不定期更新される雑記帳です。 日記メニュー サイトトップ


■2018年7月03日 目への注射とレーザー治療とリアライズ

 家に帰ってさあネットするかとパソコンをつけたら、
なんかクロームが開かねぇわ、バックスペースとかの一部キーが機能しねぇわで焦った。

 お掃除用のエアダスターとUSBキーボードを注文したり、
何か知らんがその後クロームくんが起動できるようになったりして事なきは得たが、そろそろこのPCもヤバそう。

 去年の末あたりにも二度目のHDDコウカーンを経たこのPC、気付けばもうすぐ10年選手くらいなんじゃないか。
パソコンに何かある度にガルル郎には助けてもらってばかりで、今の時代、持つべきものはメカに強い友達だな!

 以前親に「パソコンがなくてもスマホがあればよくない?」と言われたが、全然よくない。
確かにスマホはガラケー時代に比べるとかなりイイカンジにネット閲覧ができるけど、
PCのような、大きな画面相手に腰を落ち着かせて閲覧や作業ができる環境がないと耐えられない。キーボードによる操作感も全然違うし。

 しかしパソコンがなくなると一気に干からびるようなネット廃人の割に、
PCそのものに対する投資や、PCへの知識がないのは改めて思うと我ながらかなりアレだ。
海岸に住むくせに、長時間の遊泳はできないフナムシのような危うさだ。


 
 さて、前回の日記でもチラッと触れたけど、目にレーザーを受けてきました。
せっかくなので、前に目に注射をしてもらった件もあわせて書いておこうかなと思います。


 片目を悪くして病院にかかってから少し経った頃。
最初は錠剤や目薬が処方されていたものの、ある日提案されたのが眼球への投薬。
目に直接薬を投与するコトで、進行の抑制や、症状の改善に期待ができるらしい。

 しかしつまりは「目に注射」。
腕にする注射ですら今でもイヤなのに、よりによって、オメメ。
このワードだけでもうイヤすぎてイヤすぎてしょうがなかったけど、失明とかそういうコトになるのはもっと嫌なので、受けざるを得ない。

 ネットでひたすらに調べて、
「意外と大したコトないよ」という記事を見ては「俺はお前を信じるぞ!」と想いつつも不安な日々を経て、ついに手術当日。

 薄緑のバスローブ的な手術着に着替えて、手術室へと案内される。
この時、道中にある他の部屋も全てが別の手術なので、「博士、次の被験体ですが…」とラボ内を案内される映画のワンシーン的な気分。

 ついた手術室は中々に広く、学校の教室くらい。
しかしその中央あたりに座席がポツンとあるだけ。いや、その座席の周りには機材やらモニタやらが色々あってけっこう物々しいんだけど。

 歯医者のように座席が稼働して、寝そべる形になる。先生との挨拶や、処置内容の確認。
最初は床屋的なシーツが被されたりするだけだったが、心電図のための電極が取りつけられたり、色々アレコレ装着されて、拘束感が強い。
なんだか改造人間や怪人にでも改造されるような気持ちにもなった。どうせなら、空が飛べる奴がいいなあ。

 この時、ピッ!ピッ!ピッ!とずっと何かが鳴ってたから何かと思ったら、心電図とってるんだったわ。
「なんだかうるさいな」とか思ってたけど、うるさくないと俺が困る奴だったわ。
しかもかなりペースが早く、頭や表情は落ち着いてるつもりだったけど体の方は正直だゼと言わんばかりの緊張ぶりだった。

 片目以外を覆うようにビニールカバー?かなにかが被されたり、目を閉じないように固定する器具がセットされたりする。
麻酔効果のある目薬をドバドバとかけられたり、眩しいライトをあてられたりする。

「ちょっと暫く上を見ててください」
 と言われたので従う。そして少し経つと

「はい、お疲れ様でした」

 終わった。…えっ、もう?
言われてみれば確かに目に若干くにゅっって感じの感触があった気がしないでもないが、とても「注射」とは認識していなかった。

 そう、本当に大したコトないのだ。 
「目に注射」なんて聞き慣れないワードを聞くと、
腕に使うような注射器を目ん玉に直接ブッ刺す恐ろしい想像をしてしまうし、
なんなら針を抜く時にミスって目玉ごと引き抜かれてカービィ3のゼロ第2形態的な大参事になってしまう想像すらしてしまったが、
実際はこうして、麻酔が効いた状態で上を見た状態、つまり視界としても気にならない状況で特に痛みもなく終わる。
事前の座席への拘束が本格的なので身構えてしまったが、ありがたい拍子抜けだった。


 そんなワケで、「目に注射」は字面ほど恐ろしくはないので、
もし受けるコトになってしまった人たちも、あまりビビらないでください。

 小学校2年生くらいの頃だったか、BCG(ハンコ注射)を受けるのが嫌すぎて、
抵抗しまくって長時間粘るも母親や先生にとっ捕まって結局ポンポン打たれたけど、全然痛くなくて「あれ?」ってなったのを思い出した。

 

 2~3回ほど注射を受け、今度は目にレーザーを受けるコトに。
そもそも俺が患ってしまった眼底出血というのは、早い話「血管に異常が起きて網膜を悪くして視力を下げてしまう症状」なので、
これから先、ヘンな血管が生えてこないように血管生成予定地を焼き払っておこう、という処置。

「目にレーザー」…。
今度は光学兵器をピーッと受けて目から後頭部までレーザーが貫通して死んでしまう自分が想像されてしまうが、受けましょう。

 チキンなのでこういう時の事前の下調べは欠かさないが、思ったほど大掛かりな処置ではないらしい。
レーザーと言われるとどうしてもゴッドエンペラーの左腕とかそういう恐ろしく攻撃的なイメージばかりが浮かぶが、
当然ながら人体に治療として向けるのは超低出力。今や脱毛に使うくらいだし、そう恐れるものでもないのか。


 レーザー治療も「手術」という名目にはなるが、
こちらは手術室ではなく、「レーザー治療室」という部屋に案内された。
「レーザー治療室」という字面に反してその部屋はこざっぱりしたもので、普通の部屋に機材の載ったテーブルがあるだけ。

 レーザーを出す機材も「ゴツい顕微鏡」とでも言った程度のもので、
覗きこむタイプの視力検査に使う奴とか、道の先に気球が浮かんでるのを見るアレとかに近い。

 席に座り、麻酔目薬を受けて、機材に顔を乗せ、片目が閉じないように器具を取り付けてもらう。
「では、レーザーいきます」と先生が機材を操作して、レーザーが放たれる。

 一言で言うと、カメラのフラッシュだった。 
「細い光線をピーッ!」というものではなく、ひたすらに「光がピッ、ピッ」というレーザーを受けた。
先生が照射場所をチェックしつつ、短い光が何度も何度も目に向けられる。

 治療を受けている間は、「レーザー」という言葉から、
ビデオ戦士レザリオンのOP「♪レーザー ブルー ホワイト」というフレーズがずっと脳内をループしていたが、
実際に俺が見た輝きはイエローだった。

 レーザー治療に痛みがあるかどうかは人にもよるらしく、俺は若干感じるようだった。
決して耐えられないものではなく、「あ、痛いかな?」と頭が審査にかける程度の微弱な感覚ではあったが、
レーザーを受けるコトで、目の奥がジジジと焼かれていく実感があった。
頭の中で炭酸がはじけるような、こそばゆさもあった。虫歯治療の痛みにも似ていたかもしれない。
しかしどちらかというと目よりも、同じ体勢を維持して座り続けるコトの方が苦痛だったと思う。

 たまに視線を変えてもらうように指示があるくらいで、ひたすら目の前でフラッシュを焚かれる時間が10分ほど続いた。

 今回レーザーを受けるにあたって、ツイッターで経験者のお友達から話を聞けていたのだが、
手術終了直後は、左目の視界が赤く染まっていてなかなか凄い光景だった。
ピンク色なら「目の前の全てがいやらしく見える!」とかの楽しい妄想遊びもできただろうが、
思いのほかホラー色の強いダークレッドな感じだったので、あまりハッスルはできなかった。

 両目で見ると、左の方だけが赤く染まっていてこれまた妙な感覚だったが、数分で元に戻った。
 だがレーザー治療は回数をかけてやるものらしく、まだ3回も受けなくてはならないので、名残惜しさは全くない。
しかしまぁ、ああしてずっと座りながらレーザーを受けるのは、
自分の目にも、それを打つ先生にも負担がデカそうなのでやむなしか。

 さらにお財布への負担もデカい。
前回の日記では5万くらいらしいと書いたが、今回の自分は3万円だった。いやデカい出費には近いないんだけど。
3万ってお前、ニンテンドースイッチ買えそうやんけ。保険がおりるのがありがたすぎる。


 そんなワケで、レーザーも特にビビるような手術ではなかった。
何度も受けなきゃいけないのはゲンナリだし、「これを受ければ治るよ!」ってモンでもないけど、受けなきゃもっとマズいもんね。
 

 再三言うけど、俺は治療を受けたのが早かったのもあってマシな方(なにしろ、両目で見ている分にはいたって普通)なので、 
何か目に異常を感じた人は大事になる前に病院行けよ! と繰り返しておきます。




 さて、6月25日に突如ダウンロードが解禁され、
デジモン誕生日である26日にプレイ開始になるパターンかなと思ったらそのまま25日から稼働したデジモンリアライズ、皆様プレイしてますでしょうか。

 
 なんで周りはみんなパートナーをエアロにしてるんだろうと思ってたら、

・能力が他の完全体に比べても妙に高い
・所持スキルが攻撃的でメタルエテモン狩りにも向いてる
・ブイモンと一緒に進化アイテムが配布されてるので進化させやすい

 などと、性能面でかなり優遇されてるのね。
なんだよ…みんな純粋にエアロブイドラモンが好きでパートナーに選んだんじゃなかったのかよ…。



 あ、今の俺のパートナーはエアロブイドラモンレベル80です。
いやホラ、俺Vテイマー大好きだし?ブースター2のパックで当てたキラカードのエアロブイドラモンは思い出の品だし?

 ま、ソシャゲなんてただでさえ無駄な作業を強いられる苦行ゲーなんだから、有用なキャラは早めに育てておかないとな!


 とりあえず俺は初期配信分のシナリオは一通り終えて、プレイヤーレベルは11。
遊んだ感想としては、まぁ…普通だな!
リンクスはインストールして1時間も経たずに投げたのを思うと、プレイを続けられてるだけマシか。


 ゲームとしてはまぁ…普通のソシャゲって感じ。
つっても自分では今までモンスト、スパクロ、FGO、アズレンくらいしかやってないので詳しくはないけど、
キャラ育成のためにガチャだ素材だ周回だとあれこれ手間をかけさせられる、一般的なイメージどおりのソシャゲ。

 ただ、「シナリオがある」「戦闘がオート・倍速でできるのでラク」
「基本画面を兼ねるファームが賑やか」「スマホへの通知を兼ねるウィジェットがイイカンジ」だったりと、
とっつきやすさがあったり、デジモンへの愛着を持たせる見せ方が上手いのは好印象。

 特にウィジェットはシンプルながらも「スマホにパートナーがいる」というリアライズ劇中の描写再現にもなるし、
思いのほかメッセージの種類も豊富なので見てて面白い。


 ファーム画面もただデジモンがうろうろしているだけではなく、フレンドのデジモンが遊びにきたり、
セットしたデコ(ガジェット)によってアクションが用意されていたりと凝っている。
キャンプファイヤーの周りをデジモンが4体くらいで楽しそうにクルクルまわるのすき。


 デジモンは、個体ごとに進化ルートが1本道で固定されているのが特徴で、
例えば同じアグモンでも「アグ→グレイ→メタルグレイ」だったり、「アグ→ジオグレイ→ライズグレイ」だったりする。

 また、基本的に「完全体どまり」であり、「究極体まで進化できるデジモン」はレア個体扱いとなっている。

 この件に関して、公式は「完全体でも究極体の完全下位互換にならないバランスになるよう努めます」と回答したそうだが、
俺はそんなコトよりも、例えば完全体止まりのメタルグレイモンをメッチャ鍛えたあと、
もしウォーグレイモンまで進化できるグレイモンを引いたら、そっちにかけた手間を合成か何かで上書きできるのかが大事だと思う。

 そりゃまぁ、上位世代が完全有利な環境にならないのは大事だけど。
この件で今問題なのは「いずれアタリを引く可能性を気にして、今手元にいるデジモンを育てあぐねてしまうコト」じゃないかなぁ。

 ていうか、本当に低世代デジモンにも価値をつけたかったのなら、世代ごとのコスト性なんかも導入すれば良かったろうに
そういうコトはしてないから「ツッコまれたからとりあえず聞こえのいい回答で逃げた」って受け取れてしまう。

 自分も当初は「この仕様、どうなんだ」とは思ったが、
考えてみれば一部のキャラをガチャの報酬にする形態そのものがクソなので、一周まわってどうでもよくなった。

 好きなデジモンを目当てにがんばるのもいいけど、
俺は自分のもとに来てくれたデジモンを大事に育てるよ(課金しませんの意)


 今はまだゲームが配信されて間もないので、この「究極体がアタリ枠問題」の是非はまだ分からないが、
既にそれ以前に「成熟期に進化させるのすら素材が要求されて面倒」という壁にブチ当たっている。

 このゲームの進化は、

◆育成 お金となるbitを消費してレベルを上げる

◆特訓 攻撃などの各能力にあわせたチップを消費して能力を上げる (チップの生成に素材が必要)

◆限界突破 全能力を特訓したあとにbitを消費してデジモンの最大レベル・能力を上昇させる

 …を繰り返し、条件レベルに到達したところでさらに素材やbitを消費して、ようやく進化できる。
ソシャゲ的と言えばソシャゲ的だが、進化に「限界突破」を挟んでいるのが無駄に煩雑な原因だろう。

 そも、限界突破は「好きなキャラをより強くさせたい」という個人の好みを叶えるためのシステムであって、
デジモンのように「進化によって全く別の姿に変わる」場合に強制させるような手順ではないと思う。

 ていうか、bitを消費してレベルアップってふざけてんのか。
レベルアップは素直に戦闘ごとの経験値によるものか、最低でも食事コマンドによる投与として扱うべきだろう。
(食事は、ファームで「友情を上げるための作業」としてサイスルリスペクトの形で導入されている)


 ソシャゲである以上、無駄な作業を強いられるのは避けられないのだろうが、この調整、というか仕様は失敗していると思う。
よりによって、進化・退化がラクチンチンなサイスル素材を使ってこんな苦行をやらされるのもなぁ。


 戦闘面は先述の通り倍速オートがあるので快適。
今のところは、強いフレンドに頼るだけでもクリアは簡単にできる。

 戦闘自体が楽しいかはかなり微妙なラインだが、
サイスルゆずりの美麗なポリゴンのおかげで見た目はかなり華やか。
ただ、ハカメモではちゃんと突撃技に修正されたエアロブイドラモンのドラゴンインパルスが
サイスル版の(もっと言えばデコードからの)波動拳のままで残念。
つーかドラゴンインパルスはそこらのエアロがホイホイ撃っていい技じゃないんだし、素直にVウィングブレードでいいのにな。

 独自の演出としては、パートナーデジモンのみが発動できる「友情必殺」が、
ただ「そのデジモンが召喚されて特に普段と変わらない必殺技を打つだけ」でかなりショボい。
せめて、主人公のカットインくらい入れません? 友情要素はどこ…?


 他にも色々とやりこみモードは用意されているが、
まぁ、「あれこれやろうという意気込みがあってくれるのはいいか」くらいの気持ち。

 フレンド機能のほか、「デジクラン」というグループをつくれる機能があって、スタミナ回復やbit報酬がもらえたりして便利なんだけど、
チャット機能とかがないと、あまり「グループ」モノとして役立ってる実感はないかなぁ。今後に期待。



 さて、ゲームとしては「はじまったばかりのソシャゲだしこんなもんだよね」で済むが、
俺がどうにも不満なのが、リンクスになく、待望の要素でもあった「シナリオ」の話。


 舞台は近未来。
20世紀末に発見された「デジタルモンスター」という存在。
ネットワーク上の「デジタルワールド」に生息する彼らは、時に現実世界へも出現する。友好な存在として、あるいは脅威として。
しかし時が経つにつれ人々からその記憶は消えていった。

 ある冬のおわり、主人公のスマートフォンの中に「デジモン」が現れた。
デジモンはスマホの中を自由に動き、時折主人公に話しかけてくる。主人公はそんなデジモンに親しみを持ち、接していた。

 ある日、電車の中で眠っていた主人公がデジモンの声で目を覚ますと、周囲が異様な別世界となっていた。
そして突然襲い来る謎の存在。主人公を守るため、デジモンはスマホの中から飛び出して――

 
 …という導入。
…あの、「現実世界にデジモンが現れたのにみんな忘れちゃった」って、ムリすぎませんかね…。
遥か古代に絶滅した古代生物や恐竜にすらお熱なのが人類だぞ。一生かけてでも研究を続ける層は少なからずいるでしょ。
DATSのような組織が迅速に記憶消去に立ち回りでもしたのだろうか。


 さて、そんなこんなで現実世界から「デジタルポイント」という空間に引き摺りこまれ、
デジモンの他、「スパイラル」というよく分からない存在と戦うコトになるのが本作のストーリーだが、
なんといっても大問題なのが、「現実世界を舞台にした意味が全くない」コト。

 主人公の家族が出てこない。学校や家庭での描写がない。メインキャラ以外に民衆が全くいない。つまりデジモンの目撃情報もない。
ゲーム中における人間社会が、どう動いているのかの描写がまったくない。
現在配信分の10章を全部クリアしても、「現実世界にデジモンが現れる」という非日常を、まったくもって描いていない。

 …なんで?
デジモンという本来存在しないやべー存在が、現実世界に現れてさあ大変ってのが肝でしょ? 面白くなるところでしょ?
「デジモンが現実に現れた」って設定にすりゃそりゃデジモンが現実に現れたコトにはなるけど、
そんだけじゃ「ああ、デジモンが現実に現れたんだなあ」って実感にはつながらないし、イミがない。

 さらに早々と「デジモンをスマホに戻す方法」が伝授されてしまい、
「練馬の大根デパート」や「ギルモンに戻って!」などに代表される、デジモンを隠すため苦労する面白エピソードの道も潰されてしまった。

 これなら別に、主人公側がデジタルワールドに巻き込まれる話の方がスムーズでいいじゃん。
実際、リアライズのウィジェットがいいかんじに「デジタルワールドから現実世界の自分へコンタクトをとるパートナー」って構図になってるから、
「リアライズプレイ中はデジタルワールドにいる」ってテイが成り立つし、ゲームの舞台はデジタルワールドでもよかったのに。

 戦いの舞台も、現実世界でもデジタルワールドでもない虚無空間「デジタルポイント」がメインになり、
ただただ、ライターが整合性をとらなくていい都合のいい空間が用意されるという手厚いサービス。


 今作、キャラデザを中鶴兄貴にしたり坂本声のアグモンを呼んだりしてるし、
世界設定からしても「デジアド見てた人またもどってきて」ってのがメインターゲットだと思うけど、本当にデジアド見てる?

 デジアドの導入は本当に良く出来ていて、
子供だけで異世界に巻き込まれるという大ピンチに陥って、
「現実世界に生きて帰りたい」というメチャクチャ分かりやすい目的ができて、
そこを助けてくれるパートナーデジモンたちの存在が実に頼もしいのが視聴者にもすんなり伝わる。
 
 「行事で偶然集まったバラバラのメンバーが、一致団結せざるを得なくなる」のは人間ドラマだし、
デジモンの世界、デジタルワールドを描いていけばいくほどその特異性や、デジモンのヤバさが描かれるコトにもなる。
敵に対抗して、味方側もどんどん強くなって戦いがエスカレートしていく中、
「危険な存在が、ついに現実世界に介入してしまう」というこの物語の運び方が、実に見事だ。

 まぁ東京大激突とかは聖戦士ダンバインのリスペクトなんだけど、
面白いプロットを、ちゃんと面白く描けるのはスタッフの見事な手腕だと言わざるを得ない。

 俺はデジアドのヴァンデモン編が本当に大好きで、
デジモンが現実世界に現れて「日常が非日常になる」というヤバさが子供向けアニメながらもしっかり描かれているし、
視聴者は既にデジモンがどういう存在かを知っているので、劇中のまだ何も知らない民衆よりも詳しい優越感もある。
 
 選ばれし子供達がどういう家庭でどういう生活をしていたのかもちゃんと描かれるし、
人間側も黙って見ているだけではなく、子供達をサポートしたり、デジモンに抵抗したりするのも見てて気持ちがいい。

 この頃になると子供達もパートナーデジモンやデジタルワールドが既に大切な存在になっているから、
念願の帰還を果たしたというのに、「デジモンのためにまだ戦う」とデジタルワールドに戻っていく展開も涙を誘う。

 いやほんと、デジアドって面白いわ。

 「現実世界描写」は他の作品も凝ったものが多く、
本当に「現実の世界」を下地にしたテイマーズなんかはその筆頭なので今更多くは語らないが、
冒険に代わって「デジモンとの生活描写」が多い02や、「以前からデジモンが存在した世界」を描いたセイバーズも面白い。
最近なら、現実をそのまま再現したマップによる臨場感がハンパないサイバースルゥースシリーズも見逃せない。


 そんなこんなで、昔からデジモン作品における「現実世界の描写」が好きだったので、俺のハードルが高かったのがあるかもしれない。
リアライズには、本当にこの点でガッカリさせられた。
「リアライズ」といいつつ、肝心要の最初のリアライズの時点でこの雑な描写では、作品コンセプトそのものから疑問視すらしてしまう。


 今作の敵となるスパイラルもそうだ。
そもそも、「デジタルモンスターとは何か」がマトモに描けていない内から「スパイラルが出てきた!」とか言われても意味わかんねーよ。
現実世界からしたらデジモンもスパイラルも異物だし、デジモンも全員が友好的じゃないからまとめて敵とみなすしかない。
もしこれがデジタルワールドメインの話なら、
「ぼくたちデジモンの世界を、スパイラルってのが荒らすんだ。一緒に戦ってくれ」と実に分かりやすくシンプルな構図にできるのに。
実際のシナリオも「主人公とパートナーが仲良くイチャコラする話」ばっかだったし、それこそデジタルワールドいけばいいじゃん。

 ゲーム中ではスパイラルはモブザコとしてポンポン出てくるし、しかも敵デジモンと一緒にホイホイ組んでるし、どういう存在なのか分からない。
スタッフがスパイラルをどういう目で見てほしかったのかは分からないが、
俺はもう「デザインが手抜きだと思ってたら扱いも手抜きだった」という、最低最悪レベルの敵としての印象しかない。
こんなん、アニメアプモンに出てきたワーム以下だぞ。

 設定的にはデジタルポイントの生成に関わる存在なんだろうが、「デジモンの姿を模したモブザコ」である意味がない。
それならむしろ人間というかエージェント的な存在であって、「周囲のデジモンを凶暴化させて戦わせる」とかでいい。

 無駄に軍隊生物であるのは、「多分ファフナーのフェストゥムみたいなもんでしょ」と聞いて、
なるほど各章終わりのあの謎ポエムもそういうコトか?と半ば納得もできたが、それにしたって魅力がない。
 せめてデジモンのパーツを合成させたキメラであったり、一部パーツが違う改造種のような趣向でもあればよかったが、
本当にただ「テクスチャを張り替えただけ」の電飾オバケなので面白みがない。
ていうかなんだあの、ゼットンの鳴き声を極限までクソにしたような電子音は。ギャグなのか。
 
 逆に、「手持ちのデジモンを鍛えればスパイラルバージョンにできるよ」みたいな処置があれば少し面白い気もする。
実はスパイラルティラノモンのカラーリングはすき。



 「舞台設定がダメ」「メイン敵がダメ」と既に個人的には死に体だが、
それらを乗り越えても「テキストの質があまりにも低い」のがさらに追い打ちをかけてくる。

 あまりにも無味無臭すぎる。
氷に水をかけて料理だと言い張るレベルの味の無さ。

 毒にも薬にもならないのですらすら読めるのは良い所なのかもしれないが、
キャラの会話に基本的に内容がないので、そもそも読む意味に疑問を感じてくる。
恐らくは10代後半~20代後半までをターゲットにしてると思われる今作だが、テキストのノリはどうにも小学校低学年向け。  レス画像の宝庫としての注目度は高い。


 別に、難しい単語を使えとか、高尚な話をしろとか言っているのではない。
キャラクターの普段の生活だとか、過去だとか、趣向だとか、キャラを魅力的にするために描くべき話題はいくらでもあるはず。
しかしどういう縛りプレイで脚本を書いているのか、
「立ち絵のない親や群衆は出せない」などの都合があってか、その場その場で思ったコトを呟くだけのしょうもない展開ばかり。

 人間とデジモンの絆描写にしても既視感にまみれたものばかりで、
「これ、ミチとプロットモンじゃないとできない話なの?」とか、そういう疑問がしょっちゅう湧いてくる。

 ただでさえゲームはアニメや漫画に比べて描写力が弱いから設定やテキストで勝負しなきゃならないのに、自覚がない。


 自覚がないといえばテキストとゲームのミスマッチもヒドい。
まず、せっかく仲間キャラがいるのに、仲間が戦闘に参加しない。何のためのフレンド枠なのか。
「フレンドの他、仲間キャラがゲスト参加できる」という仕様すらなかったのには驚いた。
このせいで、仲間の進化回にもまるでありがたみがない。
仲間キャラが強くなったところで実際のバトルには何の貢献もされないし、
そもそも自分やフレンドが完全体なのが当たり前な頃に「成熟期になったぞー!」とか言われても、だからなんやねん。
リデジやネクオダから何も学んでいない。 まさか、あの役立たずな仲間が好評だとでも思っているのだろうか。

 戦闘中、急にキャラクターが喋るパートが挟まれたりもするが、
あいつらはみんな、頑張って戦ってる主人公やそのデジモンたちの横でペチャクチャ喋っているようで印象が悪い。



 仲間もキャラが立っているとは言い難く、ただ「こういうキャラです」という属性が割り振られているだけ。
特にヒドいと思ったのがミチと真由で、説明が「活発な女の子」「おっとりした女の子」だけで終わってしまう。
初心者キャラ丸出しなミチに対して真由は「実はめっちゃ強い」みたいな差別化はほしかったし、
ゆるふわ路線をいくにしても「デジモンが戦うコトに対する懸念」とかあれこれ描くべきだったと思う。
登場回なんか、「クッキーを焼いたのでみんなに配るキャラ」だけで終わってて、何がしたいのか分からない。

 今の所は、一番常識的で思い悩むタイプであるケートに可能性を見出しているが…どうなるだろう。
パートナーであるエレキモンも押しかけ女房タイプであれこれ引っ掻き回すようなキャラなので描き方によってはバケると思うが、
進化先がイメージに全然そぐわないレオモンで確定しているのがどうにも残念だ。
まぁ、今更変更署名を出すわけにもいかないので、「死なないレオモン」として頑張ってほしい。今回も死なせたら流石にヒく。


 登場キャラと言えば、今作の拠点となっているカフェのオーナーである千尋さんは唯一の大人だし、
裏というか、何か物語に大きく関わる過去を持つキャラなのだろうか。




「…よし、今日はこんなところかな」
「はぁ~疲れたぁ~…もうこんな時間じゃん!」

 時刻は夜の12時にもまわろうとしている。
本来なら閉店時間をとっくにまわっているが、カフェ・フラッフルには私の他、いつものテイマーたちが集まっていた。

 最近はスパイラルの出現も頻繁になってきているようで、事態は深刻さを増しているようだった。
なので、唯一事情を知る大人である千尋さんの好意でこの場を提供してもらい、
私たちテイマーが集まって、スパイラルの情報を好感し、今後について話し合いをしていたところだ。

「呑気なものだな。今はまだいいが、いつデジモンやスパイラルの件で世間が大騒ぎになるかの瀬戸際だというのに」
「私はこれでも真剣ですよーだ。 いつも深刻ぶった態度でいればいいってモンじゃないでしょ」
「あーもう、やめろよ2人とも。 ひよこも何か言ってくれよ」

 私は愛想笑いでその場を流した。この2人はいつもこうだから、ケートさんも気にするコトはないのに。

 …それにしても、さっきから真由さんの姿が見えないのが気になる。 
確か、皆のためにコーヒーのお替りを持ってきてくれると言って店の奥に向かったはずだが。

「…確かに妙だな」

 拓巳さんがいち早く、店の奥へと進んでいった。


 ズシャッ…

  
 店の奥から、鋭い音が響いてきた。

「…えっ、何? 今の何の音?」
「わからない…何かが斬られたような音だったけど…」

 敵性デジモンか、あるいはスパイラルか。
とっさに戦闘態勢に入る私たちだが、あるコトに気付く。 デジモンたちが、いや、スマホがないのだ。

「そ、そうだ、みんなずっとスマホつけててバッテリーがなくなりかけたから…」
「千尋さんがまとめて充電しておいてくれるからって、渡したんだっけね…」

「お探し物はこれかしら?」

 店の奥から声が聞こえた。千尋さんだ。
その右腕には私たちのスマホが、異様に巨大化し、禍々しいかぎ爪をもった左腕は、誰か人間の体を無造作に掴んでいた。

「………!!」

 言葉を失った私たちを見ても、千尋さんは人が良さそうな笑顔のままだ。

バキィッ!!

 私たちのスマホが、いともたやすく握りつぶされた。左腕に持っていたものも、乱暴に壁へと投げつけられた。

 
ザッ…ザッ…

 千尋さんが、千尋さんだった何かが、私たちの元へと近づいてくる。


「本当は、こんな手荒なコトしたくなかったのよ?
 自慢のココアで皆を眠らせて、その間に優しく済ませようってつもりだったのに…。
 あの子ったら、私が準備しているところに来ちゃうんだもの。予定狂っちゃったわぁ」


「お…ッ…お前……何者なんだ!?」

 ケートさんが、精いっぱいの勇気を振り絞って、全身が毛に覆われた怪物に震えた声を投げかけた。 

「私? 私実はね、デジモンなのよ。 数年前にも人間の世界に来てたんだけど、ヒドい目に遭わされちゃってね…。
 だからこうしてカフェを開いて、人間界に居場所をつくって、少しずつ準備をしていたのよ」

「な…何の……っ!?」

「フフ、まだヒミツよ。 言うなれば…"新プロジェクト"って感じかしらね」

 千尋さん…いや、千尋さんだったデジモン……いや。ラグエルモン。
ラグエルモンは、怯える無力な私たちの姿をその瞳に映し、不気味な笑みを浮かべた。

「短い間だったけど、人間として、皆といるのは楽しかったわぁ。 …だんだん」

 ラグエルモンの爪が、私たちを捉え無慈悲に振り下ろされようとした、その時だった。


「ダメ!メイちゃん!!」



 そんな感じのtri.コラボ待ってます。




 にじゅっぺはのんびり育成中。
これを書いている現在は、ベルゼブ、ファスコ、デューク、ルドの4体。
今の所、にじゅっすのような露骨な問題点は見つかってないけど、マトモに遊べるってだけでもよかったわ。

 …よくねぇよ。にじゅっすとかいう有料βを挟んだんだからこんくらい当然だ。
そも、マトモなオリジナルがあるのだから、今回ぐらいのクオリティは人並みの神経してりゃ一発目で出せるだろと。

 致命的な欠陥ではないけど、
活動時間だのDPだのといった「デジモンごとの個性要素」がどんどん画一化されていくのも良くないなと思う。
あんなモン、オリジナルの数値をそのまま流用、新キャラにはちょっと調整したものを設定すりゃいいだけだし、
「個別に技ドットを2つ用意」という素晴らしい仕様とは真逆を行くこの処置はよく分からない。

 とりあえず、にじゅっぺ分の新規ドットはレベル高いのが多くてそこはご満悦。
特にアレスタードラモンは公式に似せた上でドットとしても出来が良くて素晴らしい。
にじゅっすは半ばやっつけな新規ドットが目立ってたけど、平均レベルが底上げされた感じ。


 ただまぁ、オリジナルに近い完成度を持たせられたところで、所詮は育成ギアだからどうしても話題性が弱いし、
同時期にリアライズも始まっちゃったせいでどうも存在感が薄いな。

 俺は別に16ドットがわちゃわちゃ動くのを見れればそれはそれでいいけど、
このままただ過去を模倣するだけの中身の薄い路線で続けていくのは、あまり育成ギアの未来がないようにも思う。

 そこらへんをカバーするためにもにじゅっすはD-1グランプリをやったんだろうけど、
あの体たらくだった上に、不評でスネたのか今回バッサリと完全カットしてるのは悪い方向で思い切りが良すぎる。



 それはそうと、ハカメモに引き続き攻略ページが全然手つかずでごめんなさい。
デジモン部人気投票結果発表も6月中にはやるつもりだったのにそっちもできてないし、いやほんとごめんなさい。

 謝りついでに言っておくと、しばらく時間をとれないので早くとも7月末くらいまで大した更新はないと思います。
せっかくFANBOXも応援してくれる人が次々と出てきてくれてるのに申し訳ないなあ。

 あれこれやりたいコトは考えてるので、どうか気長にお付き合いください。 


 



■2018年6月25日 地震と配信サイトとFANBOXとペンデュラムver.20th

 
 先日、大阪府北部で起こってしまった大地震。 近畿在中の皆様、ご無事でしょうか。
俺自身は神奈川在中であるものの、今回の震源地だった高槻市は、俺の家族が住んでいる隣の市。
突然のニュースに「おいおいおいおいおいおいおいおい」と焦りまくりましたが、家族からはすぐに無事だと連絡があり安心しました。


 でも部屋はこの荒れよう。
以前から「このラックちょいと不安定だね」「なんとかした方がいいね」とは話していたものの、
そのまま放置してこっちに越してきてしまい早ウン年、まさかこんなコトになるとは…。

 水槽がベッドの柱に突き刺さってブチ割れているのがまた悲惨。
元々この水槽は俺が趣味でやってたものなんだけど、中の魚たちやエビくんにも、それを片づける母にも申し訳ない。
(流石に中の生体はほとんど助からなかったものの、コリドラスなど一部は助かり、小さい水槽に移してもらった)

 写真の部屋はもともと俺の部屋で、現在は母が使っているのだけど、いやあ、地震が起きたのが夜じゃなくてよかった…。ベッドマジやばいやん。
せめてこの記事を読んだ人には「耐震対策の大事さ」と「水槽は地震も想定して置く場所を選ぶ」コトを教訓にしていただきたい。

 「本震が控えているかもしれないから気を付けろ」的な情報もあって心配だったけど、ひとまずは安心か。
 大阪や近畿の友達にも連絡したけど、そっちの方は思ったより元気な感じで、いやほんとよかったよかった。
故郷が災厄で滅びましたとか、そんなファンタジー的な展開が面白いのは、現実になり得ない妄想の中だけだわ。




 話は変わりまくって、配信サイトについて。
 前回の日記で、「ニコニコで舞台版tri.が1400円で見られるよ」~って書いたんだけど、
その後アレコレ調べてたら、dアニメストア舞台版tri.も視聴対象に入ってました

 dアニメストア、月額400円ぽっちな上に、初回31日分無料のキャンペーンもやってるじゃん!
もっと調べてから書けばよかった。ニコニコの方で見ちゃった人ごめんなさい。
まぁ画質とか配信形態とかの違いまではよく分かんないし、1400円でも安いし、ホラ、面白かったでしょ? はい、ごめんなさい。


 舞台tri.があるのにも驚いたけど、デジモンアニメもそこそこ充実のラインナップ、
テレビ放映分のデジアド、02、アプモンが全話あるのに加えて、
劇場版のパロットモン、ウォーゲーム、ハリケーン、ディア逆、冒険者たち、暴走特急、オニスモン復活という顔ぶれ。

 デジモンアニメ、前ならバンダイチャンネルでデジアド~アプまでテレビ分が全て見放題枠な最強基地だったんだけど、今は全て除外されちゃって、
デジアドと02とアプが揃ってるアマゾンビデオという新天地を見つけたと思ったらこっちもデジアドと02は有料になっちゃったので、
今度はしばらくこのdアニメちほーで過ごすとしよう。

 個人的には、ちょうどデジアドと02本編の再履修中がバンチャやアマプラから追い出されて止まっていた所だったし、
映画の方も記憶から抜け落ちているモノが多かったので実におあつらえ向きで、ありがたく見直させてもらっている。
視聴ついでにキャプを添えた一人実況をしていたので、興味がある人はツイッターモーメントをどうぞ。

 あ、セイバ劇場版は配信されてないんで、自前のDVDです。
俺、パロット+ウォーゲーム、ディア逆、暴走特急、バーストモード発動、あとCGのやつと、実にハンパに円盤を持ってるんです。
しっかしどこにもゼヴォの配信がないな。むしろ円盤を単品で再販とかしてくれたら買いたいんだけど。




 さらに話は変わり、つい先日pixivFANBOXというのを始めてみました。
早い話が、俺に金を送れます。 最近Vチューバー関連から知った人もいるであろう「投げ銭」に近いアレ。

 ただ投げ銭は「その時その時で任意の金額を送る」かたちだけど、
FANBOXは月額のきまったコースがあって、その選んだ分の金額分を毎月送る、仕送りみたいな感じ。

 お金を送って相手を支援できる代わりに、
もらった側は限定公開コンテンツや特典を支援者に渡したり、交流を深めたりするワケですね。
これ、何がスゴイって、普通に一次創作としてイラストレーターや漫画家として活躍されている人だけでなく、
活動が二次創作メインの人、さらには絵でなく音楽やテキスト主体の人、ていうか、何もしてない人ですら始められちゃう。


 「なんでまた急に」とお思いかもしれませんが、
「皆様からの支援がないとマズいんです!」という危機的な状況……ではないです。
もともと金ウンヌンのために始めたサイトでもないし、金がほしくてデジモンファンやってるワケでもないし。
…とは言いつつも、「お金がもらえるならほしいぞ」というスケベ心もあり、モノは試しの精神です。

  お金がほしい一因として、病院通いで予定外の出費がかさんでいるから、というのもあります。
  ツイッターでたまに言ってたけど、ちょうど1年ぐらい前に片目を悪くしてしまいました。

  不摂生やストレスなどが重なったのが原因か、片目に「眼底出血→網膜浮揚→視力大ダウン」のデバフがかかっています。
  幸い、失明とかそういうレベルには至らなかったし、もう片方の目が元気なので日常生活にも支障はなく、
  こうして以前と変わらず文章書いたり絵も描いたりとサイト更新もできているのだけど、目の異常ってのはまぁ怖い。
  これを読んでいる人も、「急に目の見え方が何かおかしい気がする」とかの異常に気がついたら、病院に行って下さい。行け。

  なお、きたるデジモン記念日、6月26日にレーザー治療が控えています。わあ。
  すぐに終わるから大したコトないらしいけど、「目」に「レーザー」という字面がこわい。光学無効パーツつけなきゃ…。
  あと費用もこわい(5万円くらい)。一応、健康保険や生命保険が下りて、実際の負担はもっと軽くなるみたいだけど。



 ちょうど、いつからかサイトトップに貼りつけてあるアフィと同じくらいの動機ですね。
一応アレは「殺風景で寂しいから」「グッズ情報の告知になるから」って理由もあるんだけど、まぁ儲かってないので安心してください。


 FANBOX、二次創作を扱うのは大丈夫なのかよというのはこっちとしても心配になる所ですが、
公式的には「投稿内容を制御なんてできないし自由に投稿していいよ!怒られたら知らんけど」という凄まじいルールなので、やりません。
周りを見てるとメイキングや没絵、差分だのがよく扱われてたりしてて割と大丈夫そうだけど、周りが大丈夫でも自分も大丈夫とは限らない。

 俺自身、「お金を払ってないとフルに楽しめないサイト」にはしたくないんですよね。今まで完全無料だったんだからなおさら。
このFANBOXは「俺のサイト経営やファン活動を支援してくれる人ヨロシク!」っていう、支援者様の義侠心に全てを任せた名目なんで、
逆に言えば「こんなの描いたから、見たければ俺に金払ってくれよな!」ってスタンスにはしません。
せいぜい、オリジナルキャラや無版権の絵を、「ツイッターなどで全公開した後で」、まとめ置き場として使うくらいの予定…かな?
流石にもうちょいくらいはなにかやりたいけど、まだ考え中。


 あとは同人界隈でも暗黙の了解とされている「公式のイメージを激しく損なわない」「公式と競合しない」「儲け過ぎない」
あたりに気を付けていれば、まぁ大丈夫だろう…たぶん。という考えです。 どうせいただいたお金もデジモンに還元されるんだし!
そんな感じで図々しくも謙虚にいきます。



 さて、これは権利や法をひとまず無視しての俺個人の考えなんですが、
二次創作というか、「他人のファン活動を支える」っていうムーブメントは、もっと一般化してもいいんじゃないかな、と思ってます。

 例えば、もうネットを長くやっている人なら「ファンサイトの消滅」や、
「周りが作品のファンをやめてしまう」ってのをもう幾度となく見てきたでしょう。

 あれってつまるところ、大体は「ファン活動が金にならないから」なんですよね。
学業や仕事、プライベートの予定よりもどうしても優先度が下がってしまう。
優先度が下がると時間がかけられず、できるコトも少なくなって熱も覚めてしまい、自然とファンもやめてしまう。
かつては凄まじい熱気を持っていた人でも、就職や結婚などで生活環境が変わった途端、パッタリとやめてしまう人も少なくない。

 それ自体は別に悪いコトじゃないと思います。自分のリアル生活が一番大事だし。
でも中には、「本当は続けたいけどできなくなってしまった」人もいるワケで、
逆に「この人にはもっとファン活動を続けてほしい!」と直接的な支援を送りたい人たちもいる。
つまりは需要と供給があるワケで、そういう人たちは少しくらい支え支えられてもいいんじゃないかな、って。


 俺自身、けっこう言ってもらえるんですよ。
「ふれいびすを見てデジモンファンに復帰した」とか、そういう感じのありがたいコト。
俺が言ってもらえるぐらいなんだから、世界にはもっと似たようなケースがある。そういうのが、もっと肯定されてほしい。

 ファンが増えれば、ファンが盛り上がれば公式にだって良い影響がいくはず。
個人の良心に委ねられる部分も多いし、まだまだ難しいコトだとは思うけど、
近年の「個人に対して投資できる傾向」が、いい方向に転がってくれればいいなあ。

 例えばだけど、FANBOXに「私はこの作品の二次創作を作ります」って情報を登録して、
pixivがその権利元に使用料を渡す仲介とかをやってくれればいいのかな? いや、「各作品の権利元が介入するコト」自体が難しいか…。


 
 あ、ちなみにFANBOXですが、なんと既に数人の方から支援をいただけてしまいました。
マジな話、「支 援 者 0 人」という悲しい結果も想定していただけに、嬉しい反面、緊張感もあります。
ぶっちゃけ特にコレといって支援者様向けに何かするつもりはなかったのだけど、色々しっかりしなくては。

 …さておき、お金の話ってあんまりしたくない話題だし、今後サイト上ではFANBOXについてはあまり触れないかな。


 そうそう、今回ので「FANBOXってのを初めて知ったぞ」って人もいるかと思いますが、
なにも俺に限らず、自分の好きなクリエイターさんがやってたらそっちの方をガッツリ支援したり、
FANBOXや金銭を介さずとも、好きな人には応援をちゃんと伝えたりするのも大事なコトだと思います。


 なお、今回のFANBOX作成にあたって、相互フォロワーさんのはどんなモンだろうと参考にさせてもらいました。
カエルDXさん傭兵太さん太子さん、一方的にありがとうございました。






 先日届いたばかりのペンデュラムver.20thは現在はサーベルレオ、ハグル、プレシオ、マッシュの4体。
今回「同ポジションジョグレス」が可能になり、ジョグレス態への進化難易度が急激にヌルくなったのは良いんだか悪いんだか。

 他にも色々と「仕様が変わった影響で仕方なく変更されたであろう部分」と
「なんで変えたのか分からない部分」が混在してたりしてて全貌はまだよく分からないけど、 
とりあえずにじゅっすの大問題だったウンチや進化速度は改善されて、かなりマトモに遊べるのでひとまず安心。

 …つっても前回がおかしかっただけなんだよなぁ。
にじゅっすの時もしばらく遊んで仕様が明らかになる流れで評価がガタ落ちしていったから、今回もまだ安心はできない。
このまま特に問題が見つからなければかなりの良作ギアだから、俺が気持ちよくニューカラーの宣伝をできる未来であってほしい。なあガッチモン。


 



■2018年6月07日 tri.の終わりと終わりの始まりとヤマ空

 おはほこ~(大流行)

 「デジモンアドベンチャーtri.」という核戦争を生き延びた、デジモンファンの皆様、お元気でしょうか。
俺は比較的元気な範疇ですが、やっぱ「周囲がモロにダメージをくらって疲弊してる」のが実感できるのがやべーですね。

 今までもデジモンはクソゲーが出たりクソグッズが出たりはしていたけどあれは所詮「末端へのダメージ」であり、
今回の場合は「デジモンアドベンチャー」という人口密集エリアにカタストロフィーカノンが撃たれたワケで、深刻さが違う。

 デジモンはアニメくらいしか追ってなかったよという人たちにも、
「デジモンワールド→デジモンワールド2」に近しいショックを体感できていただけたんだなって。
ま、アニメもゲームも追ってる人達はダメージも2回分なんですがね!


 例によって感想コラムを書いたり、本編のオチがあまりにもあんまりだったのでifエンド漫画を描いたりしましたが、
未だ俺の心には猫の死骸が転がされたまんまで、「どうしてこうなっちまったんだろう…」という無念は晴れずにいます。


 この漫画、そこそこ伸びたし誰か関係者の人の目にでも入らないかな、と思ってたら颱風グラフィックスの人にふぁぼられて流石に笑った。
まぁ、ふぁぼられただけだから「こういうのもアリだね」って感じなのか、「これの方がいい」なのかまでは分かんないけど。

 そのふぁぼっていただいた人(一応名前は伏せる)、tri.には原画で参加していた人なんだけど、
過去の参加作品を見たらかなりのベテランで、自分も見たコトのある作品がいくつもあった。
でもtri.本編に「あの人が参加してたんだ!」って分かるほどに唸るカットを見た記憶がなくて、
tri.ってシナリオとかも支離滅裂だけど、色んなスタッフの人が「力を発揮できる」という制作環境ですらなかったんだろうな~とか思う。

 当然、tri.に関わったスタッフ皆さんが、ああして選ばれし子供達8人が無気力なまま猫を見殺しにする話をやりたかったワケじゃない。
アニメは多人数でつくるものだけど、多人数が納得しながらつくっていけるとは限らない。
正直、tri.に関しては戦犯として槍玉に挙げられがちな監督や脚本の人ですら「こうつくりたかった」というワケではないと思う。
まぁ現実に「これ」がお出しされてしまった以上、責任もヘイトも湧き出てくるのは仕方のないところだけど、
「特定の誰かを叩く」という方向性にするのは間違いだし、なってほしくない。

 そういえば、コメンタリーか何かを見に行った人によると、
ラストシーンで芽心のデジヴァイスが反応したのは「なにかデジモンが現れた」コトを表現しているらしいっすね。
まぁ、「だから何?」というレベルの構成・演出のヘタクソさだし、
選ばれし子供たちがマーシフルモードという奇跡をもってして、メイクーモンを殺すつもりで無慈悲にいたぶった事実は何も変わらないんだけど。



 「tri.が遺した爪痕」はデジモンにとって決して無視できない大きな痛手になってしまったように思う。
そのくせ恐ろしいコトにtri.自体はあれで中々「儲かった」部類の作品になってしまうらしい。
そりゃまぁ、見るからに露骨に元手が掛かってないし、なんだかんだでみんなそこそこ視聴に至っている。
少なくとも、当初は「おっ、気合入ってんな!」と思わされたかわいそうなユニバースよりは、よほど成功作の部類になるんだろう。

 商業的に成功するのはファンとしても喜びたい所でも、今回の場合はあまりにも「内容」が伴っていなさすぎる。
そも、tri.が客を呼び込めたのは他でもない本家「デジモンアドベンチャー」の人気あってこそのもの。
その素晴らしい原作に、全然関係もなければやる気もないスタッフたちから泥を塗るような作品が送り出され、
コトもあろうに「一定の人気を博す」という現状を、どうすれば喜べるものか。

 「ただ売れるコト」で喜べるなら、なにもデジモンに拘る必要はない。
「デジモンが、デジモンの良さをもってして人気を獲得するコト」で喜びたい。


 「趣味は人それぞれだ」と割り切っていたはずなのに、「tri.を評価する人」がそれなりに存在するコトが未だに理解できない。
「デジモン界隈は自分が思っているよりも広い。色んな人がいる」というのも分かっていたはずなのに、納得がいかない。
自分の感想で「tri.を褒めているのは騙されている人」と自分なりの一応の結論は出したが、あまりにも魔法がかかりすぎている。

 いや、俺も「リブート」さえなければまだ「こんなモンかな」程度の評価に落ち着けたとは思う。
でもね、リブートはされちゃったんだよ。
本家が「絆を積み重ねていく話」だったのが、「絆なんかどうでもいい話」にされてしまって、根本から全てが崩れている。

 確かに、「見ず知らずの人に助けられる話」にだっていいものはたくさんある。
例えば、世に出ているヒーローものなんかは大体が「無償で人々を助けるその高潔さ」に惹かれるものだし、
漫画・ブラックジャックの「ブラックジャックが外国でトラブルに巻き込まれるも、偶然通りがかった日本人に助けてもらい、
今度はその人がピンチになった時にブラックジャックが全力で助ける話」とか俺ほんと大好きだし(タイトル「助け合い」)
ジョジョ4部の「大雪で立ち往生する中、偶然現れたリーゼント男のおかげで仗助の命が救われた話」とかも素晴らしい人間賛歌だと思う。

 でも、tri.は別にそういう話じゃない。
むしろ現実は「絆がリセットされたのに、絆があるテイで続く」という意味の分からなさだった。
これでは「交流を深めてきた故の関係の尊さ」も、「見返りを求めない魂の美しさ」も何もない。
ただただキャラクターが脚本に踊らされて、支離滅裂なだけ。
いやほんと、マジでなんであれで感動できるんだ? 見ている内に感染でも起こしたら俺もそんな風にラクになれるのか。

 特定のスタッフを叩くつもりはなくとも、自分でも驚くほどに「tri.」という作品に対する嫌悪の根は深い。
でも「黒歴史にしろ」だの「メイクーモンは二度と出すな」みたいな極端なコトは言いたくない。
むしろ俺は、今後の展開でもっとしっかりとtri.の内容やキャラクターを救ってほしいと思っている。
ただ、この先のデジモンが「あれで喜べる人向け」に落とされた作品ばかりを送り出してくる未来を選んでほしくない。


 でもま、もうtri.は終わっちゃったもんね! 
喉元過ぎればなんとやら! はーいみんなおつかれちゃーん!

 …と次に気持ちを切り替えていければまだ良かったものの、現実はそうもいかない。
6章公開前日に情報が流れてきた「新プロジェクト」が待ち構えている。

 しかしこちらは、デジモン的にはデジアド~フロンティア、さらにクロスウォーズに参加していた
敏腕プロデューサー、関弘美氏が携わるコトが本人のツイッターから明かされ、軌道修正が期待されていた。

 関Pと言えば、俺も大絶賛の舞台版tri.でアドバイザーを務めていたのも記憶に新しい。
あっ、そうだ。舞台版はまたニコニコ動画で1400円くらい払えば無料で見られちまうようになったから、
「いきなり円盤を買うのはハードルが高いワ」って人はこっちで見よう!


 ははーん、流石にtri.に対する不満に耳を傾けて、ファンの声を聞くようにしてくれたか。
「やるなら最初からやれ」と280000回は言いたいが、改善してくれるのはいいコトだ。
まぁ現状じゃ情報もなさすぎるし、続報を待とうじゃありませんか。
…などと構えていると…



 なんと、新プロジェクトにはデジアド及び02のシリーズディレクター(実質監督)の角銅博之氏も関わっており、
さらに同氏が「自ら志願して降板」し、既にプロジェクトから離れてしまったという衝撃のニュースが入ってしまった

 
 角銅氏と言えば、予算もろくになかったデジモンアドベンチャーのために、ポケットマネーで進化バンクCGを自作していたほどの立役者だ。
「当初はtri.を応援していたが、徐々にその内容に対して疑問を抱いていった」点でもリアルタイムでファンと近い目線を持っていた人物であり、
そんな人が新プロジェクトを任されてくれるなら、希望の紋章も今一度輝いただろうに、一瞬で砕け散ってしまった。


 不可解な点も多い。

 「設定監修を頼まれたのに意見が尊重されなかった」というのは分かりやすく意味不明だ。
一体何のために監修役を呼んだのか分からない。
制作に置いて監修役が絶対というワケではないだろうが、本人が降板を志願するほどのコトだと思うと、嫌な想像ばかりが膨らんでしまう。
「ファンを安心させるための偶像」という形で、角銅氏を利用するつもりだったのだろうか。

 「本編と矛盾する設定がプロデューサー陣に支持された」というのも無視できない点だ。
文脈から、このプロデューサー陣が監修よりも強い決定力を持っているのは間違いない。
思えば東映という会社自体、「プロデューサー」の権限の強さについて話を聞いたり聞かなかったりする。
プロデューサーの意向で作風やキャラの扱い、はては物語の展開まで変わってしまうコトもあるという。
今回も、そういうパワープレイで押しやられてしまったのだろうか。
そう思うと、展開が迷走してばかりだったtri.も、制作背景にそういう悲しい事情があったのではないかという考えがよぎる。
とはいえ無論、実際にどうなっていたのかは、内部スタッフが暴露でもしてくれないと分かりようもない。

 そして、「角銅氏の降板が了承された」というのも謎だ。
監修役として呼んだのに監修してもらっていないし、
ファンを釣る偶像にするのならなおさら角銅氏を手放すワケにはいかないのに、東映はあっさりとこれを認めている。
そのくせ、上記のニュースによると、取材に対して「こちらとしては何も発表していないので、お答えすることはございません」と述べている。

 角銅氏の降板宣言は唐突なものだった。
なので、東映側もここで「こちらとしても事態を確認中なのでコメントは控える」などの返答であればまだ理解はできた。
「降りていいとは言ったけど、ツイッターで言わないでよ!」みたいな背景があれば、まだ人間味が感じられたものだと思う。

 しかしこの実際の物言いを見るに、東映側はそもそも「角銅氏が関与していたコト」すら認知していないようにとれる。
多くの人が目にするYahoo!ニュースにも載ってしまったような記事で、
「監督が作品に問題を感じて自ら降板」だなんて、今からマイナスイメージしか生まないのは確定的に明らか。
そのムチャを押し切ってでも、
「分からない奴にはどうせ分からない。このまま黙っていれば風化するだろう」という狙いがあるのではないか。そうとれてしまう。


 しかし、こうしてニュースの記事は多くの人の目にとまり、
tri.で疲れていたファンの心を、今一度これでもかと痛めつける結果になってしまった。もう一度ソウルチョッパー!
だのに、ここで「黙秘」という選択をとるのは、あまりにも不誠実だ。

 ヘッドラインが流石に公式に問い合わせたぞというのを聞いて、こんな時だ俺も動こうかと構えていたが、
そっちへの返答が来る前にJ-CASTニュースの記事が来て、
「正式に取材したメディアにすらあの対応」というのが分かってしまい、打つ手がなくされてしまった。


 あえて言っておくが、実態が掴めない以上、「角銅氏側に問題があった」という可能性だってゼロではない。 
プロジェクトは順風満帆で進んでおり、確かに原作と多少の矛盾は出るが、このままいけば面白いものができあがる。
そんな折に、角銅氏と意見で対立してしまい、このような喧嘩別れになった。
――みたいなパターンであるのなら、作品のイメージをただ悪くしてしまうのは勿体ない。ちゃんと説明はあるべきだ。

 角銅氏も言っているが、大事なのは「設定の守られ具合」よりも単純な「面白さ」にある。
極端な話、「これのどこがデジモンやねん」みたいな作品でも、ハチャメチャに面白ければ人は満足できる。


 だから尚更、公式からの、東映側からの事情説明はほしい。
まぁぶっちゃけ、現時点での対応の差を見れば「角銅氏の方に正統性があり、新プロジェクトに問題がある」であろう実情は窺えてしまう。
しかし、この先ファンに向けられるデジモン作品をつくるのは「角銅氏」でなく「新プロジェクト」なのだ。

 自分なりの説明をし、ファンに謝罪と感謝を述べ、自分とは無関係になった企画にフォローすら入れていった角銅氏とはもうお別れで、
新プロジェクトは、こんな状況になってもダンマリを決め込んでいるだけの会社に命運が握られているのだ。つらすぎる。
しかも、角銅氏の発言からやはり新プロジェクトは「デジアドおよび02と直接関係する作品」なのも判明した。

 ト ラ イ ア ゲ イ ン
t r i . の 二 の 舞

 という言葉が脳裏をよぎる。待ってくれ、俺はまだ前の傷が癒えてはいないし、心の整理もついていないんだ。


「こんな状況になって、関Pは何をしているんだ」という声をチラホラ見かけたが、
正直俺は「角銅氏と揉めたプロデューサー陣」こそが関P本人なのではないか、という気がしてならない。

 角銅氏の言うように、「プロデューサー陣の意見が角銅氏とは別で一致していた」のが本当なら、
本家スタッフであり、今回は監修役として呼ばれた角銅氏とやりあえるほどに強力なパワーを持った何かがあったはずだ。
 関Pなら、それを満たせる。
彼女もまたデジモンアニメの本家スタッフであり、多数のヒット作品を手がけたやり手でもある。

 これは根拠と呼ぶには若干横暴かもしれないが、ツイッターでの言動も気になる。
高松監督のツイートへの反応や、急に一般人の引用リツイートにリプしたりと、少し違和感のある動きが続いた。
本人のキャラ的にも「角銅くんのことは残念だったけど、彼の分も私たちが頑張ります!」とでも言いそうなモンだが、特に降板騒動について言及はない。
まぁデリケートな話題なので個人でヘタなコトは言わないようにしているのかもしれない。
でも「がんばります!」と新プロジェクトへの関与を明かしていたのを思うと、「ここで何も言わない」コトは不審に見えてしまう。


 まぁ、この件に関しては邪推もいいとこだし、やはり公式の答えを待つしかない。
「プロットがどう食い違ったのか」の詳細も分からない現状では、別に「こいつが悪い」と言いだすつもりもないし、言えたモンじゃない。

 ただ俺は、どうせなら「角銅氏と関Pがもめた形であってくれた方がいい」と思っている。
というのも、もし今回の件に関して関Pは完全ノータッチだった場合。
監修として呼ばれた角銅氏が、既に用意されていたプロジェクトチームに対して何の権限も持てなかったコトになり、あまりにも救いがない。
「tri.の分も、今度こそ建て直しを図らねば」という場面のはずなのに、デジモン制作の現場に自浄作用が何もなかったら…と思うと恐ろしい。

 何より、再三言うが大事なのは「作品が面白くなるコト」だ。
「プロジェクトスタッフは角銅氏とソリが合わなかったが、関Pとなら上手くやれる」のだとしたら、関Pがうまくやってくれればいい。
関Pという残されたレジェンドスタッフを頼りに、少しでも作品が良くなるコトを祈るばかりだ。


 でもやはり俺の本心としては、ここ最近も積極的にイベントに参加したり、
DIGIコレの会場に来て直にファンの熱意を感じ取ろうとしてくれていた角銅氏がこうなってしまったのは、本当に残念でならない。
超進化魂やクリスマスのイベントで、「新プロジェクトに参加してるから、お楽しみに」的なコトは本人が度々口にしていたのに…。

 せっかくデジアドがまた動くなら、角銅氏自らの手で復活させてくれるコトを期待していた。
本人だって、tri.に不満を持つファンや、自分のつくった作品への思いがデジアドシリーズに再び関わるコトを決めた後押しになったと思う。
 そんな彼が、「軌道修正を諦めてしまった」作品がこの先届けられるコトが、恐ろしくてしょうがない。
本人もブログで明かしているが、デジアド当時も劇場版などの制作は基本的にノータッチの別チームによる同時進行であり、
「多少の矛盾が出るのはしょうがない」という土壌はあったはずなのに…。

 まぁ角銅氏、今期はゲゲゲの鬼太郎とかプリキュアに関わってて忙しそうだし、
そこまで深刻な話でもなく、「雲行き怪しくなってきたし、あとは関Pに任せてあっちに集中した方がいいか」程度のハナシだったのかもしれない。




 今回の騒動と関係あったりなかったりするコトだけど、角銅氏は今ブログでデジモンについての記事を綴っている。
本来ならば「新プロジェクトに参加するし改めて当時を振り返ろう」という意図だったであろうコトを思うと悲しいが、貴重な資料だ。

 例えばこの記事

 角銅氏が劇場版に直接関わっていないのはスタッフロール的に分かっていたが、当時の制作環境は思っていた以上にドタバタしていたのが窺える。
なるほど、02後半の世界編は唐突に感じたものだったが、こういう事情があったんだなぁ。

 劇中で語られたワケではないが、「選ばれし子供たちの数は倍に、倍にと増えていく」という有名な裏設定がある。
これが劇場発の選ばれし子供、ウォレスの存在によって矛盾が生じるようになっていたのも考察勢の悩みの種だったりしたが、
そっかー、単純にスタッフ間の認識のズレだったのか。

 そういう事情まで踏まえると、デジアド、および02はなんだかんだと上手くまとまったものだなと思う。
「想定していたデジアド最終回を02最終回としてスライドさせた」形に落ち着いたのが、まとまりの破綻を防いでくれたのかもしれない。


 記事の内容については、既にこの日記でもある程度は紹介してしまったが、降板騒動に関する本人からの言葉も綴られている。
恨み言を吐くでもなく、「ファンは楽しんでほしい」というフォローに徹しているのがなんとも大人だ。
こんなん、角銅氏側に過度に肩入れしちゃうに決まってるやん。公式もほんと早く何かコメントしてくれ。


 それはそうと、文中でびっくりしたのがこの記述。

>例えば02最終回の全員が大人になった場面、および空とヤマトのことなども発案と責任はすべて角銅にあります。

>および空とヤマトのこと



 マ、マジかよ!
 恥ずかしながら、俺の中じゃあ完全に
「角銅氏や細田氏は太一・空の構想」、「関Pはヤマト・空の構想で、こちらが勝った」って認識で塗り固められていたぞ。
 
 先の関Pの高松監督に対するリプライ内容を受けて、「角銅氏がこの際ついでにヤマ空の責任も請け負った」のかと思ってしまったが、
あれこれ調べてみると、本人の言う通り、「ヤマトと空が結婚したのは角銅氏の意向」だったらしい。

 ツイッターでも過去に「ヤマトと空の関係はあれこれ描写を仕込んでいたがうまくいかなかった」と呟いているのを教えてもらったし、
「ヤマトと空は結婚しました」と公式がVジャンプ上でハッキリ明言したのも、「関Pが角銅氏から聞いた構想をそのまま話した」というものらしい。

 デジモンが始まって以来、Vジャンプをすべて保管しているすげー友達に当時の記事の写真をいただいたので、折角なので貼ってしまおう。
見ろ!これがラプラスの箱の正体だ!


 これはVジャンプ2002年5月号の記事。今このページを見てる人の中に「まだ生まれてないわ」って人もいそうだ。

 改めて補足しておくと、このコーナーでは関Pが回答に答えているが、
「ヤマトと空は結婚したけどタケルとヒカリはしなかったよ」というのは、関Pが角銅氏から聞いた構想をそのまま答えたもの。
ただ、「リョウはどの作品でも同一人物だよ」というのは「関Pが勝手に言ったコト」…らしい。

 当時のVジャンプや角銅氏のサイトをリアルタイムでチェックしていたブログが、
前者については「言ったコトをそのまま話してて驚いた」、後者は「初耳で驚いた」と反応していたと古文書に残してくれていた。
(ブログの信憑性に関しては、よく見たら俺が知ってる人のもので個人的にも信頼できる人だったので、特に疑わずにいておく)

 ついでに言っておくと、「リョウは全ての作品で同一人物」というのは矛盾のカタマリで不可能。
根拠はいくつかあるが、ゲーム版のリョウは「太一や賢と友達」なので、
デジアドや02がテレビ番組として放映されているテイマーズ世界に存在できるワケがない、というのが一番分かりやすいだろうか。
…あれ、でも冒険者たちの戦いのオメガモンってデジアドのアレなんだっけ?
とはいえ他にも時系列だの世界観だのの根拠がちゃんとあるので、「リョウの全てが同一人物」ってのは成り立たない事象です。
「賢ちゃんがデジモンカイザーになった理由がタッグテイマーズと02本編で違う」とかもあって、全てがズレていくしなぁ。


 まぁそんなこんなで、ヤマ空は監督である角銅氏の構想通り、というコトらしい。
俺以外にも「初めて知ったわ」という人も恐らく多いだろうから、これを機にみんなで真実に近づいておこう。

 「なんで太一とちゃうねん」というツッコミに関しては、これまた明確なソースがなくて申し訳ないが、
関Pが「太一は視聴者の感情移入する立場にある主人公キャラなので、特定のキャラとくっつけたくなかった」という旨の発言を見た人がいるので、
それがまた角銅氏からの受け売りだったとすれば、一応意図としては納得できる、と思う。
(太一も誰かしらと結婚自体はしてるので、別に視聴者に独身煽りをキメたワケではないよ)


 うーん、思わぬところで予想外なコトを知ってしまった。いや、答え自体はけっこう前から世にあったんだけど。
まぁ俺は別にカップリングは今も昔も割とどうでもいいのでそこらへんの解釈で憤ったりはしない。

 しかしとなると、気になるコトが一つある。
何故、カップリングの話題になると決まって「関Pがゴリ押しした」という風潮で叩かれていたか、だ。

 流れとしては、「上記のVジャン記事をソースに、関Pが決定者として印象付けられた」のが原因なのだろうか?
そりゃまぁ、「実際は角銅氏からの受け売り」なんて誌面には書いてないんだから分かりようもないわな。

 しかし「関Pが叩かれる風潮」がこの記事以前からあったのかどうかは分からなかったし、
当時のアニメ雑誌なんかに関してはほとんど資料がなかったので、そちらの方でなんらかの発言があったのかも分からない。
今回のブログで角銅氏がわざわざ「自分の発案です」と触れたのも、関Pへの濡れ衣を晴らす意図があったようにも思う。

 正直そこまで追求したいテーマでもないが、ここらへん、情報をお持ちの方はご協力お願いします。


 とにもかくにも、「軽はずみに個人を疑ったり叩くのはやめよう」という教訓だけは心に刻んでおきたい。



 角銅氏は今回のプロジェクトから離れてしまったたが、
他のデジモンメディアから話があればそちらには乗ると言ってくれているのが、本当に救いだ。
いつか、デジモン特有のアニメ一強なクソッタレバランスなんか吹き飛ばせるくらいに、豪華なスタッフが揃ったゲームとかが出てほしいな。



 ファンのお葬式ムードを見かねてか、ハブモンがゲームの新作情報をほのめかしてくれた。 
デジワーやデジストとは別路線とのコトで、度々言っていたアドベンチャーゲームになるのだろうか。
「ギャルゲー的なモノ」みたいな説明を聞いた時は全然ピンとこなかったけど、
デジモンのキャラクター描写を重視したテキストメインのゲームなら十分に嬉しい。
未だに、デジモンは種族の数に対して「魅力的なキャラの数」が足りていないので、その辺を補強してくれる媒体はいくらでもほしい。

 例えばその新作でデュランダモンが大人気になれば、
同時に展開しているリンクスやリアライズでのデュランダモン人気も高まり、界隈的にはひたすらに良い風が吹いてくれる。
実際、デジモンソシャゲで顔をやってるのはオメガモンとかの元から人気な奴ばっかだしね。

 …そういえばリアライズって角銅氏と関Pが関わるらしいけど、一体どうなるんだろう。
けーいちは「デジアドコラボとかやるんじゃないか」って言ってたけど、
確かに、わざわざキャラデザに中鶴氏を呼んだワケだし、今ガチで客をとりにいくならアニメコラボぐらいはやんないとね。
あ、20万いったらしいし事前登録はみんなも一応やっておこうね。俺もやったんだからさ。




 ところで、前に日記でも軽く紹介したレディ・プレイヤー1を見てきた。
ざっくり言うと超すごすごVRchat、通称「オアシス」にダイブした中でお宝を探して競い合う話で、
劇中キャラがアバターとして版権キャラを割と遠慮なく使うので、「俺はガンダムでいく…!」のセリフが流行ってるやつ。
「太一とアグモンが出る」って情報を見て興味がわいたけど、結局俺も他に見た人も見つけられなかったっぽい? 
そも、公式から「こういうキャラが出るぞ」って一覧が出されたワケでもないし、
他のキャラと見間違えてたパターンもあるので、実際は出てなかったのかもしれない。

 ストレスなく見られる近未来アクション娯楽映画って感じで楽しく見られた。
それほど出番はなかったけど主人公を助けてくれる仲間が「イイ奴&実力者」でイカしてたので、もっと出番、というか尺がほしかったなぁ。
エイチはこれ日本でつくってたら絶対美少女キャラになってた。俺の占いは当たる。

 ただ正直なところ、この作品のメイン舞台である何でもアリ空間の仮想世界「オアシス」より、
主人公がリアルで住んでる「コンテナをメタルラックに積み上げたようなスラム街」の方が見ててワクワクしたりした。

 惜しむらくは、敵組織の扱いが微妙にふわふわしてて、競争相手とするにはストーリーの盛り上がりが弱かった気がする。
オアシスの権限を狙ってたし迷惑集団には違いないんだけど、イチ視聴者としては「そこまでして倒す敵かな?」とノリきれない所があった。
あと、見た人にはわかると思うけど、なにかしらの印象的な食事シーンがほしかった。


 リアルよりの世界観から電脳仮想空間にダイブするのはEDENと近いものがあるし、
主人公の声が聖(あるいはコウタ)だし、ヒロインの声も杏子さんだから実質デジモン映画と言えるので、興味がある人はオススメ。
…そろそろ上映終わりそうだけど。

 今や遊戯王やガンダムですらこんな感じのVR仮想世界で競技!ってアニメをやってるんだから、デジモンもやってほしいなあ。
ていうかデジモンも、知っての通りゲームであるサイスルの世界観がそんな感じなんだけど、
サイスルはゲーム媒体である都合で「主人公のデジモン」の扱いがかなりふわふわのゾンザイになってるから、
ファンからよく聞く「サイスルをアニメ化してほしい」という意見には半分同意、半分反対。
サイスルのシナリオは魅力的だけど、あれをそのまま映像化するのにはかなりの難点があると思う。

 なので俺は「サイスルの世界観で別の視点」、あるいは「サイスルに近い別世界の話」なら、是非ともアニメで見たい。
…アプモンも、サイバーアリーナの世界観でやってほしかったなぁ…。あれかなり俺の理想に近かったのになぁ。



 映画を見るために川崎まで出たので、帰りにtri.のラバストをまわしたりもした。


 ついでに最近のお買いものコーナー。

バトルスピリッツ デジモンコラボスターター・ブースター

 今、もっともデジモン界隈で健全な盛り上がりをしていると言っても過言ではないバトスピコラボ弾。
バトスピについてはライフで受けるコトとサジットアポロドラゴンぐらいしか知らないが(クロウォの頃についでに見てたレベルの知識)
こんだけ盛り上がってるならいずれ自分もやるかもだし、お布施も兼ねて買っとくか~ととりあえず1箱&5パックだけ購入。
 ルールとかはパーフェクトに分かってないのでカードの良し悪しとか全然見られないけど、
「クラモンだけで組んだデッキがけっこう強い」とかの話を聞いてると楽しそう。
カードバトラーは布教したがりなので講習イベントをやってる所もあるし、行ける人は調べて行ってみよう。俺は予定あけそこねました。

 バトスピ、お値段がちょっとはるだけあってコモンカードでもキラ加工がちょっと入ってるのいいっすね。

超進化魂 エンジェウーモン

 当時商品化されなかったやつだし、どんなもんかなと思い購入。
買った感想としては……変形がね……。

 「背中のガワの接続がユルい」とは聞いてたけど、これユルいなんてレベルじゃなくて「保持力がまったくない」んですけど!?
デジモン界イチのおっぱいチャレンジャーで知られるクロスフィギュア版ただの貴族の胸よりもガバガバなので笑えない。

 変形はかなりのガワ変形で、ガワのテイルモンと羽なしエンジェウーモンに分離できちゃうレベル。これがクロスオープンか。
同シリーズ「ウォーグレイモン」と同じように「破損を心配しながらぎゅうぎゅう押し込める変形」になってしまうのがおつらい。
特に最悪なのがエンジェウーモンの腕にかかっている帯をテイルモンの腕として畳むところで、
軟質パーツをこんなにぐりぐりと動かさせられるんじゃ、そのうち高確率でモゲるぞ…。

 「変形をこなすエンジェウーモン」としての見た目は中々だし、ガワっぷりを活かして楽しそうに遊んでる人達もいるけど、
変形玩具である以上「変形の楽しさ」を一番重視したい身としては、残念ながら微妙よりと言わざるを得ない。
まぁ、エンジェウーモンが好きって人がエンジェウーモンのままディスプレイする分にはいいんじゃないかな。

 ディアボロモンは買ってないけど、「工場の質が悪いのかパーツにバリが目立つ」って悪評をよく聞くし、
このシリーズ、現状オススメできるのはメタルガルルモンくらいになっちゃうのかな。 いやでも、ほんとメタガルは良いデキなんすよ。

 展開に勢いがあるのはいいものの、個人的に「応援したいシリーズ!」とはあまり言えなくなりつつある。
でも個人的にゴマモン⇔ズドモンはどうなるのかすごく気になるので、これからも頑張ってほしい。
超進化であるオメガシャウトモンとジークグレイモンを出せるまで、止まるんじゃねぇぞ…。


 なんだかんだでそろそろにじゅっぺも来るし、久々にデジモンに金落としてる感がある。
別に俺だって、ほしい商品が出ればちゃんと買うんですよ。うん、ほしい商品が出れば。

 にじゅっぺの新カラーについてはまぁ、出るのは読めてたけど「ほんとムカつくなこの公式」って感じ。
案の定、情報の出し方がヘタでにじゅっぺ自体が既に空気になりつつあるが、にじゅっすよりはマトモなデキであってほしいなぁ。


 買い物と言えば、tri.を横浜ブルク13で見た後、
近くにある「おもちゃ屋さんの倉庫 横浜ワールドポーターズ店」に寄っていくのが5章からの定番になっていた。
 「おもちゃ屋さんの倉庫」とは、普通の現行商品の他、ちょっと前の作品の玩具が悲惨…いや、お手頃な価格で置いてあるお店。
前回はアプモンのポーチを買って、今回はへボットのぬいぐるみの他、アプモンセブンコードバンドを買ってきた。
せっかくだしセブンコードバンドは簡易格付けくらいには書いておきたいところだが、想像以上に心がトキメかずに作業が遅れている。
なんでこんな商品に、無駄にタッチパッドやゲーム機能を搭載してしまったんだ。



 そういや、今回の騒動に便乗して久々にメンツが集まって突発ラジオやったので、お暇ならどうぞ。
いつまでも頼ってないで、そろそろ俺一人でもラジオ配信くらいできるようになりたいなぁ。

 



■2018年5月02日 迫りくる6章と先駆ける必殺技



 色々あったが無事に復活できたデジモンリンクスは、6章公開にあわせてオメガモンマーシフルモードを実装と、
デジモンファンにとってタイムリーなイベントを開催している。まるでソシャゲみたいだ。

 実装によりオメガモンマーシフルモードの技名も判明したワケだが、

「虞玲刀」

…と言うらしい。



 まぁ、オメガモンマーシフルモードなんて名前のデジモンの技名がカッコよくなるはずもない。

 そもそもグレイソードとガルルキャノン自体かなりギャグっぽいネーミングセンスで、
辛うじてオメガモンやグレイ系、ガルル系のキャラ補正でカッコいいイメージをなんとか持たせてた所があるのに、
その根幹が崩れたらもうダサさしか残らないんだよな。


 武者頑駄無を少しかじっていたので「当て字の良さ」は理解しているつもりだが、別に今やるコトじゃないだろ。
ぐれいとうと読むのかそのままぐれいそーどと読むのかも知らないが、
「わざわざ漢字で書くコト」に何の意味もない。断じて世界観の尊重ではないし、どうせtri.じゃ技名を叫ぶコトもあるまい。
トドメに字面もイマイチだ。「ぐ」って、技名映えするカッコいい漢字がないんだなぁ。


 つーか、オメガモンマーシフルモードって種族名も、この必殺技名でもそうだけど、どっかで「トライ」の要素を拾ってくれよ…。
慈悲だの当て字だのは、どっから湧いて出てきて、どういう意図でtri.のファンを喜ばせようとした要素なんだ。
あまりにも一貫性がないし、ましてや拘りも感じられない。そしてなにより単純にカッコよくない。
作風が淡泊で記号的で、安易な受験ネタやウーロン茶ネタにご執心なtri.そのものを象徴するキャラクターとしては満点だと思う。


 俺はもう、あと数日に迫ったtri.6章をせめて穏やかな気持ちで迎えたいのに、
こうも各方面から予想だにしないサプライズをしかけられると心臓に悪い。

 だが俺は今日という日を、フラッシュバンチョーパンチくんや、
シャイニングゴールドソーラーストームくんに新しいお友達ができた記念日として覚えておこう。




■2018年5月01日 質問募集タグとアニonカフェと迫りくる6章






 公式が自分からガソリンを被るのはやめろ。

 一応説明しておくと、このタグは、「4章~6章の一挙放映をやるイベント」があり、
4章はオーディオコメンタリーとしてゲストの元永監督やなべけんがトークするので、その際に返答する、というモノだった。


 しかしまぁ案の定、荒ーれーるーぜ~~!止めてみなァ!となってしまったこのタグ。
せっかくほとんどの人が「もう少しで終わるんだ、終わってから判断しよう」と心のモヤモヤをセーブしていたのに、
公式からこういう挑発的な機会を設けちゃダメでしょ。

 ていうか実際、どういう質問がほしかったんだ?
このイベント自体は先行上映も兼ねているが、6章の本公開前だから、純粋に物語の核心に触れる内容や、裏話も明かすには間が悪い。
そもそも、裏話や苦労話を聞く前に、本編で説明されてない箇所が多すぎる。
聞きたいコトはそりゃ山のようにあるが、大事なのは「答えるコト」ではなく、「本編で明かされるコト」だろう。


 まぁせっかくなので、俺も一つタグをつけて質問を投げてみた。かなりお行儀のいいやつ。


しかし、
「ツイッターで募集しておいて答えるのがイベントでニコ生とかの配信もないのなら、
 それじゃイベントに行かない人には答えが分からないじゃないか」という声も当然あがった。

 でもそこは安心。結局、質問は何も拾われなかったからだ。
…え? いやマジで、なんで募集したの?


 イベントに行った人によると、プロデューサーが「用意していたメモが暗くて読めない」と回答コーナーをとりやめ、 
監督がじゃあケータイのライトで照らしてあげようとしたらそれを拒否して結局やらなかった、そうだが…。

 そりゃまあ、8割以上はアグレッシブな内容だったけど、別にマトモな質問だってちゃんとあったぞ。
タグに便乗して文句を言った側だって、別に自分たちの質問が拾われるとも思っていなかっただろう。
回答用に都合のいい質問だけがピックアップされたり、それこそ穏便で都合のいい質問だけが捏造されていてもおかしくない。

 …が、それすらしなかった。
ただただ、「質問を募集しておいて、答えなかった」という、選んではいけない未来を選んで誠実の紋章を砕いただけ。うーんこの。


 イベントでコメンタリーを聞いてきた人のレポも中々に興味深い点が多かった。
うろ覚えの部分もあるだろうからそれをここで拡散はしないが、「そりゃ、tri.がtri.になるワケだよ」と頷ける話だった。
 最近は、本家デジアドの監督を務めた角銅氏のデジモンに対する反応も中々にスリリングで、そっちもほっとけない。



 
 さて、先週の土曜日に、アニonカフェに行ってきた。
「関東住み」かつ「一緒に行くメンツがいる」という好条件が重なっているので、開かれる度に行ってる気がする。

 数年に渡る「大きなお友達向け展開」であるtri.のおかげで、
こういうイベントごとが高い頻度で行われるのはtri.のいいところ。


 行ってきたのは秋葉原本店。
本店というだけあってほどよい広さで良いんだけど、部屋の中央あたりに柱があるので席によっては何かしらが見えなくなったりする。
(今回の場合、スクリーンがよく見える席をもらえたけど司会のお姉さんは真後ろかつ柱の死角だった)
11時半からの回で、席の埋まり具合は6割といったところか。 まぁ、開催初日でもなんでもないしなぁ。
 


 ドリンクは太一のマンゴーのやつ、
フードには「デジタルワールド」という名の食欲減退カレーをいただいた。
竜の目の湖をイメージしているようだが、カレー故にドロドロしているので何らかの薬品みたいだ。

 見た目に反して、味はちょいとピリ辛なのが後からくる普通のカレー。
味はともかく、レタスやベビーリーフが水色のどろどろに絡まった様がまさに泥をかぶった水草のようで、
思わずカエルやザリガニ採りに明け暮れた幼少の河川敷に思いを馳せてしまう、ノスタルジックなメニューだ。

 しかし、具はその雑草と電車モナカぐらいで、
他には肉やジャガイモなどのウレシイ具は入ってるんだかどうなんだか判別できないレベルなので食べ物として物悲しい。
大丈夫かこの湖、既に生態系が絶滅していないか。おのれリブート。

 「こんなんで900円とは」とか考えだしたらキリがないが、まぁイベント性と物珍しさ補正があるので仕方あるまい。
ドリンクはドリンクでオイシイんだけど、「こんなんで600円とは」と自分の貧乏性が遺憾なく発揮されていく。


 カフェには「カフェタイム」と「パーティタイム」の2種類があり、早い話が「催しモノがあるかないか」の違い。 
後者の方が高いが、どうせ行くならそのスペシャルプログラムを拝ませてもらいたいのが人情だ。 まぁ土日はパーティしかやってないし。

 撮りおろしの太一とアグモンの挨拶が流れたあとは暫くのフリータイム。
その後、司会のお姉さんのもと、tri.各章のふりかえり映像と、その内容にまつわるクイズコーナーが始まった。
これがなかなかマニアック、というかtri.をしっかり見てないと分からないクイズばかりで難易度が高い。
相手を人間かロボットか判別するようなクソザコ設問ではなく、ちゃんと記憶を手繰って考えさせられるのがいい塩梅。

 さらには、くじ引きでデジモン3体分の進化バンクまとめを披露。
確か俺らが行った時は、テントモン、パルモン、テイルモンだったかな。
個人の趣向を踏まえなければ、「ワーガルルモンのバンクが画面分割でしか流れていないガブモン」と、
「ホーリードラモンへのバンクをいち早く見られるテイルモン」がアタリとなるだろう。1個出たからOK。

 しかし改めて見ても、tri.のバンクはアレだなと思わされるのがおつらいところ。
いずれtri.の円盤を安く入手できれば、画像を挟みつつ「tri.バンクのここがダメ」とコラムでまとめたいくらいだ。
ホーリードラモンのキメポーズがtri.の中では相当マトモな部類だったのが救い。 あの、ところでオファニモンは…。


 さらに、公開も目前となった6章のPVが流される。
改めて見ると、
「オレ達はもう選ばれし子供たちじゃない。選ぶしかない」の前後であまり意味がつながってないのも気になるが、その直後に
「これが…選ばれし子供たちの力…!」と「どっちやねん」のツッコミ待ちとしか思えないかき乱し具合がツボに入った。大丈夫かこの映画。

 
 あとは太一とアグモンがシメの言葉をくれてスペシャルプログラムは終了。
本編がアレなのはさておき、やはり「デジモンのための時間や空間」がこうして用意されるのは楽しい。
tri.に限らず02以降のアニメでもこういう路線やってほしいなぁ。 なんならゲーム側を扱ってもいいのよ。


 来場客にはお題に答えるカードが配られ、投稿するとその場で読んでもらえる、というものもあった。
「あなたにとってはMVPは?」という題だったので、3章序盤のトラブルを無事に回避した飛行機操縦士か、
人類最後の壁になったヘラクルカブテリモンかで悩んでいたらタイミングを逃してまぁいいやってなった。


 会場の一角には物販コーナーもあり、CDやアクリルスタンドなどが売っている。
アクリルスタンド、実物を見ると中々イイカンジなんだけど、如何せんアニメキャラに対しては特別「推し!!」ってのがいないからな~。
「ゲーム内でアニメがあるから実質アニメキャラやぞ」とかの苦しい言い訳でもっと軽はずみにリナちゃんグッズを出してほしい。


 せっかく秋葉原にまで来たので、近所も散策。
キャラポップストアアトレ秋葉原店にて、デジタルモンスターラバーキーホルダーを狙う。


 クレーンゲームの類なんて長らくやってないし、全く全然ひゃくぱー自信がなかったが、思いのほかあっさりとれた。
ただシンプルに、3本のアームが良い感じにぐわしと掴んでくれる位置を狙っていたらじわじわと運んでくれた。いいこいいこ。

 ただ俺、「ラインナップは筺体の背面に並んでいて、キャッチ対象として2つだけ置かれている」って配置だったから、
てっきり「何かしらをとったら好きな種類と交換してくれる」のだと思って最初にヌメモンをとったんだけど、そうじゃないのね。
欲しい商品が決まっているなら、あらかじめ店員さんに伝えてセットしてもらう必要があるそうだ。
割と常識なのかもしれないが、この文章を読んでいる、俺以上にゲーセンに疎い方々へこの叡智を授けたい。

 と言うわけで、ラインナップの中では唯一16ドットが完全新規になっているメタルティラノモンを置いてもらい、無事にゲット。
思い出深いデジモンなのでスカルグレイモンもちょっとほしかったが、
そちらは俺と、同伴していたあくせるが何度かチャレンジしてダメだった後、けーいちが200円くらいでゲットしたのでまぁヨシとする。
 しかし、わざわざプライズ限定にせずに普通に売って欲しいぞ。なんならサイズをもっと小さくしてガチャポンでもいい。

 1ゲーム100円だから、「ダメだった!次!」ってなる度に100円がヒョイヒョイと吸い込まれていくコトに恐怖を感じた。
…いや待て、3000円や1万円かけてもそれが一瞬で虚空と化すソシャゲ課金の方がよほどヤベェな。



 ヨドバシカメラ秋葉原店にデジモンの展示があるよと聞いたのでそっちにも行った。
思ったよりけっこう大きな展示ブースがあり、なべけんや角銅氏の色紙も飾られている。GEMウォーグレイモンのデカさにもビビる。

 超進化魂、最初は正直「まァたお前も無印商法か!」って感じで全然歓迎ムードじゃなかったんだけど、
商品化ペースがけっこう早いし、一般販売ラインを基本にしてくれるし、
デジアド制覇の道を確実に歩みながらも、デジアド主役以外もちょくちょく出したり、まさかここまで希望に満ちたシリーズになるとは。

 まだ俺はウォグレとメタガルしか買ってないけど、
キャラ的にも好きで、当時商品化してなくて変形機構もどうなるかさっぱり読めないズドモンに期待。

 
 今デジモンでアツい部門と言えばバトスピもそうなんだろうけど、あっちは個人的にノータッチでノレてないのが惜しい。
これは完全に俺の問題だから、とやかく言うつもりはない。
なんというか、デジモンソシャゲと同じくらいに「煩わしさ」が勝ってるところがあって、どうも手をつける気にならない。
無論、誰かに強要されてるワケでもないし、内容を知らないから具体的になにか文句をつけるつもりもない。
まぁその内気が変わる時がくるかもしれないし、その時には始めたい。



 さておき、tri.6章の公開までわずかあと4日となってしまった。
もちろん当日の最速上映を狙って、できればその日の内に感想もアップする予定なので、その時はまたよろしく。
いやあ、マジで色々とどうなるのか楽しみだ。
 とかなんとか言ってたら唐突に告知される謎コラボ。
いや一応前フリはあったけど、デジモンファンとは世代が違いすぎない? 神羅万象とかでよくない?





サイトトップ