【43話 故郷(ふるさと)消滅! 地獄の使者スカルサタモン】 VSスカルサタモン
泉「でも私達…デジタマを守るのが精一杯だったわ…」
純平「そうだなぁ…ロイヤルナイツにこの街のデータを奪われたからなぁ」
輝一「負けたも同じだ」
友樹「ボクなんか…何の役にも立たなかったし…」
…と、始まってそうそうスピリット反省会。
まるで前回のラストと今回までの間に、誰かに「全然勝ってなかっただろ」と怒られでもしたかのようだ。
メンツから察するに、「カイゼルとマグガル弱すぎ…これ絶対みんなバラで進化した方がいいだろ…」と密かに訴えてるのかもしれない。
通りがかった避難ポヨモンたちに、「炎のターミナル」とその隣の「緑の森」が襲撃されているコトを知らされる。
そこは拓也や輝二が初めて進化した場所であり、ボコモンたちの故郷でもある。十闘士たちは急いでトレイルモンに乗り込んだ。
幼年期のポヨモンが避難を強いられるような状況では、前回デジタマや赤ちゃんを乗せたトレイルモンはもうダメなのでは…?
一方、ルーチェモン様に謁見なうのロイヤルナイツたち。
経過が順調なので尚更早く復活したがるルーチェモン様だが、今回のナイツは休暇なのか、ロードナイトモンの部下が代行してデータ回収に向かう様子。
順調すぎて既にほとんどの地表が焼失してしまった、がらんどうになったパラダイス
ところ変わって緑の森では、既にロードナイトモンの部下・スカルサタモンが原住デジモンを殺しまわっている真っ最中。
うーん、どっちかというとデュナスの部下っぽいデザインだが、ロードナイトの部下なのか…。
「◯◯モン!必殺技は、△△!」程度の簡素なデジモン紹介が多い中、
「スカルサタモン!強さと破壊を求めた堕天使型デジモンのなれの果てが落ちぶれた姿だ!
強大なパワーの詰まった電脳核・ダークコアを手に入れ、暗黒のパワーを見に付けた、ロイヤルナイツの手下だ!」
…とやたら長く、図鑑用カットが終わって本編のシーンに入ってもまだ解説が続くという異例のキャラ。
早速、森の住民のパルモンの群れを殺してアニメファンからのヘイトを順調に集め、
「この森のデータはどこにある?言わなければ地獄に堕とす!」 → 言わなかったパルモンをネイルボーンで焼殺
「ガジモン言え、この森のデータはどこに隠されている?」 → ピヨモン「言っちゃダメ!」 → 脅しに屈したガジモンを「褒美に地獄に堕としてやる!」と圧殺
…と、不快なチンピラキャラとしては中々のレベル。フロってこういう敵多くない?
(なお、明らかに制作側でも設定のすり合わせができていないので混乱するが、
フィールドのデータを奪うには、41話の「黄金のマメ」のようなキーとなる場所やオブジェが存在するパターンもあるようだ。
今回の場合は、入口が普通に地表にある「地下洞窟の中」にキーがあったらしい)
一方、まだ健在だった炎のターミナルに辿り着き、はしゃぐボコモンや十闘士たち。フロってこういうシーンごとの温度差ひどくない?
しかしスカルサタモンが緑の森からデータを奪いフィールドは崩壊し、データは無事にルーチェモンへ届けられてしまった。
「ふるさとが消えてしまった~!」と涙するボコモンとネーモンの元へピヨモンが現れ、「泣いたってどうにもならないよ」とたしなめる。
元気づけるのかと思いきや「もうこの街もオシマイだ」と落ち込んでいるようで、
さらにピヨモン族の群れが現れ、「「「「「オシマイだ~オシマイだ~~」」」」と、クソみたいな台詞をサラウンドで聞かされる。
この回、ここまで割と楽しくフロンティアを再視聴してきた俺でもイライラするぐらいにクソ脚本&ゴミ演出(&微妙作画)で、
その中でも特にキツいのが、このクソみたいな卒業式か何かのようなネガキャン斉唱。
ただでさえ「全く同じセリフを発する」のにはリアリティがなくチープなのに、ギャグどころか罵倒に使われちゃあストレスがマッハガオガモンだ。
パグモン「あ~あ、お前ら(十闘士)だったらなんとかしてくれると思って、オレたち残っていたのに…頼りにならねェなぁ?」
みなさん「「「頼りにならねぇ~~~~!!!」」」
ピヨモン「パグモン、人間を責めてもしょうがないよ」
ポヨモン「そうだよ、ルーチェモンが甦るのは時間の問題なんだ」
想定外の罵詈雑言に、このポーカーフェイス軍団は何を思っているのか。
こんなんじゃ俺…デジタルワールドを守りたくなくなっちまうよ…。
ついさっきスカルサタモンが不快だと言ったが、住民がこんな民度のクソデジモンばかりならそっちを応援したいぞ。
この後は「俺たちも頑張るけど、自分の街を守りたいなら自分でもがんばれよ」という流れに移行。
十闘士に頼りっぱなしな住民もヒドいし、ひたすらボロ負けっぱなしの十闘士側もヒドい。それを見る視聴者が一番辛い。
ネーモン「責めないで。力のないデジモンじゃ仕方ないんだ」
ところでお前なんで拓也たちについてきてんの?
森のデータは難なく奪取してダッシュできてしまったので、炎のターミナルへやってきたスカルサタモン。
襲撃を前にネイルボーンの宝玉から兄弟を呼び寄せ、2体へと増えたスカルサタモンが迫る。
上空に佇むスカルサタモンを睨み、戦闘態勢に入る十闘士たち。
おっ、久々にダブルスピリット&スピリット4体進化が見られるかなと思ったら、ハイパースピリットエボリューション。
ここ最近負け続きだから警戒心が強くなってるのかもしれないが、完全体相手に超越形態かぁ…。
(しかしスカルサタモンは前々作「デジモンアドベンチャー02」の偶然にも同じ「43話」にも登場していた強敵だ。
何しろあのインペリアルドラモンを完封するほどのの実力者なのだから、全力でいって然るべき敵…なのかもしれない?)
ちなみに インペ進化バンク→全く動かないインペ→ネイルボーン→インペ機能停止 とこれまたクソ演出
さておき、ドタバタ走りながらスカルサタモンの元へ急行する超越形態たち。
スカルサタモン達は怖気づくどころか「ロードナイトモン様が言っていたコシヌケ野郎だな」と、ナメきっているご様子。
さらにこの後も兄弟が色々とペチャクチャ喋って2人を煽るも、
なんか知らんが唐突に寡黙キャラとなった超越形態。ついさっきドタバタ走ってきたデジモンだとは思えない。
石をぶつけられてもダンマリ
「ルーチェモン様のもとにつけば楽しいぞ!」とせせら笑うスカルサタモンに対し、ようやく喋り出し、
「ルーチェモンの都合のいいデジモンなんか、誰もなりたくない!」
「ただひたすら、上の者の言いなりになる。そんなお前たちは哀れだなぁ」 と、逆に煽りフェイズに入る拓也と輝二。
そんなこんなで、ようやくバトルフェイズ。
流石に完全体相手ならナイツほど苦戦せず、今までにない善戦を見せてくれる超越形態たち。でも俺が見たかったのはこんな相手じゃないよ…。
「あのコたち、オレたちのふるさとを守るため…」 「「「戦ってる…」」」
クソすぎて、素で「ウソでしょ…」と思ってしまったシーン。 え?こいつらマジで拓也たちが今まで逃げてばかりだったとか思ってたの…?
唐突に公式絵と同じポーズ
の止め絵になるカイゼルグレイモン
【44話 共に戦え! ゴツモンと輝二の誓い】 VSロイヤルナイツ④
残るフィールドはあと4つ。
ナイトモンの部下から大地のデジコードを守ろうとするゴツモンの窮地になんとか駆けつける十闘士たち。
このゴツモンは、かつて、具体的に言えば10話で輝二がビーストスピリットを手に入れた時に親しくなったデジモンだ。
今回はヴリトラモン、ブリッツモン、ヴォルフモン、レーベモン、チャックモンへと進化し、ナイトモンの群れを倒していく。
「超越形態なんかに任せてられるか」と言わんばかりに、完全体を圧倒する闘士たち
「これなら、この大地を守りきれるわ…!(サボりながら)」
余計なフラグを立てたばっかりに仕事熱心なロイヤルナイツ達が現場に現れ、早くもデータを吸収されてしまう。
流石、主人公たちのイメージを犠牲にしてまでミッション成功率の高さを誇る部下の鑑だが、
データ吸収と同時にナイトモンたちは哀れ、奈落の底へ落とされてしまうという、上司としては屑な面が描かれる。
さておき、まだ本編は5分も経っていないのに残るフィールドはあと3つとなり、上機嫌で帰還するナイツたち。
輝二達はとりあえずゴツモンを、なんか知らんがお情け的にナイツが毎度残してくれている駅のホームで介抱。
目覚めたゴツモンは、ロイヤルナイツと戦う輝二たちに、「オイラも一緒に連れて行ってくれ!」と懇願。
友樹や輝一は危険だと止めるが、輝二はゴツモンの熱意を呑み、「どうせ言っても…こいつは聞かないっ」と同行を快諾。
流石、他の子供達よりも早く輝二と打ち解けたデジモンだけあって、共にした時間は短くとも、既にツーカーの仲だ。
成長期、しかもゴツモンとあっては正直頼りないが、このクソ民度の世界では実に頼もしい存在
一行は、次にロイヤルナイツが狙う「森のターミナル」へ。
そこはセラフィモンの城があるという、まだ陥落していなかったのが奇跡にも思えるエリアだ。
「希望の紋章」もこうもワラワラしていると虫的な気持ち悪さが。
一方、またもナイトモン軍団を引き連れ、森のターミナルどころか既にセラフィモンの城に到着済みのロイヤルナイツご一行。
このエリアもう終わったな、フロ入ってくる。フロンティアだけに(←うまい)。
セラフィモンの城は頑強なバリアに覆われていて、流石にベルセルクソードを数発くらった程度ではビクともしない。
ロードナイトモンの提案により、ナイトモンをその場に残し、ロイヤルナイツの2体は別の方法でバリアを破壊すべくその場を去った。
その一部始終を木の中から窺っていた拓也たち。
このカットの秘密基地感すき
ナイトモンだけの手薄な状態を好機と見た拓也だが、ここで輝二が「ここは俺に任せて、お前たちはロイヤルナイツを追え」と、
今までの戦績を思うとビビってるようにしか思えない分担行動を提案。輝二にはゴツモンも同伴だ。
まぁナイトモン相手ならベオウルフでも対応できそうだしな…と思いきや、まさかのハイパースピリットエボリューション。
いやいやいやいや、そりゃまあナイトモンだからって戦力を甘く見ない方がいいとは思うが、
お前がマグナガルルモンになるというコトは、つまり純平と輝一が戦力外のお荷物になるってのを分かってるんだろうか…。
前回スカルサタにボコられて落ちたマグナガルルモンの勝率をナイトモンで稼いでおこうという魂胆だろうか。
輝二の光が世界を救うと信じて―――!!
潜んでいた木から勢いよく飛び出し、ナイトモンの群れへと立ち向かっていく「マグナガルルモン」と「ゴツモン」。
そんな絵面の面白さよりもずっと不意打ちなのが、挿入歌の「the last elemenトゥットゥル」。
いつもどおりの進化曲かと思ったら、歌パートが全て松岡修造MADか何かのごとく♪トゥットゥットゥッ・トゥットゥル~!
輝一の目立つシーンでやたらと流れる「折れた翼で-With Broken Wings-」といい、フロンティアは挿入歌で笑わせにかかってくる。
一方、構造的に上空からの衝撃に脆いと睨み、必殺技の応酬で確実にバリアを削っていくロイヤルナイツ。
拓也たちもカイゼルで対抗しようとするが、デジヴァイスの光にバリア内へと導かれ、先にデータを探し守るコトに。
迫りくるナイトモンの大軍を難なく蹴散らしていくマグナガルルモン、とゴツモン。
翼からのミサイルで全てのナイトモンを倒した……と思いきや、バラバラになったナイトモンたちが特に何の説明もなく再生復活。
よかった、こんな大人げない勝利でマグナガルルモンの勝率が上がったコトにしなきゃいけないのかと思ったけど、これならノーカンだな!
再生持ちの敵に銃撃を続けたせいで弾切れを起こすというケアレスミスを披露している所に、ロードナイトモン様が帰還。
覚悟を決めたマグナガルルモンは装甲を排除してノルマ達成ついでに、ゴツモンに「お前は逃げろ!」と言い放つ。
パージされた装甲が足下にはだけ落ち、いつもよりセクシーなキャストオフ
「(オイラ…足手纏いなのか…!?)」と嘆くゴツモンだが、
決してそんなコトはない、お前はこの時点でも十分よくやったよ。ここ最近のレギュラーキャラ以上に。
腕部に装着した41話に対して、今回はマグナブレードを拳に握り、ロードナイトモンに挑む。
その頃の城内では、拓也たちが3大天使の姿を模した悪趣味なキーを発見。
「これを守ればいいんだね!」という無謀な発言はさておき、ブレス・オブ・ワイバーンによってバリアが城壁ごとパリリンと崩壊。
「ヌハハハハ!何処にデータを隠そうとも、城を破壊すれば丸見えよォ!」
城内に拓也たちを導いた者の正体は、かつてここで拓也たちを守り命を落としたソーサリモンの残留思念だった。
ソーサリモンに再び命を助けられた拓也たちの元へ、デュナスモンが飛来。カイゼルグレイモンへ進化して、データの防衛戦に入る。
ロードナイトモンの凄まじい剣捌きに防戦一方のマグナガルルモン。
ただ輝二を見守るコトしかできないゴツモンの目の前で、ロードナイトモンのアージェントフィアーがまたしてもマグナガルルモンを襲う。
「輝二…!オイラに力があればァァ――ッ!!」と激昂するゴツモンの体が光に包まれ、なんと、インセキモンにワープ進化を果たす。
見た目は変わらないが、マグナガルルモンと同等のサイズにまで成長。
ロードナイトモンは再びナイト軍団を呼び出すが、インセキモンのコズモフラッシュがナイトモンを次々と消滅させる。つえーっ!
消滅させてしまえば、謎の再生能力を発揮させるまでもない。素晴らしい適応進化だ。
城の跡地で戦っているカイゼルグレイモンも、龍魂剣の猛連打でデュナスモンを抑え込み、
「こいつ…この前戦った時よりも強くなっている!」と言わしめるほど勢いに乗っている。アレ?今回いけるんじゃね?
しかし相手は流石にプロフェッショナル。
最優先事項「データの略奪」を成すべく、カイゼルグレイモンではなくその後ろに守られていたキーを破壊するデュナスモン。
ドラゴンズロア(ウーパールーパー)
デュナスモン打倒に気を取られていた拓也は、データの奪還をまたもや許してしまった。
それを責めるのは酷だろうが、それよか非戦闘員の方々と、今この場に存在してくれない現地のデジモンたちは役に立たねぇなぁ…。
データが奪われ、もはや恒例行事となった「地表のコード化」。
「勝負あったな」とほくそ笑むロイヤルナイツに対し、
「「まだだ!まだお前らは目の前にいる!」」と、せめて一太刀浴びせようとする超越形態たち。
しかしスパイラルマスカレードの直撃を受けインセキモンはゴツモンに退化させられてしまい、
他の仲間たちを消えゆく地表から助けるため、これまた恒例行事となったレスキュー活動を余儀なくされる超越形態たち。
そろそろいい加減学習してヘリコプターの1機ぐらい用意してほしい。
なんとか一命を取りとめたが、全身を負傷してしまったゴツモン。
「もうワガママは言わないよ。お前たちの足手纏いにはなりたくないしな」と、輝二たちに世界の未来を託すのだった。
惜しいなぁ、インセキモン、いや万全な状態ならゴツモンでも戦力に加わってくれれば泉やボコネーよりよほど役に立つのに…。
この回は例によってデータを2回も奪われはしたが、一応負けはしなかったし、
ロイヤルナイツとも実力が拮抗しつつある兆候が表れた、ナイツ編のターニングポイントとも言える回だろう。
40話のエンジェモンや今回のゴツモン・インセキモンみたいな「十闘士とデジモンの共闘」は
人間とデジモンが心を合わせて戦う、フロンティアならではの良さがあって好きなのだけど、全話を通してみてもあまり無いのが残念。
≪超越勝率≫
カイゼルグレイモン:50%(→) 7戦3勝3敗1分
┃ マグナガルルモン:33%(→) 7戦2勝4敗1分
【45話 データかく乱作戦! アキバマーケットを防衛せよ】 VSロイヤルナイツ⑤
この回は過去のゲストデジモンが多く再登場する。
17話で友樹にビーストスピリットをくれた湯島…もといナノモンも再登場
早速セピックモン(23話に登場。人間界から帰還した拓也とマイフレンズになった)が、
遠隔操作のスピリットブーメランでロイヤルナイツの居場所を突き止める。
残るエリアは、「オファニモンのエリア」と、アキバマーケットを含む現在地「氷の国」の2つだけ。
オファニモンのエリアはデータキーの所在が謎に包まれているため、
先にこちらを狙うだろうと先回りしてきたところ、目論見通りにロイヤルナイツはこちらに向かっているのが分かった。
17話(アキバマーケット回)に続いて、大量のモブデジモンが登場。離別しているジジモンとババモンが気になる。
ワーガルルモン黒とドッグモンは18話から再登場で台詞アリ。 横のパンダモンが7話の個体(まんま光子郎の声で喋るんだモン)かは不明。
泉たちがデジモンの避難誘導を進める一方で、純平は街中央のストーブタワーから機械を操り、ブロックパズルのように街の配置をメチャメチャに変更。
地下のデジコードごと地形をバラバラに移動させてコードを分断し、簡単にスキャンさせなくする作戦らしい。
「え?そういう理屈なの?」というのと「何故街の配置を変更できる仕組みがあるのか」が気がかりだが、まぁデジタルワールドだし?
友樹たちは、元ラーナモン親衛隊のトーカンモン達に協力してもらい、何か道具を制作中。
輝一「何を作ってるんだ?」
ナノ「投雪器じゃよ」
友樹「固めた雪玉を、何本かまとめたゴムの力で、敵目がけて、バァーンッ!…と、投げつけるんだ!」
輝一「えぇ~っ…雪の玉をぉ…!?」
友樹「ロ…ロイヤルナイツ相手にはムリかもしれないけど…何もしないで見てるワケにもいかないから…」
輝一「…フフッ、そうだな。拓也と輝二が進化して戦ってる間、俺たちもできるコトはしたいしな…!」
友樹「うん!」
泣けてきました。
ロイヤルナイツを追跡中のスピリットブーメランから、セピックモンが異変をキャッチ。何かがナイツの元へ向かっているらしい。
それはロイヤルナイツを倒すべく立ち上がった勇敢なデジモン、
ザンバモン、グリフォモン、プテラノモン、グランクワガーモン、エアドラモンたちだった。
よく分からない取り合わせのデジモンだが、なんて、いかにも死にそうなメンツなんだ。
「ムチャだ!」「助けにいこう!」とハイパースピリットエボリューションし、上空の戦場へと急ぐ拓也と輝二。
ザンバモンの十文字斬りを受け、思いのほかイイカンジに吹っ飛ばされるデュナスモン。お、いけるか?
ロード「…なんだ、貴様ら」
ザンバ「お主らを成敗に参った。人間の子供達だけに、戦わせる訳にはいかん!」
ロード「それは何か?ジョークのつもりか? もしそうならもう少しウィットを利かせるべきだなぁ?」
「黙れェ!」と打首獄門で斬りかかるが、ロードナイトモンには素早く回避されてしまう。
標的を見失ったザンバモンの背後に「貴様の相手はこの俺だ」と、デュナスモンがヌラリと再び姿を現す。
龍斬丸で斬りかかるが、これを白刃取りで軽く受け止めるデュナスモン。
ならばとザンバモンは左腕の刀を繰り出すが、龍斬丸ともども、圧倒的なパワーでへし折られてしまう。
飛竜は斬れなかったよ…
そしてロードナイトモンを包囲するグランクワガーモン、グリフォモン、プテラノモン。
ロード「全く…なんで私が貴様らザコの相手なんか…」
グラン「ザコだとォ!? ナメるなぁ!」
ロード「わかったわかった…かまってやるさ」
「ディメンジョンシザー!」
「スーパーソニックボイス!」 「サイドワインダー!」
全方位からの必殺技に囲まれたロードナイトモンは、さして意に介するコトもなく、ただその場で激しく旋回。
すると3体の必殺技は軌道を逸らされ、ディメンジョンシザーを受けたグリフォモンと、スーパーソニックボイスを受けたプテラノモンが死亡。
サイドワインダーを受けたグランクワガーモンだけはダメージだけで済んだ(けっこう理に適ってる展開)が、
ロードナイトモンのスパイラルマスカレードによって、あえなく爆死。
ザンバモンも、デュナスモンに顔面パンチをくらい絶命。
「目の前で究極体があっけなく殺される」というトラウマ不可避な光景を目の当たりにさせられるエアドラモン達も、
何の慈悲もないドラゴンズロアによって作業的に次々と殺されていく。
「君たちの死は決して無駄にはしないよ、マイフレンズ…」とセピックモンがまとめ始めたので嗚呼、あっけなく全滅か…と思いきや、
まだ辛うじて残されていた怯えるエアドラモン2体の元へ、超越形態たちがようやく駆けつける。
「これ以上、お前達の好き勝手にはさせない!」「俺達で守る!!」
遅ェよ
上空では超越形態とロイヤルナイツに緊張が走る一方、
地上ではついに完成してしまった投雪器をスタンバイし、好機を窺うスピリットに選ばれたけど見放された子供たち。
尺稼ぎとアイキャッチを経て、またもや開戦された超越形態とロイヤルナイツの戦い。
今回は趣向を変えて、カイゼルグレイモンVSロードナイトモン、マグナガルルモンVSデュナスモンの対戦カードになった。
「ちょっとはヤルなぁ…ほんのちょっとだが!」「えっらそうに…!!」
雪に覆われた地表のデータを右腕から吸収し、ドラゴンズロア(雪球)
カイゼルと組み合い動きが止まったロードナイトモン目がけて、ついに投雪器からスノーボールが放たれる。
「お゙ぉッ!?」
効くのかよ!
流石に不意打ちをくらっただけでダメージはないだろうが、遥か上空に2発中2発が命中という好成績を収める投雪器。侮れねェ。
無防備となったロードナイトモンの援護に入り、カイゼルグレイモンを地表に叩きつけるデュナスモン。
ここで対戦の組み合わせもいつものに戻った。やはり4人とも違和感があったのかもしれない。
再び投げ飛ばされ、次は首根っこを掴まれながら街中央のストーブタワーに押し付けられ、熱さと痛みに襲われるカイゼルグレイモン。
一方、マグナガルルモンもスパイラルマスカレードで苦しめられている。
心なしか、普段よりは余裕がある感じ
流石にスパイラルマスカレードのスピードには投雪器さんも対応できない。
メンバーで唯一カイゼルグレイモンに注目してくれていた腹巻パタモンがカイゼルのピンチを知らせ、
回れ右して投雪器でデュナスモンの後頭部を狙う…が、着弾前にストーブタワーの熱で雪が溶けてしまう。所詮雪じゃなぁ。
デュナス「ヌハハハハハ…!焼け焦げてしまえェ!」
カイゼル「忘れて…ないか?」
デュナス「何をォ?」
カイゼル「俺の属性が……炎だってコトをさぁ!!」
「お゙ォッ!?」
出た!フロンティア特有の属性による一転攻勢だァ――ッ! 忘れてたよ。
ストーブタワーの熱エネルギーを吸収し、全身からヴリトラモンのフレイムストームのように炎を噴き出すカイゼルグレイモン。
デュナスモンはひとたまりもなく飛び退き、地面にゴロゴロと転がって苦しむ醜態を見せる。
すかさずデュナスモンに馬乗りになり、一気に優位に立つカイゼルグレイモン。
おお、今までにない良い流れだ。これならマグナガルルモンの方も善戦しているのでは!?
ダメでした
トドメを指すべくアージェントフィアーで迫るロードナイトモン!
そのロードナイトモンに投雪器から放たれた雪玉がまたもや命中!
体勢を崩しアージェントフィアーの爆発エネルギーが投雪器とそれを操る子供たちへと飛来!
猛スピードで子供たちの盾になり被爆ついでに脱衣ノルマ達成のマグナガルルモン! すげぇ忙しい展開だ。
さよなら、投雪器さん…
(一応)ロードナイトモンの攻撃を受け、デジコード放出状態となる、輝一以外の子供たち。
何故自分にだけコードが出ないのか悩む輝一に、
ロードナイトモンが「お前に肉体がないからだ。魂だけの存在…」と説明してくれている所に、イヌの邪魔が入り、話は中断。
イヌはさておき、順調にデュナスモンをギリギリと痛めつけるカイゼルグレイモンだが、
戦闘の衝撃で抉れた地表から露出していたデジコードを見つけたデュナスモンに、投げ飛ばされてしまう。
小学生にプロレス技をキメられるお父さんの図からの、宝物を見つけた子供かのような純粋なお顔
ズサーッ!
激しく拳を撃ちつけて地表を砕くデュナスモン。
今までならここでデータをスキャンされてはいオシマイだが、今回は純平によってコードが分断されている。
コードはちゃんと全てを正しく繋げて一つにまとまっていなければスキャンできないらしく、ここまでは計画通りだ。
再び場面はマグナガルルとロードナイトのチャンバラ対決に。
ロード「中々やるな」
マグナ「お前に褒められても…ちっとも嬉しくないなァ!」
ロード「私が褒めるのはよっぽどのコトだ、誇りに思え」
と、ようやくマグナガルルモンも敵に褒めてもらっている所に、
またもカイゼルグレイモンに馬乗りされているデュナスモンから、
「ロォドナイトモン…!あ゙…応援をォ…!」と、想像以上に悲痛な声で応援が要請される。
カイゼルグレイモンをマスカレードで跳ね飛ばし、
デュナスモンにコードの探索と修復を任せ、1人で超越形態2体の相手を任されるロードナイトモン。
「ここが…こうで……これは…ここだァ!」
しかし徐々に力を付けつつある拓也と輝二を同時に捌ききるコトはできず、
龍魂剣とマグナブレードのコンビネーションにより、つしにロードナイトモンも地に伏せられる。
間髪入れずに炎龍撃をコード修復中のデュナスモンにぶちかましし、今度はデュナスモンを倒すべく2体で間合いを詰めにいくが、
背後からのロードナイトモンのリボンに拘束されている内に、デュナスモンはコードを見事修復しきってしまう。
リボンを斬りほどき、九頭龍陣でデュナスモンを爆撃するも、爆発で舞い上がったコードをロードナイトモンにスキャンされ、今回もデータは奪われてしまった。
……え? 結局とられちゃうの!?
「すまん…俺がちょっと油断した隙に……」「違うマキ!よくがんばったぞい!」「そうだよ!」
油断というか、やっぱあんた脱いで武器をダメにするのが早ェーんだよ!
いつものレスキューシーンを挟みつつ、
一行は休むコトなく最後の砦、「オファニモンの城のあるエリア」へと向かうのだった。
うーん、確実に強くなってきてはいるんだけど、
「やったコトがムダでした」って要素が多すぎて、結局話の印象が「今回も負け」にしかならないんだよなぁ。
一応、勝てはしないが負けもしないぐらいには力を付けているので、がんばれカイゼルグレイモン!まけるなマグナガルルモン!
ところで17話でアキバマーケットにいたはずの彼は何処へ…?
≪超越勝率≫
カイゼルグレイモン:50%(→) 8戦3勝3敗2分
┃ マグナガルルモン:33%(→) 8戦2勝4敗2分
【46話 デジタルワールド消滅!? ルーチェモン暗黒支配】 VSロイヤルナイツ⑥
残るエリアは1つ。復活も目前となり、上機嫌な様子のルーチェモン様。
「ルーチェモン様。彼らも手強くなっています。最後のデータを争う戦いで、我々も命を賭けねばならぬかもしれません」
「バカな!あんな人間の子供たちなど…!」
「…約束通り、復活されたら人間界へ行くためのキーを、いただけるのですね?」
「…フッ、勿論だ」
「分かりきったコトを聞くな!」
「…………」
ダメそう。
初登場時の「ルーチェモン様の正義の為」「美しい正義の為」というセリフ通りに、
デュナスモンはルーチェモンに心酔しきっているが、ロードナイトモンは最初からどうもイマイチ怪しんでいる様子。
ロイヤルナイツが空気を悪くしている隙にオファニモンのエリアに辿り着いた十闘士ご一行。
ここが文字通りに最後の砦となり、子供たちも「絶対守ってみせる!」と気合は十分。今までずっと守れてないけど。
城内は巨大な図書館のようになっており、デジタルワールド全ての知識が本として存在するらしい。
今は、オファニモンの部下だったネフェルティモンが現在この城を預かる身となっている。
しかしネフェルティモンもエリアのキーがどこにあるかは知らされておらず、
仕方なく、拓也たちは膨大な本の中から何がキーなのかを手分けして探しだすコトに。
暫くはキーを探すシーンが続き、今まで全然会話してなかった双子が久々にちゃんと話したり、
拓也と泉にどうでもいいラブコメシーンが入ったり、純平と友樹が3学年も離れつつも仲良さそうだったり、色々あったけど割愛。
一晩は探したけど見つからないな~、と再び集まって相談している所に、図書館で騒ぐマナーの悪い奴らが登場。
爆発してみせるんだ Burn up'n Go!!
言うまでもなく、来館したのはロイヤルナイツの2人だ。
珍しく赤い薔薇以外の花(外に生えてたヤツですね)を携えるロードナイトモン
無論、ロイヤルナイツの狙いはこのエリアのキーなので、すぐさまハイパースピリットエボリューションで応じる2人。
今回は進化シーンにフロ本編で時折流れるなんかヤバい時の曲がかかるので、既に勝てるはずがなさそう。
しかもロイヤルナイツは、既にキーの所在を突きとめていた。
「闇を取り除く強大な力を身につけた聖なるデジモン…」
「お前自身が…このエリアのデータをロックしているキーなのだ」
自分こそがキーだと知らされ、驚きを隠せないネフェルティモン。………え?オファニモン知らせてなかったの!?
ロイヤルナイツが調べれば分かっちゃう程度にはチョロい機密なのに、本人には知らせてなかったの?
振り返ってみれば色々あった。
セラフィモンとイチャイチャするせいでケルビモンの劣等感を煽って世界の危機の基礎を築いたり、
人間界へ迷惑メールまがいの怪文書を送りつけ、それを信じてデジタルワールドに訪れた子供達を危険に晒したり、
自分に心を開きかけていたケルビモンをまんまと騙してデジヴァイスをかすめとったり、
子供4人を護衛する任務をエンジェモン一人に任せたり、そして今、部下に死の危険を伴う使命を本人に伝えもせずに押し付けたり…。
やはりフロンティアは、オファニモンは屑で3大天使は無能というのを伝えたい作品だったのか。
さておき、「オファニモン様のためにも…ここは守り抜きます!」と使命感を新たに、ロイヤルナイツに立ち向かうキー、もといネフェルティモン。
妙に気合の入った作画で戦闘が繰り広げられ、ロイヤルナイツにカースオブクイーンやロゼッタストーンをお見舞いする。
…が、当然のように効かず、デュナスモンに床へ激しく叩き落されてしまう。
一連の流れをなんかボーッと見てた超越形態に、ネフェルティモンは自らを倒してくれるよう懇願する。
ネフェルティモンを倒せば、データがロイヤルナイツの手に渡るコトもなく、このエリアは永遠に守られるのだ。
(……あれ? じゃあ今までどっかでテキトーな重要度低いエリアを犠牲にしておけば、ルーチェモン復活は阻止できたのでは?)
しかし2人にネフェルティモンを倒すコトはできない。
「ここは俺たちが守る!」「ネフェルティモンは逃げろ!」と言い残し、
ロイヤルナイツに「この野郎ォォ――――ッ!!」と叫びながら向かっていく拓也と輝二。
勿論、ネフェルティモンを犠牲にせず、ロイヤルナイツを倒す方向でこの事態を解決できるのならそれが一番良いのだろうが…。
「君たちはもっと本でも読んで美しい言葉でも学ぶべきだ」
「黙れッ!!」と勢いよくロードナイトモンに飛びかかるマグナガルルモン。
スパイラルマスカレードの伸縮リボン攻撃を避け、城壁に開けられた穴から外へと飛び出す。
激しい空中戦を繰り広げるマグナガルルモンVSロードナイトモン。
同じく城の外に出たカイゼルグレイモンVSデュナスモンも、炎龍撃とドラゴンズロア(球体)炸裂させ、ほぼ互角の戦いを繰り広げている
この回は戦闘にメリハリが効いていてカッコよく、「超越形態も力を付けてきている」のが視覚的にも伝わるのが嬉しい。
「絶対に…負けられない!(ノルマ達成)」 「勝てないまでも…せめて、相打ちに持ち込むんだ!」
強気なんだか弱気なんだか分からんが、とにかく今までとは比べものにならないぐらいにいい勝負を繰り広げる超越形態たち。
ロード「何故そこまで戦う!デジタルワールドのために!」 デュナス「お前たちは人間だろう!」
マグナ「そうだ…でも、魂は!スピリットはデジモンなんだァ!!」 カイゼル「ここは…俺たちの世界でもあるんだ!!」
その闘いを、城の中から見守る他の子供達とネフェルティモン。あの…さっき「逃げろ」って言われましたよね?
激しい攻防は超越形態側が有利な状況に傾き、ロイヤルナイツはラッシュを避けるのが精一杯になり始める。
「ヌゥ……強い!お前たちは戦う度に強くなる…!人間とは、なんと計り知れない生き物なのだ!」
「ぐ…俺たちは勝てる筈だ!勝てる筈なのにィ!!」
カイゼル「ふざけるな!お前たちは全てを壊すだけ!」 マグナ「俺たちは…何が何でもこの世界を護るんだ!」
「勝てるかもしれない…!」「うん!」「がんばって!」
あの、ネフェルティさんの避難…
純平の言う通り、勝つのも時間の問題と言えるほどの流れになっていたのだが、突如デジタルワールドの中央から激しい光が放たれ、
カイゼルグレイモンとマグナガルルモンに直撃し、大ダメージを受けた2人は人間の姿に戻されてしまう。
しかも次の瞬間にはネフェルティモンはロイヤルナイツの手に堕ちており、最後のエリアも結局は奪われてしまうのだった。あのさぁ…。
最期のセリフどころか断末魔さえなかった
こうしてめでたく(ロイヤルナイツ視点)、38話から一度たりともロイヤルナイツからデータを守るコトは適わず、
デジタルワールド全てのデータが奪われ、ついに「ルーチェモン復活」の時が訪れた。
ヴァロドゥルモンかな?
「やっとこの時が来た…。ボクはデジタルワールドの帝王…。この世界はボクの手の中にある。
全てのデジモンはボクのためにうまれ…死ぬのだ」
見た目は子供でしかも天使だが、想像以上に面白みのないただの独裁者すぎるルーチェモン様。
聞いてもいないのにルーチェモン独自の横暴な自論を色々と聞かされ、子供達もドン引きだ。
デュナスモンは一体こいつのどこにそんな惚れこんで……やっぱ見た目?
輝二「お前は…ただのワガママな子供だ!」
ルーチェ「お前たちだって子供だろう!」
…と、煽り耐性も語彙力もないのが露呈していくルーチェモン様。アナタ中身は子供じゃないでしょ。
「ルーチェモン様。復活なさった暁には…我々に人間界に行けるキーを! お渡し下さるとのコトでしたが…」
と、若干気まずそうに約束を再び確認するロードナイトモン。
それに対しルーチェモン様は
「…先に、こいつら(子供たち)を消す。ボクの世界にこいつらは必要ないからね」 とだけ答え、
「お前たちは世界の果てに行け」 と、よく分からないが殺傷力はない優しいビームに吹き飛ばされる拓也たち。
しかしそこに駆けつけたトレイルモン・アングラーに助けられる。
データを全て奪われて地表を失ったデジタルワールドを尻目に、十闘士たち月に一時避難し、今後の対策を考えるコトにした。
デンライナーか何かのごとく空中に線路を構築しつつ走るトレイルモン
なんでも「月にまでいける線路」を開発したらしいが、ワープ航法とかより尖った技術だ
もう少しでロイヤルナイツに勝てそうだったのに、想定外の攻撃に敗北してしまったのが悔しい。
2人を襲った激しい光は言うまでもなく「ルーチェモンの力」なのだが、お前復活するまではちゃんと大人しくしてろよ!
結局地表の全てを奪われてしまったせいで、「今までの努力がただの経験値稼ぎにしかならなかった」のも辛い。
ちゃんとデジタルワールド全てのデータを奪ってから復活してくるあたりはルーチェモン様も律儀だが、
「ちょくちょく善戦してデータも守れていたが想定外の手段で敵が復活」なんて手段もあるだろうに、
「主人公たちを全敗させてまで敵のルールを守る必要性」があったとは思い難い。結局、今回みたいに卑怯な介入もしちゃったし。
舞台は最後の最後の砦「月」へと移り、十闘士たちとルーチェモンとの戦いも、最終盤へと突入する。
…しかし今更ながら、「デジタルワールド」って割に平然と宇宙や別の星が出てくるこの世界観は未知が満ちてるなぁ。
がらんどうになりすぎてスチールウールとなったパラダイス
≪超越勝率≫
カイゼルグレイモン:43%(↓) 9戦3勝4敗2分
┃ マグナガルルモン:29%(↓) 9戦2勝5敗2分
【次回予告】
お願い、散らないでロイヤルナイツ!
あんたたちが今ここでスキャンされたら、今まで散々負かされてきた十闘士たちのカタルシスはどうなっちゃうの?
話数はまだ残ってる。ここを耐えれば、人間界に侵攻できるんだから!
次回
今、伝説が進化する!
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