このページは「DEJIMON誤植大図鑑」の一部ページです。
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アイスモン

▼ソース
【ギア】ディーターミナル
▼解説
 どう見てもモジャモンです本当にありがとうございました。
 本来アイスモンはゴツモンの色違いデジモンだが、「名前からして氷雪系→じゃあモジャモンの色違いか」とカン違いしたっぽい。モジャモンの必殺技がアイスクルロッドだし。
 ちなみにディーターミナルにはゴツモンもインセキモンも登場しているので、アイスモンのドットは間接的に拝める。






アグモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンストーリー ロストエボリューション 開発ブログ
▼解説
 「テイマーズが好き」と言っておきながらアグモンとギルモンを間違えた時点であり得ないが、 それを更新日の2010年7月5日から全く直す気配がないのもかなりあり得ない。 時期が時期ならもっと凄まじい大炎上にでも発展して楽しかったかもしれないが、幸いこの時点でデジモンファンはかなり減っていた上に公式に対する「理解者」が多く、特に何も起こらなかった。






アルティメットカオスモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンアクセルアルティメットゲノム
▼解説
 公式絵に影が塗られておらず、設定画のような状態になっている。 アルティメットカオスモンは出路からして特殊なデジモンなので、 「演出のためにあえて影付けを廃したのでは?」…とか思っていたが、攻略本やその後の媒体ではフツーに影がついた完成版が使用されている。 ネット上なんだから画像を差し替えればいいのに、アクセルのページでは未だにこの姿を保っている。

 アクセルの公式サイトは未だ進化表だけが現存する謎なサイトだが、かつてのその更新度合いも雑で、 ジャスティス~アルティメットゲノム共通の隠しキャラである「カオスモン」の項目は用意されず、進化表は埋められずに終わった。  「アルティメットカオスモン」はアルティメットゲノムのみに登場した第2の隠しキャラで、やはり進化表に組み込まれるコトはなかったが 何故かこちらは項目が作成されていたため、「アルティメットカオスモン」で検索すると個別ページがヒットするという、ワケの分からないコトになっている。






ヴァルキリモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジメロディリロードチャレンジ
▼解説
 パルモン「(このオッサン、なんでキレてるんだろう…)」






ウォーグレイモン

▼ソース
【攻略本】Vジャンプブックス ディースキャナVERSION2.0&ペンデュラムプログレス1.0・2.0(集英社)/124P
▼解説
 「袋とじページだからそんなすぐには見られないだろう」と油断していたのか、進化が間に合っていない。








ウォーグレイモン メタルガルルモン

▼ソース
【本】コロコロコミック2003年4月号
▼解説
 「何だ、別に何も間違っt…え!?」と思わず二度見してしまう。恐らく 「ウォーグレイモンとメタルガルルモンを並べるとなるとウォーグレイが左側に来るのは当然だがオメガモンになった時の位置を考えると…」などと悩んでいる内にこの処理に落ち着いたのだろう。








エンジェウーモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンツイン ※消滅済み
▼解説
 デジモンツイン公式サイトで使われていた壁紙に、ツインには登場しないエンジェウーモンが紛れ込んでいる。  言わずもがな他のデジモンはギアの登場デジモンであるため、発売前に俺は「ツインにはエンジェウーモンも出ますね。壁紙に載ってますし」と他人様のサイトの掲示板に書き込み、いらん恥をかいた。  結局、「何故エンジェウーモンが載っていたのか」、あるいは「ツインへの登場が見送られたのか」は不明。
 「じゃあ逆に、ギアに出たのに壁紙にいないヤツもいるんでしょ?」とお気付きの人もいるかもしれないが、その通り、ズィードガルルモンとミネルヴァモンの2体が不在。 隠しキャラポジションのミネルヴァはまだしも、パッケージにもデカデカと載っている看板デジモンのズィードガルルモンがいないのはよく分からない。 (ミネルヴァはミネルヴァで、公式サイトの別の画像には普通に載っていたのでさらによく分からない)
 尚、デジモンツインの公式サイトは早々と消し飛んでしまったが、 この壁紙の画像は今でもデジモンウェブにて、少し改変された状態で多用されている。








オウリュウモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンクロニクルエックス 第21章 ※修正済
▼解説

「行くよ、アルファモン!オメガモン!」
「続くぞ!オウリュウモン」
オウリュウモンじゃねー!!!!

 そんなビュティさんのようなツッコミが聞こえてきそうな画像ミス。
「ヒシャリュウモンから進化するのがオウリュウモン!飛竜の能力を持つのがデュナスモン!そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!」とでも言いたいのか、あるいは カオスデュークメギドラ理論で、ページを作成したスタッフにはこれがオウリュウモンに見えていたのかもしれない。
 さておき気になるのが、このデュナスモンXの画像に、無駄に黒塗りの処理がかかっている点。普通のデュナスモンXの画像は13章に登場しているが、この先闇堕ちでもするのだろうか。今更デュナスXが敵にまわったところで、それがどうした感あるけど…。






オオクワモン

▼ソース
【公式サイト】旧デジモンウェブ ギャラリー
▼解説
 本来のドットは  こうで、似ているかはともかくかなりのイケメンドットだ。 しかしデジモンウェブのページではえらく肩の露出が多かったり、顔が異様に寄り目で味わい深いものになってしまっていた。 当時の自分はペンデュラム1も攻略本も持っていなかったので確かめる術がなかったが、「流石にこれは…表示の間違いだよな?」と疑っていたのが懐かしい。

 このオオクワモンに限らず、旧デジモンウェブにはドットが歪んでおかしいものがやたらと多かった。 何故こうなってしまうのかと言えば、「ドットの拡大比率がおかしいから」だろう。ドット絵とは、縦横の長さが等しい「正方形」の集合体と言い換えられるワケだが、 ちゃんと縦横が等しい大きさになる比率を維持しないと、全体の指定サイズを守るためにあちこちでバランス崩壊がおこってしまう。  たとえば、上の正しいオオクワモンを一旦16×16の最小比率に戻してから、100×100やらやら30×30やら、つまりは「16の倍数ではない比率」で適当に弄りまわしてやると、 こうなってしまう。 古参にはなんとも見覚えのある歪んだドットは、こうしてできあがるのだ。 まぁ当時はまだインターネット黎明期。公式といえども、ウェブ表示への理解がまだまだ浅かった故に起きてしまったコトだとは思う(昔はデジモンに限らずたまごっちの公式サイトも大体こうだった)  ……でもこのオオクワモンの場合、表示の歪みとはまた別に「用意したドット絵自体が打ち間違ってた」って可能性もある気がする…。

(2022/07/16 掲載)







カイゼルグレイモン マグナガルルモン

▼ソース
【本】コロコロコミック2003年2月号
▼解説
 武器ありドットの紹介なのに、記載されているのはどちらも武器なしドット。  龍魂剣を背負ってるか持ってるかの違いしかないカイゼルはまだしも、既に裸一貫のマグナガルルはなんか可哀そう。
(本来の武器ありドットはこちらのページの下の方に載っている)
 ちなみにこの誤植は【設定編】のスサノオモンと一緒に、同じコロコロコミック中のわずか2ページのデジモンコーナーで見つかった誤植。  …デジモンは、あらゆる出版社に対しても誤植を引き起こす力を持っているのだろうか?






カイゼルグレイモン マグナガルルモン

▼ソース
【本】コロコロコミック2003年1月号
▼解説
 ちょっと待てお前ら、本当にそのスピリットで誕生!!!していいのか






ガオスモン トループモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジメロディリロードチャレンジ
▼解説
 リロードチャレンジの最終更新分にあたるが、ラスト2体の動きもまたおかしくなっている。
同項目のスピノモンから始まって、この図鑑にもいくつかのネタを提供してくれたこのコーナーもいざ終わってしまうと少し寂しい。
 トループモンの動きが「今までありがとう!」と大きく手を振っているように見えないコトもないので、そう思っておくことにしよう。






グレイモン

▼ソース
【攻略本】Vジャンプブックス ディースキャナVERSION2.0&ペンデュラムプログレス1.0・2.0(集英社)/34P
▼解説
 ドットがグラウモンになっているが、それを察して矛盾が起きない無難なコメントを入れたナビモーンは解説キャラの鑑。
 ちなみにグラウモンの記事はグレイモンの1つ前で、33ページにある。






グレート・ホール

▼ソース
【攻略本】Vジャンプブックス デジモンワールド2 -ブレイブテイマーズロード-(集英社)/161P
▼解説
 袋とじページにて、隠しダンジョンであるグレート・ホールの恐ろしさを記したページ。
 確かに究極体がザコ敵としてポンポン登場するのは恐ろしいが、 それ以上にロゼモンが「ガイアフォース」と叫びながらローゼスレイピアを叩き込んでいたり、 ゲーム中のターン制を無視したタイミングでディメンションシザーが発動していたりと、隠しダンジョンに相応しい、想像を絶する光景が繰り広げられている。

 …実際のゲームではこんな珍プレーは起こり得ないので、恐らくコラージュか何かで捏造した画像を攻略本に使用したのだと思われる。  デジワー2の発売から10日ぐらいで発売された攻略本なので、ちゃんと作るのが間に合わなかったのかもしれない。






黒いメタルシードラモン

▼ソース
【攻略本】デジモンワールド2(ケイブンシャ)/48P
▼解説
 黒くもなければ、メタルシードラモンですらない。
せめてワルシードラモン先生を連れてくるぐらいの誠意を見せて欲しい。
 「黒いメタルシードラモン」という表記については【文章編】カオス三将軍を参照。






ゲコモン

▼ソース
【攻略本】デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー公式ガイドブック(集英社)/20P
▼解説
 そのゲコモン、もう変態しちゃってますよ。またゲコモンは魔力タイプでなく「魔防タイプ」が正解。

 それにしてもシードラモン種は昔からやたら攻略本での画像ミスが多く、古くはデジワー2から、そして現在のハカメモまで、「ああ、デジモンの誤植だなあ」と実家のような安心感がある。  これだけ時が経てば編集さんも別の人になっていそうなものだが、伝統として受け継がれているのだろうか(いらない)






コアドラモン


▼ソース
【攻略本】デジモンクロスウォーズ クロスナビゲーター(集英社)/55P
▼解説
 逆だバカ! ムリヤリ補完するならば、「B-Bluegreen」と「G-Gunjouiro」がいいだろう。






シャウトモンX5


 
▼ソース
【ギア】デジモンミニ(クロスウォーズ版) シャウトモンレッド
▼解説
 喜びと怒りの2枚目のモーションだけが逆というワケの分からないミス。
 間違えられたのは飽くまでモーションの「2枚目だけ」なので、「喜びと怒りが完全に逆になった」ワケではなく、事あるごとに上の動画のようにチグハグな動きをとる。 しかもギア中の全てのモーションにおいてこの2枚が間違えられているので、 喜んでるんだか怒ってるんだか、なんとも情緒不安定なデジモンとなってしまった。






シルフィーモン ヴァルキリモン

▼ソース
【攻略本】デジモンワールド デジタルカードアリーナ(ケイブンシャ)
▼解説
 うーん確かにこれは顔だけだと間違えやすいかもなあ。






スピノモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジメロディリロードチャレンジ
▼解説
 クロスローダーのデジモンには「立ち絵」「しゃがみ」の2枚から待機状態の動画が作られている。 …が、このページのスピノモンは「立ち絵」「ダメージ」の2枚で作られていて、急に腹痛でも起こしたかのようなモーションにされている。何のイジメだ。
 実機のクロスローダーではスピノモンにもしゃがみドットは用意されているので安心。






武之内空 石田ヤマト

▼ソース
【ゲーム情報サイト】デジモンワールド リ:デジタイズ/ファミ通.com ※修正済
▼解説
 ショートカットの活動的な女の子(大嘘)
 ただでさえ凄まじかったデジモンカップリング界隈に今一度波乱を呼び起こしそうな誤植だが、 元々空がボーイッシュな設定のおかげで、文章的に性別以外は大惨事にならずに済んだのがせめてもの救いか。
 2人を見守るタカトの「(あれ?なんかおかしいような…)」と言いたげな表情も冴えている。






ディノレクスモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジメロディリロードチャレンジ ※修正済み
▼解説
 俺の知ってるディノレクスモンじゃない。
 緑の恐竜タイプということで似てるっちゃ似てるが、ドットと公式絵の両方を律儀にタスクモンにしたあたり、確信犯なんじゃないかと思えてくる。  公式サイトがこのドアホをやらかしてからココへの掲載にいたるまで4~5日ほどの時間があったが、当然修正されなかった。…と思ったら、その翌日に修正された。どうせなら上のスピノモンも直してやってくれ。






デジタルモンスター ART BOOK Ver. PENDULUM

▼ソース
【本】デジタルモンスター ART BOOK Ver. PENDULUM(プレミアムバンダイ)/227P
▼解説
 この誤植図鑑における「画像編」は、「不適切な画像が使われてしまった誤植」という分類だが、 このミスはその不適切ぶりにおいて頂点に立ちかねない。 過去に日記 2018/11/24~12/12のログ でも触れた内容だが、改めてここにまとめておく。

 問題は、巻末の「デジモンペンデュラム開発者インタビュー」に添えられた、「デジモンペンデュラムver.20th企画書」にあった。
右のドラコモンが映った画面のに下に映っているデジモンのフィギュアは、なんと公式の商品ではなく 個人製作によるシャウトモンX4Kのガレージキットで、しかもブログにあげられた写真を掲載しているのが発見されツイッター上で話題となった。 (何故かそのままではなく、「尻尾が消される」「マントが描き足される」などの加工が加えられている)
 ブログの筆者でもあるガレージキットのディーラー本人に話を聞いてみると、掲載にあたっての連絡は案の定何もなく、公式による無断使用と確定

 ガレージキットは、イベントで販売する際に一時的な版権を正式に版権元から得ているモノなので、同人誌や同人グッズとはまたワケが違う。 つまりは、「権利的に問題のある画像を使用したまま販売されてしまった」のだ。
しかも、その下には黒塗りされているが「ねんどろいど キャプテンアメリカ」のシルエットも映っていてこれもマズい。
わざわざインタビュー内でルドモンに関して

田岡:やはり、「キャプテン・アメリカ」を意識されましたか?
渡辺:あまり考えてはいませんでしたが(笑)。

 …という件があったため商品の特定は非常にたやすく、誰がこの企画書をつくったのかも窺えてしまう。
実際のところ、単に企画書に使うだけというか、商売に絡まない・一般の人にバレない範囲でならヨソの画像を好きに使ったって問題はないのだろうが、商用本なんだよなぁ…。
なまじ「キャプテンアメリカは黒く塗り潰されている=掲載にあたって配慮する行程はあった」のが分かる分、 「なぜわざわざキャップのシルエットを残す詰めの甘さを見せたのか」「X4Kが個人製作のガレキだとは夢にも思っていない浅ましさ」が露呈してしまった。

 流石にこれは問題だろうと思い、自分も含め、周囲の友人も何人か公式に問い合わせてみたものの、 バンダイからは「該当の部署と情報を共有いたしました」というだけのテンプレ回答が返ってきただけで、結局具体的な返答は得られなかった。
マジな話、問題があったのなら当然、企業として何らかの対応を取るべきであり、 逆に問題がないのなら、せめて問い合わせた相手には「調査の結果問題ありませんでした」という身の潔白を証明する必要があったはずだ。

 しかしこの問題が発覚してからというもの、それまでは毎日のように何かしら呟いていたデジモンウェブ公式ツイッターが急に何も発言しなくなる
ギア展開に関して情報を公開していたモンモンメモの展開が止まるなど、露骨なまでのヒットマークが観測され、 都合が悪くなったため地蔵になるという、ネット上の炎上案件では度々目にするダンマリ現象がデジモンでも見られた。
 その後、11月末から12月末にかけて、一ヶ月ほどの身勝手な自粛・保身期間を経たあと(この間にも、別のクライアントから図鑑の自動更新などのお漏らしはあった)、現在デジモンウェブは普通に活動を再開している。別にほとぼりは冷めていないし 罪が消えたワケでもないのだが、結局、無断使用されたディーラーにも、問い合わせた者に対しても、なんの対応もないまま、公式的にはウヤムヤにされてしまった。 ただ、ビッグドリーマー田岡氏および、彼が担当していたモンモンメモの動向は未だに掴めずにいる。


 キット写真の無断使用に目がいきがちだが、そも「何故シャウトモンX4Kの画像を使う必要があったのか」が分からないのも不気味だ。 ただでさえX4Kはバンダイ発ではなく東映発の亜種形態だし、なによりペンデュラム20thには登場しておらず、デジクロス体であるこのデジモンには添えられた「進化」というワードも合致しない。 企画書自体も全体的に意味不明…というか、なんでこんなにも「やりたいコトは色々あったけどできませんでした」という敗北宣言ばかりの妄想ノートをファンに見せてきたのかも、まったく意味が分からない。

 
 商用本に不適切な画像を使ってしまう、版権物を取り扱うプロとしての意識の低さ。
デジモンの知識がなく、公式・非公式の区別もつかない製作スタッフとしての情けなさ。
そして、犯した罪に向き合おうとせず、ファンに対してもただひたすら沈黙を貫くだけの不誠実さ。

 デジモンスタッフに対して不信感が募っていたのは今に始まった話でもないが、 「デジタルモンスターの開発者」以前に、純粋に「人間」としても問題のある人物によって今のデジモンがつくられているのが裏付けされてしまう、 あまりにも悲しい事件となってしまった。

 俺の個人的な視点では、「発見者が友人」「ガレキを無断使用されたのも友人」「一緒にメール送ったのも友人」「消費者センターに問い合わせたのも友人」というかなりの参加型アトラクションだったのは ちょっと面白かったが、内容が内容なので喜べない。






デジタルモンスターver.20th


▼ソース
【ギア】デジタルモンスターver.20th 他
▼解説
 デジタルモンスターシリーズ生誕20周年を記念して発売されたギア「デジタルモンスターver.20th」。 初代ギアの登場デジモンを網羅した上で大量の追加キャラ、さらに新機能なども盛り込む実に豪勢な仕様……ではあったものの、その実態はかなりの問題児となってしまった。 そんなver.20th、通称「にじゅっす」の抱える問題の一つが、再登場となった初代デジモン組にもたらされた、大量のドットミス。 詳細は攻略ページの最下部にまとめてあるので、気になる人はそちらを見てほしい(調査は完全ではないので、まだ増えるかも…)。 ミスの酷さには差があるが、特にヒドいのはサイクロモン。個人的に一番許せないのはマメモンだ。 しかもこの大量のミスを抱えたver.20thのドットデータは、その後の展開における初代デジモンドットのスタンダードとして扱われるコトになり、 上の画像のようにドットをあしらったグッズでもそのまま間違っているし、アニメ「デジモンアドベンチャー:」放映中のデータ放送でプレイできる育成ゲームでも同様。 デジモンペンデュラムZに再登場した初代組も、アクションが追加された一方で、ミスはそのまま引き継いでしまっている。 しかも、25周年記念グッズのデジタルモンスターキーチェーンでも相変わらずそのまま。  人間のやるコトなので間違いがあるのは仕方ない…にしても、間違いが5年間全く直らない自浄作用のなさをアニバーサリーな数字と共に見せつけてくるのはキツい。 何より「ドット絵が好きな古参ファンに向けて欠陥品を送り続けてくる」という地獄には、中々耐え難いものがある。

(2022/07/16 掲載)







デルタモン

▼ソース
【攻略本】最強のデジタルモンスターVer.5究極本(KKベストセラーズ)/41P
▼解説
 すげぇ…あのデジモン、死にながら戦ってる…。






トロピカル~ジュ!プリキュア


▼ソース
【公式サイト】デジモンアドベンチャー: ※修正済
▼解説
 タグをページに埋め込むだけで動画のサムネイルが表示され、動画がそのページ中で視聴可能になる便利な機能も現在ではすっかりおなじみとなったが、 そこでうっかりミスをやらかすとこういうシュールな絵面ができあがってしまう。  そういえば、以前もクロニクルエックスがプリキュアになりたがっていたが、 シナリオがアレな作品をやっているとスタッフもキラキラした存在に憧れを抱いてしまうのか。あるいは、「こっちの方が面白いよ」というド直球の誘導かもしれない。  何はともあれ、一晩寝てトロピカル~ジュ!アドコロになる夢はあきらめたのか、リンクは「デジモンアドベンチャー: 第58話」の次回予告へと修正された。 一応マジメな話をしておくと、公式サイトの運営が同じ東映アニメーション作品を掛け持ちしていたため、作品間でリンクミスが起きたのだと思われる。

(2021/10/03 掲載)







ハグルモン パルモン

▼ソース
【本】Vジャンプ 2015年6月号(集英社)/143P
▼解説
 2体の位置が逆。
 種族を覚えてない奴に「種族相性を覚えよう!」なんて言われたくないと思った。






バケモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジメロディリロードチャレンジ
▼解説
 スピノモンに同じく、こいつも動きがおかしい。バケモンの場合「通常立ち絵」「攻撃」と妙にやる気を見せている。これは「スピノモンの分も頑張ります」ということか、 逆にこいつのせいでスピノモンが体調不良なのか…。






ピコデビモン

▼ソース
【攻略本】バンダイ公式 デジモンアドベンチャー02 ディーワンテイマーズ(集英社)/103P
▼解説
 【ベジーモン】
長く伸びたツタと大きく開かれた口を持つ食虫植物型デジモン。
口から吐き出される甘い香りにつられてやってくる小型デジモンを、
触手のような長いツタの部分で引きずり込んでしまう凶暴凶悪なデジモン公式図鑑より)

 つまり、もうピコデビモンは…。






ピヨモン


▼ソース
【アニメ】デジモンアドベンチャー 第15話
▼解説
 くちばし「残像だ」






プロットモン


▼ソース
【ゲーム】デジモンバトルクロニクル PV
▼解説
 あんた出てないよ。

 バトクロには基本的に「成長期→成熟期→完全体(究極体)」の進化ルートにならったデジモンが登場するが、 例によってテイルモンの鍛え方が違うせいで、テイルモンは最初からテイルモンとして登場するため、プロットモンの出番はなかった。  ていうか、PVに映してやるなよ…。プロットモン本人もてっきり出られるのかとぬか喜びしちゃうだろ…。






ベアモン 進化ルート

▼ソース
【本】Vジャンプ2002年?月号
▼解説
 グラップレオモンとマルスモンの画像が逆。ご丁寧にサイズ比まで逆なので、記事を作成するにあたってかなり早い段階から間違えていたのが推測される。 想定外の出世に歓喜するグラップレオモンと、それを遠くから妬ましく睨み続けるマルスモン、そんな感じにも見えてくる。






ベーダモン

▼ソース
【攻略本】ポケットデジモンワールド クール&ネイチャーバトルディスク(ケイブンシャ)/37P
▼解説
 ヤベェよ、こいつベーダモンファイターモードになる気マンマンだよ。
 ちなみにこのページは「出現するボスデジモンの変化」についてのページなので、別にアグモンからベーダモンに進化するわけではない。






ベオウルフモン


▼ソース
【公式絵】ベオウルフモン
▼解説
 大きな爪を装備した左腕「ロラント2」をよく見てほしい。
おわかりいただけただろうか…。なにやら爪の右外に、謎の黒い影がポツンと滲んで置かれているのだ。 果たしてこの闇の正体は…? まぁ恐らくはPCで着色作業中にうっかりブラシを置いてしまい、それに気付かないまま決定稿としてしまったのだろう。 (影の右端が断ち切られているのも、トリミングの結果だと思われる)
 このミスはなんらかの書籍やページではなく「公式絵」そのものに備わっているため、この絵が使用されているあらゆる媒体で謎の黒い影を確認するコトができる。 大きな公式絵を見られる機会があれば、より確認しやすいぞ。  謎の影を意識してから改めて公式絵を見ると、ベオウルフモンの表情も「うぉっ!俺のツメになんか変なのついてる!」と驚いているようで面白い。

(2022/07/16 掲載)







ベジーモン

 
▼ソース
【ギア】デジモンツイン デジモンペンデュラムZ4.0
▼解説
 基本ドットがレッドベジーモンと間違えられてしまった
下段・左が正しいベジーモンのドットであり、ツインでは右のように動く度に頭の葉っぱがコロコロ変色する。 幸い間違えられたのは基本ドット1枚だけとはいえ、一番重要度が高い部分なのであまり救いにはなってない。  まぁ確かに紛らわしくはあるが、調べれば分かるコトなのに雑に混同されてしまったのはいかんともしがたい。

(2011/07/27 掲載)

【追記 2021/10/03】
 デジモンツインの発売から14年ほどが経ち、ペンデュラムZ・ウィンドガーディアンズにベジーモンが登場するコトになった(画像 上段・右)…が、なんとツインとまったく同じミスを繰り替えされてしまった。 恐らくは、「初代Ver.2のベジーモン」よりも「デジモンツインに再登場したベジーモン」の方がアクションパターンが追加されているために、データの引用元としては優れていたためだと思われる…が、ミスまで引き継ぐなよ。  ちなみに、「ベジーモンの登場」は商品の発送前から告知されていたが、 パッケージの側面にジョグレス例としてコカトリモンとレッドベジーモンのドットが並んで掲載されていたため、実際にギアを起動する前から「まさか…いや、まさかまさか」と戦慄するコトができた。






ベリアルヴァンデモン

▼ソース
【攻略本】Vジャンプブックス バンダイ公式 デジモンワールド3(集英社)進化表ページ
▼解説
 顔そこじゃねーから!!






ホーリードラモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンミニ Ver.3進化表
http://www.digimon.channel.or.jp/digimon_mini/evolution/index.html ※サイト消滅済
▼解説
 16×16ドットがミスで他の誰かとすり替わってることはよくあるが、誰なんだあんた一体。 ミニ2でカブテリモンが新規ドットになったから、こいつもこんなバグったみたいな新ドットに?と思ったら結局ただのミス。実際にはペンデュラムと同じドットで登場。 公式サイトにつられたのかは知らないが、同じバグドットを載せてしまったエンターブレインの攻略本がお気の毒。 というわけで、中々に珍しい「バグった16×16ドット」なので、 この図鑑の背景に使われてたってことに気付いてた人はいるだろうか。






炎のスピリット


▼ソース
【公式サイト】デジモンプロファイル [デジ基礎知識] 「ハイブリッド体」と「スピリット」 ※修正済
▼解説
 逆だ逆。 炎のスピリットといえば他でもない主人公の使うアイテムだし、 他のスピリットと比較してもヒューマン・ビーストの区別がだいぶ分かりやすい部類なのに、「基礎知識」を謳った公式の解説ページでいきなりミスるところではない。  ちなみに、「炎のスピリット」なのに「火の能力」というモヤモヤする設定は当時から。

(2021/10/03 掲載)







ムゲンドラモン

▼ソース
【攻略本】バンダイ公式 デジモンペンデュラム5(集英社)/66~67P
▼解説
 ムゲンドラモン紹介ページのアクションドットコーナーに、学校に迷い込んだ野良犬のごとくメタルガルルモンが乱入。  中央の2つがそうだが、勝手に来ておいて喜んだり怒ったりする様は中々にウザい。
 このテの誤植ではお約束だが、メタルガルルモン側の紹介ページは全ドットが正しくメタルガルルモンなので、 この本ではムゲンドラモンの喜びと怒りのアクションを見ることは叶わない。
 しかしこうして見ると、意外とムゲンドラモンとメタルガルルモンはドットの雰囲気が似てないこともない気がするなぁ。 …いや、でも間違うなよ。2つもさ。
 ちなみにこのページは袋とじの一部なので、普通のページの誤植より少しありがたみがあるような、「隠しページのくせにフザけんな!」と腹正しいような。






メガシードラモン メタルシードラモン


▼ソース
【攻略本】デジヴァイス大百科(ケイブンシャ)/73P
【攻略本】デジモンワールド2(ケイブンシャ)/146 149 156P
▼解説
【上】ドットがメタルシードラモン(攻撃ドットは正しい)。デジヴァイスにはメガシードラモン・メタルシードラモンの両方が登場していて、メタルシードラ側の記事は問題なし。 ご丁寧なことに「敵デジモン一覧」のページでもドットを間違えているため、この攻略本ではメガシードラモンのドットを拝むことはできない。  ちなみに、正しいメガシードラモンのドットとメタルシードラモンのドットはあまり似ていないため、名前の時点でのカン違いだと思われる。
【下】これまたメガシーのところにメタシーの画像が使われている。こんな風に、メガシーとメタシーが間違えられている誤植は地味に多い。






メタルガルルモン

▼ソース
【公式サイト】デジモンアドベンチャー
▼解説
 背景に自分自身ではなく、ロゼモンの姿が浮かんでいる。
全然知らなかった…メタルガルルモン、お前って実は…あいつのコト、好きだったのか…?(青春)






メタルグレイモン

▼ソース
【攻略本】ペンデュラムプログレス1.0 DRAGON'S ROAR究極ガイド(双葉社)/31P
▼解説
 ハイパーヒット時にメタルグレイモンがメタルティラノモンにスライドエボリューション! 戦闘中発動する特殊進化、ブラスト・バースト進化の原型はプログレスの時点で登場していたのか! 
 これにより HP:72 AP:12 SP:3 のメタグレは HP:54 AP:12 SP:5 へと能力アップ! …別に強くなっていないのは、まだ原型だからに違いない。






メタルティラノモン エクスティラノモン

▼ソース
【攻略本】デジタルモンスターVer.5大百科(ケイブンシャ)/76P
▼解説
 ドットが逆。 Ver.5にはダーク、メタル、エクスと3体ものティラノモンが登場するので、当時のライターにとってはややこしかっただろうというのは想像に容易い。
 いやぁ、それにしてもケイブンシャのこういう取り違え系の誤植って、シンプルかつ力強くて好きだなぁ。






闇は光に雷牙は砲に

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター17
▼解説
 少し分かり辛いが、右奥に「土のビーストスピリット」がある。つまり、本来必要な「鋼」のスピリットが「土」にされてしまった。
(尚、土のスピリットはこのカードと対になる「風は炎に氷牙は剣に」の方にも正しく掲載されているので、鋼のスピリットだけはどちらにも載っていない。哀れ)
 また、特に重要であろう闇のスピリットが「レーベモン、カイザーレオモン」の正規品ではなく、「ダスクモン、ベルグモン」時代の古いモノが使用されている。  この状態でハイパースピリットエボリューションなんかしたら、装甲が鋼でなく土製で貧弱な上に、敵に操られて悪堕ちするというあまりにもあんまりなマグナガルルモンになってしまいかねない。

 ちなみに時を同じくして、相方もカード絡みでやらかしている。(【名称編】風は炎に氷河は剣に 参照)
流石フロンティア本編で2人仲良くボコられ続けていただけあって、残念な所で妙に息がピッタリだ。






リーフモン

▼ソース
【攻略本】Vジャンプブックス デジモンチャンピオンシップ チャンピオンメーカー(集英社)/5P
▼解説
 迷子にでもなったのか、このゲームに未登場のリーフモンが掲載されてしまっている。
似たデザインのバブモンは登場しているので、たぶん見間違えたのだろう。






リヴァイアモン

▼ソース
【公式サイト】 デジモンクロスウォーズ公式サイト(東映アニメーション) ※修正済
▼解説
 今でこそ東映公式はリニューアル・修正されているが、以前まではキャラ紹介の名前と画像がズレまくった状態で長いこと放置されていた。  よりによってキュートモンがリヴァイアモンになっていたのは、なんだか人為的なモノを感じる。






リブートモン

▼ソース
【アニメ】デジモンユニバースアプリモンスターズ 第48話
▼解説
 YJ14がブートモンとシャットモンを合体させてうまれたチップだが、リブートモンの絵柄についたエフェクトがハデスモンのものになっているという器用なミス。(紫色に混じった赤い衝撃も、ハデスモンのチップに追加されているエフェクト)  アニメ用に画像を編集中に間違えたのだろうか。
 ミスだと分かってから見ると左腕とエフェクトがまったく合ってない違和感に気付くが、 最近はアプモンもデジモンも公式絵にやたらとエフェクトを盛る傾向にあるので、流していた人も多いだろう。






レイヴモン

▼ソース
【ギア】デジモンクロスローダー
▼解説
 レイヴモンにデジクロスすると、カットインだけがバーストモードになっている。  単に演出である可能性も大いにありそうだが、他にバーストモード(とその公式絵)を持つシャイングレイモン・ミラージュガオガモン・ロゼモンは、クロスローダーにはクロス体でなく兵隊としての登場なので判断できない。
 個人的には、スレイヤードラモンを中心にガルダモン・パロットモン・チンロンモンがデジクロスしてレイヴモンになるというトンチンカンな組み合わせの方が問題だと思う。






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