デジモンツイン
L&R
育成ギア「デジモンツイン」についてまとめたページです。
【メニュー兼ショートカット】 ■概要 ■操作 ■進化条件 ■進化表 ≪デジモンツイン 概要≫ デジモンツインは2007年3月24日に1680円で発売された育成ギアです。(公式サイト ※消滅済み) LとRの二つがあり、形状やカラーリング、登場デジモンが一部異なります。 今までのギア以上に「2つで遊ぶコト」を前提としており、バトルトレーニングやクエストといった「単体で遊べる機能」は削られていますが、 本体二つで行う新システム「イベント」が登場し、コネクト要素が強化されています。 ペンデュラム機能やジョグレス進化はなくなったものの、 「赤外線通信」や「省電力機能」が搭載されており、初代デジタルモンスターやデジモンミニから派生した正統進化といった感じです。 ドットは初代からお馴染みの16×16ドットが復活採用されていて、 セイバーズの主人公だったシャイングレイモンやミラージュガオガモンが登場し、 さらにはテイマーズのギルモン系譜もドサクサに紛れて参戦するなど、中々豪華なメンバーが揃っています。 登場デジモン1体あたりのアクションも多く、成長期以上のデジモンには技ドットが2つ用意されているのも嬉しい所です。 単純に育成ギアとしてみれば中々の完成度を誇るデジモンツインですが、 発売時期が丁度セイバーズ終了頃だったり、宣伝が弱かったり、育成ギアに既に需要がなかったりしたためか、全然売れませんでした。 (末期には、1つどころか2つセットの初回限定カラーが500円で売られていました) 結果、デジモンツインは育成ギア史上初の、第1弾で終了の育成ギアになってしまいました。 また、デジモンツインは比較的新しいギアであるにも関わらず破損報告が何件か見られ、 実際、このページの管理人の持っているツインも、今となっては2つとも壊れてしまいました。 しかも「完全に機能停止」「ボタンを押すだけで何故かリセット扱い」などの深刻な状態になるのがほとんどのようです。 勿論、全てが確実に壊れると言うわけではありませんが、破損度が高いのは事実でしょう。 今となっては入手難度が高い上に破損も恐い商品ですが、ゲーム的に楽しいので機会があればプレイしてもらいたいギアです。 |
≪お世話コマンド≫ エサ、ウンチ、消灯、治療のためのコマンドです。 普段はエサコマンドになっていますが、状況に応じて優先すべきコマンドが選ばれるようになっています。 ◆エサ デジモンにエサを与えます。 空腹呼び出しサインが出てから3分以上無視すると、空腹ペナルティが1追加されます。 普段は「エサ」と「プロテイン」の2つだけを持っている状態ですが、 イベントで「特殊エサ」を手に入れると、プロテインの代わりに特殊エサを与えることができるようになります。 (AM0:00になると、特殊エサはリセットされてプロテインに戻ります)
◆ウンチ デジモンツインではおよそ60分に1回デジモンがウンチをします。 ウンチを流さず、画面に6個貯めてしまうとデジモンが病気になってしまいます。 ◆電気 眠ったデジモンの電気を消すコマンドです。 デジモンが寝てから3分以内に消灯しなければ「就寝ペナルティ」が1カウントされ、育成ミス扱いになります。 また、眠っているデジモンをトレーニングなどで無理矢理起こすと「睡眠妨害」となり、1回ごとに ・就寝ペナルティ1追加 ・睡眠妨害ペナルティ1追加 ・1時間の寝坊癖 ・筋力が0に ケガ率1%アップ などのデメリットが出てきます。 寝坊癖は最大で「午後2時起床」の状態にまでなりますが、 その後の就寝呼び出しに3分以内に応えることにより、1時間ずつ治っていきます(あるいは、進化でもリセット)。 また、デジモンの起床・就寝時間は世代ごとに決まっています。
◆治療 デジモンが病気になったりケガをした時に治すコマンドです。 どちらも、放置しているとデジモンの生命に関わります。 ・病気 「ウンチが6個溜まる」「睡眠妨害10回」「通信感染」で発病します(今回は体重を99Gにしても関係ありません)。 病気にかかるとトレーニングができなくなります。 ・ケガ 種族に関わらず、ツインではバトルに負けると10%の確率でケガをしてしまいます。 また、「特殊エサでのケガ率上昇数値4ポイントごと(上記の表参照)」か「睡眠妨害」により1%ずつ上昇し、 逆に「トレーニングに成功」「バトルに勝利」する度に1%ずつ下がっていきます。 ≪トレーニングコマンド≫ ◆トレーニング 「筋力」を回復するためのコマンドです。 筋力はデジモンに関わらず0~15ポイントあり、通常は1時間ごとに1ポイントずつ下がっていきます。 筋力が0になってからの呼び出しを3分以上無視すると、筋力ペナルティが1追加されます。 また、筋力の高さはバトルに影響します(バトルの項目参照)。 トレーニングは、Bボタン連打によりコマンドを入力すると、デジモンが3回攻撃します。 時間内に多く連打するほど強い(=高得点の)攻撃が繰り出され、その分筋力が上がったり、体重が落ちたりします。 攻撃は4種類あり、弱い順から「弱攻撃」「強攻撃」「弱攻撃×2」「強攻撃×2」となります。 公式ではないのですが、このページでは便宜上、過去のシリーズから言葉を借りて、 それぞれ「シングルヒット」「スーパーヒット」「ダブルヒット」「ハイパーヒット」と呼びます。) トレーニングのスコア算出法は シングル:0点 スーパー:1点 ダブル:2点 ハイパー:4点 となり、下記の表によって結果が変わります。
「勝利数/バトル数」と「勝率」を見ることができます。 ≪コネクトコマンド≫ ◆バトル 他のデジモンツイン本体と通信対戦を行います(デジモンツインはツイン以外とは対戦できません)。 お互いにHPが6与えられ、先に攻撃で0にした方の勝ちになります。 (シングル:ダメージ1 スーパー:ダメージ2 ダブル:ダメージ3 ハイパー:ダメージ4) バトルの勝敗は入力されたコマンドの他、「各デジモンの強さ値」 「属性の相性(ワクチンはウィルスに強く、ウィルスはデータに強く、データはワクチンに強い)」 「筋力補正」などによる要素に影響されますが、相変わらず基本は運ゲーです。 尚、デジモンツインはバトルに新しく「パニック」要素が加わりました。 敵の攻撃命中後、たまにパニック状態に陥り、反撃も回避もできない状態になります。 この状態になったらAボタンをすかさず連打して回復するようにしましょう。 パニックはワクチン・データ・ウィルスの属性相性とも関係があり、 「有利な相手に対してはパニック率が5%下がり、苦手な相手には5%上がる」ようになります。 ◆イベント デジモンツインからの新機能で、今回は完全体条件にも関係しています。 様々な効果が得られる割に使用制限などもないため、育成の大きな手助けとなります。 イベントは基本的にツイン同士で行いますが、他ではデジヴァイスicとのみ通信できます。 「デジヴァイスicとツイン」でイベントを行うと、 ic側にはレアショップ4が出現し、ツイン側は特殊エサ「爆弾」入手イベントが起きます。 ツインのL同士、R同士でイベントを行うと、特殊エサ「バナナ」の入手イベントが起きます。 上の2つのイベントは上の組み合わせでしか起きませんが、 ツインのLとRでのイベントを行えば、下記のような4つのイベントが起きます。 ・巨大肉 【発生確率25%】 LとRを連結させた画面の中央に巨大な肉が現れ、LRそれぞれのデジモンが仲良く食べます。 (一応これは早食い競争らしく、先に食べ終わったデジモンが相手側の画面に威嚇に向かいます) イベント終了後は勝敗と関係なく、お互いのデジモンが満腹状態になります。 ・サンドバッグ 【発生確率20%】 巨大肉同様、画面中央に現れたサンドバッグを2体のデジモンが挟み撃ちにします。 (こちらも何かの対決らしく、勝った側のデジモンが相手の画面に突撃します) やはり勝敗とは関係なく、イベント終了後はお互いのデジモンの筋力がMAXになります。 ・チンロンモン出現 【発生確率5%】 チンロンモンが現れ、押し付けられる形で「特殊デジタマ」をそれぞれがもらえます。 (特殊デジタマは通常のデジタマとは少し違った進化ができます。詳しくは下記の進化表などを参照) 尚、特殊デジタマを選ぶことができるようになるのは「チンロンモンイベントを起こした次の世代」のみで、 同世代中に何度チンロンモンを出現させても、特殊デジタマのストックなどはできません。
・特殊エサ入手 【発生確率50%】 ランダムで、リンゴ、クスリ、ケーキ、爆弾、タイマーのどれかを入手します。 確率はそれぞれ リンゴ:30% クスリ:30% ケーキ:20% タイマー:10%
◇通信感染 バトル、イベントの通信時、片方が病気の状態だと相手にも伝染してしまいます。 また、片方がば~ぷモンである時にイベントを行うと、相手側もば~プモンとなり、体重が80gになってしまいます。 ≪ステータスコマンド≫ デジモンの情報を見ることができます。 ツインは珍しく、このステータスコマンドがかなり後ろの方の順番に回されています。 ◆年齢 現在の年齢です。デジモンはAM0:00に一つ年をとります。 時計をいじれば連続で年をとらせることもできますし、「年齢=寿命」ではないことに注意して下さい。 ◆体重 デジモンの現在の体重です。最大は99Gで、各デジモンに設定された「最低体重」より下にはなりません。 エサやトレーニング、バトル、ウンチなどで変動します。 ・ば~ぷモン
その間は、「満腹にならない」「筋力が上がらない」「バトル出来ない」「進化しない」状態になり、イベント通信で伝染もします。 トレーニングや爆弾の使用などで、「体重を65G以下に落とす」ことで元に戻ります。 ◆お腹 デジモンの満腹度を表します。ゲージのほか、デジモンの様子でも状態が分かります。 お腹は通常だと「40分に一つ」減りますが、「エサを一つ食べるごとに1分」ずつ間隔が伸び、 「満腹状態になるとさらに20分」間隔が伸びるボーナスが着きます。 エサを食べられる量=満腹値は世代ごとに違っており(下記の進化表参照)、満腹値が高いほど腹の減りを遅くできます。 逆に世話をサボると減る感覚も早くなっていき、 最終的にお腹の減る感覚は、最長で「70分」、最短で「20分」になります。 ◆筋力 デジモンの筋力を表します。こちらもデジモンの様子でも状態が分かります。 筋力は「60分に一つ」ずつ減っていき、こちらの間隔は特に変化しません。 筋力は0~15ポイントあり、量に応じてバトル時に強さのボーナスがつきます。 0~3:なし 4~7:小 8~11:中 12~15:大 ≪瀕死・死亡≫ デジモンツインには「寿命死」はなく、 育てていれば最低でも成熟期までは進化し、その後も生き続けます。しかし、 ・空腹ペナルティ20回 ・就寝ペナルティ20回 ・睡眠妨害20回 ・病気20回、または6時間放置 ・ケガ20回、または6時間放置 …といった理由で、デジモンは瀕死状態になります。 瀕死状態になってから30秒以内にBボタンを60回以上連打すると復活できますが、 間に合わなかった場合はデジモンが死亡してしまいます。 死ぬ間際、デジモンが完全体以上かつバトル回数が100回以上であれば、デジタマを残します。 親が残したデジタマから生まれたデジモンには、完全体への進化確率が10%上がるボーナスがついています。 また、生前にチンロンモンイベントを起こしていた場合、 次のデジモンを育てる時に「通常デジタマ」か、一部進化ルートの異なる「特殊デジタマ」のどちらか選ぶことができます。 (特殊デジタマを選んでも、進化確率ボーナスは付いている模様) ちなみに、デジモンツインは省電力機能が付いていますので、 画面が消えている間に上手く行えば、デジモンを殺すことなく電池交換も可能です。 (できることは自分で確認済みですが、確実にできるものではありませんので自己責任で) |
(キッチリ数値通りの時間後に進化するわけではなく、多少のズレがあります) 今までのシリーズ同様、生きてさえいれば成熟期までは必ず進化できますが、 デジモンツイン本体を複数持っていないと、完全体以上への進化はできません。 ■育成ミス ・デジモンの「おなか」「きんりょく」が0になり呼び出されてから、3分以内に世話をしない ・デジモンが就寝して呼び出されてから3分以上消灯しない ・睡眠妨害をする 上記のような事をする度に、「育成ミス」が1カウントずつ溜まっていきます。 (毎度のことですが、ウンチや病気・ケガの放置は育成ミスに関係ありません) 呼び出されてからの猶予がたったの3分しかないので、音をオンにして積極的にデジモンを気にかけるか、 呼び出される前にこまめに世話をしておくなどの工夫が必要です。 特に「就寝呼び出し」は忘れがちなので、どうしても中々気付けないようなら、 あらかじめ時計をずらしておくなどしておくといいでしょう。 尚、今回はデジモンが寝ていて消灯している状態でも、 エサやトレーニングコマンドを受け付けてしまい、睡眠妨害となってしまうので、操作ミスには注意しましょう。 ■トレーニング回数 そのまんま、「トレーニングをした回数」のことです。 スコアは問われず、失敗でも1回としてカウントされる(?)ようです。 トレーニング回数は、本体はカウントこそするものの「表示」はされないので、必要なら自分でメモしておきましょう。 尚、バトル回数は進化後もそのまま引き継がれますが、トレーニング回数は進化する度にリセットされます。 ■完全体条件 完全体や究極体への進化に関わる基本的な条件です。 まず、成長期・成熟期の間にバトルを20回以上行う事が絶対条件。 今まではそのバトル回数に加え、勝率のみで進化確率が判定されましたが、今回はイベント回数も進化に影響します。 具体的な数値は下記の表を参照。
今回は勝率が50%ほどしかなくてもイベントさえこなせば6割の進化が可能なので、 2つ同時に育成する場合でも、片方のデジモンを生贄にささげる可能性が低くて済む親切設計になっています。 バトル回数は進化後も引き継ぐので、完全体に進化後、マジメに世話をするだけで究極体へ進化することもも可能です。 ■爆弾使用回数 デジタマモンとミネルヴァモンのみに使われる進化条件です。 イベントで入手した爆弾の使用回数によって進化します。 爆弾は「入手した段階」で1回使用したとみなされるのと、 爆弾進化の条件を満たしてしまうと、他のデジモンへの進化より優先されてしまうため注意が必要です。 爆弾イベントの発生率は5%と低いですが、意図的にこのイベントのみを避けることはできないのが厄介です。 また、デジタマモン、ミネルヴァモンへの進化に完全体条件は必要ない模様です。 ■タイマー進化 クロックモンイベントで入手した「タイマー」を使うと、 本来なら進化にかかる時間を無視して、使った段階で進化判定を行います。 もし何かの進化条件を満たしていれば、そのまま次の世代のそのデジモンへと進化できますが、 完全体条件による進化確率の判定で、進化に失敗することもあります。 タイマー進化に失敗すると、そのデジモンはタイマーが使えなくなり、その後通常進化もできなくなります。 上手く使えば一瞬で成熟期→完全体→究極体と進化することも可能ですが、 上記のような失敗のリスクがある上、ゲームバランスの崩壊により、楽しさが失われる場合もあるので注意して下さい。 |
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