お馴染み「誤植拡散シリーズ」の一つだが、
デジモン史上最大レベルの被害範囲を誇る。
アニメ用の設定画の段階で「ト」と「ソ」を間違えていた…というあまりにもあんまりな不幸のおかげで、
その誤字った設定画に何の疑いもなく「前ならえ」し、レミングスのごとく自滅していくクッソ哀れなオメガモンが大量発生!
調べてる時はあまりの膨大な量に変な笑いが出たけど、魂ウェブの「チェックしてみると面白いでしょう」とは
「こういうイミ」でよかったのでしょうか?
この誤植図鑑には大量のオメガモンが登場するが、「オールデリーソ」になっているオメガモンは他とは違った顔ぶれが多い。
アニメ初登場&設定画がダイレクトに使われている「ウォーゲーム」は勿論、優等生なイメージがあった「カードアリーナOPオメガモン」までもがこの図鑑に載るとは…。
(尚、上のまとめに使っているウォーゲームの画像はグレイソード初披露のカットだが、この時はオールデリーソどころか「オールデーソ」になっている。
別のシーンではちゃんと「オールデリーソ」なので安心)
調べていて他にも分かったのは、デジ文字が「オールデリート」と全て書かれているのが見えるグレイソードは思っていたより少ないコト。
デジモンワールド3やバトルエボリューションなど、「オールデリ」までしか見えない、あるいは作られていないパターンが多かった。
意外にも、ハッキリ「オールデリート」を確認できるゲームは
デジモンワールド2ぐらいのようだ。
(2012/11/07 掲載)
【追記 2016/07/01】
デジモンアドベンチャーの続編である
tri.もダメでした。
tri.は人間だけでなくデジモンキャラも設定画を新調している上、デザインにアレンジが加えられているので絶好の修正チャンスだったものの、
悲しいコトに誤字はそのまま受け継がれてしまった。…にしても、
横の時は「オールデリーソ」で縦の時は「オールデート」になるのはおかしいだろ!
この設定画は劇場公開時にイベントショップで公開されていたのを撮影したモノだが、真っ先にデジ文字に注目する癖がついた自分もなんだかなあと思った。
【再追記 2021/10/03】
デジモンアドベンチャーのリメイクである
デジモンアドベンチャー:もダメでした。
まあ設定画を流用してるっぽいので仕方ない…のか?
その最終話では、刀身に刻まれたデジ文字を上書きするように「オールリカバー」の文字が出現し、
最後の敵・アバドモンを「消去」ではなく「転生」させるという新たな力を見せた。
そんな力があるのなら、
まずはその刀身のデジ文字からリカバーはできなかったんでしょうか。