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■2018年6月07日 tri.の終わりと終わりの始まりとヤマ空

 おはほこ~(大流行)

 「デジモンアドベンチャーtri.」という核戦争を生き延びた、デジモンファンの皆様、お元気でしょうか。
俺は比較的元気な範疇ですが、やっぱ「周囲がモロにダメージをくらって疲弊してる」のが実感できるのがやべーですね。

 今までもデジモンはクソゲーが出たりクソグッズが出たりはしていたけどあれは所詮「末端へのダメージ」であり、
今回の場合は「デジモンアドベンチャー」という人口密集エリアにカタストロフィーカノンが撃たれたワケで、深刻さが違う。

 デジモンはアニメくらいしか追ってなかったよという人たちにも、
「デジモンワールド→デジモンワールド2」に近しいショックを体感できていただけたんだなって。
ま、アニメもゲームも追ってる人達はダメージも2回分なんですがね!


 例によって感想コラムを書いたり、本編のオチがあまりにもあんまりだったのでifエンド漫画を描いたりしましたが、
未だ俺の心には猫の死骸が転がされたまんまで、「どうしてこうなっちまったんだろう…」という無念は晴れずにいます。


 この漫画、そこそこ伸びたし誰か関係者の人の目にでも入らないかな、と思ってたら颱風グラフィックスの人にふぁぼられて流石に笑った。
まぁ、ふぁぼられただけだから「こういうのもアリだね」って感じなのか、「これの方がいい」なのかまでは分かんないけど。

 そのふぁぼっていただいた人(一応名前は伏せる)、tri.には原画で参加していた人なんだけど、
過去の参加作品を見たらかなりのベテランで、自分も見たコトのある作品がいくつもあった。
でもtri.本編に「あの人が参加してたんだ!」って分かるほどに唸るカットを見た記憶がなくて、
tri.ってシナリオとかも支離滅裂だけど、色んなスタッフの人が「力を発揮できる」という制作環境ですらなかったんだろうな~とか思う。

 当然、tri.に関わったスタッフ皆さんが、ああして選ばれし子供達8人が無気力なまま猫を見殺しにする話をやりたかったワケじゃない。
アニメは多人数でつくるものだけど、多人数が納得しながらつくっていけるとは限らない。
正直、tri.に関しては戦犯として槍玉に挙げられがちな監督や脚本の人ですら「こうつくりたかった」というワケではないと思う。
まぁ現実に「これ」がお出しされてしまった以上、責任もヘイトも湧き出てくるのは仕方のないところだけど、
「特定の誰かを叩く」という方向性にするのは間違いだし、なってほしくない。

 そういえば、コメンタリーか何かを見に行った人によると、
ラストシーンで芽心のデジヴァイスが反応したのは「なにかデジモンが現れた」コトを表現しているらしいっすね。
まぁ、「だから何?」というレベルの構成・演出のヘタクソさだし、
選ばれし子供たちがマーシフルモードという奇跡をもってして、メイクーモンを殺すつもりで無慈悲にいたぶった事実は何も変わらないんだけど。



 「tri.が遺した爪痕」はデジモンにとって決して無視できない大きな痛手になってしまったように思う。
そのくせ恐ろしいコトにtri.自体はあれで中々「儲かった」部類の作品になってしまうらしい。
そりゃまぁ、見るからに露骨に元手が掛かってないし、なんだかんだでみんなそこそこ視聴に至っている。
少なくとも、当初は「おっ、気合入ってんな!」と思わされたかわいそうなユニバースよりは、よほど成功作の部類になるんだろう。

 商業的に成功するのはファンとしても喜びたい所でも、今回の場合はあまりにも「内容」が伴っていなさすぎる。
そも、tri.が客を呼び込めたのは他でもない本家「デジモンアドベンチャー」の人気あってこそのもの。
その素晴らしい原作に、全然関係もなければやる気もないスタッフたちから泥を塗るような作品が送り出され、
コトもあろうに「一定の人気を博す」という現状を、どうすれば喜べるものか。

 「ただ売れるコト」で喜べるなら、なにもデジモンに拘る必要はない。
「デジモンが、デジモンの良さをもってして人気を獲得するコト」で喜びたい。


 「趣味は人それぞれだ」と割り切っていたはずなのに、「tri.を評価する人」がそれなりに存在するコトが未だに理解できない。
「デジモン界隈は自分が思っているよりも広い。色んな人がいる」というのも分かっていたはずなのに、納得がいかない。
自分の感想で「tri.を褒めているのは騙されている人」と自分なりの一応の結論は出したが、あまりにも魔法がかかりすぎている。

 いや、俺も「リブート」さえなければまだ「こんなモンかな」程度の評価に落ち着けたとは思う。
でもね、リブートはされちゃったんだよ。
本家が「絆を積み重ねていく話」だったのが、「絆なんかどうでもいい話」にされてしまって、根本から全てが崩れている。

 確かに、「見ず知らずの人に助けられる話」にだっていいものはたくさんある。
例えば、世に出ているヒーローものなんかは大体が「無償で人々を助けるその高潔さ」に惹かれるものだし、
漫画・ブラックジャックの「ブラックジャックが外国でトラブルに巻き込まれるも、偶然通りがかった日本人に助けてもらい、
今度はその人がピンチになった時にブラックジャックが全力で助ける話」とか俺ほんと大好きだし(タイトル「助け合い」)
ジョジョ4部の「大雪で立ち往生する中、偶然現れたリーゼント男のおかげで仗助の命が救われた話」とかも素晴らしい人間賛歌だと思う。

 でも、tri.は別にそういう話じゃない。
むしろ現実は「絆がリセットされたのに、絆があるテイで続く」という意味の分からなさだった。
これでは「交流を深めてきた故の関係の尊さ」も、「見返りを求めない魂の美しさ」も何もない。
ただただキャラクターが脚本に踊らされて、支離滅裂なだけ。
いやほんと、マジでなんであれで感動できるんだ? 見ている内に感染でも起こしたら俺もそんな風にラクになれるのか。

 特定のスタッフを叩くつもりはなくとも、自分でも驚くほどに「tri.」という作品に対する嫌悪の根は深い。
でも「黒歴史にしろ」だの「メイクーモンは二度と出すな」みたいな極端なコトは言いたくない。
むしろ俺は、今後の展開でもっとしっかりとtri.の内容やキャラクターを救ってほしいと思っている。
ただ、この先のデジモンが「あれで喜べる人向け」に落とされた作品ばかりを送り出してくる未来を選んでほしくない。


 でもま、もうtri.は終わっちゃったもんね! 
喉元過ぎればなんとやら! はーいみんなおつかれちゃーん!

 …と次に気持ちを切り替えていければまだ良かったものの、現実はそうもいかない。
6章公開前日に情報が流れてきた「新プロジェクト」が待ち構えている。

 しかしこちらは、デジモン的にはデジアド~フロンティア、さらにクロスウォーズに参加していた
敏腕プロデューサー、関弘美氏が携わるコトが本人のツイッターから明かされ、軌道修正が期待されていた。

 関Pと言えば、俺も大絶賛の舞台版tri.でアドバイザーを務めていたのも記憶に新しい。
あっ、そうだ。舞台版はまたニコニコ動画で1400円くらい払えば無料で見られちまうようになったから、
「いきなり円盤を買うのはハードルが高いワ」って人はこっちで見よう!


 ははーん、流石にtri.に対する不満に耳を傾けて、ファンの声を聞くようにしてくれたか。
「やるなら最初からやれ」と280000回は言いたいが、改善してくれるのはいいコトだ。
まぁ現状じゃ情報もなさすぎるし、続報を待とうじゃありませんか。
…などと構えていると…



 なんと、新プロジェクトにはデジアド及び02のシリーズディレクター(実質監督)の角銅博之氏も関わっており、
さらに同氏が「自ら志願して降板」し、既にプロジェクトから離れてしまったという衝撃のニュースが入ってしまった

 
 角銅氏と言えば、予算もろくになかったデジモンアドベンチャーのために、ポケットマネーで進化バンクCGを自作していたほどの立役者だ。
「当初はtri.を応援していたが、徐々にその内容に対して疑問を抱いていった」点でもリアルタイムでファンと近い目線を持っていた人物であり、
そんな人が新プロジェクトを任されてくれるなら、希望の紋章も今一度輝いただろうに、一瞬で砕け散ってしまった。


 不可解な点も多い。

 「設定監修を頼まれたのに意見が尊重されなかった」というのは分かりやすく意味不明だ。
一体何のために監修役を呼んだのか分からない。
制作に置いて監修役が絶対というワケではないだろうが、本人が降板を志願するほどのコトだと思うと、嫌な想像ばかりが膨らんでしまう。
「ファンを安心させるための偶像」という形で、角銅氏を利用するつもりだったのだろうか。

 「本編と矛盾する設定がプロデューサー陣に支持された」というのも無視できない点だ。
文脈から、このプロデューサー陣が監修よりも強い決定力を持っているのは間違いない。
思えば東映という会社自体、「プロデューサー」の権限の強さについて話を聞いたり聞かなかったりする。
プロデューサーの意向で作風やキャラの扱い、はては物語の展開まで変わってしまうコトもあるという。
今回も、そういうパワープレイで押しやられてしまったのだろうか。
そう思うと、展開が迷走してばかりだったtri.も、制作背景にそういう悲しい事情があったのではないかという考えがよぎる。
とはいえ無論、実際にどうなっていたのかは、内部スタッフが暴露でもしてくれないと分かりようもない。

 そして、「角銅氏の降板が了承された」というのも謎だ。
監修役として呼んだのに監修してもらっていないし、
ファンを釣る偶像にするのならなおさら角銅氏を手放すワケにはいかないのに、東映はあっさりとこれを認めている。
そのくせ、上記のニュースによると、取材に対して「こちらとしては何も発表していないので、お答えすることはございません」と述べている。

 角銅氏の降板宣言は唐突なものだった。
なので、東映側もここで「こちらとしても事態を確認中なのでコメントは控える」などの返答であればまだ理解はできた。
「降りていいとは言ったけど、ツイッターで言わないでよ!」みたいな背景があれば、まだ人間味が感じられたものだと思う。

 しかしこの実際の物言いを見るに、東映側はそもそも「角銅氏が関与していたコト」すら認知していないようにとれる。
多くの人が目にするYahoo!ニュースにも載ってしまったような記事で、
「監督が作品に問題を感じて自ら降板」だなんて、今からマイナスイメージしか生まないのは確定的に明らか。
そのムチャを押し切ってでも、
「分からない奴にはどうせ分からない。このまま黙っていれば風化するだろう」という狙いがあるのではないか。そうとれてしまう。


 しかし、こうしてニュースの記事は多くの人の目にとまり、
tri.で疲れていたファンの心を、今一度これでもかと痛めつける結果になってしまった。もう一度ソウルチョッパー!
だのに、ここで「黙秘」という選択をとるのは、あまりにも不誠実だ。

 ヘッドラインが流石に公式に問い合わせたぞというのを聞いて、こんな時だ俺も動こうかと構えていたが、
そっちへの返答が来る前にJ-CASTニュースの記事が来て、
「正式に取材したメディアにすらあの対応」というのが分かってしまい、打つ手がなくされてしまった。


 あえて言っておくが、実態が掴めない以上、「角銅氏側に問題があった」という可能性だってゼロではない。 
プロジェクトは順風満帆で進んでおり、確かに原作と多少の矛盾は出るが、このままいけば面白いものができあがる。
そんな折に、角銅氏と意見で対立してしまい、このような喧嘩別れになった。
――みたいなパターンであるのなら、作品のイメージをただ悪くしてしまうのは勿体ない。ちゃんと説明はあるべきだ。

 角銅氏も言っているが、大事なのは「設定の守られ具合」よりも単純な「面白さ」にある。
極端な話、「これのどこがデジモンやねん」みたいな作品でも、ハチャメチャに面白ければ人は満足できる。


 だから尚更、公式からの、東映側からの事情説明はほしい。
まぁぶっちゃけ、現時点での対応の差を見れば「角銅氏の方に正統性があり、新プロジェクトに問題がある」であろう実情は窺えてしまう。
しかし、この先ファンに向けられるデジモン作品をつくるのは「角銅氏」でなく「新プロジェクト」なのだ。

 自分なりの説明をし、ファンに謝罪と感謝を述べ、自分とは無関係になった企画にフォローすら入れていった角銅氏とはもうお別れで、
新プロジェクトは、こんな状況になってもダンマリを決め込んでいるだけの会社に命運が握られているのだ。つらすぎる。
しかも、角銅氏の発言からやはり新プロジェクトは「デジアドおよび02と直接関係する作品」なのも判明した。

 ト ラ イ ア ゲ イ ン
t r i . の 二 の 舞

 という言葉が脳裏をよぎる。待ってくれ、俺はまだ前の傷が癒えてはいないし、心の整理もついていないんだ。


「こんな状況になって、関Pは何をしているんだ」という声をチラホラ見かけたが、
正直俺は「角銅氏と揉めたプロデューサー陣」こそが関P本人なのではないか、という気がしてならない。

 角銅氏の言うように、「プロデューサー陣の意見が角銅氏とは別で一致していた」のが本当なら、
本家スタッフであり、今回は監修役として呼ばれた角銅氏とやりあえるほどに強力なパワーを持った何かがあったはずだ。
 関Pなら、それを満たせる。
彼女もまたデジモンアニメの本家スタッフであり、多数のヒット作品を手がけたやり手でもある。

 これは根拠と呼ぶには若干横暴かもしれないが、ツイッターでの言動も気になる。
高松監督のツイートへの反応や、急に一般人の引用リツイートにリプしたりと、少し違和感のある動きが続いた。
本人のキャラ的にも「角銅くんのことは残念だったけど、彼の分も私たちが頑張ります!」とでも言いそうなモンだが、特に降板騒動について言及はない。
まぁデリケートな話題なので個人でヘタなコトは言わないようにしているのかもしれない。
でも「がんばります!」と新プロジェクトへの関与を明かしていたのを思うと、「ここで何も言わない」コトは不審に見えてしまう。


 まぁ、この件に関しては邪推もいいとこだし、やはり公式の答えを待つしかない。
「プロットがどう食い違ったのか」の詳細も分からない現状では、別に「こいつが悪い」と言いだすつもりもないし、言えたモンじゃない。

 ただ俺は、どうせなら「角銅氏と関Pがもめた形であってくれた方がいい」と思っている。
というのも、もし今回の件に関して関Pは完全ノータッチだった場合。
監修として呼ばれた角銅氏が、既に用意されていたプロジェクトチームに対して何の権限も持てなかったコトになり、あまりにも救いがない。
「tri.の分も、今度こそ建て直しを図らねば」という場面のはずなのに、デジモン制作の現場に自浄作用が何もなかったら…と思うと恐ろしい。

 何より、再三言うが大事なのは「作品が面白くなるコト」だ。
「プロジェクトスタッフは角銅氏とソリが合わなかったが、関Pとなら上手くやれる」のだとしたら、関Pがうまくやってくれればいい。
関Pという残されたレジェンドスタッフを頼りに、少しでも作品が良くなるコトを祈るばかりだ。


 でもやはり俺の本心としては、ここ最近も積極的にイベントに参加したり、
DIGIコレの会場に来て直にファンの熱意を感じ取ろうとしてくれていた角銅氏がこうなってしまったのは、本当に残念でならない。
超進化魂やクリスマスのイベントで、「新プロジェクトに参加してるから、お楽しみに」的なコトは本人が度々口にしていたのに…。

 せっかくデジアドがまた動くなら、角銅氏自らの手で復活させてくれるコトを期待していた。
本人だって、tri.に不満を持つファンや、自分のつくった作品への思いがデジアドシリーズに再び関わるコトを決めた後押しになったと思う。
 そんな彼が、「軌道修正を諦めてしまった」作品がこの先届けられるコトが、恐ろしくてしょうがない。
本人もブログで明かしているが、デジアド当時も劇場版などの制作は基本的にノータッチの別チームによる同時進行であり、
「多少の矛盾が出るのはしょうがない」という土壌はあったはずなのに…。

 まぁ角銅氏、今期はゲゲゲの鬼太郎とかプリキュアに関わってて忙しそうだし、
そこまで深刻な話でもなく、「雲行き怪しくなってきたし、あとは関Pに任せてあっちに集中した方がいいか」程度のハナシだったのかもしれない。




 今回の騒動と関係あったりなかったりするコトだけど、角銅氏は今ブログでデジモンについての記事を綴っている。
本来ならば「新プロジェクトに参加するし改めて当時を振り返ろう」という意図だったであろうコトを思うと悲しいが、貴重な資料だ。

 例えばこの記事

 角銅氏が劇場版に直接関わっていないのはスタッフロール的に分かっていたが、当時の制作環境は思っていた以上にドタバタしていたのが窺える。
なるほど、02後半の世界編は唐突に感じたものだったが、こういう事情があったんだなぁ。

 劇中で語られたワケではないが、「選ばれし子供たちの数は倍に、倍にと増えていく」という有名な裏設定がある。
これが劇場発の選ばれし子供、ウォレスの存在によって矛盾が生じるようになっていたのも考察勢の悩みの種だったりしたが、
そっかー、単純にスタッフ間の認識のズレだったのか。

 そういう事情まで踏まえると、デジアド、および02はなんだかんだと上手くまとまったものだなと思う。
「想定していたデジアド最終回を02最終回としてスライドさせた」形に落ち着いたのが、まとまりの破綻を防いでくれたのかもしれない。


 記事の内容については、既にこの日記でもある程度は紹介してしまったが、降板騒動に関する本人からの言葉も綴られている。
恨み言を吐くでもなく、「ファンは楽しんでほしい」というフォローに徹しているのがなんとも大人だ。
こんなん、角銅氏側に過度に肩入れしちゃうに決まってるやん。公式もほんと早く何かコメントしてくれ。


 それはそうと、文中でびっくりしたのがこの記述。

>例えば02最終回の全員が大人になった場面、および空とヤマトのことなども発案と責任はすべて角銅にあります。

>および空とヤマトのこと



 マ、マジかよ!
 恥ずかしながら、俺の中じゃあ完全に
「角銅氏や細田氏は太一・空の構想」、「関Pはヤマト・空の構想で、こちらが勝った」って認識で塗り固められていたぞ。
 
 先の関Pの高松監督に対するリプライ内容を受けて、「角銅氏がこの際ついでにヤマ空の責任も請け負った」のかと思ってしまったが、
あれこれ調べてみると、本人の言う通り、「ヤマトと空が結婚したのは角銅氏の意向」だったらしい。

 ツイッターでも過去に「ヤマトと空の関係はあれこれ描写を仕込んでいたがうまくいかなかった」と呟いているのを教えてもらったし、
「ヤマトと空は結婚しました」と公式がVジャンプ上でハッキリ明言したのも、「関Pが角銅氏から聞いた構想をそのまま話した」というものらしい。

 デジモンが始まって以来、Vジャンプをすべて保管しているすげー友達に当時の記事の写真をいただいたので、折角なので貼ってしまおう。
見ろ!これがラプラスの箱の正体だ!


 これはVジャンプ2002年5月号の記事。今このページを見てる人の中に「まだ生まれてないわ」って人もいそうだ。

 改めて補足しておくと、このコーナーでは関Pが回答に答えているが、
「ヤマトと空は結婚したけどタケルとヒカリはしなかったよ」というのは、関Pが角銅氏から聞いた構想をそのまま答えたもの。
ただ、「リョウはどの作品でも同一人物だよ」というのは「関Pが勝手に言ったコト」…らしい。

 当時のVジャンプや角銅氏のサイトをリアルタイムでチェックしていたブログが、
前者については「言ったコトをそのまま話してて驚いた」、後者は「初耳で驚いた」と反応していたと古文書に残してくれていた。
(ブログの信憑性に関しては、よく見たら俺が知ってる人のもので個人的にも信頼できる人だったので、特に疑わずにいておく)

 ついでに言っておくと、「リョウは全ての作品で同一人物」というのは矛盾のカタマリで不可能。
根拠はいくつかあるが、ゲーム版のリョウは「太一や賢と友達」なので、
デジアドや02がテレビ番組として放映されているテイマーズ世界に存在できるワケがない、というのが一番分かりやすいだろうか。
…あれ、でも冒険者たちの戦いのオメガモンってデジアドのアレなんだっけ?
とはいえ他にも時系列だの世界観だのの根拠がちゃんとあるので、「リョウの全てが同一人物」ってのは成り立たない事象です。
「賢ちゃんがデジモンカイザーになった理由がタッグテイマーズと02本編で違う」とかもあって、全てがズレていくしなぁ。


 まぁそんなこんなで、ヤマ空は監督である角銅氏の構想通り、というコトらしい。
俺以外にも「初めて知ったわ」という人も恐らく多いだろうから、これを機にみんなで真実に近づいておこう。

 「なんで太一とちゃうねん」というツッコミに関しては、これまた明確なソースがなくて申し訳ないが、
関Pが「太一は視聴者の感情移入する立場にある主人公キャラなので、特定のキャラとくっつけたくなかった」という旨の発言を見た人がいるので、
それがまた角銅氏からの受け売りだったとすれば、一応意図としては納得できる、と思う。
(太一も誰かしらと結婚自体はしてるので、別に視聴者に独身煽りをキメたワケではないよ)


 うーん、思わぬところで予想外なコトを知ってしまった。いや、答え自体はけっこう前から世にあったんだけど。
まぁ俺は別にカップリングは今も昔も割とどうでもいいのでそこらへんの解釈で憤ったりはしない。

 しかしとなると、気になるコトが一つある。
何故、カップリングの話題になると決まって「関Pがゴリ押しした」という風潮で叩かれていたか、だ。

 流れとしては、「上記のVジャン記事をソースに、関Pが決定者として印象付けられた」のが原因なのだろうか?
そりゃまぁ、「実際は角銅氏からの受け売り」なんて誌面には書いてないんだから分かりようもないわな。

 しかし「関Pが叩かれる風潮」がこの記事以前からあったのかどうかは分からなかったし、
当時のアニメ雑誌なんかに関してはほとんど資料がなかったので、そちらの方でなんらかの発言があったのかも分からない。
今回のブログで角銅氏がわざわざ「自分の発案です」と触れたのも、関Pへの濡れ衣を晴らす意図があったようにも思う。

 正直そこまで追求したいテーマでもないが、ここらへん、情報をお持ちの方はご協力お願いします。


 とにもかくにも、「軽はずみに個人を疑ったり叩くのはやめよう」という教訓だけは心に刻んでおきたい。



 角銅氏は今回のプロジェクトから離れてしまったたが、
他のデジモンメディアから話があればそちらには乗ると言ってくれているのが、本当に救いだ。
いつか、デジモン特有のアニメ一強なクソッタレバランスなんか吹き飛ばせるくらいに、豪華なスタッフが揃ったゲームとかが出てほしいな。



 ファンのお葬式ムードを見かねてか、ハブモンがゲームの新作情報をほのめかしてくれた。 
デジワーやデジストとは別路線とのコトで、度々言っていたアドベンチャーゲームになるのだろうか。
「ギャルゲー的なモノ」みたいな説明を聞いた時は全然ピンとこなかったけど、
デジモンのキャラクター描写を重視したテキストメインのゲームなら十分に嬉しい。
未だに、デジモンは種族の数に対して「魅力的なキャラの数」が足りていないので、その辺を補強してくれる媒体はいくらでもほしい。

 例えばその新作でデュランダモンが大人気になれば、
同時に展開しているリンクスやリアライズでのデュランダモン人気も高まり、界隈的にはひたすらに良い風が吹いてくれる。
実際、デジモンソシャゲで顔をやってるのはオメガモンとかの元から人気な奴ばっかだしね。

 …そういえばリアライズって角銅氏と関Pが関わるらしいけど、一体どうなるんだろう。
けーいちは「デジアドコラボとかやるんじゃないか」って言ってたけど、
確かに、わざわざキャラデザに中鶴氏を呼んだワケだし、今ガチで客をとりにいくならアニメコラボぐらいはやんないとね。
あ、20万いったらしいし事前登録はみんなも一応やっておこうね。俺もやったんだからさ。




 ところで、前に日記でも軽く紹介したレディ・プレイヤー1を見てきた。
ざっくり言うと超すごすごVRchat、通称「オアシス」にダイブした中でお宝を探して競い合う話で、
劇中キャラがアバターとして版権キャラを割と遠慮なく使うので、「俺はガンダムでいく…!」のセリフが流行ってるやつ。
「太一とアグモンが出る」って情報を見て興味がわいたけど、結局俺も他に見た人も見つけられなかったっぽい? 
そも、公式から「こういうキャラが出るぞ」って一覧が出されたワケでもないし、
他のキャラと見間違えてたパターンもあるので、実際は出てなかったのかもしれない。

 ストレスなく見られる近未来アクション娯楽映画って感じで楽しく見られた。
それほど出番はなかったけど主人公を助けてくれる仲間が「イイ奴&実力者」でイカしてたので、もっと出番、というか尺がほしかったなぁ。
エイチはこれ日本でつくってたら絶対美少女キャラになってた。俺の占いは当たる。

 ただ正直なところ、この作品のメイン舞台である何でもアリ空間の仮想世界「オアシス」より、
主人公がリアルで住んでる「コンテナをメタルラックに積み上げたようなスラム街」の方が見ててワクワクしたりした。

 惜しむらくは、敵組織の扱いが微妙にふわふわしてて、競争相手とするにはストーリーの盛り上がりが弱かった気がする。
オアシスの権限を狙ってたし迷惑集団には違いないんだけど、イチ視聴者としては「そこまでして倒す敵かな?」とノリきれない所があった。
あと、見た人にはわかると思うけど、なにかしらの印象的な食事シーンがほしかった。


 リアルよりの世界観から電脳仮想空間にダイブするのはEDENと近いものがあるし、
主人公の声が聖(あるいはコウタ)だし、ヒロインの声も杏子さんだから実質デジモン映画と言えるので、興味がある人はオススメ。
…そろそろ上映終わりそうだけど。

 今や遊戯王やガンダムですらこんな感じのVR仮想世界で競技!ってアニメをやってるんだから、デジモンもやってほしいなあ。
ていうかデジモンも、知っての通りゲームであるサイスルの世界観がそんな感じなんだけど、
サイスルはゲーム媒体である都合で「主人公のデジモン」の扱いがかなりふわふわのゾンザイになってるから、
ファンからよく聞く「サイスルをアニメ化してほしい」という意見には半分同意、半分反対。
サイスルのシナリオは魅力的だけど、あれをそのまま映像化するのにはかなりの難点があると思う。

 なので俺は「サイスルの世界観で別の視点」、あるいは「サイスルに近い別世界の話」なら、是非ともアニメで見たい。
…アプモンも、サイバーアリーナの世界観でやってほしかったなぁ…。あれかなり俺の理想に近かったのになぁ。



 映画を見るために川崎まで出たので、帰りにtri.のラバストをまわしたりもした。


 ついでに最近のお買いものコーナー。

バトルスピリッツ デジモンコラボスターター・ブースター

 今、もっともデジモン界隈で健全な盛り上がりをしていると言っても過言ではないバトスピコラボ弾。
バトスピについてはライフで受けるコトとサジットアポロドラゴンぐらいしか知らないが(クロウォの頃についでに見てたレベルの知識)
こんだけ盛り上がってるならいずれ自分もやるかもだし、お布施も兼ねて買っとくか~ととりあえず1箱&5パックだけ購入。
 ルールとかはパーフェクトに分かってないのでカードの良し悪しとか全然見られないけど、
「クラモンだけで組んだデッキがけっこう強い」とかの話を聞いてると楽しそう。
カードバトラーは布教したがりなので講習イベントをやってる所もあるし、行ける人は調べて行ってみよう。俺は予定あけそこねました。

 バトスピ、お値段がちょっとはるだけあってコモンカードでもキラ加工がちょっと入ってるのいいっすね。

超進化魂 エンジェウーモン

 当時商品化されなかったやつだし、どんなもんかなと思い購入。
買った感想としては……変形がね……。

 「背中のガワの接続がユルい」とは聞いてたけど、これユルいなんてレベルじゃなくて「保持力がまったくない」んですけど!?
デジモン界イチのおっぱいチャレンジャーで知られるクロスフィギュア版ただの貴族の胸よりもガバガバなので笑えない。

 変形はかなりのガワ変形で、ガワのテイルモンと羽なしエンジェウーモンに分離できちゃうレベル。これがクロスオープンか。
同シリーズ「ウォーグレイモン」と同じように「破損を心配しながらぎゅうぎゅう押し込める変形」になってしまうのがおつらい。
特に最悪なのがエンジェウーモンの腕にかかっている帯をテイルモンの腕として畳むところで、
軟質パーツをこんなにぐりぐりと動かさせられるんじゃ、そのうち高確率でモゲるぞ…。

 「変形をこなすエンジェウーモン」としての見た目は中々だし、ガワっぷりを活かして楽しそうに遊んでる人達もいるけど、
変形玩具である以上「変形の楽しさ」を一番重視したい身としては、残念ながら微妙よりと言わざるを得ない。
まぁ、エンジェウーモンが好きって人がエンジェウーモンのままディスプレイする分にはいいんじゃないかな。

 ディアボロモンは買ってないけど、「工場の質が悪いのかパーツにバリが目立つ」って悪評をよく聞くし、
このシリーズ、現状オススメできるのはメタルガルルモンくらいになっちゃうのかな。 いやでも、ほんとメタガルは良いデキなんすよ。

 展開に勢いがあるのはいいものの、個人的に「応援したいシリーズ!」とはあまり言えなくなりつつある。
でも個人的にゴマモン⇔ズドモンはどうなるのかすごく気になるので、これからも頑張ってほしい。
超進化であるオメガシャウトモンとジークグレイモンを出せるまで、止まるんじゃねぇぞ…。


 なんだかんだでそろそろにじゅっぺも来るし、久々にデジモンに金落としてる感がある。
別に俺だって、ほしい商品が出ればちゃんと買うんですよ。うん、ほしい商品が出れば。

 にじゅっぺの新カラーについてはまぁ、出るのは読めてたけど「ほんとムカつくなこの公式」って感じ。
案の定、情報の出し方がヘタでにじゅっぺ自体が既に空気になりつつあるが、にじゅっすよりはマトモなデキであってほしいなぁ。


 買い物と言えば、tri.を横浜ブルク13で見た後、
近くにある「おもちゃ屋さんの倉庫 横浜ワールドポーターズ店」に寄っていくのが5章からの定番になっていた。
 「おもちゃ屋さんの倉庫」とは、普通の現行商品の他、ちょっと前の作品の玩具が悲惨…いや、お手頃な価格で置いてあるお店。
前回はアプモンのポーチを買って、今回はへボットのぬいぐるみの他、アプモンセブンコードバンドを買ってきた。
せっかくだしセブンコードバンドは簡易格付けくらいには書いておきたいところだが、想像以上に心がトキメかずに作業が遅れている。
なんでこんな商品に、無駄にタッチパッドやゲーム機能を搭載してしまったんだ。



 そういや、今回の騒動に便乗して久々にメンツが集まって突発ラジオやったので、お暇ならどうぞ。
いつまでも頼ってないで、そろそろ俺一人でもラジオ配信くらいできるようになりたいなぁ。

 



■2018年5月02日 迫りくる6章と先駆ける必殺技



 色々あったが無事に復活できたデジモンリンクスは、6章公開にあわせてオメガモンマーシフルモードを実装と、
デジモンファンにとってタイムリーなイベントを開催している。まるでソシャゲみたいだ。

 実装によりオメガモンマーシフルモードの技名も判明したワケだが、

「虞玲刀」

…と言うらしい。



 まぁ、オメガモンマーシフルモードなんて名前のデジモンの技名がカッコよくなるはずもない。

 そもそもグレイソードとガルルキャノン自体かなりギャグっぽいネーミングセンスで、
辛うじてオメガモンやグレイ系、ガルル系のキャラ補正でカッコいいイメージをなんとか持たせてた所があるのに、
その根幹が崩れたらもうダサさしか残らないんだよな。


 武者頑駄無を少しかじっていたので「当て字の良さ」は理解しているつもりだが、別に今やるコトじゃないだろ。
ぐれいとうと読むのかそのままぐれいそーどと読むのかも知らないが、
「わざわざ漢字で書くコト」に何の意味もない。断じて世界観の尊重ではないし、どうせtri.じゃ技名を叫ぶコトもあるまい。
トドメに字面もイマイチだ。「ぐ」って、技名映えするカッコいい漢字がないんだなぁ。


 つーか、オメガモンマーシフルモードって種族名も、この必殺技名でもそうだけど、どっかで「トライ」の要素を拾ってくれよ…。
慈悲だの当て字だのは、どっから湧いて出てきて、どういう意図でtri.のファンを喜ばせようとした要素なんだ。
あまりにも一貫性がないし、ましてや拘りも感じられない。そしてなにより単純にカッコよくない。
作風が淡泊で記号的で、安易な受験ネタやウーロン茶ネタにご執心なtri.そのものを象徴するキャラクターとしては満点だと思う。


 俺はもう、あと数日に迫ったtri.6章をせめて穏やかな気持ちで迎えたいのに、
こうも各方面から予想だにしないサプライズをしかけられると心臓に悪い。

 だが俺は今日という日を、フラッシュバンチョーパンチくんや、
シャイニングゴールドソーラーストームくんに新しいお友達ができた記念日として覚えておこう。




■2018年5月01日 質問募集タグとアニonカフェと迫りくる6章






 公式が自分からガソリンを被るのはやめろ。

 一応説明しておくと、このタグは、「4章~6章の一挙放映をやるイベント」があり、
4章はオーディオコメンタリーとしてゲストの元永監督やなべけんがトークするので、その際に返答する、というモノだった。


 しかしまぁ案の定、荒ーれーるーぜ~~!止めてみなァ!となってしまったこのタグ。
せっかくほとんどの人が「もう少しで終わるんだ、終わってから判断しよう」と心のモヤモヤをセーブしていたのに、
公式からこういう挑発的な機会を設けちゃダメでしょ。

 ていうか実際、どういう質問がほしかったんだ?
このイベント自体は先行上映も兼ねているが、6章の本公開前だから、純粋に物語の核心に触れる内容や、裏話も明かすには間が悪い。
そもそも、裏話や苦労話を聞く前に、本編で説明されてない箇所が多すぎる。
聞きたいコトはそりゃ山のようにあるが、大事なのは「答えるコト」ではなく、「本編で明かされるコト」だろう。


 まぁせっかくなので、俺も一つタグをつけて質問を投げてみた。かなりお行儀のいいやつ。


しかし、
「ツイッターで募集しておいて答えるのがイベントでニコ生とかの配信もないのなら、
 それじゃイベントに行かない人には答えが分からないじゃないか」という声も当然あがった。

 でもそこは安心。結局、質問は何も拾われなかったからだ。
…え? いやマジで、なんで募集したの?


 イベントに行った人によると、プロデューサーが「用意していたメモが暗くて読めない」と回答コーナーをとりやめ、 
監督がじゃあケータイのライトで照らしてあげようとしたらそれを拒否して結局やらなかった、そうだが…。

 そりゃまあ、8割以上はアグレッシブな内容だったけど、別にマトモな質問だってちゃんとあったぞ。
タグに便乗して文句を言った側だって、別に自分たちの質問が拾われるとも思っていなかっただろう。
回答用に都合のいい質問だけがピックアップされたり、それこそ穏便で都合のいい質問だけが捏造されていてもおかしくない。

 …が、それすらしなかった。
ただただ、「質問を募集しておいて、答えなかった」という、選んではいけない未来を選んで誠実の紋章を砕いただけ。うーんこの。


 イベントでコメンタリーを聞いてきた人のレポも中々に興味深い点が多かった。
うろ覚えの部分もあるだろうからそれをここで拡散はしないが、「そりゃ、tri.がtri.になるワケだよ」と頷ける話だった。
 最近は、本家デジアドの監督を務めた角銅氏のデジモンに対する反応も中々にスリリングで、そっちもほっとけない。



 
 さて、先週の土曜日に、アニonカフェに行ってきた。
「関東住み」かつ「一緒に行くメンツがいる」という好条件が重なっているので、開かれる度に行ってる気がする。

 数年に渡る「大きなお友達向け展開」であるtri.のおかげで、
こういうイベントごとが高い頻度で行われるのはtri.のいいところ。


 行ってきたのは秋葉原本店。
本店というだけあってほどよい広さで良いんだけど、部屋の中央あたりに柱があるので席によっては何かしらが見えなくなったりする。
(今回の場合、スクリーンがよく見える席をもらえたけど司会のお姉さんは真後ろかつ柱の死角だった)
11時半からの回で、席の埋まり具合は6割といったところか。 まぁ、開催初日でもなんでもないしなぁ。
 


 ドリンクは太一のマンゴーのやつ、
フードには「デジタルワールド」という名の食欲減退カレーをいただいた。
竜の目の湖をイメージしているようだが、カレー故にドロドロしているので何らかの薬品みたいだ。

 見た目に反して、味はちょいとピリ辛なのが後からくる普通のカレー。
味はともかく、レタスやベビーリーフが水色のどろどろに絡まった様がまさに泥をかぶった水草のようで、
思わずカエルやザリガニ採りに明け暮れた幼少の河川敷に思いを馳せてしまう、ノスタルジックなメニューだ。

 しかし、具はその雑草と電車モナカぐらいで、
他には肉やジャガイモなどのウレシイ具は入ってるんだかどうなんだか判別できないレベルなので食べ物として物悲しい。
大丈夫かこの湖、既に生態系が絶滅していないか。おのれリブート。

 「こんなんで900円とは」とか考えだしたらキリがないが、まぁイベント性と物珍しさ補正があるので仕方あるまい。
ドリンクはドリンクでオイシイんだけど、「こんなんで600円とは」と自分の貧乏性が遺憾なく発揮されていく。


 カフェには「カフェタイム」と「パーティタイム」の2種類があり、早い話が「催しモノがあるかないか」の違い。 
後者の方が高いが、どうせ行くならそのスペシャルプログラムを拝ませてもらいたいのが人情だ。 まぁ土日はパーティしかやってないし。

 撮りおろしの太一とアグモンの挨拶が流れたあとは暫くのフリータイム。
その後、司会のお姉さんのもと、tri.各章のふりかえり映像と、その内容にまつわるクイズコーナーが始まった。
これがなかなかマニアック、というかtri.をしっかり見てないと分からないクイズばかりで難易度が高い。
相手を人間かロボットか判別するようなクソザコ設問ではなく、ちゃんと記憶を手繰って考えさせられるのがいい塩梅。

 さらには、くじ引きでデジモン3体分の進化バンクまとめを披露。
確か俺らが行った時は、テントモン、パルモン、テイルモンだったかな。
個人の趣向を踏まえなければ、「ワーガルルモンのバンクが画面分割でしか流れていないガブモン」と、
「ホーリードラモンへのバンクをいち早く見られるテイルモン」がアタリとなるだろう。1個出たからOK。

 しかし改めて見ても、tri.のバンクはアレだなと思わされるのがおつらいところ。
いずれtri.の円盤を安く入手できれば、画像を挟みつつ「tri.バンクのここがダメ」とコラムでまとめたいくらいだ。
ホーリードラモンのキメポーズがtri.の中では相当マトモな部類だったのが救い。 あの、ところでオファニモンは…。


 さらに、公開も目前となった6章のPVが流される。
改めて見ると、
「オレ達はもう選ばれし子供たちじゃない。選ぶしかない」の前後であまり意味がつながってないのも気になるが、その直後に
「これが…選ばれし子供たちの力…!」と「どっちやねん」のツッコミ待ちとしか思えないかき乱し具合がツボに入った。大丈夫かこの映画。

 
 あとは太一とアグモンがシメの言葉をくれてスペシャルプログラムは終了。
本編がアレなのはさておき、やはり「デジモンのための時間や空間」がこうして用意されるのは楽しい。
tri.に限らず02以降のアニメでもこういう路線やってほしいなぁ。 なんならゲーム側を扱ってもいいのよ。


 来場客にはお題に答えるカードが配られ、投稿するとその場で読んでもらえる、というものもあった。
「あなたにとってはMVPは?」という題だったので、3章序盤のトラブルを無事に回避した飛行機操縦士か、
人類最後の壁になったヘラクルカブテリモンかで悩んでいたらタイミングを逃してまぁいいやってなった。


 会場の一角には物販コーナーもあり、CDやアクリルスタンドなどが売っている。
アクリルスタンド、実物を見ると中々イイカンジなんだけど、如何せんアニメキャラに対しては特別「推し!!」ってのがいないからな~。
「ゲーム内でアニメがあるから実質アニメキャラやぞ」とかの苦しい言い訳でもっと軽はずみにリナちゃんグッズを出してほしい。


 せっかく秋葉原にまで来たので、近所も散策。
キャラポップストアアトレ秋葉原店にて、デジタルモンスターラバーキーホルダーを狙う。


 クレーンゲームの類なんて長らくやってないし、全く全然ひゃくぱー自信がなかったが、思いのほかあっさりとれた。
ただシンプルに、3本のアームが良い感じにぐわしと掴んでくれる位置を狙っていたらじわじわと運んでくれた。いいこいいこ。

 ただ俺、「ラインナップは筺体の背面に並んでいて、キャッチ対象として2つだけ置かれている」って配置だったから、
てっきり「何かしらをとったら好きな種類と交換してくれる」のだと思って最初にヌメモンをとったんだけど、そうじゃないのね。
欲しい商品が決まっているなら、あらかじめ店員さんに伝えてセットしてもらう必要があるそうだ。
割と常識なのかもしれないが、この文章を読んでいる、俺以上にゲーセンに疎い方々へこの叡智を授けたい。

 と言うわけで、ラインナップの中では唯一16ドットが完全新規になっているメタルティラノモンを置いてもらい、無事にゲット。
思い出深いデジモンなのでスカルグレイモンもちょっとほしかったが、
そちらは俺と、同伴していたあくせるが何度かチャレンジしてダメだった後、けーいちが200円くらいでゲットしたのでまぁヨシとする。
 しかし、わざわざプライズ限定にせずに普通に売って欲しいぞ。なんならサイズをもっと小さくしてガチャポンでもいい。

 1ゲーム100円だから、「ダメだった!次!」ってなる度に100円がヒョイヒョイと吸い込まれていくコトに恐怖を感じた。
…いや待て、3000円や1万円かけてもそれが一瞬で虚空と化すソシャゲ課金の方がよほどヤベェな。



 ヨドバシカメラ秋葉原店にデジモンの展示があるよと聞いたのでそっちにも行った。
思ったよりけっこう大きな展示ブースがあり、なべけんや角銅氏の色紙も飾られている。GEMウォーグレイモンのデカさにもビビる。

 超進化魂、最初は正直「まァたお前も無印商法か!」って感じで全然歓迎ムードじゃなかったんだけど、
商品化ペースがけっこう早いし、一般販売ラインを基本にしてくれるし、
デジアド制覇の道を確実に歩みながらも、デジアド主役以外もちょくちょく出したり、まさかここまで希望に満ちたシリーズになるとは。

 まだ俺はウォグレとメタガルしか買ってないけど、
キャラ的にも好きで、当時商品化してなくて変形機構もどうなるかさっぱり読めないズドモンに期待。

 
 今デジモンでアツい部門と言えばバトスピもそうなんだろうけど、あっちは個人的にノータッチでノレてないのが惜しい。
これは完全に俺の問題だから、とやかく言うつもりはない。
なんというか、デジモンソシャゲと同じくらいに「煩わしさ」が勝ってるところがあって、どうも手をつける気にならない。
無論、誰かに強要されてるワケでもないし、内容を知らないから具体的になにか文句をつけるつもりもない。
まぁその内気が変わる時がくるかもしれないし、その時には始めたい。



 さておき、tri.6章の公開までわずかあと4日となってしまった。
もちろん当日の最速上映を狙って、できればその日の内に感想もアップする予定なので、その時はまたよろしく。
いやあ、マジで色々とどうなるのか楽しみだ。
 とかなんとか言ってたら唐突に告知される謎コラボ。
いや一応前フリはあったけど、デジモンファンとは世代が違いすぎない? 神羅万象とかでよくない?





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