デジモンツイン
小型化の次は左右合体

発売:2007年3月24日
価格:1680円(税別)
公式サイト


二つとも定価買いでしたよ


 初の「評」作成ページがまさかデジモンツインになるとは思わなかったがまあいいとしよう。

 デジモンツインは2008年1月現在では最新のデジモン育成ゲームだ。
そろそろ1年も新作育成ゲームが出てないことになるんだが気にしてはいけない。
こんだけ間隔が開いてしまえばVER.2なんかが出ることも全然期待できないんだが気にしてはいけない。
数ヶ月前のVジャンプでデジモンツインのコーナーがあったのだが新バージョン発売フラグかと思ったが
別にそんなことはなく、単に半年も前の携帯ゲームをまた紹介するという悲しさだったが気にしてはいけない。

ちなみにamazon等のネット通販ページでは今でもお手ごろ価格で絶賛売れ残り中だから入手は簡単だぞ!


 アニメ「デジモンセイバーズ」がまさに終わるってタイミング(セイバーズ終了前日に発売)で発売時期が悪かったのかもしれないが、
このデジモンツイン、とにかく売れてない。
店頭ではもうとっくに片付けられてるだろうが、上でも言ったようにネット上にはごろごろしているのを見れば一目瞭然。
デジモンミニは俺が思ってたよりは結構売れてたみたい(高校の友達に買った奴がいて驚いた)だが・・。

 個人的にはミニよりよほど元祖デジモンに近く、気に入っているシリーズだけに、今の扱いには不満を覚えている。



 そろそろデジモンツインそのものについての話に入ろう。
「記」でも結構書き殴っていたのだが、これを気にもういっぺん従来のデジモンとの違いを述べる。


 一番の特徴は、今までのような本体上についていたジョイント部分が排除され、
代わりにVER.Lなら本体右上、VER.Rなら左上に赤外線通信の端末がつけられた。
これにより、通信は従来のような「接続」でなく、本体同士をある程度近づける赤外線通信の形式になった。
・・と言っても、別にゲーム自体にこの変更による変化は無い。
デジヴァイスICのように赤外線のところに手をかざして「デジソウルチャァァ―ッジ!!」とかやることもない。

 しかしゲーム的な変化が無いとはいえ、「俺は今までの接続が好きだったんだ!」って人は少なくないだろう。
それにこの端末が装備されたせいか、本体は縦に長い間延びしたフォルムになってしまい、見た目のカッコ悪さは否めない。
見た目だけでなく、デジモンツインは本体の下側にボールチェーンがついているのだが、
何の工夫もなくくりぬかれた穴にチェーンが通されているだけのため、机などに置くとチェーンの部分は接地されず、収まりが悪い。
勿論上側にもチェーンの分だけ隆起があるためツイン同士を積み重ねるとピサの斜塔のごとく傾いていくぞ。

 不満点ばかりが続き、薦めるつもりが敬遠させてるようで我ながらアレだが、
デジモンアクセル、デジモンミニに引き続き、今回も画面が剥き出しで非常に傷がつきやすいのは非常に残念だ。
これは文字での説明がちょっと難しいんだけど、下の写真を見てもらった方が早いね。


左は2200円だからか高級に見えますね



 左のデジモンペンデュラムZEROは見てのとおり、隆起したフレームの中に画面が窪んで設置されていて、
机なんかに画面側を下にして置いても中々傷がつかないようになっている。たったこれだけのことでも、結構効果があるし、有難い。
逆に右のデジモンツインR君は一見、画面に影があるからちゃんと画面が保護されてるように見える。
だが実際はそうでなく、いや、実際に液晶は中に窪んで設置されているんだが、
更にその上に、赤い部分もろ共にクリアの板が覆いかぶさっていて、これに容赦なく傷がつく
つまり、画面自体は保護されてるけどその画面の上が傷ついちゃうから結局見えにくくなることに代わりは無いってこと。
このクリア板の素材、多分デジモンアクセルでも傷がつきやすくて不評だった奴と同じなんだけど・・変更してくれりゃあなあ。
(ちなみに俺のツインやミニは既にDSやGBA用の保護シートを小さく切ったものを画面に貼っているぞ)


アクセルさんは撮り忘れました
 左の方が古く、画面が窪んで作られてる組
 右の方が新しく、画面がモロ出しで保護フィルム必須組だ。
 なんで新しい方が退化してんだよ!!




 しかしここで切ってはいけない。
本体仕様は色々とアレなツインだが、肝心のゲーム自体は驚くほどにデジモンデジモンしてて好印象なのだ。

 デジモンツインは上でも何度か名称が出たが、「VER.L」と「VER.R」の二つが同時発売された。
Lの方はパッケージがズィードガルルモンで獣デジモンがメイン、
Rの方はパッケージがビクトリーグレイモンで竜デジモンがメイン。
 誤魔化し無く具体的に言えば、
Lにはガブモン系譜とガオモン系譜、Rにはアグモン系譜とギルモン系譜がいて、後は両バージョン共通のデジモンだ。
 両バージョン共通のデジモンがいるのは残念なことだが、LかR1つだけでも22体、2つ合わせれば31体もいる。
(一つのバージョンに13体(VER.3は18体)しかいなかったデジモンミニの後では本当に多く感じる)

 さらに今回はミニから引き続き、俺の大好きな元祖16×16ドットであるし、新規にドット化されたデジモンも多い。
ミニが初登場となる新デジモン自体はビクトリーグレイとズィードガルルだけだが、
新規に16×16ドットになったデジモンは14体もいる。
中でも、かつては主役を張っていたギルモン系譜が初めて良質な16×16ドットになったのは喜ばしいし、評価したい。
さらに、最近色んな所で「嫁モン」として人気っぽいミネルヴァモンがまさかの参戦を果たしているが、
ドットが非常に・・なので、わざわざミネルヴァモン目当てに買うことはないかな・・と、一応言っておく。

 デジモンの攻撃アクションのドットも、ライズグレイ(リボルバーを構える)やデューク(グラムを振り下ろす)等アグレッシブなものが多く、
何より、一部被るものがあるとは言え、各デジモンに攻撃技のドットが2つも与えられているのは感無量だ。
(登場デジモン全員がショボイ火の玉みたいな技ドットだったアクセル、ミニの後だから本当に素晴らしく感じる)

これらのドットはデジモンツイン公式サイトでも見れるし、俺が珍しく作成した攻略ページでも見れるので是非見てほしい。
公式サイトと言えば、デジモンツインは公式サイトも情報が充実していて素晴らしいと思う。
 未だにオメガモンを名前すら出さず「?」で放置しているペンデュラムのページや、
カオスモンやアルティメットカオスモンを伏せ続けたままのアクセルのページを作った人は見習ってほしい。
(しかもアルティメットカオスモンはググればその紹介ページがヒットするという謎っぷりだ)

 
 デジモンツインは名前にもなっているように「二つ」及び「対」のこと、つまり通信にポイントが置かれている。
というより、デジモンツインは一つだけ買ってきても全然面白くない。2つ揃って初めて意味があるのだ。

 というのも、「接続端末が赤外線になった」の時点で勘付いた人もいると思うが、
デジモンツインは従来のデジモン携帯機シリーズと全く互換性が無い

「D-Linkで夢が広がる」なんてCMで言ってた時代はもう終わったということですね・・。

 まあ二つ無けりゃ何もできないなんてのは初代デジモンもそうだったといえばそうですから諦めて2つ買いましょう。
お値段も2つ合わせて3000ちょい、いや、今ならネット通販で2000円くらいだろうからそこまで懐には痛くないはず。
ちなみに使用する電池はもう御馴染みのCR2032を一つなんで、間違って懐かしいあのボタン電池を2つ一緒に買わないように。
 カラーバリエーションはLがオレンジとホワイト、Rがレッドとブラックだ。
限定版で、二つセット(Lが本体黒でミラージュガオガの印刷、Rは本体白でシャイングレイの印刷)のバージョンや
ファミ通限定(Lが本体白でメタルガルルの印刷、Rは本体茶でデュークの印刷)セット等もある。
 どうもツインはミニ同様本体の素材が安っぽいので、Lのホワイトや、白が使われている限定版もあまりオススメできない。
ちなみに俺は最初の画像通りにオレンジとブラックで、本体の色と画面周りのフレームの色がLとRで対になってて良い感じだ。

 今回の通信は従来のような「バトル」だけでなく、「イベント」と言うのが新たについた。
特に何かポイントとかを消費するわけでもなく無制限に行え、幼年期でもできてしまう。
無消費・無制限で何度も行えるんだからどーせ大したコトないんだろうな・・と思いきや、
アイテムが貰えるわ体重増えずにお腹満腹になるわ無条件で筋力MAXになるわチンロンモンが降臨して特殊卵を押し付けてくるわ
クロックモンが突然現れて進化アイテムくれるわ爆弾が送り込まれてきて体重が最低体重まで下がるわ・・と色々起こる。
やはりこの「イベント」には力を入れているのか、従来には無かったようなデジモンの様々なアクションが組み込まれていて面白い。
しかも、一定の回数以上行えば完全体(究極体)への進化確率が上がると言うのも凄い。
こんだけ至れりつくせりなコマンドが通信だけで行えるだなんて。
データプレートとかなんとかを必死に売ろうとしていたアクセル時代が嘘みたいだ。

 通信はこのページの1枚目の画像でやっているように本体をくっつけて行う(赤外線なので2~30cmぐらいは離れてもOK)わけだが、
画像のようにLとRでなくとも、L同士、R同士でも通信は行うことができる。
だが同じバージョン同士での通信は、端末が本体斜め上に付いている都合上、片方をねじったような形で通信するわけで、
見た目的にもブサイクで持ち辛い上に、同じバージョン同士だと上記のような優良イベントはどれも起きず
特殊エサの「バナナ(一応、同じバージョン同士の通信のみで出るレアアイテムだが、効果は「良くも悪くも凄いプロテイン」)」がもらえるだけだ。
3個以上買うのならともかく、2つ買うのなら特にこだわりが無い限りは大人しくLとRをそれぞれ一つずつ買おう。



 ちなみにバトル自体も、多少テイマーが何らかのコマンドを必要とする風に複雑化している。
例えば相手の最大攻撃をモロに食らってしまうと次のターンはヒヨコピヨピヨのノーガード状態となってしまうのだが、
この時にボタンを連打するとなんとか復活し、そのターンの攻撃を回避したりする。
ぶっちゃけ勝率稼ぎ以外で滅多にバトルをしない俺みたいな人からしたらめんどくさくなっただけだが
運の要素が減った分、「どっちかを勝たせたい!」って時には多少の手助けをしてやれるということだから良心的に受け取ろう。
(それでも相変わらず理不尽な運の要素は強く、片方が一方的にボコられたりするのはお約束)

 尚、世代ごとではなくデジモンそれぞれに「強さ値」というのが設定されていて(この「強さ値」は多分ミニが初)、
更にそこにワクチン・データ・ウィルスの三つ巴の相性があり、そこにトレーニングによる強化等が加わり、バトルの判定が出る。


 ここまで通信に重点が置かれているツインだが、意外な事にジョグレス進化の概念は無い。
参戦究極体がシャインとミラージュを見る限りは対になってるので絶対あの最後の聖騎士が来ると思ってたんだが、
メタルガルルモンに対して何故かデュークモンが参戦してる時点であいつが来ることは無かったんだなあ・・。
・・まあ、正直言って最後の聖騎士が出る携帯機って大抵ロクなことにならないから良かった良かった・・。
(ちなみに今にも2体とも首と肩だけになって真ん中に人型の体が形成されそうなビクトリーグレイとズィードガルルは
2008年1月現在でも特に融合の予定が無いという「お前ら何のために出てきたんだ」という状態ですが無害です)
 ペンデュラムではジョグレス進化体だったアノマロカリモンやピッコロモンの存在もあって、
ツインにも当然ジョグレスはあるんだろうと睨んでたんだけどこれはホント、意外だった。
・・まあジョグレスなんてペンデュラムの時点で、DP0になってその非はマトモに育成できなくなったり
ジョグレス完全体になる=もう究極体にはなれないフラグだったりでロクな思い出ないからいらないんだけど。

 ちなみに、ここまで書けば言わずとも分かってると思うが、バトルトレーニングやクエストモードは無い。
まあ最初から「2つ買えよ」って名前でありコンセプトだから付くワケもないんだけど・・。

でも、それじゃ完全体以降を目指す時は片方が生贄になるじゃん」と思ったあなたは賢い人。
でも心配はご無用。上でも書いたとおり、「イベントを一定数こなせば進化確率は上がる」というわけだ。
例えば、頑張って2体を勝率50%に揃えて、後はひたすらイベントを繰り返せば、従来の「勝率50%」よりはずっと進化しやすいぞ。
まぁそれでも無理な時は無理だからお金に余裕がある人は3つ目を買ってもいいけど、あまりオススメはしない。



 こっからは育成の基本システムについて。

 デジモンミニで廃止されて不評(とりあえず俺には大不評)だったパラメータ画面や体重の概念は復活している。
パラメータ画面では従来のとおりに年齢、体重、お腹、筋力や勝率等のパラメータが表示される。
だが今回はお腹、筋力画面ではコンディションによってはデジモンのアクションが変わり、
(例えば満腹時だと満足そうな顔で腹が膨れていたり、筋力が0だったりすると今にも死にそうな顔をしたりする)
ただのパラメータ画面にも変化があって見るのが楽しくなっている。

 今まではさほど大した要素ではなかった体重だが、今回は体重が80gを越えてしまうと、
現在の種族を問わず「ば~ぷモン」という太った幼年期デジモンに変身してしまい、画面いっぱいに表示される。
野糞を16回することで強制進化するデジワーのスカモンみたいなものだと思えば良い。
尚、一度でもば~ぷモンになってしまうともう元に戻すのは不可能で、リセットしてバンダイ本社に持っていても直す事はできない。嘘だけど。
この状態でもバトル以外のことはある程度できたりするが、さっさとトレーニングやアイテム「爆弾」で痩せて治した方が良い。


 さて、育成の基本のエサだ。
エサは基本的にいつもどおりの「エサとプロテイン」なんだけど、
今回はイベントによってアイテムが貰えることがあり、もらったアイテム一定時間プロテインの変わりに与えることができる。
アイテムの効果は攻略ページで詳しく解説するのでここでは省く。


 トレーニングは連打式で、ボタンを多く入力するほどデジモンパワーが上がり、強力な技を放ち、より多く痩せて、筋力も上がる。
「連打式」というのはバトルも同様で、特に「この数値がベスト!」というのは設定されておらず、どのデジモンも多く連打すればするだけ良い。
強力な攻撃を出すのに必要な連打回数は世代ごとやデジモンごとで差別化されているぞ。


 トイレや治療、電気の変更は特になし。
ウンチは約1時間で1回(改めて考えるとすげぇハイペースだ)で、今回は6個溜まると病気に。
ケガも今まで通りだけど、病気は発病原因が結構増えた。これの詳細は攻略ページにて。
電気はいつからだったか忘れたがその時から同様、消し忘れると翌日からお寝坊さんに。
ただしそれ以降、3分以内に素早く消灯できれば起床時間は回復するように(これも別に今回が初めてじゃなかった・・かな。
尚、電気を20回消し忘れるとペナルティが20溜まったってことで瀕死状態になるわけだけど、
そんなコトで瀕死たぁてめーら弱肉強食のバトルモンスターとして情けねぇと思わんのか!?


 寿命の概念は「究極体は不死、それ以外は設定された寿命で死ぬ」とのことだが、俺が実験用に進化させてみた
唯一究極体になることができないというあまりにも悲しい設定のアノマロカリモンは結構平気で数十日生きていたためよく分からない。
まあ、ちゃんと進化は「時間経過」を必要とするし、最終的にお気に入りのデジモンのままでずっといられると思えばこれで良かった・・かな。
(実は今回、時間経過を無視して進化することも可能なのだがそれは攻略ページで)

 言い忘れていたが、今回のツイン、なんと省電力機能が復活している
何もコマンドを入力せず1分ぐらい放置しておくと画面が消えてくれるぞ。
昔、初代デジモンなんかをやっている頃はデジモンが寝て電気を消してやると画面が真っ暗=ドットがいっぱい使われてる状態だったので
「これは電池を多く消耗してるんじゃないかなあ・・」等と不安になっていたのだが、技術の進歩は素晴らしいものだね。
 ちなみに、省電力機能があるということは、機能が働いて画面が消えている内に素早く電池を交換すれば
デジモンをリセットすることなく電池を交換できる
わけで、これは大きな利点だ。
(一応正規の技ではないので、もし失敗しても俺を恨まないでね)
 
 時間停止機能は残念ながら今回も装備されていない。
時計をリセットして時間設定状態にして止めようとしても、少し時間が経つと勝手に「時は再び動き出す・・!」ので無理だ。
時間をずらして寝かせておくのは今までどおり可能なので、学校に行く時なんかは寝かせておくといい。
大学生ぐらいの皆は校則もユルいだろうから学校に持っていって友人に見せ付けてやろう。
今大学生の俺がデジモン直撃世代なのだから今大学生の人は直撃世代に違いない。
デジモンを長い間世話できない時は、非常に恥ずかしいが誰かに託すか、現在のデジモンとお別れの挨拶をすませておこう。



デジモンツインについては大体こんな感じだ。
客観的に見ても決して悪いデキではないので、好きなデジモンがいたり、お手ごろ価格だったり
偶然寄った店の玩具コーナーで塵のような扱いを受けていたらぜひとも手に取り買ってほしい。
個人的にはデジモン10周年(笑)だった2007年ではこのデジモンツインがもっとも満足したデジモングッズだった。

 最初は「とりあえず進化させてみるか」と進化させてみたズィードガルルモンだが、
そのまま99歳を迎え、年齢がカンストしつつもまだ1ヶ月ほど育てている間に愛着が沸いた。

「携帯機で好きだったからこいつは好き」 

 俺が長く忘れていた感情だ。
育成ゲームで始まったデジモンならではの感情だ。デジタルペットの醍醐味、ここに尽きると言わざるを得ない。
良くも悪くも主役系デジモンも多いのでセイバーズでデジモンを知った人なんかにもオススメできる。
「最近のデジモンは~」とグチる人は(俺含め)多いが、この機会に「最近の"デジモン"」に改めて触れてほしく思う。
最初の方で「もうほぼ1年出てない」と言ったとおり、本当にこれが最後のデジモン育成ゲームになりかねないし。

 ・・そんな俺のズィードガルルモンはある日うっかり世話を見事に忘れてしまって、その時に死なせてしまった。
恥ずかしい話だがそれが結構ショックで、そのままRもろともツインは机のデジモン墓場・・いや、デジモン用棚にそっとしまいこんだ。
久々に出して起動させてみるとLの方が故障して、何を押しても「リセット」という凄い状態になっていた。

 ごめんよ俺のズィードガルルモン・・。