・ラゴス島で発見された。非常に頑丈な体と強い生命力を持ち、小銃やバズーカで撃たれた程度ではビクともしない。縄張意識が強く、島を攻め込んできたアメリカ兵を敵とみなして撃退し、それが結果的に日本軍の守備隊を救う結果となった。命を救われた日本兵達はこの恐竜に敬意と感謝を表しながら島から去っていくが、その後ゴジラザウルスはビキニ環礁の核実験に巻き込まれ、放射能を浴びてゴジラとなってしまう。ゴジラの出現を未然に防ぐべく、未来人の介入でゴジラザウルスを実験前に別の場所へ移す作戦が行われ、作戦は無事に成功したかに思われたが…。
 「古代恐竜」「原子恐竜」とも呼ばれるゴジラの前身。丸っこい頭部や、背中に生えそろった微小な突起がルーツを感じさせる。「VSキングギドラ」では単に「恐竜」と呼ばれ、続編の「VSメカゴジラ」からゴジラザウルスと呼ばれているので、作中としても「やがてゴジラになる恐竜」的なネーミングだと思われる。この時点では一応ただの恐竜なので、今作ではアグモンからも進化できたり、ゴジラの原石だけあって様々なゴジラに進化できたりと、架け橋としての役割が大きい。 16ドットはベビーゴジラとゴジラの中間をとってさらに背びれを削った感じで、まぁゴジラザウルスと言われたらそうかという感じ。ずんぐりボディに比べて手足が長細く、マスコットの着ぐるみのようになっているのがチャームポイント。 なお、作中では巨大な尻尾を振り回したり脚で踏みつけたりして米兵を蹴散らしていたが、今作の技ドットでは爪を飛ばす。一応脚による攻撃なのだろうか。

 余談だが、ゴジラにあやかって「ゴジラサウルス」と名付けられた恐竜が実在するが、復元予想図はゴジラにもゴジラザウルスにも別に似ていないので肩透かし感がある。

 リラックスした表情。作中のセリフによれば、元来は大人しい性質らしい。

レアモン 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 20g PM 10:00 約36時間 約28分 30 3回 40
必殺技 ヘドロ 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
アグモン:・育成ミス2~4回 Gゲージ青13以下
【S-7未クリア】育成ミス5回以上
【S-7クリア後】・育成ミス5回以上 Gゲージ青14以上
モノドラモン:育成ミス5回以上 Gゲージ青14以上
進化先 スカルグレイモンG
メカキングギドラ
 延命目的の機械化手術に失敗し、全身の筋肉が腐り落ちているアンデッド型デジモン。構成データが崩れてしまった体に攻撃力や知力はなく、今や本能に従って行動するのみの存在だが、皮肉にも機械化によって醜い姿のまま命は支え続けられている。 必殺技は、口から吐き出す「ヘドロ」。
 「公害怪獣」の異名を持つ怪獣で、1971年の「ゴジラ対ヘドラ」に登場……と思ったら、ヘドラではなくレアモンのままだった。他のVer.5組はみんな本家に入れ替わったのに、レアモンだけそのままかぁ…。どうせならデジモンよりゴジラ怪獣を育てたかったし、レアモンは近年だけでもペンデュラムZCOLOR Ver.5に出ていて全然レアじゃないのが拍車をかける。一応、カットインは完全新規だったり、進化先は肉が完全になくなったり機械化に成功したりと面白カッコイイものが用意されているのは救いか。

 せっかくなのでこの機会に「ゴジラ対ヘドラ」も見てみたが、ハズレ枠であるレアモンとはまったく違い、ヘドラが凶悪な能力を持つ強豪怪獣だったのには驚いた。オタマジャクシのような「水中棲息期」、個体が集合し始めた「上陸期」、UFOのような形態となる「飛行期」、そして最終形態「巨大化期」と複数の姿を持つ怪獣でもあったので、やっぱり今作で拾われなかったのが残念。全体的になんかこう…色々とヘンだけど強烈で個性的な映画だったので、興味がある人は見てみてほしい。 ちなみにデジモンアドベンチャー第31話『レアモン!東京湾襲撃』では、夜の街中に現れたレアモンがダンスクラブを襲撃するシーンがあるが、これは露骨に「対ヘドラ」が元ネタ。 別の回では街で暴れるダークティラノモンなんかも出てきたし、やっぱ制作陣の世代的にもゴジラシリーズは外せないネタだったんだなぁ、というのが窺える。

 これもうヘドラだろ。トンボも鳥も皆殺し。空も野原も全滅だ。

サイボーグ怪獣 ガイガン 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 40g PM 10:00 約36時間 約48分 30 2回 45
必殺技 ハンマーハンド 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
アグモン:育成ミス2~4回 Gゲージ青9以下
モノドラモン:育成ミス1回以下 Gゲージ青13以下
進化先 メタルグレイモン
3式機龍
 1972年の「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」で初登場。地球侵略を企む「M宇宙ハンター星雲人」が操る怪獣で、キングギドラと共に宇宙から飛来した。全長は65メートルとゴジラよりも一回り大きく、さらにマッハ3の速度で空を舞う。元は宇宙恐竜を改造して生み出された存在であり、胸部から腹部にかけて巨大な「回転カッター」を装備し、両腕の巨大な爪「ハンマーハンド」によってビルや戦闘機も軽々と粉砕する。降り立った東京の市街地で破壊の限りを尽くし、ゴジラやアンギラスと激闘を繰り広げた。 また、翌年公開の「ゴジラ対メガロ」にも同じ個体が再登場し、メガロとタッグを組んでゴジラやジェット・ジャガーと戦っている。
 赤いサングラスのような目や全身のトゲトゲしいパーツなど、いかにも悪役っぽいデザインが魅力の怪獣。初登場の時点で着ぐるみも非常にシャープでカッコよく、当時から人気は高かったようだ。デザインは大型の鳥類からイメージを膨らませたもので、ガイガンという名前も「鴈」から来ているとか。 設定的には額からレーザーを発射可能だったそうだが、「対ガイガン」では採用されず、わざわざピョンピョン跳ねて戦闘機を叩き落とすシュールな絵面が披露された。 戦いの途中で攻撃命令を失ってもそのままゴジラ達に向かってくるあたり、性格は元から好戦的らしい。その一方、状況が優勢になったり愉快なコトが起きれば、やはりピョンピョン跳ねたり相方怪獣とハイタッチするなど、ボディランゲージが豊富で妙な可愛げも見せる。

 16ドットはデザインの特徴をこれでもかと凝縮再現した素晴らしいもので、どこに出しても恥ずかしくないガイガンっぷり。フルカラーのおかげでアイガモみたいな配色再現もバッチリだ。シートピアの方々も嬉々として救援を要請しにくるだろう。 進化ルートには残念ながらファイナルウォーズの改造ガイガンやガイガンレクス、今をときめくガトリングガイガンなどのバリエーションは採用されなかったものの、モノドラモンからの進化が妙にしっくりきたり、サイボーグなので進化先もメカでまとめられているのは好印象。でもどうせメタルグレイモンになるなら、デザイン的にクロスウォーズ版が良かったなぁ、とは思ったり。

 余談。デジモンの16ドットフリークにとって長年の疑問だった「サイクロモンは果たしてガイガンなのか」という点について。今作ではガイガンのアクションの一部が露骨にサイクロモンに寄せられているので、当時のデジタルモンスターVer.5がどうだったのかまでは分からない(個人的には「チタノザウルス説」がそれっぽい気もする)が、少なくとも今作のスタッフ的には「サイクロモン=ガイガン」が想定されているようだ。

 攻撃。ハンマーハンドにやたら丁度いい技ドットはモノドラモンとお揃い。
 就寝。やはりアクションが不自然なまでにサイクロモンを意識している。

巨大蛾怪獣 モスラ 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 20g PM 9:00 約36時間 約38分 30 3回 42
必殺技 電磁鱗粉 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
ベビーゴジラ:育成ミス2~4回 Gゲージ青9以下
モノドラモン:育成ミス5回以上 Gゲージ青13以下
進化先 スペースゴジラ
ファイヤーラドン
 蛾や蝶のような姿をした怪獣。1961年の「モスラ」で初登場し、1964年の「モスラ対ゴジラ」でゴジラシリーズに合流後、人気怪獣として何度も出演している。今作のモスラは1992年の「ゴジラVSモスラ」版と仮定して紹介。

 全長65メートル、翼長175メートル、体重2万トン。
 太平洋に浮かぶインファント島の住民にして、全長18センチ程度の小人「コスモス(小美人)」から守護神と崇められる存在。巨大な卵から孵化した全長120メートルに及ぶ幼虫は、糸を吐いたり噛み付いたりしてゴジラとも渡り合う強さを見せた。その後、人間に攫われたコスモスを救うため日本に上陸。自衛隊からの集中砲火にも耐えコスモスの無事を確認後、国会議事堂で巨大な繭をつくり、成虫へと羽化。モスラの対となる存在「破滅の魔獣 バトラ」を止めるべく激突するが、2体は和解して共にゴジラを迎え撃つ。 主な攻撃は触覚から放つ「超音波ビーム」で、さらに最後の武器として「電磁鱗粉」を散布する。鱗粉が漂う空間内では電磁波によりあらゆる熱線や光線が乱反射し、ゴジラは自らの放射熱線でダメージを負わされた挙句、バトラのプリズム光線の直撃を受けてしまう。
 ゴジラシリーズを代表する人気キャラクター。「蛾の怪獣が大人気」ってすげぇなと思う。しかも初登場は単独作品で、「VSモスラ」の後にも人気が再燃して主役となった「平成モスラ」シリーズが3作もつくられた。実際に活躍を見ると、見た目は可愛いし人類の味方だしなんか普通に強いしで人気が出るのも頷ける。

 ドットは案の定フライモンがベースだが、カラーリングが思ったよりベツモノな上、目が複眼再現で大きくなっているので印象はけっこう異なる。特に見事だと感じるのは翅の模様で、よくここまであの雰囲気を出せるものだと感心する。本人のドットには申し分ないが、技は鱗粉じゃなくて普通にビームでよくない?とは思った。

 「卵→幼虫→成虫」という変化自体が個性で、さらにバトラや新モスラといった亜種も多いのがモスラの特徴だが、今作での出演はVS版1体のみなのは残念。代わり?にお供であるコスモスの背景があるので、モスラ育成時にはせっかくだし使っておきたい。しかし入手条件が「対戦勝利数累計70回」と厳しいので、他のパワーが有り余った怪獣でこなしておくのをオススメ。 なお進化先にスペースゴジラがいるのは設定的にちゃんとルーツがあるが、守護神がいきなりあんな宇宙凶悪戦闘獣になってしまったらコスモスも驚くコトだろう。

 笑顔がカワイイ。これはゴジラ界のヒロイン。

【余談】
 1997年、映画「モスラ2 海底の大決戦」の公開を記念して、「モスラのたまごっち」という商品が発売されている。デジタルモンスターVer.5の裏話で「ゴジラのたまごっち企画がお流れになった」というのはあったが、モスラ主役のたまごっちはちゃんと出ているのだ。登場キャラクターはモスラ幼虫や成虫を軸に、バトラやゴジラも登場している。 まぁ俺自身は持っていないのだけれど、ネット上にプレイ情報を残してくれている方々の情報を見るに、中々育成難易度の高いギアであるようだ。

 左から新モスラ、バトラ成虫、ゴジラの16ドット。ゴジラ足どうした。

超ドラゴン怪獣 キングギドラ 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 60g PM 10:00 約36時間 約59分 30 2回 48
必殺技 プラズマ引力光線 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
モノドラモン:育成ミス2~4回 Gゲージ青14以上
進化先 メカキングギドラ
ファイヤーラドン
 3本の首に2本の尾、巨大な翼と黄金に輝く体を持つゴジラシリーズの代表的な怪獣。初登場は1964年の「三大怪獣 地球最大の決戦」だが、今作に登場しているのは1991年の「ゴジラVSキングギドラ」版だと想定して紹介。

 200年後に超大国となる日本を陥れるため、23世紀人の過激派が送り込んできた超巨大怪獣。身長および翼長は140メートルに達し、体重は7万トン。巨大な翼によってマッハ4で空を舞う。 元々は「ドラット」と呼ばれるコウモリのような姿をした未来のペットだったが、1954年の水爆実験に巻き込まれるよう仕組まれ、3匹のドラットが融合してこの姿へと変貌した。3本の首からはそれぞれ稲妻のような「プラズマ引力光線」を放ち、さらに飛行時に発生する衝撃波や、長い首を活かした噛み付きや締め付け攻撃を行う。動きは未来人によってコントロールされ、福岡や広島といった日本の都市を破壊しつつ北上。やがて北海道の大自然の中でゴジラと激突した。
 ゴジラシリーズを見たコトない人でもまぁ知ってるでしょってレベルに有名な怪獣。3本の首を持つ黄金竜という姿のインパクトは絶大で、昔から現在に至るまで高い人気を誇る。自分も昔から多頭モンスターは大好きだが、間違いなくキングギドラの影響も入っている。 デザインの時点で強キャラ感が溢れているため、複数の怪獣を相手取るボスクラスとしての出番も多い中、今作だと「成熟期」扱いなのはどうにも役不足(正しい用法)な印象がある。まぁ「ゴジラ対ガイガン」とかあんま強くなさそうな時もあったし、進化ルートとの兼ね合いもあってこうなったのだろう。進化前にはドラットの代わりに、翼竜のような成長期であるモノドラモンが置かれたのが面白い。モノドラモンなら将来を見越したサイボーグ化にも理解があるぜ!

 16ドットは細部こそ調整されているものの、ほぼほぼ金色になって羽が生えただけのデルタモン。まぁ元々デルタモンが露骨にキングギドラだったので今更避ける必要もないのは分かるが、だいぶまんまで笑う。通常ドットに限らず、アクションパターンまでもが大体「これ昔見たぞ」って感じに踏襲されている。 とはいえ、決して手抜きや悪印象を受けるようなコトはなく、元々デルタモンのドットの出来がよく、3つの頭部がアクションする様は見ていてとてもユニークだし、ギドラの特徴的な黄金ボディを再現した着色も非常に丁寧な仕事。さらにカットインも、流石に3本全部とはいかなかったが2本の首が映り、「複数の頭部を持つキャラクター」である点を強調してくれるのがとても嬉しい。 つよさは成熟期としては並程度で、リトルゴジラにも劣るくらいなのは泣けてくるが、体重がかなり重いという個性がある。

 メチャクチャ見覚えのある笑顔。
 就寝アクションはデルタモンをベースにしていないため、急にギドラらしい頭部になる。

翼竜怪獣 ラドン 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
成熟期 40g PM 10:00 約36時間 約38分 30 2回 45
必殺技 - 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
G細胞のカケラから蘇った個体は進化不可
ベビーゴジラ:育成ミス5回以上 Gゲージ青13以下
アグモン:育成ミス5回以上 Gゲージ青13以下
モノドラモン:育成ミス2~4回 Gゲージ青13以下
進化先 メタルグレイモン
ファイヤーラドン
 巨大な翼竜のような姿をした怪獣で、1956年公開の「空の大怪獣 ラドン」で初登場。 その後もゴジラシリーズに何度も出演しており、ドットやカットインからして、今作に登場しているのは1993年の「ゴジラVSメカゴジラ」に登場したラドンと仮定して紹介。 アドノア島に眠っていたプテラノドンの卵が、投棄されていた核燃料の影響で巨大化してうまれた怪獣。その全長は70メートル、翼を左右に広げた翼長にいたっては150メートルにもなる。これだけの巨体でありながらマッハ3で空を飛び、飛行の際に発生した衝撃波「ソニック・ブーム」によって地上に深刻なダメージを与える。 同じ巣にあった卵から孵化したベビーゴジラを兄弟のように思っており、「同族」としてベビーを探しに来たゴジラを敵とみなし激突。優れた飛行能力や、鋭い爪とクチバシによるヒットアンドアウェイでゴジラを翻弄するも、最終的には放射熱線を浴びて倒されてしまうが…?
 ゴジラシリーズでも人気の定番怪獣。近年でも、1964年の「三大怪獣 地球最大の決戦」における「ラドンも そうだそうだと言っています」というカットが人気になったり、2019年の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」ではその立ち回りからゴマすりクソバード(ワード自体はけものフレンズ2のネットミーム由来)呼ばわりされたりと、ネタ人気に事欠かない。 さておき「VSメカゴジラ」版のラドンだが、最初は「タイトルにもいないし賑やかしの怪獣かな?」と思いきや、映画の序盤から終盤まで出番があり、さらにその行動理念はあくまで「仲間のために戦っている」というかなりカッコいい役どころ。 ちなみにラドンという名前は「プテラノドン」からきているが、海外では翼竜「プテロダクティルス」が由来となって「ロダン(Rodan)」と呼ばれているらしい。

 そういえばデジタルモンスターVer.5にラドンらしき姿はなかったワケだが、おかげで?今作ではちゃんと完全新規でドットを用意してもらうコトができた。鳥系モンスターのデフォルメとして非常にバランスが良く、動けば羽ばたき、ダウン時や就寝時にはちゃんと着陸するアクション面も優等生。なお、技ドットからして今作での攻撃はクチバシによるものだと思われるが、調べてもラドンのつつき攻撃にコレといった名称はないようなので、表記は割愛。 進化条件を見るとなんかレアモンよりもよほどハズレ扱いなのはアレだが、映画ではすりこみの関係でしかなかったベビーと「進化」という形でつながれるのはちょっとエモい。 進化先に直系の強化形態があるのも嬉しいが、進化がそこで止まってしまうのには注意。

 地味に、クチバシの中に歯もある再現がなされている。
 就寝中の姿。こういう時に顔の角度や体勢も大きく変わると得した気分。

メタルグレイモン 【ワクチン】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 40g PM 10:00 約48時間 約59分 40 1回 90
必殺技 ギガデストロイヤー 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
グレイモン:育成ミス4回以下 Gゲージ黄9以下 完全体条件
ガイガンラドン
・育成ミス2回以下 Gゲージ黄9以下 完全体条件
・育成ミス3~4回 Gゲージ黄10以上 完全体条件
進化先 ウォーグレイモンG
ウォーグレイモン
 体の半分以上が機械化されたサイボーグ型デジモン。改造に体が耐えきれず青く変色したウィルス種のメタルグレイモンとは異なり、ワクチン種はより大きなパワーアップに成功している。必殺技は、胸のハッチから発射される有機体系ミサイル「ギガデストロイヤー」と、クロンデジゾイド製の巨大な左腕「トライデントアーム」。
 お馴染みグレイモン系の完全体デジモン。同種に「G侵食モード」が登場したのでこちらは地味めな印象が拭えないが、今作の「左右非対称デザインはドットでも再現される」という恩恵を受けて、ついに左腕のトライデントアームと生身の右腕が塗り分けられるコトになった。これで「振り向く度に別の腕が改造される」なんてイジられずに済むぜ! 進化前はグレイモン以外にもサイボーグや翼竜からも進化できてイイカンジだが、進化先がウォーグレイモン2択なのは残念。ムゲンドラモン改はスカルGに譲るにしても、せめてメカゴジラに進化できたら機械要素と怪獣体型を活かせてよかったなと思う。

 単なる塗り直しだけでなく、右腕は拳部分を区切るパーツラインも消えている。

戦闘生物 スペースゴジラ 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 40g PM 11:00 約48時間 約48分 40 1回 78
必殺技 コロナ・ビーム 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
ビオランテ:育成ミス2回以下 Gゲージ黄10以上 完全体条件
モスラ:育成ミス2回以下 Gゲージ黄10以上 完全体条件
進化先 ゴジラ(1994)
デストロイア
 1994年の「ゴジラVSスペースゴジラ」に登場。身長120メートル、体重8万トン。
 突如宇宙から飛来した怪獣で、ゴジラに似た姿から「スペースゴジラ」と名付けられた。その出生は定かではないが、「ビオランテから宇宙に飛散、あるいは宇宙に旅立ったモスラに付着していたG細胞がブラックホールで結晶生命体と融合し、恒星爆発のエネルギーで急速進化を遂げて怪獣化した姿」と推測されている。高い知性を持ち、同じG細胞を持つゴジラを倒すため地球に現れた。 体に結晶体の器官を持つのが特徴で、特に両肩の巨大なそれは結晶剣とも呼ばれ、地上でのエネルギー消耗を支えるジェネレーターが内臓されている。周囲に無数の結晶体を生成する能力もあり、これによって形成されたフィールド内では宇宙エネルギーが耐えず供給され、まさに無敵の強さを発揮する。 攻撃手段は手足の爪や尻尾による格闘戦の他、周囲の結晶体をミサイルのように操る「ホーミング・ゴースト」を繰り出す。さらに口から吐き出す「コロナ・ビーム」はゴジラの放射熱線を越える威力を持つ上、重力操作で軌道を曲げるコトもできる。その他、両肩からの重力波でゴジラの巨体すら宙に浮かせたり、防御として電磁バリアーを張るなど、多彩な能力でゴジラやM.O.G.E.R.A.を大いに苦しめた。 また、背中の結晶を巨大化させた飛行形態になると、その速度は宇宙空間では亜光速に迫り、大気圏内でもマッハ3で空を舞う。
 まず「クリスタル」ってカッコイイじゃん?それがあのゴジラにドドンとくっついてるなんてカッコよすぎんだろ…と幼少期の自分にインパクト絶大だった怪獣。頭部のツノや結晶化した背びれや尾先もあわせてまさに「ゴジラ究極体」然としたデザインだが、実際の役回りは「今回の悪いヤツ」止まりなのが渋い。 作中ではその誕生経緯についてビオランテ説とモスラ説が唱えられているが、口元の牙がビオランテっぽいし、VSモスラの最後に感動的な流れで宇宙に飛んでったモスラのせいで地球にピンチがってのもイヤなので、ビオランテ由来であってほしい。

 16ドットはやはりほぼタスクモンだが、カラー化でゴチャついてしまった向こうに比べるとこちらは上手くまとまっている。元の配色の違いもあるが、全体バランスが細かく調整されたのが効いているのかもしれない。 「ゴジラにゴテゴテパーツを追加した怪獣」なので見栄えはかなりいいものの、今作では単なる完全体に過ぎず、つよさも全然パッとしないのは残念。いやいやスペースゴジラがファイヤーラドンより下とか絶対ありえなくない? さておき、進化前は作中での推測をまんま引用したビオランテとモスラが選ばれ、進化先にはG細胞に染まりすぎたゴジラ化に加えてリベンジを狙うデストロイアと、中々充実したラインナップ。…でもゴジラ94ってまさにスペゴジが戦ったゴジラだし、ちょっと尊厳破壊な気もする。

 コロナ渦で「死のコロナビーム」が話題になっちゃったりもしましたね…。
 寝る時とか飛行形態にならないかなと期待したが、パンツァーデジモンのまま座る派だった。

怪獣王 ゴジラ(1954) 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 50g PM 11:00 約48時間 約66分 40 1回 90
必殺技 放射熱線 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
G細胞のカケラから蘇った個体は進化不可
ゴジラザウルス:育成ミス2回以下 Gゲージ黄10以上 完全体条件
進化先 ゴジラ(1999)
ウォーグレイモンG
 1954年公開の「ゴジラ」に登場した、原初のゴジラ。身長50メートル、体重2万トン。
 ジュラ紀から生息していた巨大爬虫類が、度重なる水爆実験の放射能を浴びて変異したと考えられている。その姿は獣脚類に似るが、直立に近い二足歩行で頭部は小さく、背中には板状の背びれが並んでいる。性格は獰猛で、水爆で住処を奪った人類への強い復讐心を抱いている。普段は海底に潜み、日本近海の船舶を次々と襲った後、ついに本土へと上陸した。非常に強固な体を持ち、ただ突き進むだけで街は瓦礫の山と化し、巨大な尾の一振りであらゆるものをなぎ倒す。ロケット弾や戦闘機の集中砲火にもびくともせず、5万ボルトの巨大鉄条網もあっさり打ち破る。さらには背びれの発光と共に口から「放射熱線」を吐き出し、大都市東京を瞬く間に火の海へと変え、人々を恐怖の底へと叩き落とした。
 いわゆる初代ゴジラ。70年も昔の作品でありながら、怪獣としても映画としても既に完成されている。特に丘の上から明るみで顔を出す初登場シーンは衝撃的で、それまでの世界観を一気にブッ壊してしまう。他に頼れる怪獣や変身ヒーローもいない中、「人間だけでこんなバケモノどうやって倒せばいいんだ!?」という部分が見所なので、気になる人は見てみてほしい。白黒映画なのでそりゃもう時代は感じまくるが、映像のすべてに史料的価値を感じられるし、音質はともかく画質は意外と今でもキレイに見られるコトにも驚く。

 ドットはダークティラノモンがベースになるかと思いきや、それはゴジラ(94)の担当となり、こちらはもっと専用なものが用意された。他のゴジラと比較すると、目が白かったり背びれが控えめなのが特徴。映画のようにドットもなんだかモノクロ調に見えるが、よく見ると口は赤い。まぁ原作も本編が白黒なだけで撮影対象やポスターは当時からフルカラーなので、別にミスの類ではない。 また、放射熱線の技ドットが炎ではなくスモーク なのは、作中の熱線が白煙の噴射であるリスペクトと思われ、上手い具合に他キャラとの差別化にもなっている(当時のポスターは数種類あり、熱線が今作同様に黄褐色なものと、赤いビームのようなものがある)

 進化できるのはゴジラザウルスのみと厳しめだが、「初のゴジラ→これより前にゴジラはいない→G細胞産ではない個体しか進化できない」という処理からは敬意が感じられる。進化先も原作的にルーツのあるミレゴジと、コラボ枠兼看板キャラのウォーグレイモンGなので、狭いながらも進化ルートは洗練されている。

 煙状の初代放射熱線。「白熱線」とも呼ばれた。

怪獣王 GODZILLA(1998) 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 30g PM 10:00 約48時間 約38分 40 2回 70
必殺技 - 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
リトルゴジラ:育成ミス3~4回 Gゲージ黄9以下 完全体条件
ビオランテ:・育成ミス2回以下 Gゲージ黄9以下 完全体条件
・育成ミス3~4回 完全体条件
ゴジラザウルスデジタマ産育成ミス4回以下 Gゲージ黄9以下 完全体条件
進化先 -
 1998年のアメリカ映画「GODZILLA」に登場。イグアナが核実験の影響で突然変異を起こした新生物だと推測される。従来のゴジラとは大きく異なり、前屈姿勢でティラノサウルスのような姿が特徴。60メートルを超える巨体ながら非常に身軽で、ヘリコプターの銃撃を回避しながらビル街を駆け巡ったり、跳躍によって上空のヘリを嚙み砕いたりもした。攻撃は主に踏みつけや噛みつきの肉弾戦をとり、放射熱線は出せない代わりに衝撃波のような「パワー・ブレス」を吹きつけ、車が起こした爆発を増幅させて敵にぶつけるという芸当を見せた。戦闘の際には待ち伏せや不意打ちも行い、罠を見破る、潜水艦からの追尾弾を逆に潜水艦にぶつけるなど、高い知性を持ち合わせているのが窺える。変温動物なので体温が低く熱探知ミサイルを無効化したり、体色を変化させてビル街に溶け込むなどの特性でも人類を翻弄した。 アメリカに上陸した理由は人類への復讐…ではなく、このゴジラは単体での無性生殖を行う生物で、200を超える大量の卵を産む巣をつくるためだった。産まれたベビーは3メートルほどの大きさで姿は親とほぼ変わらず、生まれてすぐに獲物を求め動きだす強い生存本能を持つ。大量の子供たちはそれぞれがまた爆発的に増えていき、野放しにしておけばものの数年で人類を超える地球の覇者となり得るため、突如現れた人類への脅威としてアメリカ中を震撼させた。
 以前はハリウッド版・アメリカ版と言えばこのゴジラ及び作品を指していたが、2014年にアメリカで新作が公開されたので、現在は監督から「エメリッヒ版」、配給会社から「トライスター版」と呼ばれるコトが多い。

 ゴジラ界の中でも異端児と呼べるキャラクターで、今回のような集合作品なら恐竜すぎる見た目が個性の強みに感じられる。単体でタマゴを産むあたりデジモンとしての適性も高い。 原作映画も見てみたが、ゴジラの姿同様にジュラシックパークすぎるノリはあったものの、所々に原典へのリスペクトは含まれていたし、シンプルに娯楽映画としては楽しめたので自分は嫌いではない。ニューヨークのビル街を巨大恐竜が暴れまわるアクションは見応えがあるし、ゴジラ本人としてはただ次世代へ命をつなぎたかっただけなのに、自分の子供たちを無惨に殺されて悲しみと怒りに震えるシーンは心にくるものがあった。

 カットインこそデザインを再現したものになっている一方で、16ドットはなんとまさかのエクスティラノモンがベース。言われてみれば、エクスティラノモンのドットはシンプルに恐竜ぽかったし、腕がブランと垂れているのもティラノサウルス的イメージだったのかもしれない。初代Ver.5の発売は1998年の8月、それに対してエメゴジの公開はアメリカで同年の5月20日、日本では7月11日と少し早いため、実はエクスティラノモンのドットは元々エメゴジだった……のだろうか? 公式から言及でもない限りハッキリしないが、当時の最新作にあたるエメゴジが「もんざえモン枠の最強隠しキャラ」に配置されるのは、割とスジが通った処理にも思える。 技ドットが爪なのは作中でも多い「踏みつけ」のイメージなのか、エメゴジのそっくりさんである「ジラ(2004年の『ゴジラFINAL WARS』に登場)」の技「ハイジャンプ・キック」を引用しているのかは不明。

 そして残念ながら、完全体で進化が止まってしまう1体となっている。なんですか、作中で自身も子供も倒された挙句、続編映画までポシャったコトへの皮肉だとでも言うんですか(続編「アニメ」は制作されている)。 せめて特別に「タマゴを残す確率100%」くらいの個性はほしかった。

 作中では子供たちのためにエサとなる魚を集めていたが、肉でもOKだろうか。
 ジャンプどころか足を上げもしないので、なんの攻撃かは判別できない。

スカルグレイモン"G"侵食モード 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 40g PM 10:00 約48時間 約59分 40 3回 100
必殺技 グラウンド・ゼロG(仮) 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
グレイモン:育成ミス3~4回 Gゲージ黄10以上 完全体条件
レアモン:育成ミス2回以下 Gゲージ黄10以上 完全体条件
進化先 ムゲンドラモン3式<改>
 スカルグレイモンがG細胞に侵食された姿で、頭部や背びれにゴジラらしさが強く現れている。大きな特徴である背中の有機体系ミサイルは健在だが、公式設定が未公開のため技名は不明。どうせならオブリビオンでなくグラウンドな方であってほしい。 ちなみにスカルグレイモンはかなりの古参デジモンながら、2025年に至るまで亜種的な存在がまったく登場しなかったので、このG侵食モードが初のバリエーションとなる。

 デザイン要素は原種とほぼ同じなので16ドットの雰囲気はあまり変わっていないが、アクションはちゃんと全体的に変更されている。公式絵ではツノがなくなったせいで目立つツルッパゲ感も、ドットではシンプルに「骨の恐竜」として認識できるし、カットインも上手い具合に頭頂部が隠されている。 個人的に嬉しかったのは、「スカルグレイモンの技ドットをいつか にしてほしい」という長年の願いが、こんな意外な形で叶ったところ。

 進化先としては、ムゲンドラモンの亜種となる3式<改>モードが登場。「スカグレ→ムゲンドラ」は昔からたまに採用されるルートだが、「恐竜の骨格から造られた機械竜」という要素は2003年公開の「ゴジラ×メカゴジラ」に登場した3式機龍を彷彿とさせるもので、今回は名前的にもそれを意識したものと思われる(ちなみに初採用は2000年発売の「デジモンワールド2」なので、ゴジラ関係なくウィルス竜でつなげられた例もある)

 なんだかヤンチャな表情。G(enki)侵食モードだ。

3式多目的戦闘システム 3式機龍 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 40g PM 11:00 約48時間 約48分 40 1回 85
必殺技 アブソリュート・ゼロ 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
リトルゴジラ:育成ミス2回以下 Gゲージ黄0~9 完全体条件
ガイガン:育成ミス2回以下 Gゲージ黄10以上 完全体条件
進化先 ムゲンドラモン3式<改>
メカゴジラ
 2002年公開の「ゴジラ×メカゴジラ」に登場した兵器で、形式番号は「MFS-3(Multi-purpose Fighting System-3) 3式機龍(さんしききりゅう)」。全長60メートル、体重4万トン。
 かつて日本を襲ったゴジラの骨を回収し、それをフレームとして新たに出現した対ゴジラ用に開発された生体ロボット。伝達系にはDNAコンピューターを採用し、驚異的な演算処理能力を誇る。戦闘時には内部に凄まじいGがかかるため、操縦は「輸送機しらさぎ」からの遠隔操作で行われる。連続稼働時間は2時間で、最寄りの基地からしらさぎを介して、マイクロウェーブでのエネルギー充電が可能。 全身に火器を満載しており、特徴的な青いバックユニットには「87式多連装ロケット弾発射機(改)」「95式470㎜多目的誘導弾」、さらに口内には「99式二連装メーサー砲」、両腕には連射可能な「0式レールガン」が搭載されている。そして3式機龍の誇る最強兵器が、胸部ハッチを展開して放たれる絶対零度砲「アブソリュート・ゼロ」。この光弾を受けた対象は一瞬にして冷凍・粉砕されるという切り札だが、発射には全エネルギーの約40%を消費してしまう。 なお、普段の姿が「重武装タイプ」であるのに対し、バックユニットを切り離すと「高機動タイプ」となり、接近戦で大きな力を発揮する。 戦闘能力は非常に高く、人類を恐れされたゴジラとも対等以上に渡りあったが、初陣ではフレームに使用した骨がゴジラの鳴き声に共鳴し、暴走して制御不能に陥ってしまうという事態に見舞われた。
 「ゴジラ対メカゴジラ」「ゴジラVSメカゴジラ」に続く、シリーズ3体目のメカゴジラ。劇中でも「ゴジラからつくったメカなのでメカゴジラ」的なセリフは出てくるが、正式名称は機龍なので基本的にはそう呼ばれる。作品が新しめなコトもあり、長距離移動の際には輸送機がワイヤーで運搬したり、稼働時間が制限されたり、その対応策が準備されていたりとリアリティ描写が補強されている。とはいえ直接乗り込むんじゃなくて遠隔操縦ってのはチョット物足りないよな、とか思ってたらちゃんとメンテナンス用途の操作スペースが確保されていてニッコリ。

 ドットはバランスよく金属質感もクールで、青いバックユニットが配色的にもシルエット的にもいい仕事をしている。アクションも然りだが、どうせなら「怒る」時には赤目で暴走再現をしてほしかったなと高望みしてしまう。 原作では続編の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」にて「3式機龍<改>」が登場するが、今作だとその要素はムゲンドラモン3式<改>モードに内包されている。その他、先輩と言えるVS版メカゴジラにも進化が可能だが、23世紀の未来技術の産物とはいえデザイン的にはあまり強くなった感じがしないので、差別化という点でもムゲンドラ改の存在がありがたい。ところでガイガンはともかくリトルゴジラから進化した場合、やっぱ中身にはチビゴジの骨使っているのだろうか…。

 攻撃時には胸部ハッチを展開。劇中のような水色の光弾技ドットがないのが残念。

サイボーグ怪獣 メカキングギドラ 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 80g PM 11:00 約48時間 約48分 40 2回 78
必殺技 トリプルビーム 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
◆クエストステージ7をクリア
レアモン:育成ミス2回以下 Gゲージ黄0~9 完全体条件
キングギドラ:育成ミス2回以下 Gゲージ黄10以上 完全体条件
進化先 メカゴジラ
 「ゴジラVSキングギドラ」に登場。ゴジラに敗れ約200年海底に沈んでいた仮死状態のキングギドラを回収し、23世紀のテクノロジーで強化されたサイボーグ怪獣。かつてのギドラは人類の敵であったが、メカギドラは未来人「エミー」とアンドロイド「M11」によって制御され、ゴジラに対抗し得る人類の希望として時を越えて出現した。 体の大半が機械化され、ゴジラに引きちぎられた中央の首、胴体、翼、そして脚の一部がメカに置き換わっている。左右の首からは以前と同じ引力光線、中央のメカヘッドからはパワーアップした光線が発射され、これを同時に直撃させる「トリプルビーム」が主な武装。対ゴジラ装備として、腹部の4か所から捕縛用のワイヤーを射出し、さらに胴体からは巨大アーム「マシンハンド」が展開され、暴れるゴジラを市街地から引き離し、海への輸送作戦を決行。激しい抵抗を受けながらも、見事ゴジラを退ける使命を果たした。
 あのキングギドラがメカになってパワーアップ!しかも人類の味方!という超よくばり怪獣。なんでも映画が上映された当時はソフビが売れに売れまくったそうだが、そりゃそうでしょうよ。とにかく空中に突如バァーン!と現れる初登場シーンが最高だし、デザインもバチクソカッコいいので、その後の戦闘では割と苦戦しまくりな点には目を瞑れる。ギドラの元になったドラットを思うと勝手に怪獣にされるわ200年瀕死で放置されるわ助けが来たと思ったらメカにされるわで酷すぎるのにも目を瞑れ…いややっぱ未来人ってクソだわ。

 「体の半分が機械」というデザインはデジモン的にも馴染み深いし、カラードットとも相性がよく、キングギドラからさらに情報量が増えて今作でもトップクラスに見栄えが良い。丸っこくなった胴体や改造された足も再現されている他、メカヘッドのツノ先にある赤いワンポイントが実にいいアクセント。カットインも新調されたメカヘッドがシッカリ主張しているが、奥の首はキングギドラ時代と同じなのがなんかツボ。

 進化先がメカゴジラなのは原作を思えば正しいものの、それ一択でせっかくのギドラ系譜が途切れてしまうのは残念。カイザーギドラあたりがいれば…。そもそもメカギドラ自体が究極体でもおかしくなかったが、完全体扱いなのはメカゴジとの兼ね合いか、作中の苦戦が評価に響いたか…。答えは定かではないが、体重に関しては圧倒的な最重量級となる80gを誇る。今作がペンデュラムシリーズじゃなくてよかった(体重が99gになると病気発症)

 アクションにはやはりデルタモンの面影が残されている。
 でもやっぱり睡眠時には急に別人になる。

翼竜怪獣 ファイヤーラドン 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
完全体 40g PM 10:00 約48時間 約38分 40 2回 80
必殺技 ウラニウム熱線 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
モスラキングギドラ:・育成ミス2回以下 Gゲージ黄0~9 完全体条件
 ・育成ミス3~4回 Gゲージ黄10以上 完全体条件
ラドン:育成ミス2回以下 Gゲージ黄10以上 完全体条件
進化先 -
 「ゴジラVSメカゴジラ」に登場。ゴジラに一度は敗れたラドンだったが、超能力少女たちがある古代植物の放つ波長を歌にした「エスパーコーラス」によって進化が促され、全身をスパークさせながら復活を遂げた。外見上は体色の変化以外に違いはないが、戦闘能力は大きく上昇している。飛行時に発生するソニック・ブームも強化され、ファイヤーラドンが上空を舞うだけで地上では次々と大爆発が起こり、巨大な建築物が崩壊していく。さらに、トサカの発光と共に口から放つ強力な破壊光線「ウラニウム熱線」を獲得した。 ベビーゴジラを救うために輸送ヘリを襲撃後、さらに戦闘機ガルーダを撃墜。そしてメカゴジラとも激しい戦闘を繰り広げるが、プラズマ・グレネイドの直撃を受けて沈黙。瀕死の重傷を負いつつも、ベビーの声で目を覚まし、再び戦いの中へと飛び立ってゆく。
 勇敢で健気で、そして絶妙に強くなくて、なんとも応援したくなる立ち回りを見せる怪獣。元デザインがそうなので仕方ないが、ドットはアクション含めて色以外はラドンと同じ。それでもカットインは新しくなっているだけ有情と言えるだろう。 ただ残念なのは、進化先がなくここで朽ちる運命であるというコト。ある意味それも原作リスペクトなのかもしれないが、作中描写を思えばゴジラ'94とか、あるいは見た目的に赤い翼のデストロイアあたりに進化できても良かったんじゃないかなぁと思う。

 やはり光線系の技があると怪獣として箔がつく。ちなみに作中では紫色の電流だった。

ウォーグレイモン"G"侵食モード 【ワクチン】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 20g PM 11:00 約48時間 約59分 50 1回 190
必殺技 ガイアフォースG(仮) 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
メタルグレイモンG:育成ミス2回以下 Gゲージ赤10以上 完全体条件
メタルグレイモン:育成ミス1回以下 Gゲージ赤10以上 完全体条件
ゴジラ(1954):育成ミス2回以下 Gゲージ赤9以下 完全体条件
進化先 -
 ウォーグレイモンの肉体部分がゴジラに変異した、今作の看板デジモン。メタルグレイモンGとは逆に左側のゴジラ化が進行し、右側が原型を残している。背面にはゴジラ特有の背びれが生え揃い、さらに巨大な尻尾も出現し怪獣的なシルエットとなった。頭部装甲は残っているものの、アゴが露出しているためかメタルグレイモンに近い印象を受け、アゴ装甲の有無が差別化を担っていたのだなぁと今になって思う。 その他、胸部アーマーがはち切れるように砕けていたり、股間アーマーが損壊したりして、ボディが全体的にマッシブ…というかムチムチ肉感的なのもあって、なんだかセンシティブな雰囲気を感じなくもない(特にフィギュア版を見てそう思った)

 16ドットは元のウォーグレイモンとはほぼベツモノで、アクションも全面的に変更されている。左側と右側でデザインが大きく異なるので見る楽しさが多いし、ウォーグレイモンのドットのリメイク版としても優れた完成度。技ドットはダークスピリッツ に変更され、ガイアフォースらしい球体であるだけでなく、G細胞の影響で禍々しく変質しているのだろうなという背景も窺えて良い采配。 つよさも今作ではバーニングゴジラに次ぐ第2位であり、人気デジモンと人気怪獣のコラボした看板キャラとして、申し分のないスペックを誇っている。

 原種の面影が残る右側カットイン。エリア9のボスで拝むコトができる。
 同じアクションでも見える向きによって大きく違う。
 その他アクションも感情表現豊かで、実に優等生している。

ウォーグレイモン 【ワクチン】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 20g PM 11:00 約48時間 約59分 50 1回 145
必殺技 ガイアフォース 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
メタルグレイモン:・育成ミス1回以下 Gゲージ赤9以下 完全体条件
・育成ミス2~3回 Gゲージ赤10以上 完全体条件
進化先 -
 グレイモン系の究極形態である竜人型デジモン。比較的小柄な姿となったが、パワー・スピード共に飛躍的な向上が見られる。超金属クロンデジゾイドの鎧に身を包み、両腕にはドラモン系デジモンに絶大な威力を発揮する「ドラモンキラー」、背中には超硬度の「ブレイブシールド」を装備し、最強の竜戦士とも名高い。 必殺技は、大気中のエネルギーを一点集中し、超高密度のエネルギー弾として放つ「ガイアフォース」。
 ご存知大人気デジモン。しかし同じドットでペンデュラムCOLORに出たばかりで、目新しさやゴジラ要素はG侵食モードの方に持っていかれ、メタルグレイモンからしか進化できず、定番のオメガモンは不在な上、今作の究極体の中でも最弱クラスと、ウォーグレイモンらしからぬ超冷遇を受けている。追加要素といえばカットインくらいだが、これも元はペンデュラムZなのでパンチには欠ける。せめて完全体で進化が止まってしまうエメゴジやファイヤーラドンを救う受け皿になるとか、もっとゴジラキャラと交流してほしかった。 どうでもいいが、ドラモンキラーはキングギドラ系にも特効が入るのかは少し気になる。

 必殺技が「G(aia)フォース」なので、メカゴジラとは仲良くなれる……かも?

ムゲンドラモン3式<改>モード 【ウィルス】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 50g PM 11:00 約48時間 約59分 50 1回 185
必殺技 ∞キャノン改(仮) 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
スカルグレイモンG:育成ミス2回以下 Gゲージ赤10以上 完全体条件
3式機龍:育成ミス1回以下 Gゲージ赤10以上 完全体条件
進化先 -
 ムゲンドラモンに、2003年の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」に登場する「3式機龍<改>」が合成されたデジモン。左腕はトライデントアームの上に「4式レールガン」が増設され、右腕のメガハンドは「4式対獣掘削装置(スパイラル・クロウ)」に変化している。機龍の両肩にあったロケットランチャーはない代わりにムゲンキャノンがそのまま装備されている上に、胸部デザインからして恐らくは3式機龍改の光線兵器「4式3連装ハイパーメーサー砲」も使用可能。 また、頭部デザインが左右非対称になっていて、正面から向かって右側は機龍のもの、左側は地肌が露出したようなディティールになっている。
 機械竜の超大御所メカゴジラと、我らがムゲンドラモンが公式で一体化したコラボデジモン。スカルグレイモンGからは「骨をフレームにした機龍」要素を拾い、3式機龍からは「改修型」の要素を拾っているので、進化形態として実にうまくやっている。今作のコラボ枠では唯一G侵食モードではないため、公式ページで『※ムゲンドラモン3式<改>モードにはG細胞は侵食しておりません。』とわざわざ書かれていたのがシュール。中の骨も暴走対策済みなのだろう。 必殺技は「ムゲンキャノン」と「ハイパーメーサー」の同時発射ならアツいと思うのだが、公式設定がないのでやってくれるのか、そもそもできるのかも謎。 ドットは武骨なデザインをうまくまとめあげ、ムゲンドラモン感と機龍感を両立している。薄暗いメタルボディに走る黄色と赤がいいアクセント。さらに左右反転にも対応していて、逆向きはデジモンワールド版ムゲンドラモンを彷彿とさせる赤い眼光が最高にクールだ。

 攻撃時には期待通りにキャノンを展開。胸部メーサー砲も使っているかは不明。
 反転版。敵側カットインを見られるのはステージ8のボス戦のみ。

完全生命体 デストロイア 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 60g AM 0:00 約48時間 約48分 50 2回 155
必殺技 オキシジェン・デストロイヤー・レイ 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
ゴジラジュニア【デジタマ産】育成ミス2回以下 Gゲージ赤9以下 完全体条件
スペースゴジラ:・育成ミス1回以下 Gゲージ赤9以下 完全体条件
 ・育成ミス2~3回 完全体条件
進化先 -
 
 

 

対G超兵器 メカゴジラ 【データ】
世代 最低体重 就寝 寿命 Pサイクル 体力 ケガ治療 つよさ
究極体 40g PM 11:00 約48時間 約48分 50 2回 160
必殺技 プラズマ・グレネイド 怪獣襲来 時間 対象
◇ 暫定進化条件 ◇
3式機龍
・育成ミス1回以下 Gゲージ赤9以下 完全体条件
・育成ミス2~3回 完全体条件
メカキングギドラ:育成ミス2回以下 完全体条件
進化先 -
 1993年の「ゴジラVSメカゴジラ」に登場。
 23世紀の未来からきたメカキングギドラの首を回収し、そのオーバーテクノロジーを分析して開発された対ゴジラ用ロボット兵器。身長は120メートル、総重量は15万トンにのぼり、特殊部隊「Gフォース」が乗り込んで操縦を行う。全身を覆う装甲は超耐熱合金「NT-1」に人工ダイヤモンドをコーティングし、ゴジラの放射熱線にすら耐える防御力を実現。武装面も非常に充実しており、口部からはゴジラに匹敵する熱線「メガ・バスター」、両目からは「レーザーキャノン」、肩にはマヒ効果を持つ「パラライズ・ミサイル」、腰にはその強化版「トランキライザー・ミサイル」を内蔵し、さらに両腕からは命中後に高圧電流を流し込む「ショック・アンカー」を放つ。腹部からは最大の武器「プラズマ・グレネイド」を発射可能で、これは敵から受けた熱線のエネルギーを吸収し、プラズマエネルギーに変換、さらに増幅して撃ち返すという大技。ゴジラやファイヤーラドンに致命傷を負わせるほどの威力だが、放熱のため連続使用はできない、ダイヤモンドコーティングがなければ使用不可などの制限がある。 攻守ともに優れ、さらに単独飛行も可能というまさに超兵器ではあるが、攻撃性能にジェネレーターが追いついていなかったり、細かな機動力では若干劣るなどの欠点も存在する。しかしそれらの問題点すら、戦闘機「ガルーダ」との合体による強化形態「スーパーメカゴジラ」で改善されるに至った。
 1974年の「ゴジラ対メカゴジラ」に続く、2代目のメカゴジラ。初代メカゴジは敵かつ「にせゴジラ」という側面も持っていたため悪者感に溢れていたが、こちらは人類を守るスーパーロボットなのでヒロイックに差別化されている。お顔は割と犬ヅラっぽくもあるが、まぁ犬は遥か昔からの人類の友だし…。 作中ではとにかく頼もしい存在で、流石200年後の超技術からつくられただけはある。しかし恐ろしいコトに作中でこのメカゴジラはメカギドラの首を回収してからわずか1年で完成しているので、普通にこの世界の人類がどこかおかしいんだと思う。まぁ巨大怪獣がホイホイ出てくるような世界なら、人類も強くなくちゃやってけないよな。
 シルエットはかなりシンプルで、当初は機龍の進化先扱いに違和感があったが、原作を見てメカギドラ由来の強さやサイズ比(機龍は60メートル)を踏まえれば妥当な気もしてくる。 ただ残念なのは、16ドットがどうも特徴を抑えられていない上にギミック的な描写も弱く、進化前の2体よりも見劣りしてしまう点。カットインの再現度だけが救いだが、攻撃時にはしれっとスーパーメカゴジラになるくらいのサービスはあっても良かったと思う。

 ギミック云々以前に締まらない表情。グレネイドの色は作中と一致している。



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