このページは「DEJIMON誤植大図鑑」の一部ページです。
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アーマゲモン
大量のツメモンが融合して~


正:クラモン

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター9
▼解説
 映画「ディアボロモンの逆襲」にて、ディアボロモンは自身の幼年期Ⅰであるクラモンを大量発生させ、アーマゲモンとして再臨した。 そのシーンをイメージしたフレーバーテキストだが、クラモンではなく、同系譜幼年期Ⅱのツメモンになってしまっている。
 対オメガモンに特化したアーマゲモンは、映画だとオメガモンの力を継承したインペリ略パラディンモードに敗れてしまうが、カード版では少し強い「ツメモン」で融合したコトが功を奏したのか、 オメガモンは勿論、パラディン相手にも渡り合えたりする(パラディン自体の能力が微妙だったり、出現条件のせいで能力を半分にできたりするので)

 ちなみに、デジモンカードは基本的に成長期以降が戦うゲームなのでクラモンやツメモンはカード化されていないが、 スターター5には映画をイメージしたクラモンとアーマゲモンのしょうりつ80%!が収録されたので、拘るならこのカードで進化したい所。






アトラーカブテリモン(青)


▼ソース
【公式サイト】デジモンクロスウォーズ(東映アニメーション)
▼解説
 アトラーカブテリモン(赤)のパーフェクトコピペ。デジモンウェブの図鑑にはまだアトラーは赤の項目しかないので、恐らく中身も読まずに適当に貼りつけたのだろう。  ここでさらに問題となってくるのは、クロスウォーズにはアトラー赤も登場しているということだ。






アポロモン 必殺技
ファイボスブロウ


正:フォイボス・ブロウ

▼ソース
【アニメ】デジモンクロスウォーズ 第51話
▼解説
 自らの影の人格「アポロモンウィスパード」にトドメを刺した一撃。 この後に続く「私は日輪のアポロモン!燃え滾る太陽は…黒点をも焼き尽くすのだ!!」というセリフが熱い。…が、誤植
 ちなみに「フォイボス(Phoibos)」とは「アポロン」の別名、あるいは称号とのことらしい。つまり、自分の名前を間違えたに等しい技の後にさっきのセリフが続くコトになってしまう。






アンドロモン 必殺技
ガトルングミサイル


正:ガトリングミサイル

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム スターター4
▼解説
 昔はまだ誤植がデジモンのお家芸ではなく、その分過去の誤植は印象に残りやすかった。 スターター4は完全体がアホみたいな能力インフレを起こしたのが特徴的な弾で、それもあってこの誤植も地味ながら有名。  それはそうと、アンドロモンって必殺技はスパイラルソードばっかりでガトリングミサイルの印象があまりない。






インペリアルドラモンパラディンモード 必殺技
オメガソード


正:オメガブレード


▼ソース
【ゲーム】デジモンテイマーズ バトルエボリューション
【本】デジモンシリーズメモリアルブック(新紀元社)/171P
▼解説
 パラディンモードは映画「ディアボロモンの逆襲」にて初登場したが、存在そのものが必殺技のような扱いだったため、劇中ではロクに喋らずに終わった。  しかしその後「バトルエボリューション」に声付きで参戦。 ファンはここで初めてパラディンの必殺技を声付きで見ることができ、 めでたくブイモンとワームモンの中の人2人が息を合わせて叫ぶ「オメガソォォード!!」を拝むことができたのだった。 ふざけんな!!
(念のため言っておくと、そもそもゲーム中で間違っているので、上の画像に使っている攻略本はそれに従っているだけでミスではない) 
 間違った理由としては、オメガモンの「グレイ"ソード"」と同じだと思ってしまった可能性が高いだろう。

 それから暫く経ち、過去の誤表記の回収に定評のあるメモリアルブックにも同じミスが登場した。(今更こんなミスを再現するのもヒドいが、 380ページもある割にパラディンモードの項目がなく、パラディンは上の写真のコレしか載っていないというのもヒドい)

 このミスを強引に解釈するなら「武器名と必殺技名は別説」がまず挙がるだろう。  しかし「武器名=オメガブレード」というのは他のメディアで既に明言されているので、自然と「必殺技名=オメガソード」となる。  あるいは、バトルエボリューションのオメガソードは「超必殺技」扱いなので、「普通の必殺技=オメガブレードとは別説」を唱えるコトも可能だ。  どちらにせよ、メモリアルブック側はただの誤植として切り捨てられるコトになる。ソードだけに(←うまい)

 余談だが、「オメガソード」という技は「デジモンバトルクロニクル」にオメガモンの技としても登場している。






ウェンディモン
成長期


正:成熟期

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジモン図鑑
▼解説
 成熟期2体に挟まれながら、堂々の年齢詐称。でもこの見た目で成長期はムリがある。






ウォーグレイモン
岩石


正:ガイアフォース

▼ソース
【公式サイト】D-Arts ウォーグレイモン -Original Designer's Edition- ※修正済
▼解説
 D-Artsウォーグレイモンに付属していたこのエフェクトパーツは、必殺技「ガイアフォース」を再現したそれにはとても見えない謎のパーツだった。 俺は「梅干し」説を推していたが、ファンの間でも「クルミ」「隕石」「ウンコ」などに意見は分かれ、その正体は掴めずにいた。
 しかし、リニューアル版の商品ページが公開されると同時に、「公式的には"岩石"だった」という新事実が発覚。  これにより、ファン同士歪みあうコトなく「このパーツ、ガイアフォースには見えないよな」「そりゃあ、岩石だからね」と平和的に話すコトができるようになった。
(尚、「岩石は付属いたしません」とあるが、「必殺技用エフェクトパーツ」名義で付属する模様)

 このナイスジョークは既に修正されてしまっているが、同ページは他にも 「交換用の瞳パーツが付属する」など間違った記述がなされており、ただのリペイント品ながら、商品ページだけでファンを楽しませてくれた。






エンジェウーモン


▼ソース
【公式サイト】デジモンクルセイダー  ※修正済 ※音量注意
▼解説
 へー、意外と装備が充実してるんだなー…ってコレホーリーエンジェモンの設定じゃねーか!!
 この誤植は結構素早く修正されたが、よりによってクルセイダーの看板として抜擢したエンジェウーモンの設定をピンポイントで間違えんでも…。  ちなみに、このサイトの説明文は新規に書き起こされているモノで、尚且つキャラ紹介にホーリーエンジェモンはいないので、 「新しくテキストを用意したがデジモンごと間違えていた」という、ムダに手のかかった誤植になっている。

 誤植とは関係ないが、クルセイダーのサイトは開いた途端BGMが鳴って心臓に悪いし、キャラ紹介もムダに別ウィンドウ表示でカーソルもついてなくて見辛いったらありゃしない。






オーガモン
人型


正:鬼人型

▼ソース
【アニメ】デジモンクロスウォーズ 第66話
▼解説
 いや確かに人型には違いないけどもさ。

 余談だが、デジモンがまだ初代のギアしか出ていなかった頃は設定がユルヤカだったため、 デジタルモンスターVer.3 最強データブック(エニックス)/36Pでも「人型」と表記されている。






オオクワモンX 必殺技
シザーアームズΩ3^3


正:シザーアームズΩ^3

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲームα ユナイテッドブースター3
【ゲーム】デジモンコレクターズ
▼解説
 ほう攻撃力が従来の3乗に…って27じゃねぇか!!
 オオクワモンXについて書く機会なんてそうそうなさそうなのでここに書いてしまうが、 オオクワモンXの「大顎が3つに増えたのでシザーアームズΩが3乗相当にパワーアップ」という設定にはムリがある。 いや、アゴが3つになったから威力が3乗になるというムチャ理論のことではなくて、それ以前にシザーアームズΩは大顎ではなく腕のハサミを使う技だからだ。

【追記】
 コレクターズでも同様のミスが登場。 なんか、27倍シザーアームズΩが定着していきそうで怖い。






オタマモン
幼年期


正:成長期

▼ソース
【アニメ】デジモンセイバーズ 第43話
▼解説
 ピヨモンと共に大門家にやってきた幼年期の中に、一人平然と成長期が混ざっている。  このシーンには怒涛の幼年期解説ラッシュがあり、「ピョコモン!トコモン!プカモン!プニモン!」と幼年期が1体ずつ画面に映っていく中、突如「オタマモン!」が混ざるので映像で見るとかなりの破壊力がある。
 直後にかかるナレーション、「みんな幼年期のデジモンだ! 色んなデジモンに進化する可能性を持っているぞ!」のダメ押しっぷりもすげぇぜアニキ!






オメガシャウトモン
オメガフォース


正:オメガインフォース

▼ソース
【カード】デジモンジントリックス第2弾
▼解説
 オメガインフォース(Omega Gain Force)とはオメガモンXが持つ「相手の動きを読む能力」で、この力によりオメガモンXは理論上最強のデジモンとなっている――というのが本来の設定。 しかしオメガシャウトモンの設定では、同能力を通常種のオメガモンから授かり、その力により黄金のオーラを纏いパワーアップする――という、 クロスオーバーしたつもりが何一つ設定が噛み合ってないトホホなバカ逸話が増えただけに終わった。 大人しくアニメ版どおりに「オメガモンの勇気と友情を受け継いで~」としときゃ良かったのに…。  で、そんなアホ設定をさらに誤植したのがこのカードとなるが、全然違う能力だから名前が違ってる方がある意味正解な気もしてくる。  ていうか、「金色パワーならオメガモンじゃなくてマグナモンだろ」と、全国で何人のテイマーがツッコんだだろうか。

【追記】
 アニメ版はアヤフヤなままに終わったが、漫画版クロスウォーズではしっかりと「通常種のオメガモンがオメガインフォースを持っている」と説明が入った。  また、シャウトモンの設定が「オメガインフォースを受け継いだ」のではなく、「オメガインフォースを持つ特別なオメガモンの力を一部受け継いだ」と変更され、 アニメ版のネタを拾うと同時に、本来の設定との食い違いが軽減されている。  後だしジャンケンであるコトを踏まえてもこのフォローの上手さは流石だが、漫画版でも「オメガインフォースを持つそのオメガモン」に活躍の機会がなかったのは残念。






オメガモン 必殺技
ダブルトレンド


正:ダブルトレント

▼ソース
【攻略本】バンダイ公式 デジモンテイマーズバトルエボリューション ハイパーEVO!ガイド(集英社)/47P
▼解説
 人気デジモン2体の頭を使った攻撃だから「ダブルトレンド」とはたまげたなぁ…。  自分が人気デジモンであるコトを鼻にかけるオメガモンと、それに媚びへつらう集英社は人間の屑。(言いがかり)






オメガモン
超究極体


正:究極体

▼ソース
【ゲーム情報サイト】4Gamer  ファミ通 他
▼解説
 リ:デジタイズの発売を今か今かと待ちわびるファンの元へ、発売前にこのような情報が公開された。   オメガモンは「超究極体」でもおかしくないデジモンなだけに、「今回は超究極体枠あるのか」「オメガ以外はカオスとアポカリぐらいしかそれっぽいのいなくね?」「ゲームバランスヤバくなりそう」 …などとファンをどよめかせたが、結局なんてコトはないただの誤植オチ。 ゲーム中のオメガモンはウォーグレイモンやメタルガルルモンから進化するが、世代的にはフツーの「究極体」扱いで登場する。
 複数のサイトが同じ間違いをしていたり、それが現在まで修正がなされていない点から察するに、情報を提供したメーカー側の段階で「超究極体」になっていたのは間違いない。  ならばこれは「メーカー的にもミスだった」のか、あるいは「超究極体の予定が究極体に変更された」のか、それは分からない。   とは言え、「オメガモン(超究極体)」の発表から2週間後の続報では「カオスモン(究極体)」の姿があったので、 単に人騒がせなミスだったと考えるのが妥当だろう。

 尚、リデジとは別の公式設定で、オメガモン種自体が究極体のさらに上という意味で「超究極体」扱いになっているかは定かではない。  「合体究極体」「超究極体」「究極体2」などメディアによっていくつかのそういった名称は出てきたが、まだ「究極体の上」とされる世代は定着していないためだ。






オメガモン 必殺技
ソード・オブ・ルイン


正:ガルルキャノン

▼ソース
【公式サイト】デジモンワールド リ:デジタイズ
▼解説
 オメガモンの必殺技にソード・オブ・ルインだなんて、よくバトルクロニクルからこんなドマイナーな技持ってきたな。…と感心していたらハイ誤植でしたー!  バトクロ以来のこの技がどうアレンジされるかと思ってたのに、結局ただのガルルキャノンじゃあ定番ではあるけど肩透かしだ。
 リデジ公式にはこれと同じ「公式サイトとゲーム中の必殺技が違う」というミスが多発していて、例えば

ガオモン        公式:ガオラッシュ         ゲーム:ローリングアッパー
ミラージュガオガ   公式:ダブルクレセントミラージュ  ゲーム:フルムーンブラスター
BウォーグレイX抗体 公式:ハデスフォース        ゲーム:暗黒のガイアフォース

 …といった具合。 細かい事情は分からないが、なんとなく「モーションを作るのが楽そうな方が採用された」ように見えるのは、俺の邪推が過ぎるだろうか。  ガオとミラージュはともかく、BウォグレXは技名さえちゃんとしとけば区別つかなかったのに。






カオスドラモン
完全体


正:究極体

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム スターター8
▼解説
 カオスロードはさておき、ムゲンドラモンを強化改造した赤いあいつがカード初登場!そして誤植!! どちらかといえば究極体より上の可能性すらあるデジモンなのに、まさかの完全体。 カードダスで「世代」はかなり重要な要素であるため、公式サイトではすぐさま「ミスです究極体扱いです」と、エラッタという名の謝罪文が載せられることになったが、最初からこんなん間違えるなよ






ガブモン
獣型


正:爬虫類型

▼ソース
【公式サイト】デジモンストーリー ロストエボリューション
▼解説
 下の説明文ではあってるというお馴染みのパターン。なんでこう、中途半端に間違えるんだ。
 補足しておくと、ガブモンはガルルモンなどに進化する都合上、「獣系成長期」という印象を受けがちだが、 実際はアグモンの近縁種がガルルモンの毛皮を着てるだけなので爬虫類が正解。 (ただし、X抗体版になると何故か獣型になるのでややこしい)






ガルダモン メガドラモン
究極体


正:完全体

▼ソース
【攻略本】デジタルパートナー+ポケットデジモンワールド(ケイブンシャ)/113P
▼解説
 いいかガルダ。お前とメガドラは、一人一人では単なる「火」だが、 二人合わされば「炎」となる。
炎となった究極体は、誤植だ!!






ガンクウモン 必殺技
地神!神鳴!神馳!親父!
(ちじん!しんめい!しんち!しんぷ!)


正:じしん!かみなり!かじ!おやじ!

▼ソース
【攻略本】デジモンワールドネクストオーダー公式ガイドブック(集英社)/145P
▼解説
 デジモンの知識もユーモアセンスもない、地獄のような誤植。 ていうか「親父」は読めろよ






キメラモン
マシーン型


正:合成型

▼ソース
【ゲーム】デジモンアドベンチャー アノードテイマー 特典カード
▼解説
 生物系合成デジモンの頂点であるキメラモンと、機械系合成デジモンの究極系であるムゲンドラモンをさらに合成する――というミレニアモンのコンセプトを根幹から破壊する誤植。
 また、今でこそキメラモンは完全体という設定が定着しているが、アノードテイマーには究極体として登場しているので、特典カードとしてはこれも間違いに入るだろう。






クダモン
進化条件 ジオグレイモン


▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲームα バトルターミナル第5弾
▼解説
 レベルⅢなら空白であるはずの進化条件欄に文字が! レベルⅢは最初から場に出せるから進化など必要ないはずだが、 公式曰く「通常のレベルⅢと同じくいきなり場に出すこともできるし、ジオグレイモンからの進化もできる」とのこと。いい加減ミスは素直に認めようよ。 しかもこれは再録カードで、前に出た時は何の問題もなかったのに再録時に誤植が追加された。 しかしまぁ、どこかのパラレルワールドには 「アニキにはもうついていけねぇ!俺は薩摩の首に巻かれてぇ!モフモフされてぇぇ!!」などと懇願するジオグレイモンもいるのかもしれない。






クネモン
幼虫ポケモン


正:幼虫デジモン

▼ソース
【攻略本】デジタルモンスターVer.3 最強データブック(エニックス)/22P
▼解説
 これはひどい






グランドラクモン 必殺技
デッドスクリーム ブラックレクイエム


正:クリスタルレボリューション アイオブザゴーゴン

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲームα Evolve.1
▼解説
 必殺技が完璧にガルフモン。いや、いくらかデザインが似てるからって技名までは普通間違えないだろ!?  もしこのヘマをやらかしたスタッフが今でも残っているのなら、デジカ大戦でグレイソードやガルルキャノンを習得したシャウトモンX4が出てくるのも時間の問題だろう。






クルモン
デジ・エンケレケイア


正:デジエンテレケイア

▼ソース
【カード】デジモンジントリックス
▼解説
 「エンケレケイアじゃねーよwwエンケレテイアだろwwww……アレ?」などと、ミスがミスを呼びかねない誤植。ちなみにスペルは「entelekheia」と書くようだ。  ついでに「エンテレケイア」自体の意味も調べてみるも、難しくてよく分かんなかったクルー。






グレイモン


▼ソース
【公式サイト】デジモンワールド リ:デジタイズ
▼解説
 頭が良くてパートナーにすると頼もしいグレイモンだと思った? 残念!常人では手懐けられないほど凶暴なクロスウォーズ版グレイモンちゃんでした!  というワケで、設定だけがクロスウォーズ版のそれになっている。 いやあ、このミスは絶対その内やらかしそうだと思ってたらやっぱりやらかしたね。

 補足しておくと、体色がオレンジ色な方のグレイモンも「頭がいい」のとは別に攻撃的な面も持ち合わせてはいるのだが、リデジのコレは100%誤植だと断言できる。  答えは簡単。 解説がまるまる公式図鑑からのコピペだから。  しかもコレ、「通常のグレイモンと間違えてXW版をコピペしてしまった」ならまだちょっとしたヒューマンエラーとして理解できるが、 公式図鑑には2012年11月現在でも未だ通常グレイモンのページがないため、 「グレイモンのページがなかったのでその代わりに堂々とXW版をコピペしてきた」のが丸分かりなのが相当カッコ悪い。  そういえば、前にもあったなこんなの。(【設定編】アトラーカブテリモン(青))

 さらに情けないのが、このミスコピペがあらぬ方向へと飛び火してしまった所だ。(【設定編】ワーガルルモン)
「デジモンクロスウォーズ」あたりから公式サイトのアホみたいなコピペが頻発しているが、そろそろ笑えないのでマジに何とかしてほしい所。






ケルビモン(悪)
ワクチン種


正:ウィルス種

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジモン図鑑
▼解説
 「何故ワクチン種になっているのか」という点から予想できるが、案の定名前以外はケルビモン(善)の丸々コピペ。  善と悪とで「種族」と「必殺技名」だけは共通だが、他の設定はちゃんと違うのに…。
 この程度のやっつけ仕事はもはやお馴染みすぎて特筆するまでもないが、公式側もそう思っているのか、 同期の誤植である【名称編】インペリアルドラモンドラモンモードや、【設定編】メタルグレイモン(ウィルス種)が指摘メールによって修正されたのに対し、同じメールに含まれていたはずのケルビモンは放置され続けている。  そりゃケルビモンもグレるわ。






コクワモンX 必殺技
プチサンダー


正:シザーアームズミニ

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター20
▼解説
 「コクワモンの必殺技何だったっけ?成長期の虫が使う電気技だから…あ、プチサンダーか!」とかそんなテキトーな感じで作られたであろう事情が窺えるカード。  一応ツッコんでおくが、そりゃあテントモンの必殺技だろうが!






コテモン
成熟期


正:成長期

▼ソース
【攻略本】バンダイ公式 デジモンワールド3 新たなる冒険の扉(集英社)/249P
▼解説
 OKこれでクロスウォーズ3期で割と強キャラぽかったり声がオッサンだったのにも納得だな。






ゴマモン 必殺技
マーチングフィッシャーズ マーチングフィッシィーズ


正:マーチングフィッシーズ



▼ソース
【カード】デジモンジントリックス第1弾 他多数
【ゲーム】デジモンワールドリ:デジタイズ デジモンリアライズ 他
▼解説
 これでは「魚」でなく「釣り人(=ゴマモン?)」がマーチングしてしまう。  マーチングフィッシーズは誤植の歴史が無駄に長く、かなり昔から 現在に至るまで、「フィッシィーズ」などと度々誤植されてきた。  その積み重ねが実を結び、この度ついに「フィッシィーズ」から「フィッシャーズ」へと進化を果たした。 これ見よがしに、ゲーム画面でまで誤植してくれる。

(2011/06/06 掲載)

【追記 2012/11/07】
 「フィッシィーズ」はまだまだ見つかる。 古いモノだと「デジヴァイス大百科(ケイブンシャ)」から、新しいモノでは 「リ:デジタイズ」からも見つかった。(リデジに至っては、ステータス画面、バトル中テロップ、攻略本と随所で間違えている)
 この定着ぶりを見るに、もはや公式側も「フィッシィーズが正解」だと思っている可能性は高そうだ。

【追記 2021/10/03】
 2021年5月頃、アプリゲーム「デジモンリアライズ」にて「マーチングフィッシーズをマーチングフィッシィーズに修正」という面白すぎるお知らせが届いた。 修正…修正なのか? 時は経ち、もはや今となっては「フィッシーズ」と「フィッシィーズ」のどちらが正しいのか、誰にも分からなくなってしまっている。「ケルビモン悪・ワクチン種」の定着ほど悪質ではないものの、なんともモヤモヤさせられる。






サーベルレオモン
完全体


正:究極体

▼ソース
【本】デジモンアドベンチャーDVD-BOX 夏休み冒険日誌15P
▼解説
  サーベルレオモンはデジモンアドベンチャーに「レオモンがワープ進化した姿」として登場したので、 この冊子を担当した人は「ワープ進化」であることを忘れ、「成熟期が進化=完全体」と書いてしまったのだろう。
 補足しておくと、初登場したデジタルモンスターVer.Sでは完全体の設定だった。






サイケモン 必殺技
ハデハデボーン


正:ハデハデホーン

▼ソース
【アニメ】デジモンクロスウォーズ 第61話
▼解説
 ガブモンの色違いデジモンであるサイケモンが、まさかのアニメレギュラーに抜擢。 出番が増えるというのは喜ばしいことだが、それに伴い誤植の機会も増えるのだった。  「ホーン」と「ボーン」は確かにパッと見紛らわしいが、こんなどう見てもツノで攻撃してる技に「骨」ってお前。






サイバードラモン(クロスウォーズ版)

▼ソース
【公式サイト】デジモンクロスウォーズ(東映アニメーション)
▼解説
 通常種のコピペ。 言うまでもないが、本当なら通常サイバーとXWサイバーの設定は完全に別物。 きっと、東映公式がこのページを作った頃にはまだデジモンウェブにサイバーXW版の項目がなかったんだろうね。コピペできないんじゃ仕方ないね。
……流石にそろそろ酷すぎて笑えなくなってきた






3大天使
セラフィモン オファニモン ホーリーエンジェモン


正:三大天使 セラフィモン オファニモン ケルビモン(善)

▼ソース
【公式サイト】モンモンメモ!!Vol.3 ※修正済
▼解説
 スタッフの勘違いにより我らがホリエモンが謎の出世を遂げた。
確かにホーリーエンジェモンは大天使型デジモンではあるが、そこから「こいつは3大天使なんだ!」などという妙な思い込みに走ったのだろうか。 「ホーリーエンジェモンは三大天使ではありませんでした」というあまりにも情けない訂正が入ったあと、ページからは二行目の「3大天使が揃った」記述が丸ごと消され、今や二人の天使は雑に投げ捨てられるかのように紹介されている。
 何か悲しいって、このペンデュラム20thにはちゃんとケルビモン善も登場していたので「三大天使が全員新規ドットかつ育成枠として勢揃いという売り文句自体は正当なモノだった」のに、 しょーもないケチがついてしまった。なんでこう、毎度ケルビモンの扱いが雑なんだろう。

 そしてこの項目をつくる時に気付いたが、モンモンメモは途中でサイトが移転した影響で、 「古いログは画像リンクが全て死んでいる」というあまりにも雑な仕事を目の当たりにして、思わずため息が出た。






ジェットメルヴァモン 必殺技
ハートグレイクショット


正:ハートブレイクショット

▼ソース
【公式サイト】デジモンクロスウォーズ(テレビ朝日)
▼解説
 一体どれだけ疲れていれば「ハートブレイクショット」を打ちこもうとして「グレイク」にしてしまうのだろう。 もし資料の字が汚くて「ブ」が「グ」に見えるほどだったとしても、「いやこれはブレイクの間違いでしょ」と気付けない程なのだから、過酷な環境に違いない。  …しかしまぁ、もうコレぐらいのミスは何とも思わんね。だってデジモンだし
 ちなみに「ハートブレイクショット」という技名は、昔のベルゼブモンが既に使用済み。






シェンウーモン


▼ソース
【カード】デジモンカードゲーム ネクストアドベンチャー
▼解説
 新「デジモンカードゲーム」では右下にデジモンの情報が「特徴」として記載されているのだが、見ての通り「四聖獣」の表記がない。 この頃、ちょうど同じ弾のドリモンやマメティラモンに「X抗体の表記がない」コトも話題になっていたのだが、 実はデジモンが設定上「X抗体を持っているかどうか」はかなりアヤフヤで、そちらに関しては「こいつは持ってないとおかしいだろ」「いや実はないのかも」などとファンの間でも議論が飛び交っていたが、 流石にシェンウーモンが四聖獣じゃないのは「誤植」と満場一致であり、実際に誤植だったため、公式サイトからもエラッタが出された(ついでにマメティラモンたちも。しかしクラヴィスエンジェモンたちは依然として不明)。 残念ながらカードを刷り直す予定はないようで、修正データも作成されていないため、 後日、公式サイトで公開されたオンライン上のデッキ作成サービスでもシェンウーモンのカードに四聖獣の表記はない。  ちなみに、この時点での四聖獣は「チンロンモン」と「シェンウーモン」のみがカードで登場しているので、一応シェンウーモンの爺さんだけが引退ハラスメントを受けたワケではない。

(2021/10/03 掲載)







シェンウーモン スーツェーモン


▼ソース
【ゲーム】デジモンテイマーズ ブレイブテイマー
▼解説
 かつてシェンウーモンとスーツェーモンの名前が入れ替わっていたのは知っての通り(【名称編】シェンウーモン・スーツェーモン)だが、 こちらは2体の「設定」が逆になってしまったという、もはやギャグでやってるんじゃないかと疑わしいミス。  位相が安定して名前が直ったと思ったら設定の方が狂いだすとは、妙な所でトンチが利いている。
 何かとネタキャラ集団なイメージが当時から漂う四聖獣だが、ブレイブテイマーの四聖獣はかなり強力なカードになるので、このひっくり返った2体には違和感を感じつつもお世話になったプレイヤーは多いはず。






ジジモン
エレファント型


正:エンシェント型

▼ソース
【攻略本】ポケットデジモンワールド ウインドバトルディスク(ケイブンシャ)/47P
▼解説
 少し惜しい!けどそれじゃ意味が違いすぎるだろ!

 ちなみにワザがジジモンらしからぬコトになってるのはこのゲームの仕様なので誤植ではないんだぞう。






シャイングレイモン
サイボーグ型


正:光竜型

▼ソース
【カード】デジモンバトルターミナル
▼解説
 バトルターミナルの筺体近くなどにある配布広告での誤植。サイボーグ型とあるすぐ下に思いっきり「光竜型」と書いてるのがなんともいえない。 しかし正直「光竜型」ってよく分からん分類だし「本当にサイボーグ型でも良かったんじゃ…」と思わされる。 横のオメガモンには「究極体」と書いてあるのにシャインには世代がないのも地味に気になる。






シャイングレイモンバーストモード 必殺技
グロリアスバースト シャイニングブラスト


正:ファイナルシャイニングバースト コロナブレイズソード

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲームα Evolve.4
▼解説
 シャイングレイモンバーストモードがシークレットで登場!豪華なホロ仕様もさることながらイラストもカッコイイ!でも技名がシャイングレイモンのまま!!  まあ普段の技も使えないことはないだろうからこれは誤植ではない…はずもなく、同期のミラージュさんは技名がちゃんと変わってたのでやっぱり誤植。






シャウトモンX5B

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジモン図鑑 ※修正済
【ゲーム】デジモンワールドリ:デジタイズデコード 他
▼解説
 ただでさえ日本語がメチャクチャで読み辛いわ、その場限りの謎ワードが飛び交って理解し辛いわ、 共通部分が多くて紛らわしいわと難点を抱えまくるシャウトモンデジクロス体の設定だが、 公式図鑑を中心に、X5Bの設定がX5のまるまるコピペにされるという誤植が拡散されている。 シャウトモンのデジクロス体は形態ごとに「フィジカル形態」「ヴィクトリー形態」など別称の死に設定を持つので、 「X5Bなのにファイナリスト形態のままじゃん」と、気付ける人は一応気付ける。
 さて、ではX5Bの正しい設定は?別称は?  公式図鑑やデコードのカードなど、代表的な情報源が潰されているため、正確に覚えている人は少ないだろう。折角なので正解を貼っておくと、

5体のデジモンが具現化させたシャウトモン×5にベルゼブモンがさらにパワーを与えた『天馬武神形態』。 地上と空中で無双を誇るシャウトモン×5のフルパワーにベルゼブモンの大火力が加わり総合戦闘力は数倍に跳ね上がっている。 バーニングスタークラッシャーで切り裂き、メテオインパクトで敵を打ち上げ、カオスフレアでとどめを刺す連続の必殺技「バーストダッシュストリーム」は 三段波状攻撃で間髪入れずに敵に怒涛の大技を浴びせる。天馬は空を駆け彗星となり神速をもっていかなる敵も翻弄する、まさに神技と讃えるべきその威力は、 魔を滅するために天から使わされた武神の様である。

…というコトで、正解は「天馬武神形態」でした。へー。

【追記】
 この記事を追加して数日後、公式図鑑は修正された。
元々このX5Bの項目は「昔は正しくX5Bだったのに、途中からX4Bになっていた」という謎変遷を辿ったページだったが、 正しい形に戻ったこれからも、この誤植の存在はデコードを見れば思い出すコトができるだろう。






シャッコウモン ジョグレス進化
アルマジモン⇔エンジェモン


正:アンキロモン⇔エンジェモン

▼ソース
【カード】デジモンジントリックス 第4弾
▼解説
 丁度コレのすぐ下にあるシルフィーモンに対抗したのかと思わされる誤植。
この調子で「ブイモン⇔ワームモン=パイルドラモン」みたいなのが出てくるコトを期待したい。






ジュレイモン 必殺技
ヘルマスカレード


正:チェリーボム

▼ソース
【ゲーム】デジモンクルセイダー
▼解説
 おじいちゃん無理しないで。
実際にジュレイモンがディノビーモンのように高速で飛び回っている姿を想像すると、物凄い竜巻を捉えた衝撃映像か何かみたいだ。






シルフィーモン ジョグレス進化
アクィラモン⇔エンジェウーモン


正:アクィラモン⇔テイルモン

▼ソース
【本】デジモンシリーズメモリアルブック/142P
▼解説
 ははーん、エンジェウーモンとエンジェモンを間違え…って、アクィラモンのジョグレス相手はテイルモンじゃないか。 エンジェウーモンの絵まで持ってきた上に解説まで徹底されていて、なんとも力強い誤植だ。途中で気付けよ






スカルグレイモン 必殺技
スカルデストロイ グランドゼロ


正:グラウンド・ゼロ

▼ソース
【ゲーム】デジモンストーリー サンバースト・ムーンライト ロストエボリューション
【アニメ】デジモンクロスウォーズ 第21話
▼解説
 【左】「スカルデストロイ」は新技かと思いきや、「セキズイからミサイルをはっしゃしてせんめつする」という説明を見るに、グラウンド・ゼロと同一の技のようだ。
 この技はデジストの3作に渡って採用されていたが、その後の超クロスウォーズではグラウンド・ゼロに直っている。(ちなみに初代デジストではスカルグレイモンは敵限定で、グラウンド・ゼロもスカルデストロイも存在しない)

 【右】いつものクロスウォーズ。 律儀にしっかり「グランドゼロ!」と叫んでくれる。

 デジモンストーリーのこれは「意図的な変更」にも思えるので、「グラウンド・ゼロ=爆心地」という言葉を避けるための配慮なのかもしれない。  避ける対象にはアメリカの同時多発テロ事件辺りが思い浮かぶが、デジストより事件と近い時期に出ているデジモンワールド3やブレイブテイマーでは、普通に「グラウンド・ゼロ」を引っ提げてスカルグレイモンが登場している。  近年でも、前述の超クロスウォーズや、2008年の2月に発売された「デジモンチャンピオンシップ」でも普通にグラウンド・ゼロとなっている。  明確な規制の基準があるのかは素人目には分からないし、「ダメと怒られる前に予め変更しておいた」可能性もあるので、スカルデストロイとは何だったのか、ハッキリとした答えは出てこない。
 一方、「ゲームでは大丈夫だけど放送コードの都合でアニメではダメになった」というパターンも考えられるので、クロスウォーズのコレも意図的な改変かもしれない。  しかしスカルグレイモンは、「事件前」のアドベンチャーと「事件後」のクロスウォーズの2回しかアニメに出ていないため、残念ながらこちらもハッキリしない。  果たしてグランドゼロは、放送コードをかいくぐりつつオリジナルに近い雰囲気を残したクレバーなネーミングなのか、「グラウンド・ゼロ=爆心地」というイミも知らずにただ間違えたアホなのか…。

 それにしても、こういう時に「誤植なのか大人の都合なのか分からない」という結論がアタリマエになってしまう時点で、デジモンにとって誤植がいかに日常茶飯事なモノになっているかが実感できる。






スカルサタモン マリンデビモン
究極体


正:完全体

▼ソース
【本】デジモンシリーズメモリアルブック/159P 他
▼解説
 世代を下に間違えられるケースは結構多いが、上に間違えられるケースは珍しい。画像は最近発売されたメモリアルブックのものだが、それ以前の本にも同様の誤植がある模様。 風の噂によれば、上の2体にレディーデビモンを加えたデーモン軍団の3体は、本は誤植でなく02の劇中では究極体として扱われていた…らしい。 しかしそれなら合点がいくこともあり、スタッフ的には「究極体軍団に苦戦するインペリアルドラモン!」というシリアスなつもりの展開が、 視聴者からすれば「完全体にすらロクに勝てないインペ(笑)」というマヌケ極まりない茶番に見えていたのだ。 それはそうと、地味に左の方でベノムヴァンデモンと誤植されている。






スサノオモン 必殺技
八雷神(はちらいじん)
八雷神(ヤクサノイカジム)


正:八雷神(やくさのいかずち)

▼ソース
【本】コロコロコミック2003年2月号
【漫画】デジモンクロスウォーズ 第18話
▼解説
 なにも読みを雑誌の読者レベルに合わせることはないのに…。

【追記】
 漫画版クロウォでも新しい読み方が登場。 微妙にそれっぽい難解な読みだし、博識なタクちゃんが間違うとは思いがたいので、きっとかつてのデジタルワールドではそう呼ばれていたコトもあったのかもしれない。






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