不定期更新される雑記帳です。 日記メニュー サイトトップ

┣■2022年05月24日 サヴァイブ発売日決定と近況とシン・ウルトラマン
┣■2022年04月16日 フロンティア20周年とイラコンとデジモンコン
┣■2022年02月26日 コラムと海外版デジモンXとイラストコンペ
┣■2022年01月09日 新年の挨拶と去年の振り返りとDIGIMON CON
┗■2021年12月18日 02新作と怒涛のフィギュア展開


■2022年05月24日 サヴァイブ発売日決定と近況とシン・ウルトラマン

 

 ついに、ようやく、やっと、いよいよ、デジモンサヴァイブの発売日が公開された。

 告知されたのは4月21日で、この日は奇しくもデジモンリアライズのサービス終了日でもあった。
ふぅ、唯一の現行デジモンゲームがなくなる日になんとか間に合ったな!(肝心の発売が間に合ってない)

 気になる発売日は7月28日。
まぁすぐといえばすぐか。なにせこちらは数年待たされた身だ。
これくらい目途が立ってたならデジモンコンで発表してくれよとは思いもしたが、
既に延期が度重なっていたために、万が一またしても告知後の再延期があってはならないと判断して、
発売が可能であるという確証が持てるまでは動くに動けなかったとかそんな感じだろう。

 まぁとりあえず出てくれるならそれでいい。
今まで散々「サヴァイブなのにサヴァイブできてない」大喜利でいじられるだけのタイトルだったが、
発売さえしてくれれば後はちゃんと「ゲームとして」触れるコトができる。


 ちなみにこの発売日は、翌日に「ゼノブレイド3」が控えているそうでまぁまぁ不安視されている。
とはいえ、別に人気作品の発売が近かろうと、サヴァがコケるかどうかはあんま関係ない気もする。
これだけ久々の新作かつ、ファン層もとっくにアラサーがメインになっているIPなのに
ゲームソフト1本ぶん程度の可処分所得さえまわしてもらえないのなら、問題はもっと別の所にありそうだ。

 現状で気になる点といえば、先日のデジモンコンでのサヴァイブに対するハブモンのコメントに表れている。
「少しコアなファン向け」「ターゲットユーザーは大人(あまり聞き取れない)のファン向け」
「従来ではあまりない暗い表現があるため、TVシリーズなど明るい作品が好きな人には少し不快に感じるような表現もある」
…と、ライト層にはあまり適していないらしいとっつき辛さを良くも悪くも隠さず話していた。

 その割に、わかりやすいデジアドのOPを意識したカットとかは盛り込んでいたりもするし、さらには
「デジモン総数は113体」と流石に相当厳しい数字だったり(俺は最低でも200は必要だと思う)
「選出は世界観を優先して初代やペンデュラムが主なので、コアなファンには見慣れたデジモンばかりになってしまっている」
…と、いやそれってコアなデジモンゲームファンにも新鮮味薄くてビミョウじゃない?…と、心配になってくる。

 一体どういうファンに向けたのか、よくそんなスキマ産業作品を延期の上で発売までこぎつけたなとか色々気になるが、
「やりたいようにやりつつ妥協点を交えていたらこうなった」だけで、最初から明確なターゲッティングはなさそう。
 
 正直、期待よりも不安の方が大きいのが今の心境ではあれど……うん、兎にも角にも、あとは発売を待つだけだ。




 せっかく新作の発売も近づいているのだし、
今まではこういう時には発売前情報をまとめたページをつくったりもしていたものだけれど、
サイトトップなどでも度々言っているように、最近はどうもうまく時間をつくれていない。

 リアルの忙しさは若干マシになってはきたが、最近はそれとは別に時間を食う理由があった。

 ひとつは、突然の「親父の来訪」。
少し前にLINEから急に「2泊3日で泊めてくれ」というのだから驚いた。
親父とは前にも一緒にメシを食べはしたが、思い返せばあれも既に半年前。
ウチに来るのなんて俺が一人暮らしを始めた頃だから…実に10年くらい前のそれ以来のコトだ。

 さておき、コロナの影響もあって「家に人を呼ぶ」習慣がすっかり消し飛んでいた我が家。
完全に「俺一人の生活に特化した状態」、つまりは汚部屋に成り果てていて、掃除が大変だった。
辛うじて虫は対策済みで湧いてはいないものの、ホコリや細かいゴミがひどく、我ながら悲惨な空間だった。

 なんとかある程度の掃除は成し遂げたものの、それはそれとして「布団」が問題となり、
これまたとてもじゃないが俺のは自分以外の人様を寝かせられるような状態ではなかったため、
「宿泊代がわり」というコトで新しい布団を送ってもらい、そのままもらえるコトになった。やったぜ。


 そして親父との久々の再会。
こっちに来た用事は何かと思えば「某アイドルのライブに2日連続で参加できるコトになったが宿がとれなかったため」。
思ったよりもしょーもないが、まぁ切実ではある理由だ。
当初は普通に宿を予約するつもりだったが、今回は会場の関係か、手頃なのが全然とれなかったらしい。

 あいにく俺自身はアイドルにさっぱり明るくないのでそっち方面の話はまったく分からなかったが、
久しぶりに家族で、それも男同士限定の水入らずで話せたのは思ったよりも楽しかった。
如何せん、コロナのせいでこんな窮屈で息苦しい世界になってしまったし、
家族みんなが溺愛していた犬が死んで早くも2年が経ったりで、家族の暮らしやメンタルが心配だったが、まぁ元気そうだ。

 思いのほか親父のトークが長引いて中々寝かせてもらえなかったりして、
「ああ、実家だと母と妹しかいないから、話し相手がいないんだろうな…」というのが窺えたりもした。
(ウチの家族は母と妹の団結が強く、カースト的にも親父がだいぶよわい)

 失礼ながら、会うたびに頭髪が薄くなっているのがどうしても気になってしまうが、遺伝的に他人事ではない。
わざわざ大阪から東京に遊びに来て、何時間もライブに参加するくらいなのだから
トシの割に元気そうではあるけども、やはり頭髪以外にも老いを感じる部分は色々ある。

 小説版「仮面ライダーエグゼイド」で、
主人公の永夢が久々に会った父親が想像以上に老けているコトにショックを受けて、
「自分の両親というものは、自分が子供の頃に記憶していた姿からずっと変わらないものだと思っていた」
…と述べるくだりがあるのだけど、
初めて読んだ時からこれが心に突き刺さって、こうして度々リフレインされる。

 2泊3日というと随分と長い時間に思えるが、
実際は「1日目は夜に来て寝るまで」「翌日はお互いに昼から夜まで予定があって別行動」「3日目は朝に出勤&帰宅」で、
マトモに一緒にいたのは10時間くらいだったと思う。

 一人暮らしというものは慣れてしまえば本当に気楽なもので、
その快適さが久々に崩されるのは正直面倒だったが、久々に人と寝起きを共にできるのが新鮮で楽しかった。
コロナの影響でかれこれ実家には3年くらい戻っていないのだけど、そろそろ帰っておきたいなぁ。

 なんか久々にすごい普通に「日記」って感じの内容を書いてる気がする。
正直「デジモンの後追い情報ばっか載せててもしゃーねーだろ」とは自分でも思っていたので、
今後はもっとこんな感じのハナシも増えていくかもしれない。



 さてさて、それともう一つ、最近あまりサイトをいじれていない理由の一つ、
むしろこっちがメインとも言えるが、「俺のパソコンちゃんが流石にそろそろ限界」というコトだ。

 度々、俺のパソコンの満身創痍っぷりには触れていたと思う。
改めて言っておくと俺が今使っているノートパソコンは富士通の「FMV-BIBLO NF/G70 FMVNFG70B」で、
発売日は実に2010年という旧式っぷりだ。

 パソコンの寿命は5年と言われる中、10年もよく使ってこれたなと思うかもしれないが、とっくに何度も壊れている。
かれこれHDDは2回交換しているし、キーボードは部分的に死んでいるのでUSBの外付けを使い、
とっくの昔にCDなどのディスクも読み込まなくなっているので、これまた外付けドライブを使っている。

 2年ほど前には冷却ファンの汚れ具合が深刻になり、
ファンが回る度にどこかしらにぶつかって「ガガガッ!ガガガッ!」と勇者王誕生!を奏でるほどの事態となった。
非常に気が進まなかったが、なんとか自力で冷却ファンの交換に挑み成功し事なきを得たが、
このPCは冷却ファンがだいぶ奥底に位置するタイプで、ファンを交換したいだけでも非常に厄介だった。
(裏面からフタをあけてあちこちネジを外して上の画面まで一旦分離させて、さらに奥底まで分解し、
 半べそになりながらなんとか解体・交換を終え、今度は当然バラしたぶんを再組立てしなくてはならず、
 途中で何度も「これ無理!絶対無理!」「壊れた!絶対壊れたしもう点かない!」と弱音が飛び交ったが、奇跡的に成功した)



 動作や回線もだいぶ怪しくなりつつも、「一応まあまだ動くから…」というコトで使い続けていたが、
流石にそろそろ買い換えたいよなあ、という気持ちは当然ながらずっとあり、
最近では「画面のバックライトが徐々に死に、段々と薄暗くなっていく」
という視覚的にもつらい現象がここにきて加速してきたため、ようやく新調を決意した。

 思えば我が家ではずっとパソコンといえばノートだったので、じゃあ次もノートかなと考えてはいたが、
今のPCは既にキーボードもCDも外付けで、冷却性能も不安なので本体の下に敷くファンに乗せているし、
そしてついにはディスプレイまで別パーツを必要とするほどの生命維持装置フル装備っぷり。

 これ、「もしデスクトップだったら不調な各パーツを交換すれば済むだけなんだよな…」と思い知らされ、 
そもそもオールインワンのノートPCよりデスクトップの方が安くつくって話も耳にしていたし、
以前なら帰省の度にPCごと持って帰ったりもしていたが、今では別にスマホでどうとでもなる部分も多いので、
俺の人生史上初めて、「デスクトップパソコンの購入」に至るコトになった。

 てなワケで、PCに詳しい某友人にだいぶおんぶにだっこしてもらいながら値段も手頃な新PCとモニターを注文し、
それが届いて環境が一新されるのを待っている…というのが現状。

 モニターは丁度今回の日記を書いている途中で届き、早速現PCとの合体も果たした。
今まで以上にデカいし新品なので当然キレイな画面を堪能できているが、
如何せん本体がまだおじいちゃんのままなので、高画質で激重動作まで堪能できてしまう。

 パソコンの到着が実に待ち遠しいが、これがまだちょっといつ届くのかが分からない。
注文時では「今月末に組み上がるから来月に届くよ」とのコトだったのだが、
実際は注文した翌日くらいには組み上がり、国内に向けて発送済み…という謎の早さだったが、まだ届かない。
当初の段取りでも工場発送から到着まで2週間強の期間が設けられていたので、今月末に届けば御の字かな。

 新しいパソコンが届いた時点で勝利というワケではなく、
新PCのセッティングが無事に終わり、現行PCから必要なデータを移行できてそこでようやくミッションクリアなので、
ほんと早く届いてほしいもんだ。まぁ、ここまでチンタラ買いあぐねていた俺の方が悪いんだけど。


 というワケで、恐らくはこの今回の日記が「今のPCでの最後の更新」になるかと思われます。
今まで10年以上も俺のインターネットライフを支えてくれてありがとう。

 やりたいネタとかはやりかけのコトとかは色々溜まってるから、
新環境さえ整えば、最近の遅れを取り戻すかのようにバンバンアレコレやっていきたいところ。

 …まぁ、サヴァイブが出るまでは俺のデジモンモチベはけっこうな「凪」状態なので、
最近の更新がチンタラしてるのは、別にPCちゃんのせいだけではないんだけどね。


先日急に荷物が届いたので「パソコンちゃん!?」と期待したらそういえば注文していた青メタグレだった。
それはいいとして、ダイナモーションってやっぱコレで終わりなのかなぁ…。





シン・ウルトラマン

 ついに公開となった話題作。親父来訪の2日目にあいた時間で、俺以上にウルトラ詳しい友人と3人で見てきた。
公式からも既に割とネタバレはOKな空気が出ているけれど、一応具体的なあれこれには触れずに軽く感想。

 ざっくり言うと、期待通りの面白さだった。
現代ならではの映像技術や表現、科学見解にのっとりつつも初代ウルトラマンを盛大にリスペクトした、よくばりな作品だった。

 ウルトラマンのカッコ良さや魅力はもちろん、登場する怪獣や外星人もどれもが魅力的だった。
既にあちこちでも大評判なので月並みではあるが、俺もメフィラスは凄くお気に入りだ。成長したな、或人。

 同系列であるシン・ゴジラとはやはりノリはだいぶ近いものがあり、
インパクトという面ではどうしても「もう見た」感があって見劣りするが、
やはり「頼もしいヒーローが悪者をやっつけてくれる」という作品の構図がなんとも力強い。
分かりやすく主人公もいるし、エンタメ作品としての見やすさではこちらに軍配が上がると思う。


 ただ、そのシンゴジに比べるとどうにも「尺、足りてなくない?」感は否めないものがあった。
具体的には、カトクタイのメンバーにもっと分かりやすい見せ場が欲しかった、というのが本音。
恐らく、ゴジラは元々1本の映画であるのに対し、ウルトラマンは全39話のTVシリーズなので、
「原作に対して期待される満足度」の印象の違いだろうか。

 2時間弱の本編はテンポよくミッチリとつくられていたので、手腕ではなく本当に「尺」の問題だとは思う。
元々のコンセプトがよくばりすぎたため、「そりゃこうなるわな」という致し方なさがある。

 かといって映画そのものをもっと長くすれば良かったかと言われても、
あまり長いと視聴側のハードルが上がる難点もあるので、落とし所としてはココだったのも分かる。

 でもまぁ、「何度か見た方が理解が進んでより満足できるよ」との声もけっこう聞くので、
多少の物足りなさを感じた人は、2度3度と足を運べばその点はクリアされるのかもしれない。

 まだ公開したばかりなので当分先の話だけど、
スタッフにも「続編やりてぇなあ」的な意思はあるらしいのでそれにも期待したい。
個人的に初代怪獣の中で好きなシーボーズとかスカイドンとかドラコとかも拾ってほしいぞ。





■2022年04月16日 フロンティア20周年とイラコンとデジモンコン

 4月1日、今年もまたエイプリルフールがやってきた。
デジモン公式は去年・一昨年はメダロットとのコラボでオメダモンたちをピックアップしていたが、
今年はデジモンウェブのデジモンプロファイルが乗っ取られてウンチ特集という、
「別に普段のプロファイルもウンチみたいな内容じゃん」と思わずにはいられない代物だった。

 とはいえ、普段の公式のくせに不確かな情報を垂れ流すだけのしょーもないプロファイルよりは
最初からネタであるぶん地に足がついている感じがしたし、
ちゃんと「デジモンは何故ウンチをするのか」の説明がなされていて、むしろいつもより良かった気がする。

 いつまで経っても「デジモンのおふざけ=ウンチ」の呪縛から逃れられないのはゲンナリするが、
公式が四月バカをやれるのはIPに余裕があるバロメーターだとも聞くし、まぁいいでしょう(マスロゴ)。


 だが、今年のエイプリルフールでそんなコトよりも驚かされたのは、
4月1日、つまり新年度に入ったコトで「デジモンフロンティア20周年企画」が次々と発表されたコトだ

 以前から予告があったとおりにDimカードが正式発表され、
20周年記念の描き下ろしビジュアルやポップアップストアの開催、
さらにYouTubeでは本編の期間限定無料配信など、前3作にも劣らないシッカリとした展開。

 今までの「デジモン公式のテイマ以前と以後の差別」を魂に刻まれながら生きてきた身としては、
「当然のようにフロが公式から祝われるコト」こそが、エイプリルフールのドッキリに思えてならなかった。

 特にDimカードセットは、
選出デジモンの充実度や進化ルートの完成度がビックリするほどに真っ当で驚かされた。

 当然のように「十闘士が全て揃う機会」なんて、二度とないんじゃないだろうか。
現代の闘士だけでなく、伝説のエンシェント十闘士まで勢揃いであり、
「ここでこいつら出すなら最初の方のDimでエンシェントを隠し枠で出さんで良かったやん」とは思ったが、
むしろ最初の内から素材をちまちまと揃えていたからこそここでの大集合が適ったと見るべきだろう。

 そしてそして、しれっとついに各Dimの成長期枠が2体に増えている。
ホラ見ろ、やっぱりここが違えば一気にグンとマトモになるじゃないか!
あまりにも成長期1体のDimばかりが続いていたからプログラムか何かの都合でいじれないのではと思っていたが、
別にそんなコトはなかったんだな。…じゃあもっと早く変えてくれよ。テリアロップとか泣いてるぞ。
 あと、そろそろ「1枚あたりの収録キャラが増えたDimカード」もなんとか実現できないのかなぁ。

 とりあえず、フロ組が真っ当な形でギアに一斉登場という異常事態を目の当たりにした記念で、
バイタルブレスは未だに引退状態ではあるものの、ヴォルフモン側のDimカードセットはポチっておいた。
「どちらか片方だけ」となると悩むかなと思ったが、思ったより好きなデジモンが偏ってて助かった。


 まだ始まったばかりなのに、意外にもかなりの祝杯ムードで幕を開けたフロンティア20周年。
この調子でフィギュアライズか何かで立体化商品が出てくれるコトにも期待したい。
いやマジで、カイゼルグレイモンとマグナガルルモンお願いしますよ。デュナスとロードナイトでもいいんで。


フィギュアライズと言えば、我が家のフィギュアライズタワーが不安定になってきたので、守りに定評があるらしい人を雇用。
その後、けっこう大きな地震があったがタワーは倒壊せず、奇跡の輝きの加護を感じた。
しかし冷静に考えてみると、もしこのタワーが倒壊した場合は寝ている俺の頭に
クリティカルヒットする配置だったので、そこは流石に対策の必要があるな……と思ったまま放置してひと月が経った。




 クロスウォーズもデジカでテーマブースターが発表され、
今までのデジモンらしからぬ「過去作の救済」が嬉しいトレンドとなりつつある現在。

 その一方、現行作であるゴーストゲームは東映アニメーションへの不正アクセス事件の影響で、
制作を再開できるまで過去回の再放送でつながなければならないという憂き目にあっていた。
ニュースを見た最初の内はせいぜい1週休みになるくらいかと思っていたが、実際には4週の時間を要してしまった。
 
 幸か不幸かゴスゲは商品展開がガバガバというかスッカスカなので、
プリキュアあたりとは違ってその辺のダメージは少なく済んだだろうが、
「放送枠が4回ぶん削られた」のは変わらないので、そこは後々響いてくる恐れがある。
その点も、基本1話完結なゴスゲなら上手く調整できる可能性はあるが、なんにせよ決していい話ではない。

 なんでも東映アニメーションは重要データを1か所にまとめておく方針に切り替えた後で、
その重要な部分に侵入されてしまったがためにどうにもならない今回の事態に陥ってしまったらしい。
セキュリティガバガバやんけというのは気になるが、まあ悪いのは不正アクセスした方なので、災難な話だ。


 個人的な話をすれば、ゴスゲの新作が止まった段階で俺は3話ぶん録画が溜まっちゃってたので、
「録画を追いつく機会ではあるかな」とか思っていたのだけど、
新作放送再開は明日に控え、これを書いている現在も結局は3話溜まったまま。

 サイトの更新とか上のフィギュアライズタワーなんかもそうだけど、
「趣味を義務感で消化するのは良くないので、気持ちが向くまでは手を付けない」
ってスタンスだと、こうも溜まっちゃうんだなあ(サイトトップで言ってるように最近多忙気味なのも本当ではある)

 俺が止まってる回はピッコロモン回だから「実質タコピーコラボ回」とか思ってたのに、タコピーはもう終わっちゃったっピ。


 にしても、東アニに限った話じゃなく、不正アクセスやデータのすっぱ抜きへの対策はもっと強めてほしいところ。
例えばつい最近もフィギュアライズ新作でアルファモンが発表されたが、
公式発表の前日に、なんか外人が「プレバン用の宣材画像をフツーにツイートに貼りつけている」のを見てビビったぞ。



デジモンイラストレーションコンペティション

 3月末日、1次選考から選び抜かれた優秀作品が発表となった。

 うーん、どれも素晴らしい。
惜しくも選考外となった無数の作品すらもレベルが高すぎて「ここはクリア後のダンジョンか?」と錯覚するような激戦地だったが、
その中から入賞に至った作品が、どれもちゃんと納得のできる作品であってくれてよかった。

 もちろん感性は人それぞれだから、「こっちの方が好きだけどな」という食い違いは出てくるだろうが、
「なんでこんな作品が入賞なんだ」なんていう濁った感情が一切出てこない、爽やかな発表だった。


 そしてなんというか、こんなにも多くの参加作品があって、さらにちゃんとスゴい作品が集まったというのが、
「デジモンというIPに価値を感じられる」という実感があって、いい企画だったなと思う。
あまりポンポンと連発するものではないだろうけど、またちょくちょくやってくれるといいな。
次は俺ももっと頑張りたい。やっぱせめて2枚は描かなきゃな。
 


デジモンコン

 2月27日に配信され、間をあけてアーカイブが公開されたのが3月4日。
既に「そんなもんもあったね…」感が凄まじいのは、「1ヶ月以上経っているから」だけでは済まされない所があると思う。

 俺はてっきり配信されたその日の夜にはアーカイブで見られると勘違いしていたところ、
実際にアーカイブが公開されたのは少し間のあいた3月4日。
ライブパートをカットして分割するだけだと思うが、なんでこんなに時間がかかったんだろう。

 その間にはとっくにリアタイ勢たちからの「大した情報はなかった」という悲しい報告が相次いでおり、
ライブはカットされ、デジカの対戦にも興味の無い俺には視聴モチベが残っていようはずもなかった。
 
 一応、それでもゲーム情報パートだけは見た。
見たが、2日かけてなんとかこの46分ほどの動画を見終えたところで、俺の気力は尽きた。

 まず単純に、大した新情報がなくテンションが上がらない。
サヴァイブの生存確認こそされたが一応それは情報を追っている人間なら分かっていたコトで、別に驚きはない。
むしろ、この期に及んで「発売日未定」という方に驚いた。それを発表するためのイベントじゃないのか。

 質問コーナーに関しても、「できればやりたい」くらいの本気なのか社交辞令なのか分からん内容ばかりで退屈。
生放送ではなく収録番組なのはいいけど、もっと内容の取捨選択とか編集に凝るとかしてくれよ…。
質問に対するほとんどの答えが「それはない」「今はできない」になるような公式番組見たくねぇよ。
無責任な営業のノリで「できます期待してください」とホラを吹かれるよりはマシだが、
別にこっちは公式の開発リソースのなさを痛感したくて公式番組を見てるワケじゃないんだ。

 ただでさえ情報も貧相なのに、単純に動画構成がひどいのも追い打ちをかける。
 世界同時配信という名目を果たすためか、質問内容を読み上げるのは外人で、答えるのは日本のハブモン。
つまり外国語が分からなければ質問内容が理解できないので、ラジオ感覚で聞くコトができない。
かといって動画そのもののエンタメ性は恐ろしく乏しく、とても楽しく見れた内容ではない。
帯に短し襷に長しとはこのコトか、とにかくどこにも辿りつけないあまりにもショボい番組で、見ていてとても悲しくなる。

 ただ一つ、「自分の送った質問が採用された」っぽいのはここでも記しておこう。

 文面が完全に一致はしていないので俺以外にも同様の質問を送った人はいるかもしれない。
ゲーム中だとタイガたちが「中学生」なのは分かっても学年までは分からず、
中1と中3ではだいぶ話も違ってくるので、聞きたかったコトを答えてもらえてよかった。

 この質問については動画だと23分10秒からが該当するが、せっかくなのでここに文字でまとめておくと、
タイガ、ニコ、アキホ、リナちゃんは4人とも中学2年の14歳。
ミレイは事故に巻き込まれる前の研究員時点では24~26歳の想定だったが、
事故によって精神データが欠落し、肉体も14歳くらいで固定されているイメージ、とのコトらしい。
…………あれ?ユウヤは?まぁいいか。


 とりあえずは、「過去作配信とかは基本無理だけど初代デジワーに関してはちょっと前向き」、
「サヴァイブはデバッグに入ってる」「デジスト新作はオリンポスがメイン」あたりが要チェックポイントだろうか。

 兎にも角にもサヴァイブが発売されないコトにはどーにもならない感じなので、早く出てくれるといいっすね…。





■2022年02月26日 コラムと海外版デジモンXとイラストコンペ

 「少し早いけど、気が向いたから誕生日プレゼントあげる」
とのコトで、実家の家族からヨッシーのぬいぐるみをもらった。
なんだと思ったら、USJに最近できたスーパー・ニンテンドー・ワールドのお土産らしい。
うらやましいぞ。俺が最後に行ったのは評判のいいスパイダーマン・ザ・ライドができる前だというのに。

 ぬいぐるみ以外にもゲッソーのイカスミフライももらった。
イカスミは好きだから中々美味しかったし、しっかりと翌日のウンコは黒くなった。



デジモンコラム

 
 既に余裕でひと月以上経ってるのだけど、だいぶ久しぶりにコラムを書いた。
8日に情報が出て12日に仕上げたので、俺としてはまぁ仕事が早かった方だと思う。

 タイムリーかつ人気デジモンのけっこう大きなニュースだからか、俺のコラム史上でも特に反応があって嬉しかった。
前のオメガミサイル然り、俺としてもこういうグッドニュースをまとめている時の方が気分がいい。

(余談だが、コラム公開時にはまだSHODOアルファモンの受注ページがなかったのでリンクは貼れなかった。
 後日公開されたスタッフブログで、初めて?公式側からオブソウルの違いに触れられてて面白かった)



 前回の日記でも書いた「自分しかやれないコト、自分がやりたいコトをやろう」というくだり、
デジモンコラムは丁度それに該当するコトのひとつだな、と改めて思った。
いやま、「自分にしかやれない」ってほど大層な知識はないのだけど、
こうして今も自分のサイト、つまり「発表の場」を持っているのは地味な強みだと思う。

 つくってる自分としてもコラム番外編とか好きだし、これからはコラムにもっと力を入れよう。
いつものか番外編か訂正編かは気分次第で、月イチ更新を目標にしよう。
……って思ってたのだけど、もう今日入れてあと3日で2月終わるってマジ?

 早々と月イチ更新の冥王計画(プロジェクト)は潰えてしまったけど、
「次はこれをやるぞ」というテーマや草案は考えてあるので、期待せずに待っててください。


海外版デジタルモンスターX

 ツイッターやらデジモンX攻略にもう書いてるのでこれまた今更だけど、
初めて海外アマゾンを利用して、海外版のデジモンXを買った。

 海外版の概要については攻略ページにまとめてあるのでそちらを参照。
購入に至った経緯としては、ペンデュラムZ攻略が終わり、中途半端だったデジモンX攻略を再開させようと考えていた時だ。

 もともと俺はX1はホワイト、X2だけは両カラー、X3はブルーだけを買っていた、という状態。
デジモンXは如何せん「2カラー共通のデジモン」がまぁまぁいるせいで、
「2色買うよりは1色だけを買った方がコスパ的に満足度が高い」というのがあった。
(X2だけ両カラーを買っていたのは、登場デジモンが俺好みすぎて片方だけなんて選べなかったから)

 その判断は、「一プレイヤー」としては間違っていなくても、「攻略ページをつくる身」としては当然ながら大間違いだった。
X1の頃はイベントで会った人に通信してもらって隠し要素を解放してもらえたりしたからまだよかったが、
X3の頃になると周囲に「イエローを買った人」がおらず、情報に歯抜けが多すぎる状態になってしまっていた。

 それでも海外たらこっち兄貴(humulos氏のコト)のおかげで攻略情報自体はまとまっていたし、
アートブックでドットの情報などは分かっていたものの、「やっぱ欲しいよなぁ、X3イエロー…」という日々が続いていた。

 ヤフオクやらメルカリやらを検索していても、これが思ったより安くなく、8000円くらいはする。
「こんなコトならフツーに注文しときゃよかった」と、自分にしては珍しくプレバン商品をスルーしてしまったのを後悔。

 それから時は流れ、ふと検索中に「海外版デジモンX」が目に止まった。
この時初めて、「海外版のギア展開は日本よりだいぶ遅く、向こうではまだデジモンXが展開中である」コトを知った。

 少し前から「海外でにじゅっすを買うと限定カラーが色々ある上に安いぞ」というのは聞いていたので 
海外版を購入してみるコトに少し興味があったところに、「デジモンXも出たぞ」という流れができたので、
なんとか意を決して海外アマゾンの使い方を調べて、購入に至った。

 住所の設定…というか、「設定項目がどこにあるか」の発見までは苦労したけど、思ったよりは簡単だった。
「通常だと2月中頃だけど、追加料金を払えば1月末に届くよ」とのコトで、まぁ急ぎではないので通常を選択。
ある日突然「Hey、ホコ!オマエノ チュウモンニ トラブルガ アッタゼ!」ってメールが来た時は狼狽したけど、
単に「届けたけど不在だったから再配達依頼してね」というだけのコトだった。…まだ1月だったんですけど!?


 さておき、本命のX3はまだ出ていないので、
とりあえず持っていないX1ブラックの、せっかくなので海外カラーを買った。
しゃーないんだけど、こうなると日本公式の「ホワイト」「ブラック」とかの呼称じゃ区別がし辛い。

 相当久々にデジモンXを触るので、登場デジモンも新鮮に思えて中々楽しい。 
X1、後発バージョンに比べると収録数自体は少ないけど、けっこういいメンツが揃ってる気がする。
ただまぁ、最終到達点たる超究極体のメンツがイマイチ。いや、これは近年のギア全体に言える欠点か…。

 改めて攻略ページを見るとX1ホワイトやX2のデータにも歯抜けがあったので、そちらも調査のために再起動。
久々につけると「日本のX1ってこんなに液晶見辛かったっけ!?」とビビる。あとセーブが消えちゃってたのも悲しい。
X2の方はセーブも無事だったけど、若干ボタンの反応が悪くなってる気がする。経年劣化はつらい。

 値段も安かったし日本版ともシッカリ連動できる海外版デジモンX。X3の発売が楽しみだ。……ちゃんと出るよね?
 


デジモンイラストレーションコンペティション

 2月7日の昼12時が締め切りでした。参加した皆さん、お疲れ様でした。  つーワケでまぁ、締め切りまでは参加するそぶりは無駄に一切見せてなかったけど、俺も参加しました。
以前から「またイラストコンテストやってほしい」とは言ってたし、せっかくの祭りに混ざっておきたかった。

 ただまぁ………いや、マジでキツいわ。
同人誌のゲストとかに呼ばれた時もそうだけど「え!?俺ってこんなに描けないの!?」って力不足を思い知らされる。

 増してや今回は優秀作品はデジモンカードゲームに採用されるコンテストなワケで、
つまり「デジカのイラストに並べられるコト」を見越したクオリティが求められると仮定すると、ますますキツい。

 いやマジで、デジカのイラストは本当にレベルが高い。
手元のカードカタログのページをペラペラとめくって
「ヘ…ヘヘ…"こういうレベル"の奴もいるんだしさ」と自分を誤魔化そうとするも、普通にヘタなイラストが見つからない。
さながらデスモンを相手にした時のブイドラモン ゼロのごとく打ちのめされながらも、なんとか応募。

 「絵を仕上げる時間が足りない」以前に「絵のレベルが足りていない」のを思い知らされる敗北感。
「別に絵のレベルだけで選ばれるんじゃなくて、独特のセンスや魅力って観点もあるでしょ?」と言われても、
そっちはそっちで、いやむしろそっちの方が自信ないぞ!
ただまぁ、「ちゃんと応募できた」コトだけは褒めてあげたい。


 気付けば明日に迫ったデジモンコンで1次審査の通過作品が発表されるし、
それに伴って他の参加者たちの応募作品もセルフ発表ラッシュが始まるだろうから、
一気にデジモンイラストがあふれて盛り上がるのだと思うとそこは楽しみ。

 でもこのイラコン、メインとすべきデジモンが8体に絞られちゃってたから、
描く側としてもけっこう難儀したし、一斉発表も「メチャクチャデジモンが偏る」ワケだから、そこはちょっと残念だな。

 ちなみにその8体のデジモンは
「アグモン」「パタモン」「テリアモン」「ガンマモン」「ヌメモン」「デビモン」「リリモン」「ムゲンドラモン」
…という顔ぶれ。枠が少ない上に偏り具合がえぐい。
「カッコイイドラゴンを描きたいぞ」という人はほぼ強制的にムゲンドラモンなのが酷い。

 最終的な採用枠が8つなのを思うと、恐らくはこの「各デジモンから1枚」が選ばれるのだろうけど、
そうなるとやっぱ「このデジモンは競争率低いので受かりやすい!」っていう倍率の差があったのかしら。
この8体だとどれが少なめになるだろう。流石にハードルが高いからやっぱムゲンドラモンか?
でもここでムゲンドラモンを選べる人は猛者の集団だろうし、結局「抜け道」にはならない気がする。
 俺がどのデジモンを選んだかはまぁ…お楽しみに?


 何はともあれ明日のデジモンコン、楽しみだなあ。自分は仕事なんでリアタイできませんが!



 今回はここまで。
ついに終焉を迎えてしまったデジライズについては次回に持ち越します。




■2022年01月09日 新年の挨拶と去年の振り返りとDIGIMON CON

 以前日記で「最近、睡眠時間が伸びて困ってる」と書いたけど、
本格的に冷え込んできたので電気毛布たちを引っ張りだしてくると、
自分の体がさらに布団ちゃんガチ恋勢になってしまい、より睡眠時間が伸びている傾向にあります。


 そんなこんなで出遅れましたが、新年、あけましておめでとうございます。 
なんとかまた無事に新年を迎えるコトができてよかったです。
如何せんコロナのせいで、「無事に」って部分が冗談にならないんだよな…。

 トシをとればとるほど体感的な時間の流れが早くなるというけれど、
去年は一昨年と同等かそれ以上に「遊びにいく」というイベント性がなさすぎて、
マージであっという間に終わってしまった1年、という印象だ。
仕事以外で誰かしらと会ってなんやかんやしたの、5~6回くらいしかなかったんじゃないかな。

↑去年の数少ない思い出その①
オメガモンの飛び出した胸の内側には健康器具みたいなボードが設置されていて、おっぱいに乗って記念撮影ができる。

↑去年の数少ない思い出その②
上のツイートのリプでも言ってるけど、不幸にも当日は「ノーマスク反ワクチン」を掲げる謎集団が
会場近くにまでやってくるナニコレ珍百景が繰り広げられる日でもあったらしく、充分距離はとったけど無事にエンカウントしました。
一旦地下のお店に避難したりして、リアルでゾンビゲームでもやってるような気分になった。


 とっくに自由に遊びに行ってる人はけっこういるというのは分かっていても、やっぱりあまり気乗りがしない。
他人が大丈夫だからといって、自分が感染しないとも限らないしなあ。

 そんなだから結局去年も実家に帰省はできなかったけど、
両親が用事で関東に出てくる機会があって、その時に久々にあってごはんを食べられたのは良かった。
今はLINEとかでやりとりはできるとは言っても、やっぱたまには実際に会っておかんとね。



 俺のさみしい生活はさておき、デジモン的には去年はかなり充実した時だったと思う。

 アニメは連続して新作が制作され、別ラインで新作映画も控えている。
新たに始まったバイタルブレスシリーズは好調で、カードもまだファンから大きな支持を集めている。
ゲームはサヴァイブこそ発売延期芸ばかりなものの、デジライズは安定して面白いシナリオを提供してくれるし、
色んな方面からのフィギュア展開が継続され、「いつもの商品化メンバー」にムゲンドラモンが加わったのも大きい。

 ゾンビコンテンツなどと揶揄され続けてきたデジモンではあるが、これだけ色々と精力的に動いているのだし、
もう普通に「復活した」と言っても差し支えないんじゃないかと思う。

 そりゃまあ、黄金期ほどのブームやセールスは見込めてないと言えばそうではあるだろうが、 
20年以上前に始まったIPの現行の姿としては、かなり頑張っている方だろう。
セイバが終わった後の第2次デジモン氷河期を知っている身としては、再興ぶりに感動すら覚える。


 …まぁ、俺自身は過去の日記やツイッターでも言っているように、
ゴーストゲームは作風に微妙にノリきれていない所があるし、
バイタルブレスは虚無ゲーにしか感じられなくてもうやる気がないし、デジカも面倒なので手を出していない。

 つまり現在の展開全てを手放しで受け入れているワケではないが、
「自分にマッチする内容ではなかったので残念」という個人的な感想と、
「それを支持する人がいて、人気につながっているならまぁヨシ」という状況は両立する。
ここで「全てを俺好みにしろ!」なんて喚き散らしてもしょうがない。個人の取捨選択で済む所だろう。



 …ところで、これは自分だけかもしれないが、
割とここ最近のデジモン界隈は「ファン層が分断されたな」と感じるコトが増えてきた。
別に、誰と誰の仲が悪いとかの人間関係的なハナシではなく、「この人はこのジャンルにしかいない」
「この人はこのジャンルに触れないのであまり見かけなくなった」とか、そういう感覚だ。

 漠然とした言い方になってしまうが、
以前はもうちょっと「デジモンファン」という大きな括りでまとまっていた気がする。
俺が嫌われすぎて避けられているだけという悲しい可能性もあるが、きっとそれとは別の理由がある。


 これはどういうコトだろう。
考えるにこれは、「デジモンの展開において、大きな柱が存在しなくなったから」なのだと思う。


 というのも、以前はその大黒柱を「アニメ」が担っていた。
今でも過去のデジアドなどの人気アニメの知識は余裕で通用するものの、
その一方で「アニメ新作」の持つパワーは徐々に衰え、
デジモンの現行メディアミックス全体としても、それほどメインとは呼べないバランスになっていった。

 これのターニングポイントはアプモンだったと思う。
あそこで「デジモン」というカタマリと「なんか別のアニメ」として展開が分断されて、
実際、あの時には「アニメまでは追いかけないファン」がセイバやクロウォの時以上に多く観測された。

 その後もtri.やアドコロなどのゲンナリするリブート作品が展開されてしまったので、
「デジモンといえばアニメだよな!」という空気は、20年前とは比較にならないほど薄まっている。
 

 その一方でリ:デジタイズの頃から見られた「ゲーム作品の隆盛」があり、
サイバースルゥースなんかはアニメに引けを取らないほどのキャラ人気を獲得している。
(勿論、初代デジモンワールドなどの名作ゲームは昔から色々あったが、
 話題性という点においては同時に展開していたアニメの方が圧倒的で、それほど強くはなかった)


 さらに現在では、アニメとは無関係に大ヒットを見せたバイタルブレスや、
過去以上にカードゲームの流行に上手く乗ったデジカの展開があったり、
他と比べると局所的ながらもプレイヤーからは厚い支持を集めているデジライズなど、
「現在進行形で追いかけないと楽しめない、デジモンの面白い部分」が色んなメディアに分散するようになった。

 さっきは「アニメのパワーが弱まった」と言ったが、
「アニメ以外のパワーが強まった」と言った方が適切かもしれない。

 アニメという媒体は、基本的に無料な上に、テレビや動画サイトで多くの人に知ってもらえるのが強みだ。
さらに言えば映像であるために、ただ垂れ流しているだけでも片手間に摂取できる手軽さもある。

 しかしゲームやカードは、「自分から意識的に時間やお金を消費してプレイする」必要が出てくる。
というコトは、アニメに比べると圧倒的にハードルが高いという言い方もできる。

 つまり、以前ならば「タダでアニメを見ているだけで大体は楽しめていた」のが、
「すすんでコストを支払った者こそがより楽しめる」ようになり、
さらに「全体の流れを追うハードルが高くなった」のが、現在のデジモンというコトになる。

 「ファンが分断化された」ように感じていたのは、
実際にデジモンの盛り上がりどころが分散され、ついてくるファンもそれぞれ限られてくる傾向があり、
場合によっては「ほぼデジモンを追えていない人も見られるようになった」というコトなのだろう。

 バイタルブレスやデジカのブームによって、
新たに、あるいは改めてデジモン界隈に足を踏み入れてきた人を多く見かける。
「新たな客層を獲得した」という分かりやすい成功の指標が現れている。

 その一方で、現在の展開にノレず、なんだかデジモンとは疎遠になってしまったような人も多く見かける。
無論、単純に「いつまでも同じコンテンツに付き合ってられねぇよ」という側面もあるだろうが、
良くも悪くも「ファンの入れ替わり」が起きているというのを、肌で感じられるのが現在のデジモンだ。


 こう書いてしまうと、なんだかまるで現状が悪いかのようだが、実際はいい流れが起きているのだと思う。 
そもそも商売でやっているのだから、「ファンがお金を払うコト」の意味が大きくなるのは大事だ。
金を払わなくても楽しめるIPなんて、金を払うだけバカバカしくなってしまう。
そして誰も金を払わなくなればIPごと死んでしまい、全てが終わるのだ。

 「売り手が素晴らしいものをつくり、買い手が喜んでお金を払う」のは商売の理想形であり、
デジモンは以前よりもその理想形に近い部分を手に入れた。
「アニメ以外のメディアミックス展開の価値が上がった」というコトでもある。

 ただ、それと同時にハードルは上がり、手軽さは失われた。
ボーっと突っ立っているだけでは、「現在のデジモン」からは振り落とされてしまうようになったのだ。

 自分の興味のないジャンルには手を出さずにいても、
どうせそれらは大して盛り上がらないので「無視しても大したダメージがない」のが今までのデジモンだった。
しかし今は、色んな場所があちこちで独自の盛り上がりを見せている。
つまり、以前よりも圧倒的に「色々やらないと、なんか損してる感」が感じられるワケだ。


 最近、「デジモンに対してモチベーションが落ちた」と感じている人がいるかもしれない。
それに対して、「お前がデジモンに本気で浸かっていないからだ」と厳しい言い方もできるし、
「色んなジャンルが活気づいたから、以前とは状況が変わっただけだよ」とも言える。

 特に今だと、デジカをやってない人はその盛り上がりについていけず疎外感を感じる場面が多いと思う。
俺も情報こそ仕入れてはいても、カードゲームとしてはやってないので、あまり盛り上がれてはいない。

 「自分の知らない所で盛り上がってる」「でもその輪に入っていくのは億劫」
そうした積み重ねがじわじわとテンションダウンにつながってしまっているのなら、俺と同じだ。

 以前ならpixivに無料でエロ絵を無数にアップしてくれていた絵師が、
知恵をつけて差分なんかは有料のFANBOX限定に切り替えてきたのと、似たような状況だろう(ひどい例え)



 正直に言うと、俺には「デジモンの全体を見渡せている」という自惚れがあった。
別に自分が特別なスゴい奴だとか、そういう風の思い上がりはしていなかったが、
自分がやっていないジャンルでも詳しい友達がいたりしたから、「大体分かった」と言える立場だと思っていた。

 が、最近のバイタルブレス、もといデジヴァイス-V-やデジカの人気を「外」から見るコトで、
「俺の知らないデジモン」を感じると同時に、
「デジモンは今までとは違うんだ」と、認識を改めねばならない気持ちが芽生えてきた。


 きっと、ここで素直にデジヴァイスVやデジカを買い漁って完全な沼へと漬かっていく選択肢もありはする。
が、ハッキリ言って今の俺にそんな体力も気概も時間もない。デジモン以外に楽しみたい作品だって沢山ある。

 付き合い方は人それぞれだ。
ただの趣味でありエンタメなのだから、自分の好きな部分だけを選り好みしていい。
自分にとってムリのないように、「選ばない」という選択肢をとるコトも大事だ。

 ゆうてまぁ、アニメは見てるし、デジライズやってるし、サヴァイブが出たら買うし、
フィギュアはぼちぼちつまんでるし、また16ドットギアが出れば飛びつくし、
自分はこんなモンでいいだろう、という距離感は大体掴めている。
「今の展開を全部追ってなきゃファン失格だ!」なんて意見がまかり通るほど、今のデジモンはショボくない。

 思い返してみれば、別に俺はデジモンの何もかもが好きでファンをやってきたワケでもない。
元はと言えば16ドットであり、公式絵であり、育成要素やリナちゃんであるワケだ。
長年ファン活動を続けている内に、「できれば大まかにでも全体像を押さえておきたい」欲が根付いていた気がする。


 …あれ、なんで俺、こんなコトを長々と語ってるんだっけ?
段々とワケが分からなくなって既に着地地点が迷子だが、
たぶん「現在のデジモン」と「それに対する自分のスタンス」を見つめ直したくなったんだと思う。

 おかげで一応、なんだか初心に帰れた気はする。結局はなんも変わってない気もする。
ただ以前よりも、「自分しかやれないコト、自分がやりたいコトをやろう」って気持ちを強く持てた気がする。

 VBやデジカを上手く楽しめている人たちが羨ましい反面、
「あいつらには負けたくねぇ」という妙な拗らせ方をした対抗意識もあるのだと思う。
俺は自分のスタンスを崩さないまま、このままファンとして充実してやりたい。
こちとら死体同然の時代とも付き合ってきたんだ。盛り上がってる時に寄ってきた奴らに負けてたまるか!
(実際は現在も買い支えてくれるファンがいるおかげで様々な商品展開が続き、
 こちらとしても都合よくそのおこぼれに与るコトができる状況なので、妙な同士討ちはやめましょう)


 
 なんか、いつ途中で「疲れました。これでもうデジモンとはお別れです」
みたいな方向へとシフトしかねない文章を書いちゃったなって感じだけど、
これからもこのサイトは今まで通りにぼちぼちとやっていくつもりです。つまりはこれからもどうかよろしくね。


 あ、2021年のデジモン振り返りと言えば、大晦日に山月虎丸の年末配信に出たので、お暇な人は見てみてね。

 …前回の年末配信以来だから1年ぶりのゲストお呼ばれだったんだけど、
その時の音質がクソザコだったから、今度こそ改善しようと思ってヘッドセットを新調したんだけど、
不手際でスマホとのコネクタが配信に間に合わず、結局今回もクソザコ音質になってしまってとてもかなしい。次回こそは…。

 にしても、改めて聞くと音質もそうだけどトーク力(ちから)もだいぶ厳しいものがある。
こういうのは場数を踏んで鍛えるしかないだろうし、俺も月イチくらいで生配信やってみるか?
まあ、その配信環境を整えるのにどれほどかかるんだろって感じで、これも相当先のハナシになりそう。
 


DIGIMON CON & Digimon Illustration Competition

 なんか急に来た。
内容については公式ページを見れば早いけど、つまりは日米合同のデカいデジモン情報番組を配信するぞ、とのコト。
それはいいけど、この2月27日ってのが何やらPokémon Dayっていうポケモン記念日らしいってのが、最高に間が悪くて笑う。

 「被ってカッコ悪い」ってだけならともかく、この日は記念日だけあってポケモン側もドドンと新情報を出してくるのが定番なので、
せっかくデジモンがデカいニュースを持ってきても、ツイッターとかのトレンドは一瞬で塗りつぶされかねないのがマズい。
なんでデジモン的にはなんのゆかりもないのにわざわざこの日を選んでしまったのか。

 にしても、トランスフォーマーの「ボットコン」を知ってたから大きなイベントが「◯◯コン」と呼ばれる文化は知ってたけど、
デジモンコン…。デジモンコンねぇ…。


連想不可避。

 さて、一方のデジモンイラストコンペ。
「またいつかイラストコンテストが開かれないかな」とけっこう待っていたが、このタイミングでついに来た。
カードとのタイアップありきの企画だからか、メインの対象デジモンがかなり少ないのは残念だけど、
フォロワーに教えてもらったところ、他のポケモンとかのIPでも、カードが絡むと対象がこのくらい限定されるのは珍しくないらしい。

 まぁ、とにかく相当久しいデジモンのイラストコンテストだし、
プロに限らずアマチュアの画力も妙なインフレを起こしてる今なら、色んなスゴいイラストが見られそうで楽しみ。締め切りけっこう早いけど…。
そして今回だけと言わず、定期的にやってほしいぞ。リナちゃん部門とか。


 あと今回の大型イベント開催に関連してインタビューもあがってたけど、どうも調子のいいコトしか言ってなくて微妙。
人気が高まってる時こそ、「こういう弱点があるのでそれを補っていきます」みたいな頼もしい展望を聞きたいんだけどなぁ。


ダイナモーション メタルグレイモン(青)

 やったぜ。発表されたその日の内に即ポチった。
メットとか腿とか微妙にちゃんと青版のデザインになってない部分はあるのだけれど、
5000円越えてもおかしくなかったのに4000円切ってるし、何より期待通りに青を出してくれたのが嬉しい。

 しかし、このタイミングでもういきなりプレバン商品が割り出てきたのは、シリーズ的に大丈夫なんかなという不安がある。
実際のところ、ダイナモーションの売れ行きはどうもあまりよろしくない…というか、
急にこんなソフビ展開を始めて、一体どう売れる勝機を見出したのかわからんシリーズだけど、がんばってほしいなあ。
 




■2021年12月18日 02新作と怒涛のフィギュア展開

 そういえば、前回の日記でようやくゴスゲに触れたのに、同時に発表された02の新作映画については触れていなかった。


 つってもまぁ、現時点ではまだ上のPVくらいしか情報がないので、言えるコトはあまりない。
ゴスゲと同じく「デジフェス直前に海外リークから漏れたの最悪だな」とか、
「まだデジアドを擦り続けるのか…」という疲弊感やらで、現時点では企画そのものへの印象もあまり良くない。

 恐らくキーパーソンとなるであろう新キャラも、「最初の選ばれし子ども」…はヒカリ(と太一)だとされているので、
「世界ではじめてパートナー関係を結んだ人間」という、あまり「史上初」感がスッキリしないポジションだ。
ヒカリと太一はパロットモンの映画で「最初の選ばれし子ども達」にはなったけど、
その時にパートナー関係にまで至ったかは不明なアグモンとはどのみちお別れになってしまったので、
「パロットモン以降~デジアド前世代」の間にパートナーを獲得したのが、件の新キャラというコトだろう。

 しかしラスエボの続編というコトはtri.の続編でもあるために、02的には特に「及川消えっぱなしやぞ」問題とか、
ラスエボで無から生えてきた「パートナー関係の解消」とかの設定なんかが嫌な所で足を引っ張ってくる気がする。
なんならキーパーソンも、結局はヒカリ太一ガン無視で「最初の選ばれし子ども」として出てくるかもしれない。  まあ、ラスエボと同じスタッフならtri.みたいなコトにはならんだろうし、
今あえて02組をどう扱うかってのは気になるから例によってすぐに見に行きはするだろうけど、うーん。

 ただ、ラスエボで新たに揃えられた02キャストにちゃんとした出番をあげよう、というのはいいコトだと思う。
大輔の人とか、ラスエボでは全然しっくりこなかったが、上の予告動画なんかではだいぶモノにしてる感じがある。
02組はtri.でも散々な目に遭っていたので、ようやく再び02組が主役に返り咲ける機会がきたと思えば悪くない、か?



ゴーストゲーム

 前回の日記で触れた「作中における戦いの意味が雑」というモヤモヤが残りっぱなしで、どうにもノレなくなってきた。
それでもまぁガンマモンのかわいさやレギュラーキャラの魅力でなんとか無難には見れる……と思っていたのに、
第8話「百鬼夜行」があの(皆さんご存知)「デジモンアドベンチャー:」すぎるクオリティで襲いかかってきたりと、
思わずPTSDが再発し、一気に毎週日曜日への心の警戒準備の必要性が感じられるようになってしまった。

 そんな…同じアドコロスタッフでも十川脚本はゴスゲの軸として浄化されたのに、
山口脚本はゲストデジモンの扱いの雑さも、人間キャラ描写のモラルのなさもそのままだなんて…。


最強ジャンプ デジモンドリーマーズ

 不本意ながらも、一応今月も買っている。
買ってはいるが、先月号に引き続きデジモンの特集はわずか2ページ。
しかもデジモンカードの情報のみで、中身も公式ツイッターを見ていれば十分事足りるレベルの内容でつらい。

 メインの目当てであるドリーマーズも、正直かなり微妙。
「Vテイマー」しか読んでない人にはピンと来ないだろうが、実はやぶてんは単体だとあまり漫画が面白くない。
バトローラーやらホライズンやらボッチやら色々と読んではみたが、毎度毎度「無難に薄味」な作風だ。

 ドリーマーズの場合、ページ数が少なすぎるのも物足りない原因だろう。9ページて。せめて16ページはほしい。
同じ最強ジャンプの漫画でも、ちゃんと単行本化に至る作品は毎回20ページはもらえているようなので、
やはり今回のドリーマーズも最初から「単行本化予定なし」な枠なんだろうなあ…。

 

デジモンサヴァイブ

 なんか急に発売予定が出てきた
米アマゾンの商品ページによると、6月30日らしい。
アマゾンは仕様上、細かい発売日が分かっていない時はとりあえず30日と表記しているので、とりあえず6月。
そして6月というと、デジモン的にはやはり「26日」の記念日に寄せてくる可能性が高いだろう。

 まあ、公式発表はまだだし、もしかすると日本での発売はまたズレたりするかもしれない。
如何せん発売タイミングを逃しまくった作品なので「え?今出るの?」という感覚はどの時期でも出てきてしまうが、
とりあえずはさっさとプレイさせてもらって、早く「ゲームとしてのデジモンサヴァイブ」を知りたいところだ。
 

デジモンリアライズ

 以前の日記でもシナリオ面の素晴らしさを紹介したが、その後追加されたストーリーもやはり面白く、
デジライズへの評価を圧倒的に高めた「シーズン2」も、いよいよクライマックスに向かおうとしている。


メインシナリオから抜粋。
デジライズは「パートナーとしてのムゲンドラモン」が描かれる数少ない作品でもあり、
さらにしっかり活躍するので、最近急増しているムゲンドラモングッズへの販促にもなっている。



こちらは最近開催されていたデュナスモンメインのイベントシナリオ。
同僚なのに新鮮な絡みであるデュナスモンとガンクゥモンの会話や、色んな猛者デジモンが集うなど賑やかな話。


 …それ自体は結構だが、なーんか「ゲームとしての寿命もクライマックスなのでは?」感が拭えない。
これまた日記で触れていたコトだが、ガチャの追加キャラクターはやはりアニメ主役などの人気デジモンラッシュで、
しかも「超個性」というコトで能力は盛られているが、モーションは基本流用の手抜き仕様。

 超個性のデュークモンが出たと思ったらすぐにクリムゾンモー」も出てきて、
超個性のベルゼブモンが出てきたと思ったらやっぱりブラストモードまですぐに出てくる。
間にいわゆる「マイナー枠」、つまり非主役級のデジモンを挟まないこのあまりにも余裕のない展開は、見ていてかなり不安だ。

 まぁ、ゲーム用素材に元手がかかっていないぶん案外しぶとく続いていく可能性も十分にあろうが、
それはそれで「デジライズはシナリオが面白いだけで、別にゲームとしては面白くない」という致命傷も響いてくるので、
ぶっちゃけデジライズはキリの良い所で上手く終わってもらっていいので、
この素晴らしいシナリオライターの人は、皆が手に取りやすいコンシューマーゲームとかで仕事してほしいな、と思う。


 
 さて、今回のメイントピックはデジモンのフィギュア展開。
この日記がチンタラしていた間に、かなりいろんな展開が見られている。

 といっても、相変わらず超進化魂やマスコレは死にっぱなしだし、
フィギュアーツやネクスエッジは「生きてたんか!?」となるも新作は既存商品の仕様変更版のみなのでまだ微妙。

 
 GEMシリーズでは2月に発売されたインペリアルドラモンに続き、パイルドラモンが予約開始。
インペとの比較画像もあるけどなんか…デカすぎない?
調べたところインペは全高35cmで、パイルドラは24cmなので、まぁインペが羽で稼いでいる分本体のボリュームはパイルドラの方が勝つかもしれないが、
比較画像では羽を含めたインペの全高にパイルドラが迫ろうとしている感じなので、よくわからない。

 パイルドラが出るのはいいとして、結局テイマ20周年なのにリーくん&テリアモンが出ないまま終わるのには驚いた。
なんかマジで避けられてるみたいだけど、何か大人の事情があるのだろうか。

 まぁなんにせよ、やっぱGEMは高いし場所をとるしでハードルが高いのがネックだ。
結局俺はアルフォースのそれっきりで、開封もしないままジェネリックリナちゃんと棚の上に鎮座している。


何度見ても「デジモンセイバーズ」のロゴで笑う


 GEMシリーズではないが、同じメガハウスから
「V.S.シリーズ デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム! オメガモン vs ディアボロモン」という商品が出たものの、
こちらはなんかパーツの精度に難があって組み立てが困難な不具合があったらしく、公式で謝罪案件になっている。
俺はGEM同様の理由で眼中にない商品だったけど、「これユーザー側で組み立てる商品だったのかよ!?」という方にまず驚いた。

 サンプルの時点でオメガモンの目がラリってたりポーズも微妙に不自然だったりでどうなのとは思っていたが、
しょっぱなからこういう程度の低いミスをやらかしてしまったとなると、シリーズ存続は危うそうだ。
ゆうて、初っ端からオメガモンVSディアボロモンなんて対戦カードを使ってしまったなら、どのみち短い命だっただろうけど。


ザ・デジモン

 ザ・デジモンとはデジモン黎明期に発売されていた小さなフィギュアで、詳しくは当時のデジモンウェブを見るといい。

 デジモンウェブ公式ツイッターが「倉庫から昔の商品を引っ張りだしてきました」と何度かツイートしてきたが、
デジモンウェブは過去に「倉庫から発掘しました!」「しただけです」ってパターンも何度か繰り返していたので
もはや伏線や臭わせだと期待していた人はいなかったような感じだが、今回のザ・デジモンは本当に出た。

 既に受注は終わっているものの、まずは
ザ・デジモン NEW COLLECTION Vol.1
ザ・デジモン NEW COLLECTION Vol.2
ザ・デジモン IMPULSE CITY SET
 
 の3種類がプレミアムバンダイでセット販売された。
プレバンだったり、物価も上がってるから1体あたり1000円しちゃうのはしゃーないとして、セット販売というのがどうにもネック。
なんなら俺は新規ラインナップのデジモンのみのセットがあれば迷いなくそれを買えたものの、
どうにも造形は違うといっても既に持ってる奴は大して欲しくない奴なども混ざるため、
仕方なくムゲンドラモンだけはメチャクチャ欲しかったので、とりあえずVol.2だけはポチった。


「これマジ?」な体型のデュークモンがお気に入り。


 ちなみに現在は
ザ・デジモン NEW COLLECTION Vol.3
ザ・デジモン NEW COLLECTION Vol.4

 の新作が受注受付中だが、ラインナップが6体→4体に減っているのが目を引く。
その分値段は下がっているが、数が減った分どうにもラインナップからも華がなくなってしまい、こちらは両方ともスルーできてしまった。
インタビューではけっこういいコト言ってるし、
あえて「ザ・デジモン」に目を付けたり檻の開閉方法を改善してくれたりしたのはありがたいけど…。
Vol.5以降も製作中らしいからそっちはまた内容次第で買うんで、俺以外の人、応援がんばってね。

 一方で、ゴーストゲームの主役組はそれぞれ個別で一般販売している。えらい。
ガンマモンの分岐進化なんかは流石に揃わなさそうだが、ちゃんと全員究極体まで揃うといいなあ。
…揃うかなあ(現時点で既にベテルガンマモンすら情報が出てこないのが不安)


フィギュアライズスタンダード

 お馴染みのFigure-rise Standard Amplifiedには
オメガモンXが先月末に出たところで、さらに来年にはベルゼブモンが発売され、そして受注限定だがパラディンモードが届く。


順調に高さを増していく、我が家の積みフィギュアライズタワー


 そして今更の情報ではあるが、アンプリファイドではなく通常の「フィギュアライズスタンダード」としても展開が始まり、
ウォーグレイモン、メタルガルルモンが既に発売され、さらにマグナモン、デュークモンが販売予定。

 こちらはかなり値段も手頃だし、やはりアレンジされていないいつものデザインというコトで嬉しい人も多いだろう。
といっても、逆に俺は「いつものなら別に…」って感じで食指が伸びず、今の所通常フィギュアライズの方は何も買っていない。
メリハリの利いた「公式絵版」ならともかく、なんかプロポーションがもっさりしてる「アニメ版」準拠だしなぁ。

 アンプリとスタンダードとでラインナップがまぁまぁ被っているが、そこは致し方ないところか。
しかしベルゼブモンはムリにアンプリファイドで出さずとも、普通にスタンダードで良かったような…。
逆にマグナモンはアンプリファイドでバリバリアレンジされた豪華な感じで出してほしかった。

 あと、何故かマグナモンの指が5本になっているのが少し話題になったけど、結局なんでなんだろう。
公式絵は勿論、アニメや多くのメディアでも3本なのに、今更差別云々問題のアレ的な感じで規制にひっかかったのか?

 ともかく、けっこうシリーズに勢いが感じられるのは嬉しいので、このままがんばって4作目以降のエリアへと足を踏み込んでほしい。
アンプリファイドでマグナガルルモンとかシャイングレイモンとか欲しいぞ。


ダイナモーション

 急に始まってビックリしたビッグサイズのソフビシリーズ。
第一弾としてグレイモンとメタルグレイモンが同時発売し、1週間ほど前にはなんとムゲンドラモンも登場。


ちゃんとデカいんだけど、うっかり後ろに並べたゼンカイジュウオーがもっとデカくて良くない写真

 とりあえず初弾はメタルグレイモンを買い、ムゲンドラモンも即ゲット。
どちらも3000円程度で買えてしまうというのに、かなりのクオリティで満足度が高い。
値段的にもお手頃だし、ただのソフビなので買うだけで堪能できるので、
「とりあえずなんかデジモングッズがほしいぞ!」という人にも強くオススメできる。
予想外にめっちゃいいので、数年ぶりに「評」を動かして個別にレビューしたいとまで思っている。思ってはいる。

 今の所今後のラインナップなどは何も情報はないが、ティラノモンとかメガログラウモンとか色々出るといいな。
最低でもプレバンでもいいんで青い方のメタグレは欲しい。リペしてつくってる人の見てやっぱイイなと思ったし。
怪獣系デジモンって案外少ないし、何かの手違いでディノレクスモンとか出してくれてもいいんですよ。





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