≪デジモンワールド≫ オススメ度：Ｓ
プレイステーション用ソフト 1999年1月28日発売 定価：6090円 ジャンル：育成RPG 公式サイト
デジワーシリーズの第一作目。
デジモン育成の上手さを見込まれた主人公（通称：アナログの少年）がジジモンよってデジタルワールドに召喚され､
ファイル島で散り散りになってしまったデジモン達を｢始まりの町｣に呼び戻していくのが目的。
ゲームシステムの完成度の高さから､今なおファンの間でも大人気のゲーム。
現在では少し入手し辛いが､興味のある人には中古でも定価ぐらいの値段までなら出して問題ない。と思う。
（人気作故に廉価品であるザ･ベスト版が出ているが､ヘタしたら通常版より入手難易度が高い。
ちなみにサウンドトラックも発売されているが､こちらも現在では入手困難）
2012年には､今作を強く意識した新作｢リ：デジタイズ｣が発売され､
それにあやかってこのデジモンワールドもPSPあたりで配信されないかと期待が集まっている。
尚､攻略本は俺の知る限りは3種類が出されている。
・Vジャンプブックス デジモンワールド デジタルワールドガイド（集英社）
お馴染みVジャンプブックス。
情報は一番充実していて､ムゲンマウンテンまでを辿る攻略チャートや､完全体の進化条件も記載されている。
多少読み辛くはあるが､特に拘りがなければ一番オススメ。オマケで携帯ギアVer.1～4の攻略情報も載っている。
・デジモンワールド アドベンチャーブック（アクセラ）
あまり馴染のない会社で､本も横幅が大きいタイプなので少し異質な感じ。
シナリオはこちらもムゲンマウンテンまでを紹介する程度。デジモンの進化条件は成熟期まで。
完全体は他のデジモンと同様にページに記載されてはいるが､進化条件は購入者による書き込み式になっている。
データ的にはVジャンプブックスに一歩劣るが､全体的なデザインがとてもクール。資料性も中々高い。
・プレイステーション必勝法スペシャル デジモンワールド（ケイブンシャ）
ハッキリ言って一番頼りにならず､見やすさも普通。特に秀でた要素がないのが難点。
しかし俺がプレイ当時唯一持っていた攻略本はコレ。
○ good！
・デジモンゲームの範囲に収まらず､育成RPGの最高峰とも言える完成度
・エサを要求してきたりウンチの世話をしたりと､キーチェーンのデジモンの要素を上手くゲームに昇華している
・初期に発売されているため､｢デジモン入門用｣としてもオススメ
・ファンにとってもなじみ深いVer.1～Ver.4の全デジモンに加え､いくらかのオリジナルデジモンが育成可能
・プレイヤーが育成可能なデジモンは全部で61体と中々豊富
・登場デジモンのポリゴンは体型がデフォルメされていて､どのデジモンにも雰囲気の統一感が感じられる
・デジモンごとのモーションや鳴き声に拘りが見られ､特に各デジモンの｢必殺技｣はとても見応えがある
・ゲーム進行の自由度がとても高い上にボリュームもあり､カードやメダルのコレクションなどのやり込み要素も十分
・テキストやBGM､SEに至るまで良質なものが揃っている
・設定の割にレトロで独特な世界観に魅了されるファンも多い
・｢アイテムのソート｣｢対戦用デジモンの保存｣｢サウンドテスト｣｢遠い場所へのワープ｣等､気が利いている点が多い
× bad...
・難易度がかなり高めで､ネットや攻略本での攻略情報ありきと言ってもいいレベル
・特にデジモンの進化条件に関してはゲーム中では全くのノーヒント
・そのせいで｢完全体への進化とかムリだろ！｣と嘆くプレイヤーも多いが､調べてみると実際は割と簡単だったりする
・流石に今の目で見ると登場デジモン数が少なく､世代も完全体までしかない
・今の目で見なくてもVer.5のデジモンが全く出ていないのは悲しい
・しかし登場デジモンが限られたおかげで､逆にまとまりの良さに繋がっている面もある
・登場しているのに敵限定で､プレイヤー側は使用不可能なデジモンが多い
・モドキベタモンなどの色違いはおいといても､フレアリザモンやゴブリモンなどは少し勿体ない
・マップが細かく分けられているため､マップ移動の度に入るロードが少しうざったい
・一応､ロード自体はそこまで長くはない
・バグが多い
・ネタ的な意味で面白いものからゲーム的にかなりキツいものまで様々
・いやあ始まりの町 繁栄度減少バグは強敵でしたね
・一人で遊ぶ分には問題ないが､対人戦となるとデジモンごとの強さの格差がヒドい
・状態異常やハメ技が恐ろしく強く､それらに恵まれない火炎系や格闘系は辛い
・ゲーム中の文章には漢字がガンガン使われているので､チビッコには辛そう
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