通常のレベルアップとは別に、ファームに預けて「特訓」を行うコトでもデジモンの能力を上げられます。
特訓には「のんびりコース」「ノーマルコース」「スパルタコース」の3つがあり、
厳しいコースほどかかる時間が短く、さらに能力が大きく伸びる代わりに、友情値が下がるデメリットがあります。
状況に応じて好きなコースを選べばいいのですが、手っ取り早いのはスパルタです。
「特訓」の指示を出すと、そのファーム内にいるすべてのデジモンが特訓を始めます。
特訓させたくないデジモンは、あらかじめ別のファームやバンクなどに避難させておきましょう。
指示を出さなくてもデジモンが勝手にキャッキャと特訓を始めてるように見えますが、
プレイヤーが指示を出さない限り能力に変化はないので安心。
特訓により伸びる能力は、「ファームリーダーの個性」と「各デジモンの個性」によって決定します。
例えばリーダー(攻撃型)のファームに、デジモンA(素早さ型)、デジモンB(調査型)がいる場合、
リーダーは攻撃が大きく上昇、Aは攻撃と素早さが上昇、Bは全能力が少しと攻撃がやや多く上昇、という形になります。
シナリオプレイ中にバクゼンと能力を高めておきたい時は適当に特訓させておけばいいのですが、
鍛えたいデジモンが決まっている場合、「ファームに1体だけ入れて、一人特訓させる」と、ラクで間違いもありません。
また、特訓効果を上昇させてくれる「ファームグッズ」があり、これは報酬でもらったり、デジラボ内の端末で買ったりできます。
各能力に対応したグッズが3階級あり、それぞれチャプター07、13、20から売られるようになります。
なお、グッズは「能力上昇効果を上げる」だけなので、
例えば攻撃力の特訓中に「HPジェネレータ」を置いても、一緒にHPが上がるワケではありません。
なお、特訓による強化は「完了時に一気に能力が上がる」ワケではなく、じわじわと段階的に上がっていきます。
もし能力強化を微調整したい時は、コースを緩めたり、グッズを外したり、こまめにチェックするなどしましょう。
なお、特訓による能力アップ、強化値には限界があり、
全能力合わせて「50+(才能÷2)」分しか上がりません(HPは1/10計算)。
つまり才能が0でも50までは上げられ、才能が40なら70まで上がり、才能が100なら最大の+100まで上げられます。
また、この限界は全デジモン、全世代で共通です。
この「最大100」という枠は、ハッキリ言って大分少ないです。
なので、「アレコレ上げてバランスよく」よりは、「長所を伸ばし一点集中」のスタイルの方が効果を実感できるでしょう。
強化値は進化・退化してもそのまま引き継がれます。
なので、強化値を調整したい時は、「抑制チップ」を使います。
これにもC、B、Aと3段階があり、それぞれ強化値を1、10、100下げてくれます。
敵からドロップしたりする他、これまたEDENエントランスの端末で、それぞれチャプター7、13、20から売りに出されます。
進化のために個性、特訓、抑制など色々な知識が必要となるルーチェモンフォールダウンモード。面倒。