このページは「DEJIMON誤植大図鑑」の一部ページです。
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ダークティラノモン 通常技
アイアンテンプル


正:アイアンテイル

▼ソース
【本】デジモン公式超図鑑/73P
▼解説
 「鉄の神殿」って何だよ!と思わずツッコんでしまうが、templeには「こめかみ(=側頭部)」という意味もあるようなので、恐らくはこちらが正解だと思われる。 アイアンテンプルが得意なダークティラノモンは、やがては立派なデュナスモンに進化してくれることだろう。






ダイペンモン
ハイブリット型


正:サイボーグ型

▼ソース
【アニメ】デジモンクロスウォーズ デジモンデータコレクション
▼解説
 以前、デジモンウェブは「昔のコンテンツは新規のファンを設定的に混乱させてしまう恐れがあるから~」といった理由で旧コンテンツを消し飛ばしたそうだが、 それより先に現行犯をなんとかしろ! 「融合形態」を曲解というか拡大解釈してこのようなオレ設定を盛り込んだのかもしれないが、せめてハイブリッ「ド」にしてくれ。






タクティモン
暗黒騎士型


正:魔人型

▼ソース
【漫画】デジモンクロスウォーズ 2巻 キャラクター紹介
▼解説
 誤植場所が本編でなくオマケページなのは幸いだが、せっかく漫画版はデジモンの種族設定に拘りを見せてくれているのだから、こういう誤植をされるとズッコける。 
 ちなみに、魔人型デジモンはムシャモンやウィザーモンなど結構ホイホイいるが、暗黒騎士型デジモンはカオスデュークモンなどのごく一部に限られている。 この誤植も恐らくは、その数少ない内の一体であるダークナイトモンと間違えたモノ。実際、2巻のキャラ紹介にダークナイトモンはいないし、タクティモンとパッと見は似てるので間違えやすそうだ。






食物

正:食物型

▼ソース
【本】デジモン公式超図鑑(集英社)/162P
▼解説
 ド直球。  「食物型」は、バーガモンやとりからボールモンなど、これまた直球なデジモン達が属するグループだが、「型」が抜けるコトで名実ともに完全な食物になってしまった。  「デジモンではないものも…」という書き方からして、食物型はデジタルワールドにおいて最初からただのエサと認識されていても不思議ではない。
 …ていうか、デジモン初期の雰囲気だったら本当にただの被食者でしかなかったろうなぁ、食物型って。






チャツラモン 必殺技
シュヴァポージャナ
宝鎚(パオチェイ) 宝槌(パオツェイ)


正:シュヴァボージャナ 宝鎚(パオツェイ)


※マウスカーソルを当てると画像が変わります
▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム スターター8・9
▼解説
 十二神将の必殺技はややこしいものが多く、公式でもちゃんと誤植されている。 1枚目がスターター8のもので、「宝槌」の読みが間違い。マウスを当てて出る2枚目がスターター9のもので、「シュヴァ"ポ"ージャナ」と「宝"槌"」というミス。 …正直なところ、こんな細かい所に気付いてネタを送ってくれる人がいたことと、チャツラモンがスターターに2回連続で収録されている事の方が驚きだ。  さらに追加でネタをもらったが、カードα X抗体×ハイブリッド体では 「シヴァボージャナ」になっている。…なんか十二神将の中でチャツラモンだけ集中的に誤植されてないか?






ティロモン サメ型

正:海竜型

▼ソース
【公式サイト】デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い
▼解説
 2018年6月現在、未だにサメデジモンはいない。
この話題になると、「ティロモンは?」と言ってくる人がチラホラいるのが気になっていたが、公式、お前だったのか。映画のあらすじでガセを流し続けていたのは。  拡散力はさほどでもないが、2015年に出た映画BDまとめボックスや、各種配信サイトの紹介でも同じ文章が引用され、サメ呼ばわりが続いている。  「サメのようなデジモン」くらいの表現ならまだいいが、公式はデジモンにおける「◯◯型」という表現にはもっと気を遣ってほしい。

 これらのサイトを見ずとも、大きな口や背中のブレードなどから「ティロモン=サメ」であると想起する人もいるだろう。 しかしティロモンは名前の通りに大昔の海生爬虫類「ティロサウルス」がモチーフなので、サメどころか魚類でもないのだ。 (なお、ティロサウルスの復元図は足がヒレになったワニのような姿で、特にサメ要素はない)

 しかし、クジラ、イルカ、シャチ、エイあたりはいるのに、水棲モンスターとしてド定番であろう「サメ」が20年経ってもいないのは、なんだか不自然ですらある。 渡辺けんじ氏曰く、「サメデジモンがまだいなかったのでブラストモンはサメにする予定だった」とインタビューで答えていたが、それも没になってしまった。  いつの日か、数多のサメ映画に負けないような奇抜なサメ型デジモンが出てくるコトに期待したい。






テッカモン 進化条件
ジョグレス進化 スナイモン⇔ゴブリモン


正:スナイモン⇔ゴリモン

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター4
▼解説
 カード初期から存在する、かなりメジャーな誤植。どのぐらいメジャーかというと、コレ以外はテッカモンについて特に語ることがないぐらい。 「ジョグレスは大人になってから!」というデジモンのお約束をブチ壊したある意味快挙とも言える誤植だが、 悲しいことに当時の時点でもカード自体が全然強くなく、むしろゴブリモンからワープ進化できてやっといくらか利用価値が出てきたぐらいの微妙っぷり。  尚、初期のカードということもあり、後になってからは修正版が刷られている(こいつ以外も誤植のあった初期のカードは同様)






デビモン 必殺技
クラッシュブーム ウィングエッジ ランダムレーザー


正:デスクロウ レザーウィング ヘルコントラクト

▼ソース
【公式サイト】 デジモンクロスウォーズ(東映アニメーション)
▼解説
 必殺技が完全にスパロウモン。 2体に設定的な接点はないし、ページ配置や登場時期も近くない。なんでこうなったのか、そしてなんで直さないのかサッパリ分からない。






デュークモン
ワクチン種


正:ウィルス種

▼ソース
【公式サイト】デジモンテイマーズ(東映アニメーション)
▼解説
 「ウィルス種でありながらネットの秩序を守るロイヤルナイツ~」というデュークモンの設定を根幹から否定する力強い誤植。 さも当然のようにワクチン扱いしているあたり、「どうせ良いモンならヘンにワルぶるコトないでしょ」とでも言いたげだ。
 「デュークモンがワクチンってコトは、ギルモンとかはどうなってんの?」とページを遡ってみると、メガログラウまでの進化ルートでは 属性に触れていないという、モヤモヤの残る記述になっていた。
 説明文では 右手には聖槍「グラム」、左手には聖盾「イージス」を装備 と書いてある割に、いたってラフな格好をしているのも気になる。
デュークモンって基本的に装備つけっぱなしなのに、アニメの立ち絵がコレだから色んな所で丸腰デュークモンを拝ませられるコトになったりもしたなあ。






デュークモンX抗体
ワクチン種


正:ウィルス種

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター24
▼解説
 ワクチン種のデュークモンがいるなら、ワクチン種のデュークモンX抗体がいてもいいじゃない。  そういう意図かどうかは定かではないが、いたって普通に出てきたワクチン種のデュークX。
 ちなみにこれらのワクチンデューク系は、カード公式ルールのエラッタでは特に触れられていないので、ミスではなく仕様の可能性もある。  …でもデュークモン自身の設定があれなんだから、わざわざワクチンにはしないよなぁ。






デュークモンクリムゾンモード
ワクチン種


正:ウィルス種


▼ソース
【公式サイト】デジモンテイマーズ(東映アニメーション)
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター24
▼解説
 通常種がワクチンなら、パワーアップ形態も当然ワクチン。東映の「主役=ワクチン」という拘りは譲れないようだ。
そして同じく「デュークモン系=ワクチン種」のスローガンを唱えるブースター24もこれに便乗。
ちなみにこのカード、ムリなワクチン化が祟ったのか、進化条件欄の名前が「メデューバル~」となっているせいで、メディーバルデュークモンからはルール上進化できない。
 やっぱ、素直にウィルス種でいた方がいいって!






デュークモンクリムゾンモード


▼ソース
【ゲーム】デジモンワールドX 解説書/29P
▼解説
 見ての通り、(紹介が)ただのデュークモンさ。ていうかデジワーXに素のデュークモンは登場してすらいないのに…。  それにしても、何故デジワーXはデュークXやメディーバルでなくてクリムゾンモードを出そうとしたのだろう。






ドクネモン 必殺技
ワープベノム ポインズンライド


正:ワームベノム ポイズンライド

▼ソース
【公式サイト】デジモン図鑑 ※修正済
▼解説
 必殺技を2つとも間違えるというコンボ誤植。上の画像には収まっていないが、下にある設定文中でも同様のミスのまま掲載された。 ドクネモンはこの更新まで他のデジモンのように「まとめられた公式設定」が公開されていなかったようで、 つまりそれだけ「今回公開された内容」の重要性は高く、海外の大手デジモン情報サイトであるwikimonなんかはこれを受けて早速 「ワープベノムなんて新技がでたのか!」とクソマジメに必殺技リストに追加したものの、まぁ誤植でした。クチから毒の糸を吐くだけの技にワープ要素なんてあるはずもなく…。
 なおこの誤植は、更新してから僅か数時間の間に修正されたが、その公開から修正に至るまでの間にはファンによる「必殺技ミスってんぞ」という指摘ツイートが相次いでいたのは言うまでもない。 やはり公式は、ファンを便利な赤ペン先生か何かと認識しているのではないだろうか。公式が自力でミスに気付いただけという話なら、それはそれで公開前の見直しをもっと徹底してほしいと思う。

(2021/10/03 掲載)







ドラコモン
竜(せいきし)型


正:竜(りゅう)型

▼ソース
【イベント】G.O.D(グレイテスト・オブ・デジモン) 展示パネル
▼解説
 一体何故こんなことになってしまったのか。  G.O.Dとは、デジモンが10周年を迎える2007年の3月に行われたイベント。 そこの展示パネルにて、プチモン、べビドモン、ドラコモンの3体が初めて姿を表した。 この時ドラコ系譜はドラモコンまでしか判明しておらず、後にこいつがあのバカでかい赤ヤリトカゲに進化し、しかも聖騎士型でロイヤルナイツだなんてのは関係者以外には知る由もない。  つまり早い話が、デジモン史上でも最高級にアホゥなネタバレをした






ドルビックモン
幼年期


正:世代なし

▼ソース
【ゲーム】デジモンクルセイダー
▼解説
 火烈軍団将軍(幼年期)
ドラゴンデジモンを統率し、豊富な戦闘経験で戦う(幼年期)
平和な地域に戦闘を巻き起こし、圧倒的な戦力で破滅の炎を生み出すことを好む(幼年期)






ドルルモン 必殺技
ドルルバスター


正:ドリルバスター

▼ソース
【玩具】デジモンクロスフィギュア ドルルモン パッケージ裏
▼解説
 たぶんこれは誤植やらかした人も「ややこしーんじゃボケ」とか思ってる。
誤植ではないが「※ツノは飛びません。」というシュールな添え書きもほっとけない。






NEO

▼ソース
【公式サイト】デジモン図鑑
▼解説
>デジタルワールドに存在するすべてのデジモンの性質(竜・獣・水・機械/変異・聖・暗黒・虫/草木)を兼ねそろえており
>竜・獣・水・機械/変異・聖・暗黒・虫/草木

鳥「あのっ」

 華原ショウさんとペックモンがうまく逃げ果せた世界線での設定なのだろうか。






バアルモン
幼年期


正:世代なし

▼ソース
【ゲーム】デジモンクルセイダー
▼解説
 すぐ上の 【設定編】ドルビックモン と同じ。バグラ軍では幼児プレイが流行っているのだろうか。

 プレミアムセレクトファイルにてカード化したベルゼブモン(クロスウォーズ版)が究極体ではなく完全体扱いな件で少し物議をかもしたが、 バアルモンが幼年期だと仮定すれば、その転生は 幼年期→完全体 という大幅パワーアップというコトになってしっくりくる。こない。






パタモン 必殺技
なし


正:エアショット 他

▼ソース
【攻略本】Vジャンプブックス
ディースキャナVERSION2.0&ペンデュラムプログレス1.0・2.0(集英社)/114P
▼解説
 いや、ないってコトはないでしょう。






ハヌモン 属性
PENDULUM 3


正:ワクチン

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ 修正済
▼解説
 ワクチン、データ、ウィルス、フリー、ヴァリアブルに続き新たな属性が登場!

 デジモンウェブの解説文は公式のもつ図鑑用データベースから引用しているものだと思われるが、一体どこでどうすれば「PENDULUM 3」という誤表記がうまれるのだろう。 確かにハヌモンはペンデュラム3出身のデジモンだが、無駄に英語表記なのが気になる。ヘタしたら、wikimonあたりの海外サイトの転載なのではと疑って軽く探してみたが、 幸いそれらしい現場は見つからなかった。 さておき、初登場メディアもデータベースにあるのなら、それもしっかり図鑑に記載してほしい。






パンプモン A攻撃
トリックオアトリート 478


正:470(?)

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター1
▼解説
 これもまたカードの有名なネタ。デジモンカードの攻撃力は一の位が0であるはずなのに、全カード中で何故かこいつだけが8というハンパな数になっている。 しかも最初期のカードなのに、後になって修正されたということもないらしく、まさしく謎のカードだ。 数値は470の間違いだとは思うが、カードのDP(初期の完全体にのみ記されている数値。 別商品「めざせ!!ムゲンマウンテン」との連動に用いる)は950なので、「めざせ!!ムゲンマウンテン」上だと攻撃力は480相当になるようだ。
 超個人的な話をすると、まだ小学生の頃、「ペットショップの外」という変な場所にあるガチャポン(正規のカードダスではなく、カードがガチャポンのカプセルにムリヤリ曲げて押し込められていたタイプ) で、俺は初めてブースター1を回した。 その時にはデビモンのキラやこのパンプモンが出てきたわけだけど、あの時はこいつの「478」というおかしな数値が妙に不気味で怖かった。 なんだか、自分が手に入れてはいけないカードを手に入れてしまったかのような気持ちだったなぁ…。実際はまぁ、当時からしてイマイチ使えないヘボカードなんだけど。






ピエモン
成長期


正:究極体

▼ソース
【攻略本】デジモンチャンピオンシップ チャンピオンメーカー(集英社)/177P
▼解説
 コピペの力で年齢詐称ピエモンが大量発生。チーム名もこんなのだし、なんか犯罪臭がするぞ。






ビクトリーグレイモン 必殺技
ドラモンブレイカー


正:トライデントガイア

▼ソース
【公式サイト】デジモンワールド リ:デジタイズ
▼解説
 【設定編】オメガモンと同じく、公式サイトとゲーム中とで必殺技名が違っている。
 さらにこいつの場合は、ゲーム中の「必殺技演出」も間違い。
 本来「トライデントガイア」は、剣を分割して両腕に装着し、そこから集めた大気エネルギーを放つ必殺技なのに、 リ:デジタイズでは「剣を前方に構え構築させた巨大な剣により攻撃する」という、凝ってはいるが別物もいい所な技が披露される。  ていうかコレ、カイゼルグレイモンの「炎龍撃」じゃん!  「相変わらずゲーム登場の機会に恵まれなくてクッソ哀れなカイゼル先輩の分もオレが戦います!」というビクトリーグレイモンなりのリスペクトなのだろうか。
 尚、ビクトリーグレイモンの必殺技はバトルターミナルにて設定準拠の演出がちゃんと作られているので、ビクトリー炎龍撃はリデジの完全なオリジナルとなる。






ブイドラモン
幼獣型


正:幻竜型

▼ソース
【公式サイト】デジヴァイス大百科(ケイブンシャ)/74P
▼解説
 中学生の書き間違いかよ! ていうか「幻獣型」でもまだ正解じゃねぇよ!?






フーガモン
完全体


正:成熟期

▼ソース
【アニメ】デジモンテイマーズDVD5巻 特典映像『戦いの軌跡』
▼解説
 デザインも世代も間違えられて散々な扱い。  もしかして、角があるフーガモン(【意匠編】フーガモン 参照)は完全体レベルのパワーを持っているのだろうか?






プラチナヌメモン デジブラスト
ブラストゴルドナーラ


正:ブラストプラチナパープ(?)

▼ソース
【カード】超デジカ大戦 第3弾
▼解説
 デジカ大戦には「デジブラスト」「デジストーム」という技の分類がある。そのせいで必殺技名には無駄に「ブラスト」「ストーム」と単語が足されたりして、 例えばデュークモンのファイナル・エリシオンが「ブラスト・エリシオン」になっていたりする。
 この「ブラストゴルドナーラ」もその理由によるネーミングだが、ゴルドナーラはプラチナヌメモンの技でなく、 その色違い「ゴールドヌメモン」の技。つまり、2体をごっちゃにしてしまったワケだ。ややこしいようで、名前も技もプラチナとゴールドで分かれてるから気付けそうなもんなのに。
 余談だが、ゴールドヌメモンはデジカ大戦の前身「バトルターミナル」で初登場したデジモン。究極体のプラチナヌメモンを色違いにしただけのデジモンなのに、 何故か成熟期として登場した。(バトルターミナル02で究極体に修正された模様) そんなよく分からんデジモンがやがては新たな誤植を生むきっかけとなっているのだから胸が熱くならねぇよ!






ブレイクドラモン
アンデッド型


正:機竜型

▼ソース
【公式サイト】デジモンクロスウォーズ(東映アニメーション)
▼解説
 勝手に殺すな!
 すぐ横のレアモンの記述が混ざってしまったのだろうが、レアモンといえば「機械化に失敗して体が腐ってしまった」デジモン。 …なんだか、ブレイクドラモンの身に危険が迫っている予感がするぞ。






ベリアルヴァンデモン
聖体砲 魔法型 七大魔王


正:生体砲 魔王型 七大魔王ではない

▼ソース
【ゲーム】【公式サイト】デジモンバトルクロニクル
▼解説
 とても実際に発売されたゲーム内のテキストだとは思えないヒドさ。
 ゲーム中の文章はひらがなが多用されていた(【名称編】ヴェリアルヴァンデモン参照)が、公式サイトでは普通に漢字が使われている。 そのおかげで「せいたいほう」を「聖体砲」と意味すら分からない謎武器と間違えていたバカが判明。しかしそれ以前に「まほうがた」のアホっぷりはどうしようもない。 (一方、こちらでは名前がちゃんと「ベリアル」に直っていたり)
 ちなみに「七大魔王」の設定が出てきた頃、「もしかしてベリアルヴァンデも七大魔王なのでは?」とファンの間で囁かれていたが、 公式に「七大魔王の一体と考えられている」とベリアルを紹介したバトルクロニクル発売時点では既に七大魔王は揃っていた






ベルゼブモンブラストモード 七大魔王

正:七大魔王には所属しない

▼ソース
【本/カード】週刊ヤングジャンプ27特大号 特別付録
▼解説
 デュークモンクリムゾンモードなど、組織に所属していたデジモンが「パワーアップした場合」は所属から外れるのが正解のはず。 (逆に、デュークモンX、オメガモンズワルトなど、「変化後も同等の存在である場合」はそのまま所属する)  誤植でない(=設定が変わった)可能性もあるが、ジントリって時点で既に信用はない。 「陽電子砲」を「ブラスター」などと書いているカードのテキストでは尚更だ。
 ちなみにこのカードは、桂正和先生に描かれたモノ。  右腕の陽電子砲が手持ち銃のようにアレンジされているのに、説明文では「一体化した」と書かれている。 コラコラ、わざわざ大御所にイラストを依頼したならそのイラストを尊重して文章も書きなさいよ。






ホエーモン 水槽型

正:水棲哺乳類型

▼ソース
【ゲーム】デジモンコレクターズ
▼解説
 鯨を「水槽」に例えるとは、少し詩的な誤植じゃないか。  現在ホエーモンは「水棲哺乳類型」に分類されているが、シンプルに「水棲型」とされることもあるので、そちらに合わせるつもりだったのだろう。
 また、ゲームには成熟期として登場しているのに、図鑑の説明だと完全体扱いされているようだ。






ホエーモン 必殺技
ダルダルウェーブ


正:タイダルウェーブ

▼ソース
【ゲーム】デジモンコレクターズ
▼解説
 色んな不幸が重なり、地震や津波と言った災害系の演出はフィクション作品においても敬遠されがちな昨今。 そんな中ホエーモンが編み出したのがこの新必殺技。攻撃力を奪って争いがなくなれば世界もハッピーって寸法よ。 デジワー2の頃は「なんでタイダルウェーブで攻撃力が下がるんだ?」ってのがあまり釈然としなかったけど、ナルホドこういうコトだったか。






マグナガルルモン 必殺技
ライトスピードベロシティ


正:スターライトベロシティ

▼ソース
【本】デジモンシリーズメモリアルブック(新紀元社)/261P
▼解説
 メモリアルブックからまさかの新技登場!
 まぁ、マグナガルルモンの項目で「スターライトベロシティ」に一切触れていないし、「ライトサーベルで攻撃する」というのが共通しているのでただの誤植でしょう、えぇ。  ていうか、ベロシティ(velocity)は「速さ」って意味の英単語なので、「ライトスピードベロシティ」では「光速の速さ」になってしまう。
 また、分かりやすさを重視したのか、武器である光の剣を「ライトサーベル」と表記しているが、一応この剣にはバトルスピリットフロンティアでは「マグナブレード」という名前がついていた。






ミノタルモン デジモンアーム

正:デモンアーム

▼ソース
【本】究極版 全デジタルモンスター大集結(ケイブンシャ)/132P
▼解説
 そりゃまあ、デジモンの腕だろうけども…。

(2021/10/03 掲載)







ムシャモン 刀の銘柄 
白鳥丸(はくちょうまる)


正:白鳥丸(しらとりまる)


▼ソース
【アニメ】デジモンクロスウォーズ 第24話
【本】デジモン公式超図鑑/127P
▼解説
 お願いだから少しは調べて。 本での誤植は地味なものだったが、アニメではテロップと共にハッキリと「はくちょうまる」と声に出されたため悪い意味でインパクトがあった。 …が、同じ回に登場したガイオウモンにもっていかれてしまった(【意匠編】ガイオウモン参照)






メイクーモン
純真なポケモン


正:純真なデジモン

▼ソース
【本】デジモンアドベンチャーtri.メモリアルブック/28P(学研ムック) ※改訂済
▼解説
 まさか2018年にもなって【設定編】クネモン の後輩が出てくるとは思わなかった

 言うまでもなく相当アカン誤植であり、出版元から謝罪と訂正が出た他、現在は正しくデジモンに直されたものが流通している。 訂正ページにおいて、本来なら「誤:△△ 正:◯◯」と表記をする所を、ただ「デジモンです」とだけ述べているのが、権利をまたいだミスの深刻さを感じ取れる。でも、それをミスったのはそちらなんですよ。

 かなりパワーのある誤植ではあるが、「純…真…?」と別の部分に疑問が浮かんだり、「いっそ本当にポケモンにうまれた方が幸せだったのにな」とか、 「tri.にはお似合いのミスだわ」などと別の悲しい感想がよぎってしまうのがまた罪深い。






メイルバードラモン 必殺技
トライデント


正:トライデントテール

▼ソース
【公式サイト】デジモンストーリー 超クロスウォーズ
▼解説
 メイルバードラモンの尻尾が「トライデントテール」、メタルグレイモン時の爪が「トライデントアーム」なので、 この「トライデント」は本体から分離した状態の武器名、あるいは攻撃名だと考えられる。
 それにしても、こういう「必殺技一覧で間違ってる必殺技名」に限って、解説の本文中で触れられてなかったりするのはモヤモヤする。 解説でも間違って誤植の完成度を上げるか、解説ではあってて誤植らしさを際立たせるかしてほしい。  尚、この公式サイトは他にも誤植というか日本語が残念な部分が満載なので、ある意味必見だ。






メタルエテモン ホーリードラモン
完全体


正:究極体

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム15thアニバーサリーボックス
▼解説
 15周年を記念して、2体の究極体が完全体に降格
【設定編】カオスドラモンの跡を継ぎ、第二第三の誤植完全体が誕生してしまった。
 不思議なのが、「なんでまた、こんな所を間違えたのか」という所。新規カードならまだしも、こいつらは過去のカードの仕様変更版でしかない。 いじるのはフレームやエッチング処理などのデザイン面がほとんどで、あとはせいぜい年号を2013年のMADE IN JAPANに統一するぐらいのはずなのに、 一体どこに「究極体」を「完全体」に間違えてしまえるような隙があったのか、ちょっとよく分からない。
 似たような後付誤植として【設定編】クダモンなんて例もあったが、やはりデジモンカードの製造環境では、 「そうさ常識外れも悪くはないかな」なんてスローガンを掲げているのだろうか。

 だがちょっと待ってほしい。 メタルエテモンとホーリードラモンと言えば、かつてデジモンワールドやデジタルモンスターVer.Sの時に完全体として登場していたデジモンだ。  そして今回のこの商品は15周年の記念品、つまり「15年前の昔」を振り返っているワケだ。  となると、丁度その15年前ほどに発売されていたデジモンワールドやVer.Sの内容をリスペクトすべく、 あえて2体を完全体に改変したバージョンを作ったとは考えられないだろうか?

 …とかなんとか俺が屁理屈をこねている間に、購入者有志からの「こいつら完全体になってますけど、どういうコトですか?」という至極真っ当な質問に対し、 公式から「ミスです。究極体として扱って下さい」と夢も希望も他愛もない返答がなされ、哀しい現実を突き付けられたのだった。 
 まぁ、分かってたよ。なんたって15年以上の付き合いだからな(諦観)






メタルグレイモン(ウィルス種) 必殺技
ミサイル


正:ギガデストロイヤー

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ デジモン図鑑 ※修正済
【ゲーム】デジモンコレクターズ
▼解説
 や、そりゃまあミサイルには違いないけども…せめて「有機体系ミサイル」と書いてくれていればまた印象は違っていたのに。 (そこまで書けるなら素直に「ギガデストロイヤー」と書いてくれるに越したことはない)  まさか2012年にもなってこんな初代デジモンVer.1発売当時の攻略本みたいなメタルグレイモンを拝む羽目になるとは思わなかった。
 このミサイル攻撃の高い威力と低い次元が織りなす破壊力は正に核弾頭に匹敵する勢いで、ファンが困惑している隙を突き、デジモンコレクターズにも誘爆した

 幸い(というか当然)、現在ではもうこの誤植は修正されているが、それでも必殺技名以外は全てそのままの状態。  読んでみると、「ミサイルを発射し、その攻撃力は核弾頭並」という文章をわざわざ2つに分けた上に順序を逆にしてしまっているため、 「メタルグレイモンがワンパンするだけでも威力は核弾頭に匹敵する」と、語弊がありそうな文章になっている。
 今更だが、公式図鑑は何故こうも毎度 ・古い ・分かり辛い ・詳しくない と3拍子揃ったダメ文章ばかり拾ってくるのだろう。  例えば今回のメタグレも、「有機体系ミサイル」や「機械化した際に全身が腐ってしまった」あたりの設定について触れられていない。
 「進化するためには、襲い来る強敵を倒し勝ち抜かなければならない」という文章から察するに、 マジで初代Ver.1あたりの古い設定を引用してきたんじゃ…と調べてみたら大マジにそんな感じだった。  しかしこちらでも、「必殺技:ミサイル」というギャグの元ネタは確認できない。  念のため、持ってるVer.1の攻略本全てをチェックしたが、「ギガデストロイヤー」という名称が出てこない本はあれど、必殺技名をミサイルとしている文献は見つからなかった。 もしかして、「必殺技:ミサイル」は渾身の新ネタだったのか…?






メタルグレイモン(クロスウォーズ版)
完全体 勇気の紋章


正:世代なし 紋章なし

▼ソース
【カード】デジモンジントリックス 第1弾
▼解説
 メタルグレイモンLと混同しすぎ。 完全体扱いはまだしも、紋章はないだろ紋章は。
 さて、ジントリックスでは全カードが世代ごとに違うデザインにされている。 つまりクロスウォーズ組にも疑似的に世代が割り振られてるわけだが、スカルナイトモンが完全体なのに合体後のダークナイトモンが成熟期だったり、 究極体のミネルヴァモンが成長した姿であるメルヴァモンが完全体だったりと、想像を上回る頭の悪さを発揮してくれている。  一応、カードデザイン的にこのメタルグレイモンは完全体扱いとなっているが、どちらにせよこの世代は「疑似的なモノ」なので意味がない。
 どうせ世代を分けることになるなら、せめてジントリに合わせてキッチリ決めりゃ良かったのに。






メタルシードラモン 必殺技
アルティメットストーム


正:アルティメットストリーム

▼ソース
【カード】【ゲーム】デジモンジントリックス 第1弾
▼解説
 「別の単語として成り立っている系」の誤植は、ヘタしたら公式に「これはこれで正解なんじゃバーカバーカ!」と逃げられてしまうケースもあるわけだが、 こんな風に「解説も添えられた場所」で誤植してもらえると、大体はただのミスだと分かるのでありがたい。バーカバーカ!
 それにしても、カッコイイデジモンの必殺技名ランキング(俺調べ)で常にトップの座を争うアルティメットストリームさんを間違えるとは許されざるよ。






メタルティラノモン 必殺技
ギガデストロイヤー(監)


正:ギガデストロイヤーⅡ

▼ソース
【攻略本】Vジャンプブックス
ディースキャナVERSION2.0&ペンデュラムプログレス1.0・2.0(集英社)/109P
▼解説
 藍って何だ。 「ためらわないこと」か、はたまた「maわレmeら輪な居こと」か。
 必殺技が「ギガデストロイヤー」であるメタルグレイモンあたりと混同されたのだろうか?  でもプログレスのメタグレは黄だけで青はいないし…いや、いないからこそ間違えられたのかも。

【追記】
 「Ⅱ」を「II(アイ×2)」で表記しようとしたがアイが一つになってしまい、さらに誤変換で「藍」になったのではないか、という仮説をもらった。 おぉ、確かにそれっぽい。

【再追記】
 よく見たら「藍」じゃなくて「監」でした。
そして聞くところによると、機種依存文字である「Ⅱ」が文字化けを起こすと「監」になるらしい。なるほどそういうことなのか、一つお利口さんになったわい。






メタルマメモン マメモン
成熟期


正:完全体

▼ソース
【攻略本】最強のデジタルモンスターVer.1・2究極本(KKベストセラーズ)/43・77P
▼解説
 Ver.1とVer.2それぞれのデジモンのサイズを比較したコーナーからの誤植。「成熟期ではマメモンがぶっちぎりでトップ。これは予想通り!?」という文面からして、 記事を作成したかなり早い段階からマメ、メタルマメの2体を成熟期とカン違いしていたようだ。予想できねーよ!
 どうでもいいが、「No.1!!」と言う割にどちらも2体ずつ選んでいるのが気になる。






メフィスモン メフィスモンX


訂正:山羊

▼ソース
【公式サイト】デジモンウェブ 他
▼解説
 コトの発端は、デジタルモンスターXに登場する新たなXデジモンを紹介していたデジモンウェブ公式ツイッターのツイートから。
 メフィスモンがX進化したメフィスモンXが「ヒツジ」のデジモンであるという設定を見て、「ヤギじゃなくてヒツジだったの!?」と驚愕するファンたち。しかもそれは、メフィスモンXだけではなく、元のメフィスモンからしてあらゆる文献で「ヒツジ」と明言されていたのだ。
 メフィスモンは山羊の頭を持つ悪魔「バフォメット」をモチーフにしたであろうデザインなので、ならば当然ヤギだろうとばかり思っていたファンたちは騒然となった(当然、これより以前からしっかりと設定を読み込んで「羊なのか…」といち早く困惑していたファンもいた)
 「山羊」表記がなんらかのミスで「羊」になってしまったのならまだしも、どういうワケかしっかり「ヒツジ」とカタカナで明記されている文献が非常に多く、もはや四聖獣のアレ並に言い逃れはできない状況だった。

 一体どういうコトなの…とかなんとか思っていたら、メフィスモンXは公式図鑑掲載時ちゃっかりヤギである設定に訂正された
さらに、元のメフィスモンもしれっと「雄羊→雄山羊」にサイレント修正された

「きっとヒツジであるコトにデジモンならではの意味があったに違いない」
「メフィスモンはヒツジだったけど、X進化して正しくヤギになったんだ」
などといったファンの好意的解釈は一瞬で消し飛び、「ただのミスだった」のが明らかとなってしまった。しかし、メフィスモンが登場してからもう15年ほどの年月が経っているため、今更こんな所でこっそり変更したところでメフィスモンがヒツジだった痕跡はいくらでも残ってしまっている。ていうか、騒ぎの発端である上のツイートも残ってるんすけど…。

 もちろん、間違いを正すのは決して悪いコトではない。メフィスモンの設定を当時考えた人が今もいるとも思えないので、過去の過ちを今のスタッフが直した点は評価に値する。値するんだけども……。






メルヴァモン
完全体


正:世代なし

▼ソース
【カード】デジモンジントリックス 第2弾
▼解説
 究極体である「ミネルヴァモンが成長した姿」なのに退化してどうする
 しかしそれ以前に「なんでクロスウォーズデジモンには世代がないのか」「究極体が成長した姿ってお前」と元々の設定にツッコミどころが多いため、 あまりこの誤植だけをバカにできた話ではないのが悲しい所。






モノクロモン 必殺技
ホーリーショット


正:ヴォルケーノストライク

▼ソース
【公式サイト】旧デジモンウェブ ギャラリー
▼解説
 よく見ると、必殺技だけがユニモンのものになっている。 ユニモンは初代シリーズのVer.3におけるグレイモン系、そしてモノクロモンもまたVer.4のグレイモン系なので、前バージョン部分からページの基礎データをコピーして、内容を改変し忘れたのだろう。 攻略ページをつくる身としては実に「わかる~!」と頷きたくなるありがちなミスだが、公式サイトで2000年頃からずっと間違いを放置しっぱなしだったと思うとちょっと…。

(2022/07/16 掲載)







ユキアグモン 恐竜型

正:爬虫類型

▼ソース
【公式設定】デジモン図鑑 他
▼解説
 ユキアグモンは寒冷地に適応進化したアグモンの亜種であり、本来はアグモンと同じく爬虫類型のはずだった。 しかし、ある時から現在に至るまで、ユキアグモンはずっと「恐竜型」扱いを受け続けている。無駄にややこしいが、その理由も説明しておこう。

 アグモンには他にも派生種として、X抗体の影響でグレイモン種への進化資質が高まった「アグモンX抗体」がいる。 アグモンXは適正アップの影響か、種族もグレイモンと同じ「恐竜型」へと変化していたのが特徴だ。 そしてその後、アニメ「デジモンセイバーズ」の主人公として、腕の赤いベルトが特徴な新種のアグモン、通称セイバアグモンが登場。 セイバアグモンはアグモンXと同様の必殺技・ベビーバーナーを操るなど、種族的に近いものがあるのか、こちらもまた「恐竜型」となっていた(見た目はむしろカエル顔で両生類なのだが)。  セイバーズ期はセイバアグモンが主役として活躍する都合上、「セイバアグモンこそアグモン族のスタンダード」と言った扱いで、原種アグモンの出番は上書きされていた。 それだけならともかく、セイバアグモンのデザインに合わせて、ベルトを装着したユキアグモンやアグモン(黒)がわざわざ新登場する羽目になってしまった。


何故か顔が原種準拠だったりセイバ準拠だったりと安定しないセイバユキアグモン。

これは当時の「バトルターミナル」や「セイバーズアナザーミッション」等のゲームで、セイバアグモンの3Dモデルを使いまわす都合だったのだが、バトルターミナルのカードではご丁寧に描きおろし絵をもらっている。 そしてこれらのセイバユキアグモン・セイバアグモン(黒)は、セイバアグモンと同様の姿をしていたために、種族設定もセイバ準拠の「恐竜型」に分類されていた、というのがポイントだ。

 ここまでなら「無駄に亜種が2倍増えた」というだけの話だが、セイバーズの展開が終了して話が変わってくる。 その後「アグモンと言えばやっぱり原種のアグモン」という待遇に戻り、以来セイバユキアグモンやセイバアグモン(黒)の出番もなくなり、実質上の消滅となった。 そして、セイバーズが終了したあたりから、デジモンウェブにデジモン図鑑がつくられると同時に、「各デジモンの公式設定を整理しよう」との動きがみられるようになった。 …のだが、何故かこの時、本来のユキアグモンと、直近まで登場していたセイバユキアグモンの恐竜設定がごっちゃにされてしまったのが、コトの本末というワケだ。 セイバユキアグモンはデザインと種族設定以外は元のユキアグモンとなんら変わりがなく、姿が原種準拠になった以上は爬虫類型でなければおかしい。 それなのに、現在ではすっかり「ユキアグモン=恐竜型」の設定がゴリ押しされ続け、カードなどでもその誤情報が拡散されてしまうに至っている。  とはいえ、「ずっとそうなっているのなら、そういう風に設定が変わったとみるべきでは?」と思う人もいるだろう。 ところがどっこい、かつて同様の経緯を辿っていたアグモン(黒)はちゃんと爬虫類型に戻っているのだ。 こうなってしまうと、ユキアグモンだけが恐竜型を名乗り続ける正当な理由などあろうはずもなく、ただのミスであるコトが露呈してしまう。しかし果たして、この先直るコトはあるのだろうか…。

 余談だが、近年「アグモン(黒)」の方にもX抗体版が新登場した。しかし、こちらはアグモンXよりもさらに恐竜的なシルエットに変化したのにも関わらず、何故か「爬虫類型」のまま。 もう、何がなんだか分からない…。 もしも万一、この先ユキアグモンXが登場してしまった暁には、爬虫類型か恐竜型か、一体どちらになるのだろう。

(2022/07/16 掲載)







リリモン
愛情の紋章


正:純真の紋章


※マウスカーソルを当てると画像が変わります
▼ソース
【カード】デジモンジントリックス 第1弾 第4弾
▼解説
 見た目で判断しただろ。 スタッフには戒めとして、「愛の妖精」で検索すると出てくるサイトを十二分に堪能してほしい。  尚、ゴリラすぎて正直イメージにそぐわないが本来の「愛情の紋章」の持主であるガルダモンのカードでは正しく表記されているので、入れ違いになったわけではないようだ。

【追記】
 4弾にてイラストは新規かつ誤植はそのままで再登場。どうも仕事に愛情が足りていない。






ルーチェモンサタンモード 必殺技
バーガトリアルフレーム


正:パーガトリアルフレイム

▼ソース
【カード】デジタルモンスターカードゲーム ブースター23 他
▼解説
 まんま「purgatorial flame(煉獄の炎)」な割に、妙に表記揺れが多い。  昔の俺はこいつのせいでずっと「"バ"ーガトリアル」が正しいと思っていた。






レオモン
完全体


正:成熟期

▼ソース
【ゲーム情報サイト】デジモンワールド リ:デジタイズ 4Gamer.net 他
▼解説
 言わずもがな、殉職による一階級特進説が有力。
 ゲームサイトについて詳しくはないが、公開できる情報は統一されているためか、4Gamer以外のファミ通などのページでもレオモンの昇進が確認されている。
 現段階では当然これを「情報サイトの誤植」と仮定しているが、レオモンのキャラ紹介以外でもいたるところで「レオモン(完全体)」と表記されているので、ヘタしたら本当に「リデジのレオモンは完全体」となっている可能性を否定しきれないから怖い。

【追記】
 結局リデジでも普通に成熟期でした。 まぁ、アニメ以外のレオモンはそう死なないしね。






ワーガルルモン


▼ソース
【公式サイト】デジモンワールド リ:デジタイズ ※修正済?
▼解説
 【設定編】グレイモンの被害者。 クロスウォーズ版グレイモンの解説をコピペしてきたグレイモンの解説が、 どういうワケか共通点もないし更新間隔も2ヶ月以上開いていたワーガルルモンのページにまで届けられてしまった。
 当然ながらワーガルルモンはメガフレイムなぞ使えないし、コピペなのは分かっているが、信義に厚いワーガルルモン種を指して「残忍で凶暴」とはなんたる言い草だ。
 この誤植は流石に目立ったのかリデジ公式にしては珍しく修正対象となり、必殺技だけは正しく「カイザーネイル」に直された。 しかし、現在でも誹謗中傷のような解説はそのまま残っている。






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