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不定期更新される雑記帳です。 日記メニュー サイトトップ ┃ ┣■2021年11月24日 ゴーストゲームとか ┣■2021年10月29日 サヴァイブ延期の公式告知 ┣■2021年09月27日 最後の奇跡 最後のアドコロ ┣■2021年09月15日 デジカカタログとネクストアドベンチャー ┗■2021年08月12日 デジライズのアレな面とまたまたまた延期のサヴァイブ |
■2021年11月24日 ゴーストゲームとか トシのせいなのか、最近眠くなるのがスゲー早い。 具体的に言うと、高確率で10時半くらいにはもう布団に誘われて寝てしまう。 おかげで睡眠時間が6~7時間くらいは確保されるようになって、俺の体ちゃんにはいいコトなんだろうけど、 どうにも色々とやりたいコトをやるための時間が少なくなってしまっている。 その結果としてサイトの更新が犠牲になりがちなのが続いていて、なんとかこうして久々に日記を書いている。 いい加減周回遅れの話題ばっかりなので、さっさと現代に追いつきたい…けど、追いつけるのは次回かな。 ・デジモンゴーストゲーム 初っ端から今更すぎる。 あの「デジモンアドベンチャー:」との戦いの日々が終わり、間髪入れずに次の新作アニメが始まった。 「デジモンのテレビアニメが連続で制作」というのは「テイマ→フロ」以来なので、けっこうな衝撃だ。 (流石にクロスウォーズは時駆けまで含めて同じ作品と見るべきだと思う)
如何せん「アドコロの後」というコトですっかり心はPTSDになってしまっていたし、 さらにこのティザービジュアルがなんとも追い打ちをかけるような不安を煽るようなデキで怖かった。 (全体的に質素すぎるし、なんといってもこの海外のポケモンガセバレのような怪しい日本語が…) 実際はその後ちゃんとしたビジュアルが出てきたけど、傷つかないように期待せずいざ視聴に臨んだら、 意外や意外、この前までやってたアレはなんだったのさと言わせんばかりに真っ当な新作だった。 特に第1話はかなり良いデキで、導入からキャラクター描写に至るまで、かなり高レベルにまとまっていて驚かされた。 しかも脚本はアドコロスタッフのままだというのだから本当にマジで意味が分からない。 いやいや、あのマメモンジェノサイドの十川脚本だろ? どうやったらここまで化けるんだ。 むしろアドコロの方がおかしかったと考えるべきなのか。 かつてtri.は「デジアドらしい脚本案を持っていったら没られた」という恐ろしい逸話が知られているが、 それと同様に、アドコロも「面白くしたら頃すぞ」くらいの脅迫を抱えながら作っていたのかもしれない。 そんなこんなで、現在は1回の休止を挟んで既に第7話まで放送されている。 強いて言えばテイマーズに似ている雰囲気の構成で、仲間たちとの合流が済み、チームとしての話が動きだした頃だ。 話は1話完結で安定感もあり、 久しぶりの「普通の完全新作デジモンアニメ」というのは既存・新規のファンどちらにとっても大きな意味を持つと思う。 俺自身も、あの日曜日がくるたびに怨嗟が漏れて胃が痛むかのような日々から解放されたのはありがたいし、 あからさまにこの前までより、日曜のタイムラインの活気が違うのを肌で感じられる。 …ただまぁゴーストゲーム、「ちゃんと作ってある」のは間違いないのでそこは嬉しいのだけど、 「俺自身にクリティカルヒットしているか」と言われると、回を重ねるごとにそうでもないな、と思うようにもなった。 如何せん現状では、「ホラー作品にデジモンのガワを着せているだけ」という印象を受ける。 俺はデジモンアニメを見たいのであって、ホラーアニメを見たいワケではない。 デジモンでホラー・オカルト路線と言えば既にサイスル・ハカメモがあったワケだけど、 あれはゲームという媒体であるために、プレイヤーが能動的に「デジモンに触れる姿勢」がとれていた。 シナリオも全てがそういう作風というワケではないし、デジモンならではの特色を押し出した話も多く取り入れられていた。 いや、デジモンならではの設定を扱っているのはゴーストゲームも同じはずだが、こちらはどうにも違和感がある。 考えてみて俺が辿り着いたゴスゲの一番の違和感は、「デジモンなのにバトルが飾りであるコト」だった。 ゴーストゲームの作風は、今までとは違い殺生を避け、「和解」をメインに据えているようだ。 現在まではどれも「戦いをやめる」か「敵が逃げる」かで、「敵を倒す」という展開がない。 2話でいきなり完全体のマミーモンが敵として出てきたのは驚いたが、これは和解という形で落ち着いた。 しかしその後もやたらと完全体の敵デジモンが多く登場し、しかも完全決着と呼べるモノは皆無なばっかりに、 「完全体とはなんなのか」「主役の進化とはなんなのか」の描写が、色々とグチャグチャになっている気がする。 なんというか、プレイヤーの頑張りとは無関係に決着がつくイベントバトルが連続しているかのようで、 「マジメに戦いに臨むのがアホらしい」という気持ちになってしまった。 確かに俺は以前から「命の尊さも描けないくせに無暗に殺生をされるのはイヤだ」と言っていた。 かといって、デジモンにとっての華であるバトルの結果が軽視されていくのは、単純にカタルシスがない。
俺がデジモンに競技モノを求めているのは、 「命のやりとりを必要としない」上で、「勝者の栄光と敗者の悔しさを描ける」、つまり「バトルにハッキリと意味を持たせるコトができる」からだ。 せっかく戦うのであれば、全力で勝ちにいってほしいし、勝つための努力もしてほしい。 デジモンは始まった当初から戦うためにデザインされたバトルモンスターであり、あらゆる設定が戦って勝つコトを前提につくられている。 そのためにパートナーとの絆であったり、必殺技や進化という要素が添えられているワケだ。 ゴーストゲームは、そういう「戦うためのデジモン」というフォーマット自体は過去のアニメから引き継いではいるものの、 作風自体がどうにも別の作品、ぶっちゃけて言えば鬼太郎あたりのそれとパッチワークしたチグハグ感がある。と思う。 現状、キャラクターたちに魅力はあるし、ゲストのデジモンもどういった役回りをするのかは気になるしで、 まぁまぁ楽しんで見れてはいる…いるのだが、やっぱり、あまり刺さってはいないかなぁ、とも感じてしまう。 それに、今はまだよくても、上記の描写グチャグチャ問題なんかは後にまで波及する恐れもあるし、 早い内に「ゴーストゲームならではの舵取り」がうまく軌道に乗ってくれるといいなあ、と思う。 今はまだガンマモンしか進化できないから、他の仲間も進化して戦闘に適応していけば空気も変わっていくかな。 …でもまぁホント、「普通のデジモンアニメをやってくれている」だけで心は大助かりです。えぇ。 モブの女の子のかわいい率が高いってだけでもだいぶポイントは高い。暴走特急の子を超える逸材は現れるだろうか。 ・デジモンシールチョコスナック 近所のスーパーが仕入れてくれないまま終わった。 ・バイタルブレス デジヴァイス-V- ゴスゲにおけるデジヴァイス系ギアは、バイタルブレスの改良版とも呼べる商品が採用されている。 思いのほかアニメ本編でもちゃんと出番があり、改善具合が気になるし買おうかな~とは思ってたけども、実は未だに買っていない。
思えばバイタルブレス自体、記憶が確かなら上のツイートの時以来触っていない。 これはもう完全に、「俺自身がバイタルブレスに対してモチベーションを持っていない」コトの証だろう。 というワケで、「ほしくないモンはムリに買うこたないな」の精神で買っていない。 聞くところによれば、俺がVBで一番直してほしかった 「アプリと連動させると背景がリセットされる」仕様も直ってないらしいので、さらに冷めてしまった。 まあゴスゲは1年はやるだろうし、その内欲しくなるかもしれないし、さらに豪華なギアも出るかもしれない。 あるいはDimでもっと俺のハートにドッキュンコなデジモンちゃんが来たら、瞬時に飛びつくかもしれない。 今の流れだとラブテリオンくらいはあっさり拾ってくれそうな感じはあるんだけど、さて。 ・デジモンドリーマーズ
最強ジャンプで久しぶりにデジモン漫画の連載がスタート! ………最強ジャンプかぁ。 前に漫画版クロスウォーズがやってた頃、番外編が掲載されてその時に買ったきりだったけど……最強ジャンプかぁ…。 最強ジャンプ、喩えるなら「少年ジャンプ版コロコロコミック」って所なんだろうけど、 どうにもジャンプ作品のよーわからんスピンオフか、「チビッコなら面白いのかな…?」って首をかしげるようなギャグ漫画ばかりで、 いいトシこいた大きなお友達が買うにはかなり厳しいんだよな…。 しかも「単行本が出るとは限らない」という点も恐ろしくて、 実際に最強ジャンプで連載していた「アプモン学園」は、数少ない読者たちからの評判は上々だったけど、俺は1度も読めずに終わってしまった。 いやだって…いちいち買いたくないよ、最強ジャンプ…。紙の単行本はムリでも電子書籍とか出してよ…。 しかし今回はそのアプモン学園との苦い経験を活かして、ドリーマーズの始まった先月号・今月号ともに購入済みだ。 先月号はドリーマーズ&ゴーストゲーム開始記念ブーストがかかり、チカラの入れ具合が予想以上に凄まじく、 デジモンの特集は数十ページレベルで組まれ、基本的な設定や歴史、各メディアの作品紹介やロイヤルナイツや魔王なんかまで網羅していた。 さらには付録としてデジモンカードや公式絵&やぶてん絵のポスターまでついてくるホドで、心底驚かされた。 …まぁ、今月号になると早くも初回ボーナスは終わり、マンガ以外はカードの紹介が2ページあるだけだったけど。 さて、肝心のドリーマーズの内容は…。 ハッキリ言ってしまうと、「最強ジャンプらしいクオリティ」で説明が済んでしまう。 主人公は独自のキャラだし、バイタルブレスを支えたパルスモンが正式に主役な作品というコトもあり応援はしたいけれど、 ノリはひたすらユルく、ギャグの温度感もイマイチノリ辛くて、ページ数が少ないので内容も薄い。 「おー、またやぶてんがデジモンを描いてくれてるなあ」以上の感動は正直あまりない。 特集ページが盛りだくさんだった先月号レベルの待遇ならまだしも、 ドリーマーズと僅かな紹介記事だけを頼りに最強ジャンプを買い続けるのは中々きびしい。 俺ジャンプ読んでないからスピンオフもサッパリだし、今の所デジモン以外はブットバスターの女の子がエロいくらいしか見る所がないぞ。 分厚いから場所をとるし、切り抜くのも手間だしなあ。 でも単行本化するとは限らない(というかこの少ページギャグ枠は絶望的っぽい)から本誌買わないともう読めなさそうだし…。 あと初回から「デジモンゴーストストーリー」とか誤植かましてきたからその点でも押さえとかなきゃ感もあって、不本意ながら買い続けていきそう。 俺以上にモルカーにドハマりしてた母上が先に買ってたので俺も遅れて手を出したって流れだけど、ぶっちゃけまぁまぁ微妙。 原作エピソードをイベントで再現したりしててドットはめっちゃ頑張ってるし、 食べ物やらミニゲームやら色んな要素の原作リスペクトっぷりは見事なんだけど、 根本的に育成ゲームとしてはイマイチ…というか、廉価版の「ちびたまごっち」がベースなコトにビビった。 つまりは本体サイズも小さいし、「ステータス画面」や「コマンドメニュー」がなくて、かなり簡素なつくり。 イベントは盛りだくさんだけど、根本的に操作性は悪くてパラメータもマスク状態だから「遊ぶモチベーション」がどうも湧かせ辛い。 そりゃ先日久々に会った母上もベビモルカー状態(=直前までマトモに遊んでなかった)なワケだわ。 一応俺自身は最初のはアビーになって、数日放置して無事に家出されて現在はチョコ。 確かエヴァや鬼滅のたまごっちも同じフォーマットで出てたけど、あっちもこの微妙仕様なのか…? 事前に情報だけ見てた時は「一般発売な上に2500円くらいってイイなー」って思ってたけど、 これならデジモンXやペンデュラムZの方が断然育成ギアとしての完成度が上だわ。やっぱりデジモンがナンバーワン! 当初はせっかく買ったんだから勢いでモルカっちの攻略ページまでつくっちゃおうかな、って思ってたけど、 トチ狂ってそんなコトをやる前に、ペンZやデジモンXの攻略を仕上げなきゃだな、と目を覚ました。 ペンデュラムの攻略ページも初代みたいなもっと詳細に作り直したい気持ちもあるし、 ネットに情報が転がってる内にペンデュラムエックスやアクセルもまとめておきたい気もするし、やりたい案だけは無限に出てくる。 |
■2021年10月29日 サヴァイブ延期の公式告知
…とのコト。 ゆうてまぁ、2022年に延期ってのはもうみんな知ってた(これまでの状況は8月12日の日記参照)し、 どっちかというと「何故ここまで報告が遅れてしまったのか」の方が気になるが…。 で、発売は2022年に延期というコトだが、本当に2022年に発売できるのかも疑ってしまうのが正直なところだ。 何しろ、延期する延期すると連呼している一方で、肝心の「ゲームの開発状況の進展」をまったく見せてもらえない。 ゲームエンジンの変更やら色々あったとは聞いているけど、果たして現状はどうなっているのやら。 ていうか、これだけファンを待たせてしまっている以上、最新のスクショをアップして 「今こんな感じです!スゴイでしょ?楽しみに待っててね!」とファンを落ち着かせる方がクレバーなように思う。 サヴァイブといえば今回の告知以前に、 どういうワケか「海外の色んな国でレーティング審査に通過する」という形で生存?報告が見られていた。 レーティング審査、つまり内容のチェックを受けられるのであれば、「既にある程度は形になっている」コトを意味するはず。 なので、「実はもうあらかた完成しているので、意外と急に発売する」なんてパターンも予想していたのだけど、 今回こうして正式に「2022年発売予定」「でも新情報告知や具体的な発売日は未定」とされてしまった以上、 思ったよりできていない、と見た方がいいのだろうか。 それならそれで審査は何を審査したのかも不可解になってくるし、素人目線からするとあまりにも謎が多い。 とりあえず、サヴァイブと同じく音信不通状態だったハブモンの生存が確認できたのは良かったかな。 既に「デジモンサヴァイブ=発売延期状況を観測するコンテンツ」になってしまっているのがだいぶアレなので、 どうか次のニュースはファンが盛り上がるような新情報、あるいは発売日の告知であってほしい。 間違っても「2023年に再々々延期」なんてのは聞きたくないぞ。 |
■2021年09月27日 最後の奇跡 最後のアドコロ
あの(皆さんご存知)デジモンアドベンチャー:が、ついに最終回を迎えた。 コロナ渦という佳境の中、無事に最後まで作品を完成させたスタッフの皆様、最後まで視聴に耐え抜いたファンの皆様、お疲れ様でした。 せっかくなので最終回の感想と、今までの振り返りを兼ねてここにまとめておこうと思います。 さて、サッパリどうしようもない空気を66話まで纏い続けてきたこのアニメ。 「どうせこのままクソでしょ、俺もうアプモンとかtri.とかで学んでるから知ってるもんね」 と乾いた笑いを浮かべながら見てみた最終回は、意外や意外、ちゃんと「最終回」としてうまくまとまっていたと思う。 前回ラストでオメガモンへの進化を果たし、アバドモンの体内に潜む「アバドモンコア」との最終決戦を描くAパート。 オメガモンが戦うのはこのアニメで3回目になるものの、過去2回の戦闘ではあまりいい印象がなかった中、 今回のオメガモンは作画・演出ともにバッチリで、シールドや史上初のミサイルギミックが披露されるなど、見所も多かった。 敵対するアバドモンコアもオメガモンと同様の細身の人型・両腕に武器を持つ形態のデジモンであり、 オメガモンと同等の戦力を持つボスデジモンとして、さながらライバルキャラのような活躍を見せてくれた。 (このアバドモンコアは、オメガモンが接近してから人型の姿に変貌しているため、 「オメガモンの能力を模倣した形態」ととれるはずだが、放映後に公開された公式設定だと、 何故か「最初から特に意味もなくこのオメガモンもどきの姿をしている」扱いにされてしまったのが残念でならない)
今回のバトルは、第60話のやったら作画のいいヴァイクモンVSオレーグモンが印象的な長田氏が担当してくれたようで、 次回作を控えながらも、最終決戦にふわさしい美麗なバトルシーンが見られたのはとても大きい。 アバドモンコアとの戦いの中、オメガモンの腕がAlter-Sに変化し、グレイソード・ガルルソードの二刀流や、 逆パターンとしてガルルキャノン・グレイキャノンの二丁拳銃、そして完全にオメガモンAlter-Sへ変化するという演出が見られた。 Alter-Sの登場は、ギアのデジヴァイス:や、来月発売予定のシールチョコスナックなどから既に予想はできるものだったが、 ブリッツグレイモン・クーレスガルルモンの融合ではなく、オメガモンから直接変化するというのは予想外。 知ってのとおり、Alter-Sは単にブリッツ・クーレスからなるオメガモンの亜種というだけで、 別にオメガモンと比べて何かが強いというワケでもないので「強化形態」として扱うには不適切なデジモンではある。 しかしまぁ、通常のオメガモンよりディテールが細かくなっているので見た目としての強化感はあるし、 特に通常のオメガモンと武器の配置が逆なのを活かして、上記の二刀流・二丁拳銃として演出したのは見事だった。 一応まぁ、今までの話でブリッツグレイモン・クーレスガルルモンへの進化はやってはいるので、 「オメガモンだけでなく、Alter-Sへの融合資質を既に持っていた」と思えば、そう不自然なコトではないと思う。 …ただまぁ、tri.のマーシフルモードの時もそうだったけど、 劇中キャラから「オメガモンの姿が変わった!?」ってリアクションがないんだよな…。 基本的に説明がなく投げっぱなしなので、盛り上がり所を掴めなくしているのはだいぶ勿体ない。 そのままAlter-Sで勝つのかと思いきや、色々とパワーが切れたのか通常のオメガモンに戻るも、 オールデリート(またデジ文字はデリーソでしたが…)ならぬオールリカバーという新技で、 アバドモンコアを浄化・転生させる形で決着をつけた。 世界に虚無をもたらす災厄であるアバドモンを否定せずに終わった…のはまぁいいと思うんだけど、 如何せん、アバドモンがついこの前に急に出てきただけの敵なので、描写の積み重ねがないんだよな…。 もっと早い内から明確に「世界を虚無に変える存在」として出しておいて、 「あいつだってデジモンなんだ。もっと別の形で生きられるようにしてやれないのか?」みたいなアプローチがあれば、 最終的なアバドモンの救済にももっとイミが感じられたと思う(ぶっちゃけ「なんで急に慈悲深いの?」って感じだったので)。 こうしてオメガモンがアバドモンコアと戦っている間、 他の6組の仲間たちはその外側でガワの方のアバドモンと戦っているという、まあなんとも都合のいい分断ではあるものの、 ちゃんと「アバドモンとコアはそれぞれの処理能力に限界があり、戦い続けるコトがお互いの支えになる」という構図で、 事実上の「全員参加の最終決戦」ができていたのは悪くない見せ方だった。 アバドモンを倒した子ども達とそのパートナーは、世界に平和が戻ったのを見届けつつも、どこかへと消えていってしまう。 場面は「情報の大樹」へと移り変わり、 ワイズモンたちが「この世界の平和は、選ばれし子ども達とそのパートナーのおかげだ」と幼いデジモンたちに教えているシーンへ。 人間や人間の世界に興味を持つ幼いデジモンたちと、 今までの冒険で出会ったデジモンたちや、今の世界を生きるデジモンたちの姿が描かれていく。 この一連が悔しいコトに中々いいシーンで、 良くも悪くもこのアニメをずっと見続けてきた身としては色々と感慨深くなってしまう。 フロンティアの最終回も好きだし、俺は「主人公たちの活躍が語り継がれるエンド」が好きらしい。 ちゃんとコモンドモンが仲間と共に健在であるカットもあってよかった。 コモンドモン、ぶっちゃけ作劇的には全然いらないキャラだったけど、 特に評価を落とすようなヘマは一切やらかさず、「ワホーン」しか言えないので余計なコトも言わず、 ただひたすらに選ばれし子どもたちのサポーターとして活躍したので、このアニメで1番好きなキャラまである。 (比較対象となる他がダメすぎるのでは…) デュークモンみたいな声をしたユキミボタモンに尋ねられ、今の子ども達はどうしているだろうと思いを馳せるレオモン。 まだこの時レオモンは知りはしないが、 子どもたちはパートナーデジモンと共に現実世界へと戻ったようで、 さらに光子郎のつくりあげた試作デジタルゲートによって、 再びデジタルワールドに訪れている太一とアグモンの姿で物語は締めくくられた。 そんなこんなで、本家デジモンアドベンチャーとは違い、アドコロはそのまま 「パートナーとの共存」「デジタルワールドとの絶縁回避」ルートという、歴代作の中でもかなり平和的な終わりとなった。 まあ、急にお別れ展開をブチ込んでお涙頂戴展開にしようにも色々とムリがあったので、 差別化という意味でもこれはいい落としどころだったと思う。 …いやでも、この太一とアグモンだけがデジタルワールドにいるシーンでシメるなら、 最後は未確認飛行船をドーンと流すところじゃないのか!? やはり最終回といえばOPをカットしてそのぶん尺を伸ばして充実感を出して、 さらにラストで主題歌を流して「ああ、終わっちまったんだなあ」とさせてくるのが王道かつ最強なイメージがあるし、 実際このアドコロの最終回ならそれがかなりマッチしたであろう構成だったのに、ここが1番残念まである。 その後、フツーにEDも流れ、最後に光子郎の紹介コーナーでは太一が最初に出会ったコロモンが紹介され、 そのラストでは光子郎から視聴者への挨拶で締めくくられたので一応の「完結感」は出ているが、やっぱ最後はOP、ほしかったなぁ。 というワケで、「見応えのある最終決戦」「子供たちとパートナーの関係描写」 「今までに出会ったデジモンたちの姿」「残された希望」など、 最終回にほしいと思うような要素は一通りそろっているために、中々どうして満足感は高い最終回だったと思う。 …まぁ、今までの積み重ねがもっとマトモにあったらもっと感動できたんだろうなというのはメチャクチャ思うし、 この最終回単体で見てもやっぱり主人公たちのセリフにサッパリ重みが感じられないのが、なんとも悲しいところ。 「終わりよければすべて良し」という言葉がある。 勿論、最終回が多少マトモなだけでは、今までの作品の評価までが覆るほどにはならないのだけど、 思いのほか後味が良く、アドコロ終了記念に買ってきたちょっといいお寿司を、お通夜ムードの中で食わずに済んでよかった。 ≪デジモンアドベンチャー:を振り返って≫ 最終回が存外良かったのでうっかり誤魔化されそうになるが、やっぱり俺はこのアニメはダメだったと思う。 まず根本的に「やる気がなかった」としか思えないのがアレだが、個人的に気になった部分を、今一度触れておきたい。 まずはなんといっても、「デジモンアドベンチャーのリメイクにしてしまった」コト、これが1番だろう。 名作のリメイクなんてのは珍しい話でもないし、名作をリメイクした結果どうしようもない駄作になるのもありふれたコトだが、 まず「デジモンアドベンチャー」はリメイクに向いていない作品だった、としか言いようがない。 というのも、主人公チームが8人+8匹という大所帯であり、 これをどのキャラも見事に描き切っていた原作の完成度が異常なので、模倣したところでまず劣化版になってしまう。 しかも「原作を模倣するか」「差別化するか」の塩梅もいい加減で、 最初の内はデジアドとは別物にしたいのかと思いきや、困った時はすぐ本家デジアド要素を入れてお茶を濁そうとしてくるせいで、 結局はどっちつかずで「デジモンアドベンチャー:らしさ」を確立できないまま終わってしまったのが否めない。 これが特に顕著なのが「太一の一強」というあまりにもあんまりな采配。 いやまぁ、確かに太一は本家デジアドでも一番手の人気キャラではあるし、 アグモン、ウォーグレイモンやオメガモンの人気を思えば優遇されるのもやむなしではあるんだが、 最初からオメガモン人気を想定した作品ならせめてヤマトもちゃんと扱えや!!1!!! 空は「ボーイッシュなのに母性キャラ」という本家の個性が潰されたり、 ミミは今回新たに加わった「社長令嬢」という個性も特に活かされるコトなく、 ヤマトとタケルは無駄に本家どおりに家庭環境に難があったりと、何もかもが中途半端だった。 タケルとヒカリだけ、パートナーが「聖なるデジモン」というコトで特別視されたりするのも嫌だったし、 進化バンクの格差や戦績・エピソードの格差など、あらゆる不公平感が露呈してしまっているのは問題だった。 しかもよくある話だが、こういう「雑な贔屓」をやってしまう場合ほど、 結局は「贔屓された側」のキャラクターすらも魅力的には描かれていないというオチなのがほとんどだ。 なぜならば、「単純にキャラクターを扱うのがヘタだから」というコトだろう。 そういえば、アドコロとVテイマーがコラボした頃(アドコロはまだ4~6話くらいだったか)、 「こんなに早い内からコラボしたんじゃ太一:のキャラがわかんないな」とか言ってたけど、 結局太一:のキャラは最終回まで見ても分かんなかったな…。 ところで、俺は当然ながらデジモンアドベンチャーを視聴済みなので 「このキャラは本来はこういうヤツなんだな」というのがある程度わかりながら見れていたけど、 デジアドを知らない人はあまりにもキャラ描写がなさすぎて「こいつはどういうやつなの?」って段階から躓いてたのではと思う。 パートナーデジモンの人格とか、tri.レベルのお人形っぷりだったし…。 そう、全体を通して「キャラが立ってない」というのも非常に厳しい難点だった。 むしろ俺はこのアニメを見て「ああ、キャラが立ってないって、こういうのを指すんだな」という理解が深まったまである。 まずアドコロ、根本的に「意味のあるセリフ」が少なく、それ以前に「セリフの量」すら少ない。 意味のあるセリフとは、「そのキャラクターがどういう思考を持っているのか」が分かるセリフだ。 状況に愚直に対応しているセリフばかりで、「こうしたい」という意思や、「こうなんじゃないか」という思考も見えてこない。 起こる展開に対して「自分はこういうキャラなのでそれは嫌だ!」という引っかかりをつくらず、 「わかりました、そうしますね」と素直に従ってばかりのせいで、どうにも舞台装置感ばかりが強まっていく。 キャラが立っていないという点で、主役サイド以上に悲惨だったのが敵サイドだ。 今作にはアルゴモン、ダンデビモン、ニーズヘッグモン、ミレニアモン、そしてネガーモンなどのボス格となる敵が登場したが、 どいつもこいつも「何故敵をやっているのか」「世界を蹂躙し、子どもたちを倒して何がしたいのか」という明確なビジョンがなく、 「とりあえず敵をやっている」というだけの、むしろ自然災害に近い存在ばかりだった。 上司がこんなんではこれに従う敵デジモンたちも揃って有象無象になってしまうのは当然だし、 果ては劇中でも巨悪であるはずのミレニアモンたちの存在などどこ吹く風で、 そこらへんで平気で暮らしているデジモンがワンサカいるという世界観の統一性のなさもめまいがするレベルだった。 敵もたまに喋ったかと思えば「ワレワレハウチュウジンダ」レベルのふざけた内容で、これではどうしようもない。 れっきとしたデジモンが敵である以上、ちゃんとした人格や哲学を備えてくれていないと困る。 実際、このアニメで「ついにこの敵を倒したぞ!」という達成感は、最初から最後まで1度も得られるコトがなかった。 上でも書いたが、最終ボスであるアバドモンをああいう落としどころにしたのなら、 なぜ最初から「共存不能と思われるデジモンとすら、手を取り合うコトを目標にした作劇」にできなかったのか。 結局は、「倒すべき敵」に悪としての魅力や意図的なヘイトもないせいで、 それを打ち倒そうとする主人公サイドの戦いにも価値を感じられなくなってしまうという、見事な反面教師となってしまっていた。 このアニメにも、エテモンやアルケニモン・マミーモンのような敵ながら魅力的なデジモンや、 あるいはネオや倉田といった存在がいれば、話はまた大きく違っていただろう。 せめて、アドコロ版ダークマスターズのような四天王キャラくらいはあってほしかった。 登場デジモンを印象的に見せるなら、それこそ初代デジモンアドベンチャーにはあった、 平田氏の熱いボイスによる解説の「デジモンアナライザー」を踏襲すべきだったと強く思う。 デジモンの名前や姿、成長レベルや必殺技などの設定を簡潔に説明してくれるのでありがたいし、心にも残る。 アドコロの場合は、クロスウォーズと同じくただ雑に名前のテロップを出すだけという、実に中途半端なやり方だった。 ないよりはマシかもしれないが、無音なので全然印象には残らないし、 如何せんデジモンの名前がやたら主張してきて画面をダサくしすぎるので、マイナス面ばかりが目立っていたように思う。 デジモンの見せ方といえば、あと個人的に残念だなと思ったのが、進化シーンだ。 進化シーンといえば歴代デジモンアニメでも注目を集める大事な見せ場となるが、 今作は当初、いかにもバンク然とした進化シーンはなく、 さながら劇場版の演出のように「動きの一環」として進化を果たす描写をとっていた。 …が、ほどなくしていつもの「進化バンク」的なモノがつくられ始めたが、これの見せ方がどうにもヘタクソだった。 例えばデジモンアドベンチャーを例にすると、 「輝くデジヴァイス」「激しい起動音と共に大写しになるデジヴァイス」「流れる挿入歌」など、 「これが進化シーンを彩る要素だ!」と言わんばかりに、色んな演出を交えて進化バンクが構成されていた。 そうするコトで、やがてはデジヴァイスの発動やbrave heartが流れるだけでも 「おっ、進化シーンだな!」と見ているこちらも自然と期待ができるようになっていく。 今の目で見ればデジアドの進化シーンの作画やCGなんて断然見劣りしまくるはずなのに、 それでも「これこそ進化シーンだ!」と脳が認識できるのは、演出がちゃんとしてあるからだ。 だのにアドコロの場合、「進化シーンを彩るもの」があまりにも欠けている。 「今から進化シーンいくぞ!」という合図が特にないまま、なんか急に進化シーンが流れて、なんか進化し終わっている。 挿入歌のかからない率もまぁまぁ高く、「進化シーン=見せ場」という構図をつくるコトに失敗してしまった。 さらにはキャラクターによって露骨な作画の格差があったり、進化シーン自体が省略される場合が多すぎたりと、 そうなるともはや「デジモンが進化するコト」すら見所にならなくなっていってしまう。 これは変身ヒーロー作品なのに変身がウリにならないというコトなので、かなりマズい状況だ。 せっかく進化シーンで現代レベルの作画でぐりぐりと動いたり、過去作にも決して劣らない挿入歌を持っていても、 お膳立てがシッカリしていないために、全然「進化」が心に響かないのは、決して無視できない欠点だったと思う。 しかも、後半になるにつれて作画・演出も力を増すどころか衰えていくというのは困りものだった。 さらに言えば「無駄な分岐進化」「慢性的な謎の舐めプ」などの作劇コンボが加わって、 「進化に価値を与えない工夫」においては、他のデジモンアニメの追随を許さなかった。許せよこんなところ。 他にもアドコロがアドコロになってしまった理由は山ほどある。 中途半端すぎる現実世界とのリンク、ふわふわし続けた紋章の扱いなんかもかなり致命的だったが、 それらをここでいちいち言及するには時間や手間がかかりすぎるし、そこまでする必要もないだろう。 いや、最終回がtri.レベルだったならこっちもムキになってそこまでやっていたかもしれないが…、 何度も言っているとおり最終回"は"よかったので、これ以上死体蹴りしてもな、と気が引けてきている。 喉元過ぎればなんとやら、というだけのコトかもしれないが、 最終回を迎えた今となっては、俺もこのデジモンアドベンチャー:に対していくらかの情がわいているのを感じる。 いやまぁ、割といくらでも続編をつくれそうな終わり方だったつっても、流石に続編とかはカンベンなのでいらんけど、 今後、歴代集合グッズとかでも当然のようにスルーされそうなのを思うと、それはかわいそうだなって気持ちが出てくる。 そういうところで新世代作品をないがしろにするからいつまで経っても新しいファン層も根付かないワケだし…。 (こういうコトを言ってると「普段叩いてたくせに」とか言われた経験があるが、 ファンが特定の作品に対して好き嫌いがあるのと、公式が特定の作品を差別するのとは全然話が違う。 「自分は同じクラスの全員と仲良しになるつもりはないけど、先生が特定の生徒をイジメるのはダメだろう」 というだけの、ごくごく当たり前で簡単な話だと俺は思うが) つっても、今回の場合は最初から企画自体が間違ってたんだよな…。 キャラを被せちゃったら、こういう時に真っ先に持て余すのは公式だってのを、公式は分かってなかったんだろうか。 ただでさえアドコロ放映中も「デジモンアドベンチャー」名義のグッズが色々出ていたのに、 これからはさらに改めてデジアド一色に染まっていくのだろうなと思うと、流石に俺もアドコロが可哀そうになってくる。 まあ、アドコロからデジモンに入ったよって新規層もいないコトはないだろうし、 そういう人たちがこれからもデジモンファンとして育ってくれたなら、アドコロにもちゃんと意味はあったと言えるだろう。 でももし10年後くらいに「俺らが小さい頃に見ていたデジモンアドベンチャー:は名作だったなぁ!」 みたいなムーブメントが起きたら、「なワケねーだろwww」と正面からケンカを売りに行く俺の姿があるかもしれない。 とりあえず、来週からは間髪入れずに新作・ゴーストゲーム始まるので、 アドコロで駆逐されたファンの人達もある程度は戻ってきてくれるといいですね…。 あとマジでお願いだから「アドコロ以下」とかいう地獄にならないでね。 ≪おまけ デジモンアドベンチャー:ピックアップエピソード≫ せっかくなので、全67話も無駄にありやがるアドコロの中から、これはというエピソードを挙げていきます。 割と記憶も曖昧だし見返す気力もないので「これが入ってないぞ」とかの指摘はご容赦ください。 ◆オススメ回 幸か不幸かアドコロのキャラは中身もデジアドベースなので、 アドコロを見ていなくてもデジアドの知識さえあれば単発で見てもまぁまぁ理解できるかと思う。 ・第1話「東京デジタルクライシス」 あの頃はよかった。 ・第16話「東京浸食 漆黒の影」 アイズモン回。急にやたらと凝った演出や、マトモなキャラクター描写が出てきて驚かされる。 「こんな回が出てくるのなら、このアニメ、意外とやるのでは!?」と期待が持たれたが、 非常に残念なコトにこの話だけで話は完結しておらず、次のオロチモン回、ニーズヘッグモン回に続き尻すぼみな結末を迎える。 ・第34話「ヒカリとテイルモン」 クソデカマリンエンジェモン回。 別に何かが特筆するほど面白いというワケではないのだが、なんか急に「マトモ」なので印象に残る回。 ・第42話「発明王ガーベモン」 まさかの善玉ガーベモン回。 現地デジモンとの交流が上手く描かれている、このアニメらしからぬきれいなエピソード。話のシメ方も爽やかだ。 なお、この後もガーベモンは協力者デジモン代表としてけっこう出てくるので、このアニメの手札のなさを痛感させられる。 ・第43話「激突 キング・オブ・デジモン」 エテモンVSボルケーモン回。そういえばエテモン出てたわ。しかもオリキャスで。 ぶっちゃけ俺はそんなに面白いとは思わなかったが、周りの評判が良かったのと、ちゃんと血の気の通ったデジモンが多いので掲載。 ・第52話「ゲコ温泉の乱」 トノサマゲコモンがゴマモンを嫁にする回。 中々狂ってはいるが、このアニメのギャグ回としてはかなり真っ当なデキ。 ところでガチでゴマモンを嫁にしたいと思ってるファンはたぶん少なくない。 ・第54話「さすらいの戦鬼リベリモン」 ガチ作画回。とにかく作画がすごいので一見の価値がある。 しかしまぁ、こういう回やるならオーガモンはもっとちゃんと扱ってほしかったし、太一とアグモンの最後のやりとりも、なんかなぁ…。 ・第60話「氷河を征くヴァイクモン」 ヴァイクモン進化回。海賊対決というコトで登場する敵はオレーグモン。 色々と仲間デジモンがいて賑やかだったり、海賊対決の作画がメチャクソカッコイイので必見。 しかしクロスウォーズの時といい、オレーグモンって優遇枠だな。 ・第67話「冒険の果て」 内容は先述済みの最終回。オススメ枠にラストを持って来れてよかったよほんと。 ◆ゲキヤバ回 むしろこっちの方が見所かもしれない。 ぶっちゃけ上でオススメした回以外はほとんどが微妙かクソかだけど、ここは厳選しました。 ・第2話「ウォー・ゲーム」 ・第3話「そしてデジタルワールドへ」 伝説の2話オメガモン。 ここでオメガモンを雑に出してしまったばっかりに色々とおかしくなったので、一番の戦犯回と言えるかも。 ウケ狙いが功を奏してツイッターでトレンドに入ったからって、別に作品は面白くならないコトを教えてくれる。 ・第24話「終極 ダンデビモン」 ここまで謎の敵デジモンとしてひっぱってきたデビモンがメチャクソ無様にスレイプモンされる回。 まさかサブタイトルどおりに終極をキメるのがダンデビモンとは思うまい。 この後もデビモンはちょくちょく再登場するが、よくこんな情けないやられ方しておいて出てこれるな。 ・第25話「ダイブ 次なる海へ」 マメモン虐殺回。 マメモン・ビッグマメモンの大群と鉢合わせ、向こうが容赦なくこちらを爆撃してくるので遠慮なく殺し返すという悪夢のような回。 そりゃまあ振り払う火の粉は払うしかないだろうが、まず根本的にこんな話をつくるな。 一体誰がこんなキチガイ脚本を、と思ったらゴーストゲームのシリーズ構成の人なので次回作にも期待が持てますね。 ・第36話「衛星狙撃作戦」 ブリブリッツグレイモン回。 光子郎回なのになんかメタルグレイモンがブリッツグレイモンになる。何もかもが意味不明。 おまけに作画も悪く、後のクーレスガルルモンとは大きく差をつけられてしまった。 まあクーレス回もクーレス以外はひたすらに八島作画が炸裂していて、ストラビモンとか見れたモンじゃなかったけど…。 ・第37話「ミミちゃんウォーズ」 奴隷のように扱われるデジモンたちをミミが救う回…のはずなのだが、 ミミが何故かデジモンたちに「番号」で名前をつけるという、倫理観の狂い方が極まった回。 ほぼエネルギー供給を必要としないという公式設定ガン無視で、謎の暴食キャラにされたゴグマモンも必見。 ・第48話「ムゲンドラモンの襲撃」 ・第49話「邪神降臨ミレニアモン」 ・第50話「終結 究極の聖戦」 急に始まって急に終わる上に別に全然ラスボスじゃなかったミレニアモンとの決戦編。 アドコロのダメなところが色々と詰まっている。コサージュつくらなきゃ(使命感)。 50話ではゴッドドラモンとホーリードラモンの活躍が見られるので一応要チェックではあるかも。 ・第52話「天舞 ホウオウモン」 禁止カード級の糞回。たぶんこれが最強。 正気を疑う「ご安全に~!(首カクカク)」と、文字通り火山相手に初進化するホウオウモンという地獄のような回。 ・第61話「帰りたい場所へ」 エルドラディモンホームシック回。 開幕からいきなりエルドラディモンを手押しで動かそうとするタケルが出てきて頭おかしくなりそう。 なんか知らんが完全体に格下げされてしまったけどツンデレとなったグラビモンも拝める。最初からこいつを頼れ。 ・第65話「巨大な破滅ネガーモン」 今まで全然説明してこなかった敵の設定を急にベラベラベラベラと喋りまくるだけのしょーもない回。 66話になってもまったく面白くならなかったので、このまま終わるかと思われたが…? あとせっかくなのでついでに、前にツイッターにあげたアドコロED感想まとめも貼っておきます。 …しかしまぁ、ほんと、やっと終わったんだな、アドコロ…。 長いようで長かった。そりゃまぁ、1年半な上にこの内容だもんな…。 tri.と同等の威力で毎週殴られるような日々はつらかったけど、この経験はきっと俺を強くしてくれただろう。 そういえば、「tri.とアドコロ…どっちが上かな?」という議題がずっと自分の中にあったけど、 この最終回を受けて、「アドコロの方がマシ」という結論に至りたいと思います。 次回は、どんなデジモンかな? |
■2021年09月15日 デジカカタログとネクストアドベンチャー ようやく1回目のコロナワクチン(ファイザー)を打った。 どうせ2回目の時に必要になるだろうからとあれこれ準備はしておいたけど、特に何事もなくてよかった。 熱が出るどころか体温35.5度とかになってたぞ(たまに下がる人もいるらしい)。 さて、前回ああ言った割に全然更新頻度が上がってなかった日記ですが、今回はカードの話。 以前から言ってる通り、俺は現行のデジモンカードゲームに関してはプレイヤーでもなくて、 盛り上がってんな~という光景を横から見つつ、気が向いた時にコレクションとして買ったり買わなかったりするだけの立ち位置。 しかしそんなデジカのまとめ本が公式から出ると聞いて、それくらいは押さえておこうかな、というコトで買った。 こうして7月末に発売されたのが、「デジモンカードゲーム1st Anniversary CARD CATALOG」。 最初のスターターからクラシックコレクションまでのカードと、その他デジカに関する色んな情報が載っている、という本だ。 デジカはそのイラストアドの高さでも評判が高いので、俺は勝手にもっと画集的な本かと思っていたのだけど、 実際にはカードカタログとある通り、昔Vジャンプブックスあたりから出ていたカード本のノリに近い。 1ページあたり12枚セットで掲載されていて、カード中の字はギリ読めるけど、イラストの細部までを堪能できるほどではない。 これはこれで現行のカードプレイヤーにはきっと有用な本なんだろうけど、叶うならいずれ画集としても出してほしいなあ。
「1st」とある通り、カードの展開に合わせて続刊も予定しているのが窺えるのが強い。 さて、実際のカードの方はというと、 俺はスターターは一応毎回買っているのだけど、ブースターはグレイトレジェンドあたりからもう手を出さなくなっていた。 バトルオブオメガのクッソレアなオメガモンがウン万円で売れるゾという話を聞いた時は ゲス心丸出しでちょっと買おうかなとか企んでたけど、単純に品薄で買えないパターンもあるんだよな、デジカ。 そんなこんなで最近出たブースター「ネクストアドベンチャー」は、 バトスピのコラボでも適わなかったのが記憶に新しい4作目、もといフロンティアがメイン弾というコトで、 ここは是非売り上げに貢献して4作目以降にも需要はあるんだぞと公式にも認識していただきたい部分もあり、久々に1箱買った。
しかしネクストアドベンチャー、 せっかくのフロ弾なのにビジュアルがメタルグレイモンというのはどうも引っかかってしまう。 グレイトレジェンドの頃はちゃんとアグニモンとか色々載ってたのに、メタグレ単体て。 でもそういえば、グレイトレジェンドってまぁまぁ投げ売りされてたんだよなぁ。 別にアグニモンたちが悪さした結果じゃないだろうけど、売る側としては中身でガッツリ4作目を扱っている今回は尚更、 せめてフックとなるビジュアルでは人気所をデカデカと載せて、安心感を確保しておきたかったのかもしれない。 マジな話、ファン側にも「◯◯が出るのかよ、イラネ」とか言いだす差別主義のデジッパリが度々見受けられるので、 こういう「安心してください、1作目メインですよ」という看板も、魔除けとしては十分に機能するのかもしれない。 ところで、「ネクストアドベンチャー」ってどういうネーミングだったんだろう。 仲間内では「次回作」という意味で早くもゴーストゲームを取り扱うのではと唱えてるのもいたけど違ったし、 デジモンネクスト要素もカオスドラモンがいたくらいで特にそっちの意味もなさそうだった。 やっぱ、「販売側にとっても4作目を大きく取り扱うのは冒険である」ってイミなのだろうか…。 とりあえず、4作目メインのネクアドでもまだラーナモンが登場しなかったので、今後の補完に期待します。 あとラブテリオンとかが出たらちゃんと釣られます。 |
■2021年08月12日 デジライズのアレな面とまたまたまた延期のサヴァイブ 夏真っ盛りで暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか。私はまぁまぁ元気です。 ドカドカ情報が出てきているのに相変わらずチンタラしていて全然トピックを消化できていないため、 しばらくは「1回ごとの題材を限定的にして、短く読みやすく高頻度の日記更新」を目指す試みです。 なんとかゴーストゲームの放映開始までに、ゴーストゲームの放映前の所感を書いておきたい。 というワケで今回はとりあえず「ゲーム」系の話。 ◆デジモンリアライズ 前回の日記が「今から始めるデジライズ布教回」だったワケだけど、 おかげさまで「興味がわいた」「実際に始めてみた」という反応がぼちぼちあって良かった。
デジモンゲームに飢えている人や、色々なデジモンの活躍を見たい人にも目を向けてもらいたかったのは本当だ。 メインシナリオだけでなくイベントシナリオも中々侮れないものが多く、 つい最近復刻されていたイベントでも 「かつて気弱なベタモンから進化したディノヒューモンが、自分の本来の性格に逆らってでも、 ディノヒューモンという種族らしく武人として勇敢にたたかわなくてはならないのかと悩む話」 とか、 「世界を危機に陥れたメギドラモンが他の四大竜によって倒され、 力を失いギルモンとして新たな人生をスタートさせるも、かつての力の片鱗を発動させ周囲のデジモンからは恐れられ、 自分の生き方に思い悩むも、はぐれもののサジタリモンによって新たな道を示される話」 とか、意外なデジモンが活躍したり、よく知るデジモンの新たな一面を見られたりと、中々に興味深い。 まぁ、その形態が「スマートフォン向けソーシャルゲーム」というのがネックなのも事実で、 ソシャゲなんてノレない人には超ノレない媒体だろうから、あまり薦めるに薦められない面もある。 それはそれとして、前回は布教回というコトで、あえてデジライズの悪い面にはあまり触れていなかった。 どうせこの世に完全無欠なモノなどないのに、布教の場でわざわざ律儀に悪いところまでアピールしても意味はない。 何かを布教する時に大事なのは「本当に良いと思った部分のアピール」「情報を歪めはするが、ウソはつかない」コトだと思う。 どうせ実際にプレイし始めた人にはもう「ここはアレだな」とかそういうのが分かっている頃だろうし、 最近のゲームの方向性については自分も思う所があるので、今回はそういったマイナス面について触れておきたい。 さて、ゲームとして改善されたというデジライズに復帰後、それでも俺が今なお抱えている不満はと言うと、 ・デイリーミッション「ゲストデジモン2体との交流」のせいで、1体しか来なかった時にコンプリートを逃しがち (ゲストデジモンの更新にはリアル時間がかかるので、あらかじめ早い内に済ませておくなどしないと詰む) ・「ログイン」と「フレンドへの挨拶」と「クランへの出席」がすべて別々になっている糞仕様 (ログインした時点で生存確認できてるんだから、一括で済ませてくれればよくない…?) ・「パートナーデジモン」が1体しか設定できず、それがあらゆる場面で適応されてしまうのが不便 (せめて「愛玩・ウィジェット用」「友情必殺用」「フレンドへのヘルプ用」で3枠はあるべきだと思う) あたりがまず挙がる。 ここらへんは別に運営が儲けられるハナシにもつながらないだろうから、さっさと改善してほしいところ。 他のゲームで言うスキン変更のように、「進化したデジモンを、進化前の姿でも使いたい」のもある。 というのも、例えば俺はメガドラモン統一メンバーをつくりたいと思っているが、 究極体まで進化が可能な完全体は、究極体まで進化させないとレベル上限が上がらない。 つまり、デジモンの力をフルに発揮するには進化が必要があり、進化前の姿で使いたければ最大強化を諦めるしかない現状なのだ。 まぁ、バトルパークなどの別のプレイヤーの視点が混ざるモードでそれができてしまうと混乱が起きるだろうから、 せめて一人でプレイできる範囲内であれば、自由に進化段階を選べればいいのになあ。 …と思ってはいるが、「種族とメインスキルが紐付されている」関係などもありそうで、この仕様の実装は非現実的かもしれない。 そしてやはり、デジライズもソシャゲである以上、その不満の多くは「ガチャ」に集まってしまう。 ただ、デジライズのガチャはまぁまぁ有情な部類だとも思う。 ある程度プレイしていれば週に15~20連分くらいの石が無課金でも入手できるし、 各限定ガチャは開催期間が1ヶ月くらいはあるので、シッカリと目当てのデジモンを絞ってそこに全力を出せば、 無課金のままでもある程度は欲しいデジモンを入手できる可能性は高い部類に感じられる。 (まあガチャという概念はどうしようもなくクソなので、ヒドい確率を引いてしまった時は目も当てられないが) どんなデジモンもスキルレベルの上昇はアイテムで行えるので、 「同じレアキャラを何度も当てなければフル性能は発揮できない」という仕様もないのはありがたい。 天井要素も一応実装されていて、普段からガチャりまくっていて「デジダイヤ」を入手さえしていれば、 欲しいデジモンがピックアップされた時にダイヤとすぐ交換できるという仕様はたぶん親切なものだろう。 ただ、デジライズのガチャには別の色々な問題点があり、 ・まず根本的にほとんどのデジモンのモデルが過去のコンシューマーゲームからの流用 (特に、人気デジモンほどとっくにゲームで実装されているので新鮮味がない) ・対戦環境が目まぐるしく変わっていくので、せっかく引いた強デジモンが即落ちぶれる可能性が高い ・「個性違い」によって同じデジモンが何度も実装されてしまう(詳しくは後述) などなど、根本的に他のソシャゲに比べても「アタリキャラの価値が安定しない」のが目立つ。 さらに、デジライズのガチャ特有の欠点として、「ハズレ率が異様に高い」というのがある。 これはどういうコトかというと、 大体のソシャゲのガチャには、目玉となる「ピックアップされたアタリキャラ」以外にも、 「恒常のレアキャラ」や「一緒に排出される装備アイテム」なんかが混ざっているのが一般的だ。 そして、本命ではなくそちらを当てた時でも「まあ、これはこれで引けたのはありがたいな」となる場面があると思う。 しかしデジライズの場合、ガチャは「ピックアップキャラ以外は全部ハズレ」と言えるレベルに弱い。 恒常ユニットは完全体止まりのデジモンはもちろん、究極体まで届くアタリ枠すら、能力やスキルがショボすぎて使い道がない。 (古いキャラと最新の強キャラでは、単純に能力値ですら5倍~10倍くらいの差がうまれている) さらにデジライズは「デジモンガチャはデジモンのみ」「プラグインガチャはプラグインのみ」と明確にわかれているので、 「目当てのレアデジモンはでなかったけど、強いプラグインが出たからいいか」という状況も起こり得ない。 そこにあるのは、数%の「目当てのレアを引けてよかった」か、90%以上の「ゴミしか出なかった」の2択だ。 どうしようもないクズデジモンもアタリ演出をまといながら排出されるため、無駄にイライラさせられるコトも多い。 弱いキャラに対して「後からバランス修正が入る」というのも、ネットに対応した現代のゲームでは定番の対処だが、 デジライズでは、バランス調整と称して強化がもらえるのはコトもあろうに「限定ガチャの一部究極体のみ」。 例えばFGOで言うと「☆5の限定鯖以外に強化クエストはありません」という形なので、 バランス調整と言いつつも、結局はゲーム全体で見れば格差を強調するだけの仕様になっている。 「好きなデジモンを使えるなら弱くてもそれでいいじゃん」と思うかもしれないが、 実際にプレイしていると、その絶対的な格差とはどうしても向き合わなくてはならなくなる。 むしろ、「引けた強いデジモンを好きになっていく」くらいの方がモチベーション維持の点で健全・賢明と言える。 古いキャラは見捨てられる一方で、「新しいキャラはガチャ以外の配布枠でも普通に強い」という傾向があり、 それはまぁまぁありがたいコトなのだけど、大多数のデジモンがホコリを被って錆びついていく環境は看過できない。
この格差問題に関しては、今年の春頃に実施された「大型アップデート」で改善されるコトを期待していた。 恒常キャラやハズレキャラを限定レアキャラに比肩するほど強化しろだなんてムチャは言わないが、 せめてもう少し、スキルはともかくステータスだけでも、その差を狭める方向に動いてくれないかと願っていた。 …が、実際に大型アップデートで追加された新要素「超個性」は、 レアキャラとハズレキャラの格差を激化させるどころか、今までのレアデジモンの地位すら脅かすものだった。
能力値やスキル効果は当然最新環境に見合った強力なものであり、 メインスキルやサブスキルに加えて「Exスキル」という強力な技を持つため、その分戦闘能力でも優れている。 さらに、「同じ超個性デジモンを合成する」コトにより、さらなる能力強化を見込める「覚醒」が可能だ。
なお、この謎オーラに関しては「ジャマ」「見辛い」「せっかくの新デジモンに変なモンつけるな」など評判の声が挙がり、 現在ではメニューから設定で「一律オフ」にするコトができるようになった。かわいそう。 この「超個性」が実装されてから、既に数か月が経っている。 正直なところ、上に書いたような「超個性が超強い」「格差は広がるばかり」という点は、 ぶっちゃけ「これまでのデジライズ」と同じ流れを歩んでいるだけといえばそうなので、それほど深刻には思わない。 見栄えがアレな超個性オーラに関してもオンオフが可能になったのでそこはクリアされた。 ただ、俺が今一番辟易しているのは、 この超個性の実装は、言い換えれば「人気デジモン再実装ラッシュの正当化であった」のが分かったコトだ。 ただでさえ、デジライズは「個性違い」によって人気デジモンを何度も登場させていた。 例えばウォーグレイモンなんかは、「勇敢」「不屈」「冷静」「器用」が既に実装されていた上で、 他にも「オメガモンになるウォーグレイモン」「マーシフルモード」「勇気の絆」「オメガモンX抗体」…など、これだけの種類がいた。 そこに現れた「超個性」という概念により、早速「超勇敢ウォーグレイモン」が実装されたワケだが、 これはそう、つまり「2周目の始まり」だったのだ。 早速「超勇敢オメガモン」が実装されているので、早くも「超勇敢ウォーグレイモン」は既に2種類が存在する。 後はもう、超冷静、超不屈…と言ったウォーグレイモンが次々に登場するのも時間の問題だ。 そしてこれは当然、ウォーグレイモンに限った話ではない。 メタルガルルモンであったり、インペリアルドラモンであったり、デュークモンであったり、 同じ人気デジモンだけで、新しいガチャのピックアップ枠を、強キャラ枠を何度も何度も埋め尽くしていくコトになる。 デジモンのフィギュア展開などではすっかりおなじみの、 「人気デジモンだけでの脳死ループ展開」が、ここでも繰り広げられているワケだ。 色んなキャラクターを扱えるのが「ゲーム」の強みのはずなのに、ここでもそうなってしまうのか…。 というか、いくらなんでも最近の新実装デジモンの偏りはヒドすぎやしないかと、少し調べてみた。 (抜けとかズレがあってもどうかゆるして) ・超勇敢ウォーグレイモン(流用モデル) ・超冷静メタルガルルモン(流用) ・超器用ガイオウモン(流用) ・超勇敢オメダモン(新規) ・超献身ホウオウモン(流用) ・超不屈ヴァイクモン(流用) ・超器用ラセンモンGM(流用) ・超冷静ラセンモン(流用) ・超献身アルゴモン究極体(新規) ・超不屈インペリアルドラモンFM(流用) ・超不屈カイゼルグレイモン(流用) ・超勇敢オメガモン(流用) ・超勇敢シャイングレイモン(流用) ・超勇敢ジエスモンAnniv.(色変え流用) ・超冷静ガイオウモン厳刀ノ型(新規) ・超冷静ブラックウォーグレイモン(流用) ・超不屈オメガモンAlter-S(流用) ・超冷静アルフォースブイドラモン(流用) ・超献身ミタマモン(流用) ・超不屈ヘヴィーレオモン(流用) ・超勇敢デュークモン(流用) ・超冷静ベルゼブモン(流用) ・超冷静セントガルゴモン(流用) 思ったよりヒドかったぞ。 「もう新しいモデルをつくる余裕ないほど経営ヤバいの…?」という印象を受けるが、 実際は上にちょくちょく混じってる以外にもデーヴァやアーマー体などの謎新規モデルを用意する余力はあるらしい。 例えば現在もテイマーズ20周年に合わせてメフィスモンのイベントが開催中だが、 「新規モデルのメフィスモンは配布枠なのに、流用モデルのテイマ主役勢はガチャ」という、よくわからないコトになっている。 いくら技モーションが新規の場合もあるとはいえ、ここまで主役デジモンの流用ラッシュなのはマジでどうかと思うが、 デジモンは主役キャラへの人気の偏りがえぐいIPなので、たとえ流用でもこれでガチャや課金がうまくまわっている可能性もある。 うーん…。 しかし、もしこれが「シナリオが無事に完結するまでサービスを継続するための措置」として、 この安易なやり方が一つの正解なのだとしたら、ただの一プレイヤーの身からはもう何も言えない。 いたずらにコストをかけて新デジモンをつくったり、尖ったガチャの連続で集金に失敗しては元も子もない。 とりあえず、まぁ………サイスル組なのに未だに実装されてない、グランドロコモンが早く実装してもらえるといいな。 ◆デジモンサヴァイブ ここまで延期に延期を重ねていた(6月19の日記参照)サヴァイブだが、7月28日にようやく新たな動きが見られた。 デジモンサヴァイブ、その発売予定は……2022年に延期!! …でしょうね。 一応の生存確認はできたけど、もはやデジモンサヴァイブというよりデジモンリビングデッドとでも言うような有り様だ。 しっかし、新情報があるとすれば「再延期のお知らせ」なコトまでは分かっていたけども、 その情報公開の場所が、またしても東映アニメーションの決算pdfというのはだいぶマズい。 流石に愛想も尽きてきて、「先にデジスト新作を出してよ」という気持ちばかりが強くなっていく。 何度も言っているが、なぜせめてサヴァイブ公式から声明を出さないのだろう。 コロナ渦で世間がてんやわんやしているのは依然として同じコトだからまだ釈明の余地はあるし、 本当に誠意製作中であるなら、いずれ発売した時にゲームを手に取ってほしいなら、誠実な対応があって然るべきだろう。 代わりにネクオダINEをスイッチで出すとか、過去作をアーカイブで配信とか、そういうつなぎの配慮があってもいいくらいだ。 まさかこのままダンマリをキメこんだまま開発を進めて、 「なんも手は打たないけどみんな発売を待っていてくれ」なんてムシが良すぎるコトは言わないでほしい。 |
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