【37話 決戦!命ある限り デジタルワールドを取り戻せ】 VSケルビモン②
フィールドが崩壊していく中、ケルビモンの城が天高く浮かび上がり、まだケルビモンを倒せていないコトを悟る拓也たち。
「ケルビモンに対抗できるのはカイゼルグレイモンとマグナガルルモンだけ」「後は任せた、勝ってこいよ」と
その場に残した4人の仲間たちから激励を受けながらも、拓也と輝二は2人だけで最終決戦の地へと臨む。
どっこい生きてたケルビモンは、自分が今まで集めたデータを圧縮・吸収して再登場。
ケルビモンからの必殺技を軽く回避し、この時点では超越形態の方が優勢だ。
まずはマグナガルルモンが銃撃でケルビモンを追い込み、その隙をカイゼルグレイモンに突いてもらう作戦。
早々と右腕のスナイパーファントムを投げ捨てたりもしつつ、ケルビモンを追い詰めていくマグナガルルモン。
浮遊する隕石を背にしたケルビモンの退路を断ち、そこにカイゼルグレイモンのフルパワー炎龍撃が命中し、大爆発を起こす。
「やったか!?」→やってなかった の伝統芸能をこなしつつ、ケルビモンは再生&巨大化パワーアップ。
周囲の隕石を飛ばして来たり、吸収したデータを読み込んで城を振らせたり、
ついでに必殺技も「サウザンドスピア」「ファイナルジャッジメント」に強化され、大苦戦を強いられる超越形態たち。
「負けるもんか!」と突撃するも迎撃され、気を失ってあっちの世界に飛びかけるなど大ピンチ。
ケルビモンの弱点が、「パワーの源である額に埋め込まれたデータ」だと見抜く輝二。
エネルギー攻撃が効かないため、カイゼルグレイモンの剣に全てを託し、マグナガルルモンを盾にした特攻をかけるコトに。
ケルビモンの猛攻を受け、珍しく自分からではなく敵の攻撃で装甲をパージしていくマグナガルルモン。
この一連のシーンはけっこう悲壮なのだけれども、どうもマグナガルルモンの犬ヅラがあまりシリアスドラマに向いてないような…。
スピアの直撃を受けて散っていったマグナガルルモンを乗り越えて、見事ケルビモンの額を龍魂剣で貫くカイゼルグレイモン。
力を失ったケルビモンはデジコードスキャンによって、かつての「善」の姿へと浄化されたのだった。
パラディンモード大先輩「急所の額を狙うのはいいんだけどさ、君ちょっとエフェクトに頼りすぎだよね。もっと素朴な突きを見せた方がいいと思う」
こうして、ほぼ3クールかけてついに前に映画で出てたから新鮮味のないボスケルビモンを倒した拓也と輝二。
ケルビモン、手強い相手だった。輝二の自らを犠牲にした作戦がなければ勝利は得られなかっただろう。
だがこうして世界に平和が……訪れなかった。
ケルビモンの集めていたデータは世界の奥深くに潜む何者かに吸収され、不穏な新たな影が動き始めた。
まだマトモに戦ったのは2回だけなのに既に初登場補正もなくなっているというのに、彼らの戦いは終わらない!
一応、現時点では「勝率100%」の状態だが、果たして最終回を迎える頃にはどうなっているのだろうか。
がんばれカイゼルグレイモン! まけるなマグナガルルモン! おれたちのたたかいはこれからだ!!
超越形態にげて
「ロイヤルナイツ前編」に続く
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